7 SIMATIC S5 コントローラとの通信
7.2 SIMATIC S5 用の通信ドライバの設定
7.2.2 PROFIBUS DP経由の通信
7.2 SIMATIC S5 用の通信ドライバの設定
7.2.2.2 HMIデバイスの通信ドライバ 通信ドライバのインストール
HMI デバイス用ドライバ
PROFIBUS DP 上での通信の場合、ファンクションブロック「FB158」と「FB159」が必要 です。
「FB159」は、PLC 上にのみロードする必要があり、ユーザープログラムでは呼び出さな いでください。
必要なパラメータ設定は「FB158」コールで転送されます。
これらのファンクションブロックは例であり、リニア P アドレス指定をサポートしていま す。 これらのファンクションブロックは、いつでも実際の必要条件に合わせて拡張できま す。
必要なファンクションブロックは、PLC によって異なります。
PLC SimaticS5\...フォルダ PLC 95U DP マスタ ..\PLC95UDP
PLC 115U ..\PLC115UDP\CPU941_4 (CPU 941~944 の場合) ..\PLC115UDP\CPU945 (CPU 945 の場合)
PLC 135U ..\PLC135U PLC 155U ..\PLC135U
ファンクションブロック FB 158 の設定 ファンクションブロックのアドレス指定
WinCC flexible で提供されるファンクションブロックは例であり、リニア P アドレス指定を サポートしています。 これらのファンクションブロックは、いつでも実際の必要条件に合 わせて拡張できます。
次のテーブルは、提供される 2 つのファンクションブロック FB 158 と FB 159 を使用する ときにそれぞれの種類のアドレス指定に必要な変更を説明しています。
アドレス指定の種類 変更 リニア P 範囲 不要
リニア Q 範囲 P アドレスと Q アドレスは、FB 158 と FB 159 で変更する必要があります
。
P フレーム FB158 を呼び出す前に、I/O バイト 255 にページフレーム番号を入力する 必要があります。
例: L KB x T PY 255
7.2 SIMATIC S5 用の通信ドライバの設定
アドレス指定の種類 変更
Q フレーム FB158 を呼び出す前に、I/O バイト 255 にページフレーム番号を入力する 必要があります。
P アドレスと Q アドレスは、FB 158 と FB 159 で変更する必要があります
。 例: L KB x T PY 255
次のテーブルは、S5 95U を除くすべての PLC のアドレス指定の種類に関する許容アドレス 範囲を示しています。
アドレス指定の種類 許容アドレス範囲
リニア P 範囲 128~255
リニア Q 範囲1) 0~255
P フレーム 192~254
Q フレーム 1) 0~254
1) CPU 945 を備えた S5 115U、S5 135U および S5 155U の場合だけ可能。
S5 95U の場合、64 と 127 の間のエリアだけが許容されます。 FB 158 は、127 以上のアド レス用のエラーメッセージを作成します。
FB 158 の呼出し
FB 158 は、OB 1 などの定期的なプログラムにより、以下のパラメータで呼び出す必要があ ります。
● PERA:
I/O 開始アドレス。これは、COM PROFIBUS 内の設定と一致する必要があります。
● BLEN:
ブロック長(極小値だけが可能なため、PLC 95U 用ではありません。) 0: 極小
1: 小 2: 中 3: 大
ブロック長は、WinCC flexible の設定と一致する必要があります([通信|接続|通信ドライ バ|SIMATIC S5 DP])。
● CADB:
FB 158 で作業メモリとして使用される利用可能な DB。 FB 158 は、DB の最初の 11 ワ ードをバッファデータに使用します。 ユーザーは 11 番目のデータワード後にこの DB を使用できます。
FB 158 が呼び出された後、AKKU 1 には発生したエラーの数が含まれます。 エラーの数は 次回 FB が呼び出されるときにリセットされるため、このエラーはステップ 5 で評価する必 要があります。
FB 158 の呼出しの例:
FB 158 の呼出し
NAME :DPHMI
PERA: :KF 128
BLEN: :KF 0
CADB: :DB 58
注記
FB158 は、プロセスの記録を管理し、FB159 はメモリの内外のデータを読み取ります。 FB 159 が提供されるのは、PLC 内だけでなければならず、ユーザーが呼び出すことはできま せん。
FB158 の複数呼出し
複数のユニットを使用する場合、FB はユニットごとに 1 回呼び出す必要があります。
注記
FB158 がアラーム OB から呼び出され、PLC ポーリング時間がアラーム時間よりも大きい 場合、パフォーマンスが大幅に向上します。
7.2.2.3 コントローラの種類とプロトコルの設定 PLC の選択
PROFIBUS DP プロトコルでの SIMATIC S5 PLC への接続を行うには、HMI デバイスの[プ ロジェクト]ビューの[通信]>[接続]をダブルクリックします。 [通信ドライバ]列を選択して、
プロトコルを選択します。
● SIMATIC S5 DP
[プロパティ]ウィンドウに選択したプロトコルのパラメータが表示されます。
パラメータを編集するには、タイミングに関係なく HMI デバイスの[プロジェクト]ウィンド ウで[通信]>[接続]をダブルクリックします。 [プロパティ]ダイアログボックスで接続を選択 し、パラメータを編集します。
注記
HMI デバイスの設定と PLC の設定が一致する必要があります。
7.2 SIMATIC S5 用の通信ドライバの設定
7.2.2.4 プロトコルパラメータの設定 設定パラメータ
パラメータを編集するには、HMI デバイスの[プロジェクト]ウィンドウで[通信] > [接続]をダ ブルクリックします。 [プロジェクト]ウィンドウの[通信ドライバ]列で[SIMATIC S5 DP]が 選択されています。 [プロパティ]ウィンドウで、接続のプロトコルパラメータを変更します
。
デバイス依存のパラメータ
● インターフェース
[インターフェース]エントリで、SIMATIC S5 PLC を接続する HMI インターフェースを 選択します。
詳細については、HMI デバイスのマニュアルを参照してください。
● タイプ
[タイプ]では、物理インターフェース"Simatic"がデフォルトで設定され、変更できません
。
● ボーレート
[ボーレート]で転送スピードを選択します。
注記
OP 73 または OP 77A で 1.5 Mbaud の伝送速度を設定している場合、ステーションアド レスは最大 63 以下にする必要があります。
PLC 依存のパラメータ
● HMI アドレス
[HMI アドレス]では、HMI デバイスの PROFIBUS DP アドレスを設定します。.
値の範囲: 3~125
● ブロック長
[ブロック長]では、HMI デバイスと PLC 間の通信に使用される I/O エリアの割り付けを 指定します。 I/O エリアのサイズはパフォーマンスに影響を及ぼします。
クラス B(EN 50170 に準拠する基本 DP スレーブ)に従って、希望の設定を実装できます
。 次の 4 種類の異なる希望の設定を選択できます。
– クラス B 極小 – クラス B 小 – クラス B 中 – クラス B 大
クラス B 設定は、システムによって設定されます。
I/O エリアの割り付けは 4 種類の設定で固定されています。 次の表は、I/O エリアの割り 付けを示しています。
クラス 入力(バイト) 出力(バイト)
クラス B 極小 32 22
クラス B 小 42 22
クラス B 中 64 32
クラス B 大 128 64
WinCC flexible の設定は、インターフェースモジュール CP 5431 または IM308C の設定デ ータと一致していなければなりません。
注記
大量のデータを転送するには、大きな I/O エリアを設定することをお勧めします。 つまり
、データが 1 サイクルで取得されるため、HMI デバイス上の表示がより迅速に更新されま す。
7.2.2.5 許容データタイプ(SIMATIC S5 PROFIBUS DP)
許容データタイプ
このデータタイプの値の範囲は、次のとおりです。
データタイプ 値の範囲
KF - 32768 から 32767
KH 0000~FFFF
KM 0000000000000000~1111111111111111
KY 0.0~255.255
KG 3.402823466 e-38~3.402823466 e+38
DF -2147483648~2147483647
DH 00000000~FFFFFFFF
KS 1~80 文字
KC 0~999
KT 10 ミリ秒~9990 秒
ビット 0 または 1
注記
HMI デバイス上のタグの表示は、特定の画面オブジェクトの[プロパティ]ウィンドウの[全般 ]グループ、[フォーマットパターン]フィールドで選択されます。
7.2 SIMATIC S5 用の通信ドライバの設定