本章の内容
RTI Bypass Blockset 3.3の新機能 129
RTI Bypass Blockset 3.3への移行 130
項目の一覧
RTI Bypass Blockset 3.3 の新機能
MATLAB x64のサポート RTI Bypass Blocksetに、MATLAB 64ビット バージョンのサポートが追加されています。
FlexRayフレームのFlexRayバッファへの割り当ての改善 RTI Bypass Blocksetで、FlexRayフレームのFlexRayバッファへのマッピングに関し て以下の改善が加えられました。
n Setupブロックの[Buffers Configuration]ページに、FlexRayバッファ のマッピング情報が表示されます。ダイアログを開くと、各LPDUに 割り当て可能なバッファが表示されます。バッファの割り当てができ ない場合は、その理由に関する情報が表示されます。
このマッピング情報の表示は、特定のLPDUに割り当てることができ ない原因を調べるのに役立ちます。
n XCPの異なるLPDUに同じフレーム名を使用することができます。
「Buffers Configuration Page (RTIBYPASS_SETUP_BLx for XCP on FlexRay)」 ( 『RTI Bypass Blockset Reference』)を参照してください。
ECUアプリケーションのバイナリコンテンツのラベル設定 内部バイパ スコードをビルドする場合、拡張データベースファイル(出力A2Lファイ RTI Bypass Blockset
容に関するラベルを指定し、エクスポートされるバイナリコードに統合す ることができます。あらかじめ定義されたマクロを使用して、ラベルを動 的に定義できます。たとえば、製品、ユーザ、およびファイルの作成日時 を追加することができます。「Build Page (RTIBYPASS_SETUP_BLx for INTERNAL)」 ( 『RTI Bypass Blockset Reference』)を参照してください。
メモリアドレスと使用するラベルをA2Lファイルで指定することができま す。これに関連して、IF_DATA dSPACE_INTERNAL_BYPASSエントリに関連 するAMLファイルdSPACE_INTERNAL_Bypass_v1_3_0.amlが新たに提供 されています。「内部バイパス処理用のインターフェース記述データ」
( 『Interface Description Data Reference』)を参照してください。
XCP 1.2のサポート RTI Bypass Blocksetは、XCP 1.2規格に基づいた
XCP固有のIF_DATAエントリを含むA2Lファイルをサポートしています。
サポートされる機能は、XCP 1.1の場合と同じです。
RTI Bypass Blocksetの機能拡張のサポート RTI Bypass Blocksetの MATLAB APIは、RTI Bypass Blocksetの機能拡張をサポートしていま す。
『RTI Bypass Blockset MATLAB API Reference』を参照してください。
RTI Bypass Blocksetの MATLAB API
RTI Bypass Blockset 3.3 への移行
最新のリリースには、以前のブロックセットバージョン3.xおよび2.xと 互換性のあるRTI Bypass Blockset 3.3が含まれています。ただし、いく つかの注意事項があります。
n RTI Bypass Blockset2.5以前のモデルの使用:以前のRTI Bypass
Blocksetバージョンと比較すると、データ管理が変更されています。
RTI Bypass Blockset 2.5以前でビルドしたSimulinkモデルをRTI Bypass Blockset 3.3で開くと、古いData Dictionaryファイル(ファイ ル名の拡張子.dd)が自動的に削除されます。その後、[OK]をクリッ
クしてSetupブロックダイアログを開いて閉じるか、または
Read/Write/Upload/Downloadブロックダイアログを開いて
[Variables]ページの[Fill Variable Selector]ボタンをクリックするとすぐ
に、Setupブロック内に格納されている情報を使用して新しいData
Dictionaryファイル(.vdb)が作成されます。
RTI Bypass Blockset 3.3で保存したモデルをRTI Bypass Blockset 2.5 以前で使用する場合は、SetupブロックでA2Lファイルを更新する か、またはRead/Write/Upload/Downloadブロックを開いて [Variables]ページの[Fill Variable Selector]ボタンをクリックするとすぐ 以前のRTI Bypass Blockset
バージョン3.xおよび2.xのモ デルの使用
に、以前のRTI Bypass Blocksetブロックセットバージョンに必要なモ デルのData Dictionaryファイル(ファイル名の拡張子.dd)が作成さ れます。RTI Bypass Blockset 3.3で作成されたData Dictionaryファ
イル(*.vdb)は、ディスク上にそのまま残ります。
RTI Bypass BlocksetでData Dictionaryを再作成するには、Setupブ ロックで指定されたデータベースファイルが指定された場所からアク セス可能で、これらのファイルが変更されていないことが必須条件と なります。
n RTI Bypass Blockset 2.6からRTI Bypass Blockset 3.2までのモデル の使用RTI Bypass Blockset 2.6からRTI Bypass Blockset 3.2までで ビルドされたSimulinkモデルをRTI Bypass Blockset 3.3で開くと、古 いData Dictionaryファイルが新しいData Dictionaryファイルに置き 換えられます。ただし、新しいData Dictionaryファイルは以前の バージョンのRTI Bypass Blocksetでは使用することができません。
RTI Bypass Blockset 2.6からRTI Bypass Blockset 3.2まででビルドさ れたモデルを使用するには、Setupブロックで指定されているデータ ベースファイル(A2Lファイル)を再インポートして、以前のバージョン のRTI Bypass Blocksetで適切なデータベースを作成する必要があり ます。
s RTI Bypass Blockset 3.3への移行 t