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bpclimagelist

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド (ページ 172-183)

bpclimagelist -client client_name

このコマンドは、通常でアクセラレータバックアップのイメージサイズを表示するフィールド にネットワーク転送されたデータのみを表示します。このコマンドを使ってネットワーク転 送されたデータを表示するには、NetBackup 設定を構成する必要があります。

p.172 の 「NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータ

のイメージサイズの置換」 を参照してください。

これらのコマンドについて詳しくは、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』または NetBackup のマニュアルの該当ページを参照してください。

NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送された データとのアクセラレータのイメージサイズの置換

bpimagelist、bpdbjobs、bpclimagelist の出力を構成して、バックアップイメージサ イズの代わりに、ネットワークを介して転送されたアクセラレータバックアップのデータの量 を表示できます。

アクセラレータのイメージサイズを表示するデフォルトの bpimagelist 出力を次に示し ます(円で囲まれた値 7799632 を参照)。ネットワーク転送されたデータはこの出力の終 端部に表示されます (225792)。

第 9 章 アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ 172 NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータのイメージサイズの置換

NetBackup コマンド出力を構成して、イメージサイズフィールドにネットワーク転送された データを表示できます。出力で、イメージサイズの値がネットワーク転送されたデータの 値に置換されます(次の例を参照)。これで、コマンド出力からイメージサイズを読み取る スクリプトによって、ネットワーク転送されたデータの量が読み取られるようになります。

次の bpimagelist出力では、イメージサイズフィールドにネットワーク転送されたデータ

(225792)が表示されます。

第 9 章 アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ 173 NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータのイメージサイズの置換

メモ: これらのコマンドのラベル付き出力(たとえば、bpimagelist の -Lオプション)でも 同じ変更が発生します。たとえば、Kilobytesフィールドには、アクセラレータバックアッ プのイメージサイズではなく、転送データ値(この例では 225792)が表示されます。

bpimagelist、bpdbjobs、bpclimagelist のアクセラレータのイメージサイズフィールド のネットワーク転送されたデータの報告を有効にする方法

◆ bpsetconfig コマンドを使って、出力の変更を有効にします。

bpclimagelistコマンドに対してこの変更を有効にするには、マスターサーバーで bpsetconfig コマンドを入力します。bpimagelist または bpdbjobs に対してこ の変更を有効にするには、bpimagelistまたは bpdbjobsを実行するサーバー上 で bpsetconfig コマンドを入力します。

報告対象のアクセラレータバックアップの形式に基づいて使う bpsetconfig コマン ドについては、表 9-4を参照してください。

表 9-4 bpimagelist、bpclimagelist、bpdbjobs 出力のアクセラレータのイ メージサイズフィールドのネットワーク転送されたデータの報告を有 効にする方法

入力するコマンド 報告対象のバック

アップ形式

Windows の場合

echo REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_INC_VMWARE | install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig UNIX および Linux の場合

echo "REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_INC_VMWARE" | /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig VMware アクセラ

レータの増分バック アップ

Windows の場合

echo REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_ALL_VMWARE | install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig UNIX および Linux の場合

echo "REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_ALL_VMWARE" | /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig すべての VMware

アクセラレータバック アップ(完全と増分)

第 9 章 アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ 174 NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータのイメージサイズの置換

入力するコマンド 報告対象のバック

アップ形式

Windows の場合

echo REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_INC_VIRTUAL | install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig UNIX および Linux の場合

echo "REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_INC_VIRTUAL" | /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig アクセラレータ仮想

マシンの増分バック アップ (VMware と Hyper-V)

Windows の場合

echo REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_ALL_VIRTUAL | install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig UNIX および Linux の場合

echo "REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_ALL_VIRTUAL" | /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig アクセラレータ仮想

マシンのすべての バックアップ (VMware と Hyper-V、完全と増 分)

Windows の場合

echo REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_INC_ALL | install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig UNIX および Linux の場合

echo "REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_INC_ALL" | /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig アクセラレータのす

べての増分バック アップ (物理クライア ントと仮想マシン)

Windows の場合

echo REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_ALL_ALL | install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig UNIX および Linux の場合

echo "REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_

FOR_ACCL_ALL_ALL" | /usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig すべてのアクセラ

レータバックアップ (完全と増分、物理ク ライアント、仮想マシ ン)

第 9 章 アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ 175 NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータのイメージサイズの置換

コマンド出力をデフォルト設定にリセットする方法

◆ アクセラレータイメージサイズフィールドのネットワーク転送されたデータの報告を無 効にする(デフォルトに戻る)には、次を入力します。

Windows の場合

echo REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_DISABLED |

install_path¥NetBackup¥bin¥admincmd¥bpsetconfig

UNIX および Linux の場合

echo "REPLACE_IMAGE_SIZE_WITH_DATA_TRANSFERRED = REPLACE_IMAGE_SIZE_DISABLED" |

/usr/openv/netbackup/bin/admincmd/bpsetconfig

次の項では、アクセラレータイメージサイズとネットワークを介して転送されたデータの量 の比較に関する基本情報を提供しています。

p.169 の 「ネットワークを介して転送されたアクセラレータバックアップのデータ量の報告

について」 を参照してください。

第 9 章 アクセラレータを使用した仮想マシンのバックアップ 176 NetBackup コマンド出力でのネットワーク転送されたデータとのアクセラレータのイメージサイズの置換

仮想マシンのリストア

この章では以下の項目について説明しています。

リストアの注意事項および制限事項

Linux でのリストアの注意事項および制限事項

VMware 仮想マシン全体のリストア

VMware 仮想マシンディスクのリストアについて

[バックアップ、アーカイブおよびリストア]を使用して VMware 仮想マシンディスクを リストアする

NetBackup コマンドを使用した VMware 仮想マシンディスクのリストア

個々のファイルのリストアについて 個々の VMware ファイルのリストアについて

個々のファイルのリストア 個々の VMware 仮想マシンファイルのリストア

NetBackup がリストア時に VMware タグ関連付けを処理する方法

リストアする仮想マシンの参照と検索

リカバリホストがバックアップホストと同じ NetBackup リリースレベルでない場合

リストアの注意事項および制限事項

このトピックでは、VMware 仮想マシンの NetBackup バックアップからのリストアについ て説明します。

リストアを開始する前に、次のことに注意してください。

クロスプラットフォームの個々のファイルのリストアはサポートされません。Windows ファイルは Windows ゲストオペレーティングシステムにリストアできます。Linux には リストアできません。Linux ファイルはサポート対象の Linux ゲストオペレーティングシ

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ステムにリストアできます。Windows にはリストアできません。つまり、リストアホストは リストアするファイルと同じプラットフォームである必要があります。

p.230 の 「個々のファイルのリストアについて 個々の VMware ファイルのリストアにつ

いて 」 を参照してください。

NetBackup クライアントが仮想マシンにインストールされていない場合、リストアは

NetBackup マスターサーバーから実行する必要があります。

元の仮想マシンの場所にファイルをリストアする場合、宛先は仮想マシンの (表示名 または UUID ではなく) ホスト名として指定する必要があります。

ESX サーバーに直接リストアするためには、リストアのために指定した名前が ESX

サーバーの正式なホスト名と一致する必要があります。名前は、DNS と VMware サー バーで登録されているのと同じ形式 (短縮名または完全修飾名のどちらか) である必 要があります。

p.45 の 「VMware の NetBackup クレデンシャルの追加」 を参照してください。

VM がバックアップされた後に VM の表示名を変更すると、[リカバリの開始 (Start

Recovery)]をクリックする前にリカバリ前チェックが失敗する場合があります。

VM exists overwrite -Failed. Vmxdir for VM exists

このエラーを無視して、[リカバリの開始 (Start Recovery)]をクリックできます。ただ し、リストアが成功した場合でも、新しくリストアした VM の vmx ファイルを含むフォル ダに既存の VM の vmx フォルダとは異なる名前が付けられます。VMware は、その VM の名前を変更してもこのフォルダの名前を変更しませんが、既存のフォルダをそ のまま使い続けます。

代替方法として、VM を別の場所にリストアできます。

仮想マシンテンプレートはスタンドアロンの ESX サーバーにリストアすることはできま せん。テンプレートは vCenter サーバーの機能なので、vCenter を通してリストアす る必要があります。スタンドアロンの ESX サーバーにテンプレートをリストアすれば、

テンプレートは通常の仮想マシンに変換され、もはやテンプレートではなくなります。

NetBackup は VMware NVRAM ファイルと、仮想マシンに関連付けられている vTPM デバイスのバックアップとリカバリをサポートしています。

NVRAM と vTPM の保護には、NetBackup 8.3 以降のバックアップまたはリカバ

リホストが必要です。サポートされているリカバリ方式には、完全な VM のリカバリ と VMware インスタントリカバリが含まれます。

表示名がピリオド (「.」) で始まる仮想マシンの NVRAM と vTPM のバックアップ またはリストアは、NetBackup ではサポートされません。既存の VMware の制限 事項により、ピリオド (「.」) で始まるデータストアファイルは、非表示のファイルとし て表示されるため、このファイルは仮想マシンの作業ディレクトリにダウンロードま たはアップロードされません。

第 10 章 仮想マシンのリストア 178 リストアの注意事項および制限事項

ドキュメント内 Veritas NetBackup™ for VMware 管理者ガイド (ページ 172-183)