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とができます。「15.4 システムの状態を確認する(オーバビュー)」をご覧ください。

SPI信号の解析

● SPI信号の入力チャネル

SPIの各信号線を本機器の次の端子に接続してください。

・ CH1:クロック信号(Clock)

・ CH2,CH3:データ入出力信号(Data1,Data2)*1

・ CH4,PodA*2:チップセレクト信号。チップセレクト信号は,どのスレーブのデー タ入出力信号のどの区間を解析するかを指定する信号です。設定内容の詳細は,次 項の「●解析条件の設定」をご覧ください。

*1CH2とCH3は,データ入力信号またはデータ出力信号のどちらでも接続できます。本機器は CH2に接続された信号のデータをData1,CH3に接続された信号のデータをData2として処理 します。

*2ロジック入力(オプション)付きの場合に接続できます。

I/O1 I/O2 I/O3 SCK SDO SDI

CS1 CS2 CS3 Clock データ出力*

データ入力*

本機器

各スレーブへ1本ずつ接続される(CS)

各線すべてが各スレーブへ接続される CH1CH2 CH3

CH4,PodA

マスタ

* マスタから見た場合

● 解析条件の設定

・ クロック信号の設定:Clock(CH1) 次の項目を設定します。

・ Level

信号の立ち上がり,立ち下がりを判断するレベルを設定します。設定範囲は画面内 8div分,設定分解能は0.01divです。

・ Hysteresis

ヒステリシスを設定します。設定範囲は0.3div〜4divです。

・ Polarity

次から選択します。

:設定したレベル以下から以上になったタイミングでデータ入出力信号を読み取 ります。

:設定したレベル以上から以下になったタイミングでデータ入出力信号を読み取 ります。

8-28 IM 701410-01

・データ信号の設定:Data1(CH2),Data2(CH3)

Data1,Data2の信号レベルが「0」,「1」,「不定データ」のどれになるかを判定する レベルを設定します。

・ Thr Upper

このレベルを超える信号を「1」と判定します。

・ Thr Lower

このレベル未満の信号を「0」と判定します。

・ Thr Lower≦データ信号≦Thr Upper

「不定データ」と判定します。

不定データが見つかった場合は,解析結果の表示画面で,不定データが存在するバイト のData1またはData2の表示欄に「*」を表示します。

・チップセレクト信号の設定:CS

チップセレクト信号は,CH4,ロジック入力(オプション)PodAのBit0,Bit1,・・・,

Bit7の中から選択できます。また,選択した信号がどの状態のとき,解析対象にするか の選択ができます。

・チップセレクト信号の選択

・CH

CH4を選択します。CH4の信号が「H」か「L」かを判定するレベル(Level)を設定 する必要があります。

・PodA

ロジック入力(オプション)付きの場合に選択できます。Bit0,Bit1,Bit2,Bit3,

Bit4,Bit5,Bit6,Bit7から選択します。

・信号の状態(Enable State)の選択 Enable State

「H」「L」「X」「−」から選択します。チップセレクト信号が選択した状態の とき,本機器がデータ入出力信号を解析します。このときをイネーブル状態とい います。

・ H

チップセレクト信号「H」のとき,データ入出力信号を解析します。

・ L

チップセレクト信号「L」のとき,データ入出力信号を解析します。

・ X

チップセレクト信号を1つだけ選択しているときに適用できます。すべてのデータ 入出力信号を解析します。チップセレクト信号がHからL,LからHに切り替わる 変化点が,解析対象のバイトの区切りになります。

・ −

チップセレクト信号を選択していないときに適用できます。すべてのデータ入出 力信号を解析します。次項の「基準点」から,バイト単位で区切られたデータ入 出力信号が解析の対象になります。

チップセレクト信号には,優先順位があります。複数のチップセレクト信号が同時 にイネーブル状態のときは,優先順位の高いチップセレクト信号に対応するスレー ブのデータ入出力信号を解析の対象にします。優先順位は,高い方からCH4,PodA のBit0,Bit1,・・・,Bit7です。

・基準点の設定:Reference Point

解析を開始する基準点を,次の中から選択します。

・ Trigger Position:トリガポジションを基準点にします。

・ Manual:−5〜+5divの範囲で基準点を設定できます。

8.10 SPI信号を解析/検索する

IM 701410-01 8-29

3 2 1

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信号のイネーブル状態別の解析例

Clock Data1 Data2 CS

基準点

Clockが立ち上がり ,CSがLのとき

・バイト番号(No.)  :0

・Data1の値(Dt1)  :08

・Data2の値(Dt2)  :E4

・チップセレクト信号の  イネーブル状態(CS)  :L

Clockが立ち上がり ,CSがXのとき

・バイト番号(No.)  :0  1

・Data1の値(Dt1)  :08  D8

・Data2の値(Dt2)  :E4  3D

・チップセレクト信号の

 イネーブル状態(CS)  :L  H Clockが立ち上がり ,CSがHのとき

・バイト番号(No.)  :0

・Data1の値(Dt1)  :D8

・Data2の値(Dt2)  :3D

・チップセレクト信号の  イネーブル状態(CS)  :H

・ ビットオーダの設定:Bit Order

バスを流れるデータに合わせて,MSBまたはLSBのどちらかを選択します。

・ MSBFirst

MSBからバスにデータ入出力信号が流れているときに選択します。

・ LSBFirst

LSBからバスにデータ入出力信号が流れているときに選択します。

Data

MSBFirstのとき E831 LSBFirstのとき 71C8

1 1 1 0 1 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 1

8.10 SPI信号を解析/検索する

8-30 IM 701410-01

●解析結果の表示

解析を実行すると,波形画面の下に解析結果を表示します。

・解析結果一覧

次の4項目を画面下に一覧表示します。

・ No.

最大4万個まで表示できます。チップセレクト信号を設定するかどうかで,0番目の バイトの位置が次のように変わります。

・ チップセレクト信号を設定していないとき 基準点以降,最初に検出したバイト

・ チップセレクト信号を設定しているとき

基準点が含まれているバイト。ただし,基準点がバイトとバイトの間にある場合 は基準点以降最初に検出したバイト。

Clock CS (Lイネーブル)

基準点 基準点

No.0 No.0

・ Dt1,Dt2

Data1,Data2のデータをHex(16進)表示します。ただし,1バイトのデータが8ビット 未満の場合は,データを表示しません。不定データが存在する場合は「*」を表示 します。不定データは1ビット前のデータと同じ値として解析します。先頭のデータ が不定データの場合は0として解析します。

・ CS

チップセレクト信号の状態を表示します。

・ チップセレクト信号を設定していないとき:空欄です。

・ チップセレクト信号を1つ設定しているとき:「H」または「L」を表示します。

・ チップセレクト信号を複数設定しているとき:イネーブル状態になっているチッ プセレクト信号のうち最も優先順位が高いチャネル番号(優先順位は高い順に,

CH4,Bit0,Bit1,Bit2,Bit3,Bit4,Bit5,Bit6,Bit7です。)を表示します。

Note

・解析結果一覧の任意のバイトを選択(ハイライト表示)して,そのバイトの先頭にZoom Position を移動できます。また,Zoom Positionを移動すると,Zoom Positionに対応するバイトに,解析 結果一覧のハイライト表示が移動します。

・チップセレクト信号を1つ以上設定した場合,Main画面上のチップセレクト信号波形にHから L,LからHに切り替わる変化点がないときは,データ入出力信号は解析されません。

・詳細解析リストの表示

解析結果を画面全体にリスト表示できます。詳細表示では,トリガポジションから各バ イトの先頭までの時間も表示します。

8.10 SPI信号を解析/検索する

IM 701410-01 8-31

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