第7章 波形の取り込み/表示
3. ジョグシャトルを回して「Single(N) Count」を設定します。
7.3 シーケンシャルストア機能を使って取り込む
IM 701410-01 7-7
波 形 の 取 り 込 み
/ 表 示
4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14 15 16
付 索
7.4 ボックスアベレージを使って取り込む
≡機能説明は1-14ページ≡
機 能
ボックスアベレージが可能なサンプルレートでは,通常は,DL7100では400MS/s(インタ リーブモードONのときは1GS/sまたは800MS/s),DL7200ではインタリーブモードのON/
OFFにかかわらず1GS/sまたは800MS/sでサンプリングを行い,T/divにあわせてサンプル データを間引いてアクイジションメモリに取り込んでいます。内部のサンプルレートはエ ンべロープモードと同じです。「付録1 時間軸設定/サンプルレート/レコード長の関 係」をご覧ください。
ボックスアベレージ機能を使うと,下図のように,サンプリングデータを単純に間引くの ではなく,ある個数の移動平均をしたデータをリサンプルしてアクイジションメモリに取 り込みます。
電 圧
時間
電 圧
時間
1 2 16 20
a
21 入力信号(DL7200,
50MS/sのとき)
ボックスアベレージ データ
b
・・・・
・・・・ 36
・・・
●移動平均を行うデータ数
DL7100のインタリーブモードOFF時 DL7100のインタリーブモードON時またはDL7200 500MS/s BoxAverage 不可 1GS/s の2点ごとの2点
200MS/s 400MS/s の2点ごとの2点 800MS/s の4点ごとの4点 100MS/s 400MS/s の4点ごとの4点 800MS/s の8点ごとの8点 50MS/s 400MS/s の8点ごとの8点 800MS/s の16点ごとの16点 20MS/s 400MS/s の20点ごとの16点 800MS/s の40点ごとの32点 10MS/s 400MS/s の40点ごとの32点 800MS/s の80点ごとの64点 5MS/s 400MS/s の80点ごとの64点 800MS/s の160点ごとの128点 2MS/s 400MS/s の200点ごとの128点 800MS/s の400点ごとの256点 1MS/s 400MS/s の400点ごとの256点 800MS/s の800点ごとの256点 500kS/s以下 400MS/s の800*点ごとの256点 800MS/s の1600*点ごとの256点
* リサンプルする間隔はサンプルレートによって変わりますが,ボックスアベレージ処理をする 最大データ数は256点です。
●設定可能なレコード長
・ DL7100
8MW/CHモデル : 2Mワード以下(インタリーブモードのとき4Mワード以下) 2MW/CHモデル : 500kワード以下(インタリーブモードのとき1Mワード以下)
・ DL7200
16MW/CHモデル: 4Mワード以下(インタリーブモードのとき8Mワード以下) 4MW/CHモデル : 1Mワード以下(インタリーブモードのとき2Mワード以下)
7-8 IM 701410-01
●設定可能なサンプルレート
DL7100では200MS/s以下(インタリーブONのときは500MS/s),DL7200ではインタ リーブのON/OFFにかかわらず500MS/s以下の範囲で設定可能です。
サンプルレートがDL7100では200MS/s(インタリーブONのときは500MS/s),DL7200 ではインタリーブのON/OFFにかかわらず500MS/sを超えている場合は,ボックスアベ レージに設定しても,ノーマルモードになります。
操 作 手 順
1. 「ACQ」キーを押します。
2. 「Mode」のソフトキーを押して,取り込みモードメニューを表示します。
3. 「Box Average」に対応するソフトキーを押して,「Box Average」を選択しま す。
7.4 ボックスアベレージを使って取り込む
IM 701410-01 7-9
波 形 の 取 り 込 み
/ 表 示
4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14 15 16
付 索
7.5 インタリーブモードを使う
≡機能説明は1-13ページ≡
解 説
インタリーブモードをONにすると,使用できるチャネルが限定されますが,ヒストリメ モリ,シーケンシャルストア回数,レコード長などは,通常の2倍の値を設定できるよう になります。また,実時間サンプリングモードで,DL7100では1GS/s,DL7200では2GS/
sの設定が可能になります。
インタリーブモードをONにしたときに使用できなくなるチャネルは,CH2とCH4です。
オプションのロジック入力の場合はPOD Bが使用できなくなります。
なお,インタリーブモードをONにしたときのレコード長やサンプルレートの制限などに ついては,「付録1 時間軸設定/サンプルレート/レコード長の関係」をご覧ください。
操 作 手 順
1. 「ACQ」キーを押します。
2. 「Interleave」のソフトキーを押して,「ON」「OFF」のどちらかを選びます。
7-10 IM 701410-01
7.6 等価時間サンプリングモードをON/OFFする
≡機能説明は1-6,1-15ページ≡
解 説
等価時間サンプリングにするかしないかを設定できます。ただし,DL7200でレコード長が 16Mワードのときは,等価時間サンプリングモードをONにできません。等価時間サンプ リングモードをONにすると,あるT/div設定でサンプルレートが,DL7100では1GS/s以上 (インタリーブモードON時は2GS/s以上),DL7200では2GS/s以上(インタリーブモードON 時は5GS/s以上)になります。
等価時間サンプリングをOFFにしたときは,DL7100では最高500MS/s(インタリーブモー ドON時は1GS/s),DL7200では最高1GS/s(インタリーブモードON時は2GS/s)でサンプリ ングを行い,画面表示点数が500点未満のとき,データを補間して表示します。
ただし,等価サンプリングをOFFにしても,時間軸の設定によっては等価サンプリング モードになります。
●等価時間サンプリングできるT/div
等価時間サンプリングモードをONにして,以下の時間軸設定にすると,等価時間サン プリングします。
等価時間サンプリングになるT/divは,設定レコード長やモデルによって異なります。
DL7100
レコード長 T/div
1kワード 1ns/div〜100ns/div(1ns/div〜50ns/div) 10kワード 1ns/div〜1µs/div(1ns/div〜500ns/div) 50kワード 1ns/div〜5µs/div(1ns/div〜2µs/div) 100kワード 1ns/div〜10µs/div(1ns/div〜5µs/div) 250kワード 1ns/div〜20µs/div(1ns/div〜10µs/div) 500kワード 1ns/div〜50µs/div(1ns/div〜20µs/div) 1Mワード 1ns/div〜100µs/div(1ns/div〜50µs/div) 2Mワード 1ns/div〜200µs/div(1ns/div〜100µs/div) 4Mワード 1ns/div〜500µs/div(1ns/div〜200µs/div) 8Mワード − (1ns/div〜500µs/div)
* 2MW/CHモデルでインタリーブモードOFFの場合,レコード長は1Mワードまでです。
カッコ内は,インタリーブモードONのときの設定範囲です。
DL7200
レコード長 T/div
1kワード 1ns/div〜50ns/div(1ns/div〜20ns/div) 10kワード 1ns/div〜500ns/div(1ns/div〜200ns/div) 50kワード 1ns/div〜2µs/div(1ns/div〜1µs/div) 100kワード 1ns/div〜5µs/div(1ns/div〜2µs/div) 250kワード 1ns/div〜10µs/div(1ns/div〜5µs/div) 500kワード 1ns/div〜20µs/div(1ns/div〜10µs/div) 1Mワード 1ns/div〜50µs/div(1ns/div〜20µs/div) 2Mワード 1ns/div〜100µs/div(1ns/div〜50µs/div) 4Mワード 1ns/div〜200µs/div(1ns/div〜100µs/div) 8Mワード 1ns/div〜500µs/div(1ns/div〜200µs/div) 16Mワード − (1ns/div〜5ns/div)*2
*1 4MW/CHモデルでインタリーブモードOFFの場合,レコード長は2Mワードまでです。
カッコ内は,インタリーブモードONのときの設定範囲です。
*2 等価時間サンプリングモードがOFFのときに等価時間サンプリングになるT/divです。
●等価時間サンプリング時の注意
等価時間サンプリング中は,トリガモードのSingle(N)での波形取り込みはできません。
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波 形 の 取 り 込 み
/ 表 示
4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14 15 16
付 索
操 作 手 順
1. 「ACQ」キーを押します。
2. 「Repetitive」のソフトキーを押して,「ON」または「OFF」を選びます。
7.6 等価時間サンプリングモードをON/OFFする
7-12 IM 701410-01
7.7 ヒストリメモリ機能を使う
≡機能説明は1-16ページ≡
解 説
指定されたトリガ回数分の過去の波形データをアクイジションメモリに保持します。
保持できるトリガ回数を超えてトリガがかかったときは,一番古い波形データを消去しま す。
●表示波形の選択:Selected Record No.
設定範囲は,0〜−(波形の取り込み回数−1)です。初期設定は,0です。最新の波形を 0として,過去の波形に戻るに従い,−1,−2,−3,・・・と番号付けしています。
選択しているレコード長によって,以下のように保持できるトリガ回数が異なります。
DL7100
レコード長 8MW/CHモデルの回数 2MW/CHモデルの回数 1kワード 1〜1024(2048) 1〜1024(2048) 10kワード 1〜128(256) 1〜128(256) 50kワード 1〜32(64) 1〜32(64) 100kワード 1〜16(32) 1〜16(32) 250kワード 1〜8(16) 1〜8(16) 500kワード 1〜4(8) 1〜4(8) 1Mワード 1〜2(4) 1〜2(4)
2Mワード 1(2) −(2)
4Mワード 1(1) −
8Mワード −(1) −
* トリガ回数1回は,表示されている波形だけが保持され,過去の波形データは保持されません。
カッコ内は,インタリーブモードONのときの設定範囲です。
ボックスアベレージは,8MW/CHモデルでは2Mワード以下(インタリーブモードONのときは 4Mワード以下),2MW/CHモデルでは500kワード以下(インタリーブモードONのときは1Mワー ド以下)の範囲で設定可能です。
DL7200
レコード長 16MW/CHモデルの回数 4MW/CHモデルの回数 1kワード 1〜2048(4096) 1〜2048(4096) 10kワード 1〜256(512) 1〜256(512) 50kワード 1〜64(128) 1〜64(128) 100kワード 1〜32(64) 1〜32(64) 250kワード 1〜16(32) 1〜16(32) 500kワード 1〜8(16) 1〜8(16) 1Mワード 1〜4(8) 1〜4(8) 2Mワード 1〜2(4) 1〜2(4)
4Mワード 1(2) −(2)
8Mワード 1(1) −
16Mワード −(1) −
* トリガ回数1回は,表示されている波形だけが保持され,過去の波形データは保持されません。
カッコ内は,インタリーブモードONのときの設定範囲です。
ボックスアベレージは,16MW/CHモデルでは4Mワード以下(インタリーブモードONのときは 8Mワード以下),4MW/CHモデルでは1Mワード以下(インタリーブモードONのときは2Mワー ド以下)の範囲で設定可能です。
●波形表示のしかた:Display
・ 選択した波形だけを表示(One)
「Start Record」,「End Reord」で指定した範囲から,表示する波形を「Select Record」で選択します。
・ 全波形を表示(All)
「Start Record」,「End Reord」で指定した波形データを重ね書き表示します。ま た,「Select Record」で選択された波形データを明るく表示します。
IM 701410-01 7-13
波 形 の 取 り 込 み
/ 表 示
4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14 15 16
付 索
● Show-Map(タイムスタンプ一覧表示)
アクイジションメモリに取り込まれた波形データの番号と,トリガ時刻を一覧表示でき ます。
一画面に75データ分の情報が表示されます。ジョグシャトルで表示するデータをスク ロールできます。
● ヒストリメモリ機能設定時の注意
・ アクイジションモードが「Average」時は,ヒストリメモリ機能は使用できません。
・ 等価時間サンプリングモードのときは,ヒストリメモリ機能は使用できません。
・ 波形の取り込みを中断したときは,それまでに完全に取り込まれた波形だけを表示 できます。
・ ロールモードでは,ヒストリメモリ機能は使用できません。表示形式は,時間軸と レコード長の設定によって自動的にロールモードになります。詳しくは付録1をご覧 ください。
・ 波形の取り込みをストップしてから,波形の取り込み条件を変更しないで再スター トすると,ヒストリメモリには,続けて波形データが保持されます。
・ 波形の取り込み条件を変更して,波形の取り込みをスタートすると,変更前にヒス トリメモリに保持されたデータはクリアされます。
・ 波形の取り込み中に「CLEAR TRACE」キーを押したり,波形の取り込みをストッ プしてから「CLEAR TRACE」キーを押して,再スタートすると,ヒストリメモリ に保持されたデータはクリアされます。
● ヒストリメモリ機能を使ってデータを呼び出すときの注意
・ ヒストリメモリのメニューを表示すると,波形の取り込みがストップします。波形 の取り込み中はヒストリメモリから波形を呼び出すことはできません。
・ ヒストリメモリのメニューを表示しているときに,波形の取り込みを再スタートす ることができます。ただし,取り込み中は「Select Record」などのヒストリメモリ の設定を変えることはできません。
・ 「End Record」≦「Select Record」≦「Start Record」を保持するように,設定が制 限されます。
・ 指定した記憶メディアから波形データを呼び出すと,常に「0」の場所に呼び出され ます。シーケンシャルストアなどの複数レコードデータのときには,最新波形を
「0」として順次「−1」,「−2」・・・・の順番に入ります。
・ 演算や波形パラメータの自動測定は,「Select Record」で指定したレコードNo.の波 形に対して行われます。取り込みを再開してヒストリメモリの内容を書きかえない 限り,古いデータの解析ができます。
・ ロールモードのときは,ストップした時点の1レコードが「0」に入るだけです。過 去の波形はヒストリメモリに保存されません。
・ Show Mapで表示される時刻はトリガ時刻です。
・ 電源をOFFにすると,ヒストリメモリの内容は消失します。
7.7 ヒストリメモリ機能を使う