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USB部署給電任意選択

ドキュメント内 mega8U2.pdf (ページ 119-123)

UBRR 4 UBRR 3 UBRR 2 UBRR 1UBRR7UBRR6UBRR5

20. USB制御器

20.3. USB部署給電任意選択

USB動作種別や対象応用電源に応じて、ATmega8U2/16U2 /32U2は異なる給電の仕組みが必要です。図20-2.をご覧く ださい。

図20-2. 動作種別 対 周波数と電源

内蔵電圧調整器 あり USB動作

内蔵電圧調整器 なし USB動作 USB動作不可

16MHz 5.5

4.5 4.0

3.0 2.7 最低VCC

8MHz

2MHz 0

VCC (V) 最大動作周波数

(MHz)

3.6

0

120

ATmega8U2/16U2/32U2

20.3.1. バス給電装置

図20-3. 5V入出力での代表的バス給電応用

VCC UCAP UVCC D-D+

UGND GND 1μF

VBUS D-D+

GND

XTAL1 XTAL2

図20-4. 3.3V入出力での代表的バス給電応用

VCC UCAP UVCC D-D+

UGND GND 1μF

VBUS D-D+

GND

XTAL1 XTAL2

(訳注) 上図でAVCCが明記されていませんが、これは直接または低域濾波器を通してVCCに接続してください。

20.3.2. 自己給電装置

図20-5. 4.0~5.5V入出力での代表的自己給電応用

UVCC VCC UCAP

D-D+

UGND GND 1μF

VBUS D-D+

GND

XTAL1 XTAL2 外部4.0~5.5V電源

図20-6. 3.0~3.6V入出力での代表的自己給電応用

UVCC VCC UCAP

D-D+

UGND GND 1μF

VBUS D-D+

GND

XTAL1 XTAL2 外部3.0~3.6V電源

注: 内蔵3.3V調整器は迂回されます。余分な電力消費を避 けるためにこの調整器を禁止してください。詳細について は126頁の「電圧調整器制御レジスタ(REGCR)」をご覧くだ さい。

(訳注) 上図でAVCCが明記されていませんが、これは直接または低域濾波器を通してVCCに接続してください。

20.3.3. 設計の指針

・ USBデータ線の直列抵抗器は値が22Ω(±5%)であるべきです。

・ USB入力コネクタ(またはケーブル付き装置の場合、ケーブル接続)からUSBマイクロ コントローラへの配線は可能な限り短く、差動配線規則(斜 めの累積を避け、可能な限り近く、同じ長さ)に従うべきです。

・ 外部の妨害によるUSBパッドの損傷を防ぐために、電圧瞬間変動/ESD消去器も使用され得ます。

・ UCAPコンデンサは正しい動作のために値が1μF(±10%)であるべきです。

加えてVBUS線上に10μFコンデンサを接続することが強く推奨されます。

20.4. 一般的な動作 20.4.1. 序説

USB制御器は以下によって生成されたハードウェア リセット後にリセットされ、禁止されます。

・ 電源ONリセット

・ 外部リセット

・ ウォッチドッグ リセット

・ 低電圧検出(BODリセット

・ デバッグWIREリセット

・ USBリセット終了(EOR: End Of Reset)

USBリセット終了(EOR)の場合、USB制御器はリセットされますが、禁止されません。従って装置は接続を保ちます。

20.4.2. 電源ONとリセット

図20-7.は電源ONでのUSB制御器主状態を図解します。

ハードウェア リセット後のUSB制御器状態は「リセット」です。この状態は以下です。

・ USB制御(USBCON)レジスタのUSB全体許可(USBE)は設定(1)されません。

(=解除(0))

・ 電力消費を最小とするためにUSB制御器クロックは停止されます(USBCON レジスタのUSBクロック停止(FRZCLK)=1)。

・ USB制御器は禁止されます。

・ USBは休止(Suspend)動作です。

・ 装置のUSB制御器内部状態はリセットです。

USBE設定(=1)後、USB制御器は装置状態へ移行します。

USB制御器はUSBEの解除(0)によって何時でも「停止」にできます。

図20-7. リセット後のUSB制御器状態

リセット

装置

その他 の状態

USBE=1 USBE=0

USBE=0

ハードウェア リセット (除くEORから)

USBE=0 クロック停止

FRZCLK=1 マクロOFF

EORからの ハードウェア リセット

122

ATmega8U2/16U2/32U2

20.4.3. 割り込み

2つの割り込みベクタがUSBインターフェースに割り当てられます。

USB部署はUSB一般事象とUSBエンド ポイント事象を区別します。

図20-8. USB割り込み概要

USB装置割り込み エンドポイント割り込み

USB一般割り込みベクタ エンドポイント割り込みベクタ 図20-9. USB一般割り込みベクタ割り込み元

UPRSMI (UDINT.6)

UPRSME (UDIEN.6) EORSMI (UDINT.5)

EORSME (UDIEN.5) WAKEUPI (UDINT.4)

WAKEUPE (UDIEN.4) EORSTI (UDINT.3)

EORSTE (UDIEN.3) SOFI (UDINT.2)

SOFE (UDIEN.2) SUSPI (UDINT.0)

SUSPE (UDIEN.0)

USB一般割り込みベクタ

非同期割り込み元

(パワーダウン動作からの起動復帰を CPUに許します。)

WAKEUP非同期割り込みはパワーダウン動作でのデバイスの起動復帰を許し、そしてこれは非同期割り込みで、データ線上で状態変化 が検出される毎に起動します。その他の割り込みは同期で、USBクロックが許可される(FRZCLK=0)場合にだけ検出されます。

図20-10. USBエンドポイント割り込みベクタ割り込み元

エンドポイント4 エンドポイント3 エンドポイント2 エンドポイント1 OVERFI (UESTA0X.6)

UNDERFI (UESTA0X.5)

FLERRE (UEIENX.7) NAKINI (UEINTX.6)

NAKINE (UEIENX.6) NAKOUTI (UEINTX.4)

NAKOUTE (UEIENX.4) RXSTPI (UEINTX.3)

RXSTPE (UEIENX.3) RXOUTI (UEINTX.2)

RXOUTE (UEIENX.2) STALLEDI (UEINTX.1)

STALLEDE (UEIENX.1) TXINI (UEINTX.0)

TXINE (UEIENX.0)

EPINT (UEINT.n) エンドポイント0

エンドポイント割り込みベクタ

各エンドポイントはフラグに関して8つの割り込み元を持ち、各源は対応するエンドポイント割り込み起動を許可することができます。

エンドポイントに対して最低1つの(割り込み)元が割り込み起動を許可されるなら、対応する事象はプログラムをUSBエンドポイント割り込みベク タへ分岐させます。使用者はエンドポイント割り込み要求(UEINT)レジスタを読むことによって割り込み元(エンドポイント)を判定し得ます。

20.5. 電力動作種別

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