(1)
重大な副作用1)
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis
:TEN
)(頻度不明注)
)及び皮膚 粘膜眼症候群(
Stevens-Johnson
症候群)(0.5%
)があらわれることがあるので、観 察を十分に行い、発熱、眼充血、顔面の腫脹、口唇・口腔粘膜や陰部のびらん、皮膚や 粘膜の水疱、紅斑、咽頭痛、そう痒、全身倦怠感等の異常が認められた場合には直ちに 投与を中止し、適切な処置を行うこと(「警告」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「臨床成績」の項参照)。
2)
薬剤性過敏症症候群(頻度不明注)
)の症状として、発疹、発熱等が初期にみられること があり、更にリンパ節腫脹、顔面浮腫、血液障害(好酸球増多、白血球増加、異型リン パ球の出現)及び臓器障害(肝機能障害等)の種々の全身症状があらわれることがある。
薬剤性過敏症症候群の徴候又は症状は遅発性に発現する。薬剤性過敏症症候群の徴候が 認められた場合には、本剤の投与を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。
また、ヒトヘルペスウイルス
6
(HHV-6
)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがある。
なお、過敏症の初期症状は、発疹を伴わないこともあるので、発疹以外の症状(発熱又 はリンパ節腫脹等)の発現にも注意が必要である。
解 説
➠ 重大な副作用
1)
「警告」の項をご参照ください( ページ)。国内において市販後に中毒性表皮壊死融解症、
皮膚粘膜眼症候群( 症候群)の報告がありますので、詳細は 年 月発 行の安全性速報を参照ください。
➠ 重大な副作用
2)
「警告」の項をご参照ください( ページ)。国内において市販後に薬剤性過敏症症候群の 報告がありますので、詳細は 年 月発行の安全性速報を参照ください。
【使用上の注意】
4.
副作用(1)
重大な副作用中毒性表皮壊死融解症(
Toxic Epidermal Necrolysis
:TEN
)(頻度不明注)
)及び皮膚 粘膜眼症候群(
Stevens-Johnson
症候群)( )があらわれることがあるので、観 察を十分に行い、発熱、眼充血、顔面の腫脹、口唇・口腔粘膜や陰部のびらん、皮膚や 粘膜の水疱、紅斑、咽頭痛、そう痒、全身倦怠感等の異常が認められた場合には直ちに 投与を中止し、適切な処置を行うこと(「警告」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「臨床成績」の項参照)。
2)
薬剤性過敏症症候群(頻度不明注)
)の症状として、発疹、発熱等が初期にみられること があり、更にリンパ節腫脹、顔面浮腫、血液障害(好酸球増多、白血球増加、異型リン パ球の出現)及び臓器障害(肝機能障害等)の種々の全身症状があらわれることがある。
薬剤性過敏症症候群の徴候又は症状は遅発性に発現する。薬剤性過敏症症候群の徴候が 認められた場合には、本剤の投与を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。
また、ヒトヘルペスウイルス ( )等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、
投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがある。
なお、過敏症の初期症状は、発疹を伴わないこともあるので、発疹以外の症状(発熱又 はリンパ節腫脹等)の発現にも注意が必要である。
解 説
➠ 重大な副作用
1)
「警告」の項をご参照ください(
9
ページ)。国内において市販後に中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群(
Stevens-Johnson
症候群)の報告がありますので、詳細は2015
年2
月発 行の安全性速報を参照ください。➠ 重大な副作用
2)
「警告」の項をご参照ください(
9
ページ)。国内において市販後に薬剤性過敏症症候群の 報告がありますので、詳細は2015
年2
月発行の安全性速報を参照ください。4.
副作用(1)
重大な副作用3)
再生不良性貧血(頻度不明注)
)、汎血球減少(頻度不明
注)
)、無顆粒球症(頻度不明
注)
) があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を 中止するなど適切な処置を行うこと。
4)
肝炎、肝機能障害及び黄疸(0.1%
)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
解 説
➠ 重大な副作用
3)
再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症は過敏症症候群の症状として発現する場合もあ ります。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を 行ってください。
なお、承認時までの国内臨床試験においては、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症 は報告されていません。
➠ 重大な副作用
4)
肝炎、肝機能障害および黄疸は過敏症症候群の症状として発現する場合もあります。観察 を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行ってくださ い。
なお、承認時までの国内臨床試験においては、肝炎および黄疸は報告されていません。
【使用上の注意】
4.
副作用(1)
重大な副作用再生不良性貧血(頻度不明
注)
)、汎血球減少(頻度不明
注)
)、無顆粒球症(頻度不明
注)
) があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を 中止するなど適切な処置を行うこと。
肝炎、肝機能障害及び黄疸( )があらわれることがあるので、観察を十分に行い、
異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
解 説
➠ 重大な副作用
3)
再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症は過敏症症候群の症状として発現する場合もあ ります。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を 行ってください。
なお、承認時までの国内臨床試験においては、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症 は報告されていません。
➠ 重大な副作用
4)
肝炎、肝機能障害および黄疸は過敏症症候群の症状として発現する場合もあります。観察 を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行ってくださ い。
なお、承認時までの国内臨床試験においては、肝炎および黄疸は報告されていません。
4.
副作用(1)
重大な副作用5)
無菌性髄膜炎(項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐又は意識混濁等の症状を伴う)(頻 度不明注)
)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合に は、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。本剤の再投与により、さらに重篤な症 状を伴う無菌性髄膜炎が投与後すぐに再発したとの報告がある。
解 説
➠ 重大な副作用
5)
項部硬直、発熱、頭痛、悪心・嘔吐または意識混濁等の症状を伴う無菌性髄膜炎があらわ れることがあります。観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど 適切な処置を行ってください。また、海外において、本剤による無菌性髄膜炎を発現した症 例の多くは、本剤を投与中止することにより回復しました。しかしながら、無菌性髄膜炎が 回復した後に本剤を再投与した場合に、さらに重篤な症状を伴う無菌性髄膜炎が投与後すぐ に再発した症例が報告されています。
なお、承認時までの国内臨床試験においては、無菌性髄膜炎は報告されていません。
[参考]
■ 無菌性髄膜炎
判別が必要な疾患と判別方法
自己免疫疾患において原疾患の一症状として無菌性髄膜炎を生じる場合があり、鑑別 診断の上で重要である。また、副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬を服用時にはウイル スなどの感染の危険が大きく無菌性髄膜炎を生じうる場合があり、鑑別が特に困難とな る。無菌性髄膜炎の発現頻度の高い薬剤がある場合は、中止あるいは他剤への変更など で可能な限り対応することが大切である。
髄液所見では、通常の無菌性髄膜炎のようにリンパ球優位の細胞増多を認めることも あるが、むしろ多くの症例では多形核白血球優位の細胞数増多が認められている点には 特に注意が必要である。一部の症例では髄液中に好酸球が増加していた。細菌性髄膜炎 と考えられる場合でも、細菌性髄膜炎の診断に先行して不十分な抗生物質投与が行われ た場合には細菌培養が陰性に終始してしまう場合がある。このような場合では検査所見 から鑑別診断することが困難である。
ウイルス性髄膜炎、結核性髄膜炎、真菌性髄膜炎なども鑑別すべき疾患であり、
検査や抗原検査、各種の培養などを検討することが必要である。細菌培養などの感染症 が特定できる各種検査がいずれも陰性であり、検査所見・臨床症状から鑑別することが 困難である場合には、薬剤の中止・変更にて経過観察することが重要である。
造影 においても髄膜の造影効果が認められるなど細菌性髄膜炎と同様の所見を 呈する場合が知られている。脳血管関門の破綻により大脳白質に 強調像にて高信号 を認めた症例も知られている。これらの所見は可逆的である。
上髄膜造影増強像と類似の所見を呈する疾患には、低髄圧症候群(髄液減少症候 群ともいう)や肥厚性硬膜炎などの硬膜主体の造影効果を来す疾患も鑑別上重要となる。
低髄圧症候群でも髄液所見で細胞数増多・蛋白上昇が認められ、まれには髄膜刺激症状 も合併することがあり、注意が必要である。
治療方法
本症を疑った場合には、可能性のある原因薬剤を同定し、速やかに中止する。原因疾 患により早急な中止が難しい場合においても他剤への変更が必要である。
急性散在性脳脊髄炎が疑われる場合や重症例においてはステロイドパルス療法など の急性期治療が必要な場合がある。