第7章 波形の取り込み/表示
T- Y波形上の指定した範囲について,X-Y波形表示をします。
10. 同様にしてZ2ズームボックスのズーム率を「Z2 Mag」で設定します。
● ズーム位置の設定
11. 「Z1Position/Z2Position」のソフトキーを押して,ジョグシャトルの対象を
「Z1Position」にします。
ジョグシャトルを回して,Z1ズームボックスのズーム位置を設定します。
12 同様にしてZ2ズームボックスのズーム位置を「Z2Position」で設定します。
「Z1Position」と「Z2Position」の両方をジョグシャトルの対象にすると,Z1とZ2 のズーム位置を同時に移動できます。
● 波形パラメータの自動測定範囲を変更する
13. 「Fit Measure Range to Z1」または「Fit Measure Range to Z2」(ズーム波形の表 示フォーマットによる)のソフトキーを押すと,波形パラメータの自動測定範囲が Z1(Z2)のズーム範囲になります。
8.8 波形をズームする
8-14 IM 701410-01
8.9 サーチ&ズーム機能でデータを検索する
≡機能説明は1-24ページ≡
解 説
データの取り込みをストップしているときに,表示されている波形の一部を検索して,拡 大表示できます。
●検索方法:Type
次の6とおりの検索方法があります。
エッジ(Edge) : 検索開始点から,あらかじめ設定したレベル以上(立ち上がり)に なった回数,または以下(立ち下がり)になった回数で検索します。
シリアルパターン : あらかじめ設定した波形のパターン(High,Low,無視)と同じパ (Serial Pattarn) ターンの部分を検索します。
パラレルパターン : あらかじめ設定したCH1〜CH4,Math1,Math2,PodA,PodB (Parallel Pattarn) のパターンで検索します。PodA,PodBは各ビットのパターンで 検索します。(DL7100はソフトウエア(ROM)バージョン1.21以降 の製品に対応−「1 5 . 4 システムの状態を確認する( オーバ ビュー)」をご覧ください。)
パルス幅(Width) : 現在表示されている波形の特定の部分を検索します。
検索開始位置から,設定した条件を満たしている時間幅があらか じめ設定した時間幅より短いか長い部分を検索します。検索され た部分は,波形ズーム表示枠にズームの拡大率で拡大されて表示 されます。(DL7100はソフトウエア(ROM)バージョン1.11以降の 製 品 に 対 応 − 「 1 5 . 4 シ ス テ ム の 状 態 を 確 認 す る ( オ ー バ ビュー)」をご覧ください。)
オートスクロール : 指定した方向にズーム位置が自動的に移動します。ズームされた (Auto Scroll) 波形を確認しながら,ズーム位置を止めることができます。
(DL7100はソフトウエア(ROM)バージョン1.21以降の製品に対応
−「15.4 システムの状態を確認する(オーバビュー)」をご覧く ださい。)
SPI :「8.10 SPI信号を解析する/検索する」をご覧ください。
●検索条件:Setup エッジの場合
Source : 検索対象のチャネルを選択します。Math1とMath2も選択できます。
Level : 立ち上がり,立ち下がりを判断するレベルを設定します。設定範囲は 画面内8div分,設定分解能は0.01divです。
Polarity : 次から選択します。
: 設定したレベル以下から以上になった回数で検索します。
: 設定したレベル以上から以下になった回数で検索します。
Hys : ヒステリシスを設定します。設定範囲は0.3div〜4divです。
Count : または になった回数を設定します。設定範囲は1〜1000000です。
Start Point : 検索を開始する位置を設定します。設定範囲は−5〜5divです。
IM 701410-01 8-15
画 面 表 示
3 2 1
4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 付 索
シリアルパターンの場合
Clock CH : パターンをチェックするタイミングの基準となるクロックチャネルを CH1〜CH4から選択します。Noneを選択すると,決まった周期でパ ターンをチェックします。
クロックチャネルにCH1〜CH4を設定した場合
Level : 立ち上がり,立ち下がりを判断するレベルを設定します。設定範囲は 画面内8div分,設定分解能は0.01divです。
Polarity : 次から選択します。
: 設定したレベル以下から以上になったときにパターンをチェック
: 設定したレベル以上から以下になったときにパターンをチェック Hys : ヒステリシスを設定します。設定範囲は0.3div〜4divです。
クロックチャネルにNoneを設定した場合
Interval :パターンをチェックする周期を設定します。
Source : 検索対象のチャネルを選択します。Math1とMath2,ロジック入力も 選択できます。
ロジック入力の場合は,ソースとするビットを選択します。
Thr Upper : Low(L)を判断するレベルを設定します。
Thr Lower : High(H)を判断するレベルを設定します。
Pattern : 4種類の異なったパターンを登録できます。パターンはH,L,X(無視) の記号を使って64ビットで設定します。
H : Thr Lower以上のとき(ロジック入力のときは1) L : Thr Upper以下のとき(ロジック入力のときは0) X : 判定しない
Start Point : 検索を開始する位置を設定します。設定範囲は−5〜5divです。
パラレルパターンの場合
Clock CH : パターンをチェックするタイミングの基準となるクロックチャネルを CH1〜CH4から選択します。Noneを選択すると,すべてのデータのパ ターンをチェックします。
クロックチャネルに指定されたチャネル
Level : 立ち上がり,立ち下がりを判断するレベルを設定します。設定範囲は 画面内8div分,設定分解能は0.01divです。
Pattern :次から選択します。
: 設定したレベル以下から以上になったときにパターンをチェック
: 設定したレベル以上から以下になったときにパターンをチェック Hysteresis : ヒステリシスを設定します。設定範囲は0.3div〜4divです。
クロックチャネル以外のチャネル
Pattern : H,L,X(無視)の記号を使って設定します。ロジック入力のときは ビットごとに設定します。
H : Level以上のとき(ロジック入力のときは1) L : Level以下のとき(ロジック入力のときは0) X : 判定しない
Level : H,Lを判断するレベルを設定します。
Hysteresis : ヒステリシスを設定します。設定範囲は0.3div〜4divです。
Start Point : 検索を開始する位置を設定します。設定範囲は−5〜5divです。
8.9 サーチ&ズーム機能でデータを検索する
8-16 IM 701410-01
パルス幅の場合
Type : 指定した時間と波形のパルス幅との関係を選択します。
Pulse < Time : 次項以降の条件を満たしている時間が指定した時間 より短い部分を検索します。
Pulse > Time : 次項以降の条件を満たしている時間が指定した時間 より長い部分を検索します。
T1 < Pulse < T2 : 次項以降の条件を満たしている時間が指定した時間 内の部分を検索します。
Timeout : 次項以降の条件を満たしている時間が指定した時間 を超えた部分を検索します。Pulse > Timeとは,
ズーム画面での表示位置が異なります。
Source : 検索対象のチャネルを選択します。Math1とMath2も選択できます。
Level : High,Lowを判断するレベルを設定します。設定範囲は画面内8div 分,設定分解能は0.01divです。
Polarity : 次から選択します。
High : 設定したレベル以上になるとき Low : 設定したレベル以下になるとき
Hysteresis : ヒステリシスを設定します。設定範囲は0.3div〜4divです。
Time : 判定する時間を設定します。設定範囲は1/サンプルレート〜表示範囲 です。
Start Point : 検索を開始する位置を設定します。設定範囲は−5〜5divです。
●検索した波形の表示位置:Result Window
ズームのモードがZ1&Z2またはMain&Z1&Z2のときに,検索した波形をZ1またはZ2ど ちらの表示領域に表示させるかを選択できます。
●検索回数
最大1000回の検索ができます。エッジの場合は,前回の検索位置から立ち上がりまたは 立ち下がりをカウントします。また,過去の検索した結果を表示することもできます。
●拡大率と拡大位置の変更
検索結果はズーム波形の表示エリアに表示されますが,ズーム波形と同様に,拡大率と 表示位置を変えることができます。
●検索するときの注意
・ データ取り込み中は,検索できません。
・ パワースペクトラム演算結果に対しては,検索できません。
・ 次の操作を行うと検索結果は無効になります。
データ取り込みをスタートしたとき Seurch Setupの設定を変更したとき
ソースまたはクロックの位相をずらしたとき 演算の設定を変更したとき
・ インタリーブモードのときは,クロックチャネルにCH2またはCH4を設定すると検 索できません。
・ パターンをすべて「X」に設定すると検索できません。
・ 表示されてない波形のパターンは,検索の対象にはなりません。
8.9 サーチ&ズーム機能でデータを検索する
IM 701410-01 8-17
画 面 表 示
3 2 1
4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 付 索
● エッジで検索するときの判定
波形の立ち上がり直後のピークがヒステリシスの上限値以下の場合,または立ち下がり 直後のピークがヒステリシスの下限値以上の場合は,偽(設定したエッジとしてカウン トされません)と判断されます。
設定したレベル
検索開始位置
検出位置 ヒステリシス上限値
この立ち上がりは偽と判定
エッジを立ち上がり,回数を2に設定したとき ヒステリシス下限値
● シリアルパターンで検索するときの判定
Thr Upper以下でThr Lower以上の点は,常に真(設定したステータスと一致している)と 判断されます。パターンをチェックしたタイミングのときに,このような点が含まれて いた場合は,その旨がメッセージ表示されます。
Thr Upper Thr Lower
Low Low
High
A B
A,B: 常に真として判定
● シリアルパターンで検索するときの検索開始点
Clock CHにNoneを選択した場合の検索開始点は,次のようになります。
画面上で,指定したStart Pointより右側にある最初の立ち上がりまたは立ち下がりを基 準点とします。基準点から指定したIntervalの1/2右側の点を検索開始点とします。
ただし,Start Pointと上記検索開始点の間隔がInterval以上ある場合は,Start Pointを超 えないでかつStart Pointと検索開始点の間隔がInterval以内になるように,Intervalの間 隔でさかのぼった位置を検索開始点にします。Clock CHのヒステリシスの範囲内では,
立ち上がり,立ち下がりをチェックしません。
Thr Upper Thr Lower エッジ検出(基準点)
Start Point