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identifier)]パラメータの影響

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド (ページ 145-149)

この項は、NetBackup for VMware のポリシー構成に適用されます。クエリービルダーを 使って、バックアップする VMware 仮想マシンを自動選択する規則を入力することがで きます。規則をテストする際には[問い合わせのテスト (Test Query)]画面を使うことがで きます。

ポリシーの[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]パラメータは、[問い合わせ のテスト (Test Query)]画面の[VM 名 (VM Name)]列に表示される仮想マシン名の種 類に、次のように影響します。

仮想マシンが[エクスクルード (EXCLUDED)]または[失敗 (FAILED)]である場合 は、仮想マシンの表示名に従ってリストされます。****Primary VM identifier****パラ メータは重要ではありません。

しかし、仮想マシンが[インクルード (INCLUDED)]としてリストされている場合は、[VM 名 (VM Name)]の下に表示される名前が、[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]パラメータで指定された種類の名前であることに注意してください。

例: [プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]パラメータが[VM ホスト名 (VM hostname)]である場合、[インクルード (INCLUDED)]の仮想マシンはそのホスト名 に従ってリストされます。問い合わせ規則で表示名が指定されていた場合

第 6 章 VMware インテリジェントポリシーの構成 145 問い合わせのテストの結果の[VM 名 (VM Name)]列に対する[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]パラメー タの影響

(Displayname Equal "vm1" など) でも、仮想マシンは[問い合わせのテスト (Test Query)]画面にホスト名で表示されます。

p.74 の 「[プライマリ VM 識別子 (Primary VM identifier)]オプション (VMware)」 を参 照してください。

p.143 の 「[問い合わせのテスト (Test Query)]の結果の[選択項目 (Selecction)]列に対 するプライマリ VM の識別子パラメータの効果」 を参照してください。

問い合わせビルダーでの仮想環境の変更表示の更新

デフォルトでは、NetBackup はポリシーの問い合わせビルダーが仮想環境の変更を検 出するまで 1 時間待機します。1 時間経過するまで、問い合わせビルダーは、[値]フィー ルドの横にある[値のロード]フォルダアイコンをクリックしたときに変更を検出しません。変 更を[値 (Value(s))]フィールドですぐに利用できるようにするには、次の手順を使って表 示を更新します。

メモ: 問い合わせビルダーの[VM 選択の問い合わせ結果を再利用する (Reuse VM selection query results for)]オプションは、問い合わせビルダーの仮想環境変更の表 示に影響しません。再利用オプションは、NetBackup がポリシーの今後の実行に現在の バックアップリストをどのように再利用するかを決定します。

問い合わせビルダーの仮想環境の表示を更新するには (Windows の場合) 1 ローカルホストの Windows デスクトップで、 [スタート]、[ファイル名を指定して実

行]の順にクリックし、regedit と入力します。

2 念のために、現在のレジストリのバックアップを作成します ([ファイル]>[エクスポー ト])。

3 [HKEY_LOCAL_MACHINE]>[SOFTWARE]>[Veritas]>[NetBackup]>

[CurrentVersion]>[Config]に移動して、BACKUP というキーを作成します。

4 BACKUP で、xmlCacheLimit で呼び出される新しい DWORD を作成します。

5 この DWORD を更新の秒数に設定します。

値が 15 であれば、クエリービルダーは 15 秒後に更新できます。

6 ポリシーエディタが NetBackup 管理コンソールで開いていたら、一度閉じて、再び 開きます。

第 6 章 VMware インテリジェントポリシーの構成 146 問い合わせビルダーでの仮想環境の変更表示の更新

問い合わせビルダーの仮想環境の表示を更新するには (Linux の場合)

1 ローカルホストの Linux デスクトップで次のファイルを作成します (または開きます)。

/usr/openv/netbackup/virtualization.conf

2 dwordの下に新しく [BACKUP] 行を入力し、更新の秒数を設定します。例:

[BACKUP]

"xmlCacheLimit"=dword:15

この例では、問い合わせビルダーは 15 秒後に更新できます。

メモ: 注意: ファイルに [BACKUP]行がすでに含まれている場合は、さらに [BACKUP]

行を追加しないでください。[BACKUP]に存在するその他の行はそのまま残してくだ さい。

3 ファイルを保存します。

4 ポリシーエディタが NetBackup 管理コンソールで開いていたら、それを閉じ、再び 開いてください。

大規模な VMware 環境で VM 検出に必要な時間を短 縮する

NetBackup VMware インテリジェントポリシーは問い合わせ規則を使用して vSphere 環境を自動的に検索し、フィルタ処理します。デフォルトでは、問い合わせ規則は環境の すべての VMware サーバーを検索します。環境に多数の VMware サーバーと多数の 仮想マシンが存在する場合、VM 検出に時間がかかることがあります。特定の VMware サーバーや仮想マシンに限定して検索すると VM 検出を高速化できます。

次に、すべての VMware サーバーとすべての仮想マシンを検索する問い合わせビル ダーのポリシー規則の例を示します。

vmware:/?filter=Displayname Contains "vm1"

特定のサーバーや仮想マシンに限定して検索するには、次の手順で説明しているように 問い合わせビルダー規則に式を追加します。

管理コンソールを使用して VMware 環境で VM 検出に必要な時間を短縮するには

1 NetBackup 管理コンソールで、VMware インテリジェントポリシーを開きます。

2 ポリシーの[クライアント (Clients)]タブで、[VMware インテリジェントポリシーの問い 合わせを通じて自動的に選択 (Select automatically through VMware Intelligent Policy query)]を選択していることを確認します。

第 6 章 VMware インテリジェントポリシーの構成 147 大規模な VMware 環境で VM 検出に必要な時間を短縮する

3 [問い合わせビルダー (Query Builder)]の[詳細 (Advanced)]をクリックします。

4 [問い合わせ (詳細モード) (Query (Advanced Mode))]で、特定の VMware サー バーの VM や特定の仮想マシンを検索する 1 つ以上の規則を作成します。

2 つ以上の規則を作成する場合は、[基本モード (Basic Mode)]ではなく、[詳細モード (Advanced Mode)]にする必要があります。また、問い合わせ規則ごとに個別の行を開 始する必要があります。

次の種類の規則を使うことができます。

特定の VMware サーバーの VM を検索するには vmware://VMware_server?filter=filter

特定の VMware サーバー上の特定の仮想マシンを検索するには vmware://VMware_server/vm/virtual_machine_instance_uuid

第 6 章 VMware インテリジェントポリシーの構成 148 大規模な VMware 環境で VM 検出に必要な時間を短縮する

バックアップサイズの縮小

この章では以下の項目について説明しています。

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