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MPI通信

ドキュメント内 WinCC flexible 2008 Communication Part 1 (ページ 54-58)

2 SIMATIC S7 コントローラとの通信

2.2 SIMATIC S7 通信ドライバの設定

2.2.3 MPI通信

2.2 SIMATIC S7 通信ドライバの設定

ソフトウェアの必要条件

MPI 通信に必要なソフトウェア構成エレメントは以下のとおりです。

● WinCC flexible エンジニアリングツール

● SIMATIC S7 PLC 向け STEP 7 ソフトウェア

● SIMATIC NET ソフトウェア(CP5613 など)

2.2.3.2 MPI接続によるプロトコルパラメータの設定 設定パラメータ

パラメータを編集するには、HMI デバイスの[プロジェクト]ウィンドウで[通信]>[接続]をダ ブルクリックします。 "SIMATIC S7-200"または"SIMATIC S7-300/400"は、作業エリアの"

通信ドライバ"列で選択します。 これで、[プロパティ]ウィンドウでプロトコルパラメータ を入力または修正することができます。

デバイス依存のパラメータ

HMI デバイスのネットワークパラメータを設定するには、[HMI デバイス]を選択します。 変 更はすべての通信パートナーに適用されます。

● [インターフェース]

[インターフェース]で、HMI デバイスを PPI ネットワークに接続する HMI インターフェ ースを選択します。

● [転送速度]

[転送速度]で、ネットワークのデータ転送速度を選択します。 転送速度はネットワーク に接続されている一番遅い HMI デバイスによって決定されます。 この設定はネットワー ク全体で一定でなければなりません。

注記

OP 73 または OP 77A で 1.5 Mbaud の伝送速度を設定している場合、ステーションアド レスは最大 63 以下にする必要があります。

PROFIBUS DP で TP 170A を SIMATIC-S7 ステーションに伝送速度 1.5 MBaud で転送 する場合、値を最高ステーションアドレス(HSA)の 63 以下に設定します。

● [アドレス]

[アドレス]では、HMI デバイスの MPI アドレスを設定します。 MPI アドレスは MPI ネッ トワーク内で一意でなければなりません。

● [バス上のマスタのみ]

HMI デバイスがネットワークに接続するときにバスの妨害を防ぐ追加の安全機能が無効 になります。 パッシブステーション(スレーブ)は、アクティブステーション(マスタ)から 要求がある場合にだけデータを送信できます。 HMI デバイスに接続しているのがスレー ブだけの場合、[バス上にマスタのみ]チェックボックスをチェックして、この安全機能を 無効にします。

S7-200 では、HMI デバイスをマスタとして設定する必要があります。

2.2 SIMATIC S7 通信ドライバの設定

ネットワークパラメータ

[ネットワーク]を選択して、HMI を接続する MPI ネットワークのパラメータを設定します。

これらのネットワークパラメータは、STEP 7 に内蔵 WinCC flexible があり、このネットワ ークに HMI が接続されている場合に適用されます。

● [プロファイル]

[プロファイル]では、ネットワークで使用する対応するネットワークプロファイルを選択 します。 [プロファイル]で"MPI"を設定します。 この設定はネットワーク全体で一定でな ければなりません。

● [最大ステーションアドレス]

[最大ステーションアドレス]でステーションアドレスの最高値を設定します。 ステーシ ョンアドレスの最高値は、MPI アドレスの最高値以上でなければなりません。 この設定 はネットワーク全体で一定でなければなりません。

● [マスタの数]

この情報は、MPI には不要です。

通信パートナー

[PLC]を選択して、HMI がデータをやり取りする S7 モジュールのアドレスを設定します。

各通信パートナに接続用の名前を割り当てます。

● [アドレス]

[アドレス]で、HMI デバイスが接続される S7 モジュール(CPU)の MPI アドレスを設定し ます。

● [スロット]

[スロット]で、S7 モジュールが挿入されるスロット番号を設定します。 この設定は、

SIMATIC S7-200 PLC には不要です。

● [ラック]

[ラック]で、S7 モジュールが挿入されるラック番号を設定します。 この設定は、

SIMATIC S7-200 PLC には不要です。

● [サイクリックオペレーション]

サイクリックオペレーションが有効な場合、PLC は HMI デバイスとのデータ交換を最適 化します。 これによりシステム性能が向上します。 複数の HMI デバイスを並行して操 作する場合は、サイクリックオペレーションを無効にします。 この設定は、SIMATIC S7-200 PLC には不要です。

"サイクリックオペレーション"選択の処理

"サイクリックオペレーション"が有効になっていると、HMI デバイスは、特定のタグを要求 する通信の開始時には常に、メッセージフレームを CPU に出力します。

CPU は、同一のサイクリック間隔で、常にデータを送信します。

これにより HMI デバイスは、データを新しく要求することを出力する必要がなくなります

サイクリックオペレーションが無効な場合、HMI デバイスは、情報が必要になったときに随 時、要求を送信します。

その他のプロパティ:

● サイクリックオペレーションは、HMI デバイスのデータ転送負荷を軽減します。 PLC リ ソースは、HMI デバイスの負荷を軽減するために使用されます。

● PLC は、特定数のサイクリックサービスのみをサポートします。 HMI デバイスは、PLC がそれ以上のリソースをサイクリックサービスに提供できない場合に、サイクリックオ ペレーションを処理します。

● HMI デバイスは、PLC がサイクリックモードをサポートしない場合に、サイクルを生成 します。

● 画面タグは、サイクリックオペレーションに統合されません。

● サイクリックモードは、ランタイムの再起動時にのみ設定されます。

● HMI デバイスは、PLC に応じて、サイクリックモードが有効になっていると、PLC に複 数のジョブを転送します。

● HMI デバイスは、サイクリックモードが無効になっていると、PLC に 1 つのジョブのみ を転送します。

2.2.3.3 SIMATIC S7へのMPIアドレスの割り付け はじめに

通信パートナーごとに MPI ネットワークアドレスを割り付ける必要があります。

通信機能をサポートし、SIMATIC S7-300/400 PLC で動作する S7 モジュールのそれぞれに 一意の MPI アドレスが割り付けられます。 ラック 1 台につき使用できる CPU は 1 つだけ です。

MPI アドレスは STEP 7 で作成されます。

注記

HMI デバイスは、アドレス指定が間違っていると、操作できません。

MPI バスでの重複したアドレス指定を、常に回避する必要があります。

SIMATIC S7-300 の通信パートナーの MPI アドレス

アドレスを割り付けるときに、個別の MPI アドレスのある通信パートナーと個別の MPI ア ドレスのない通信パートナーを区別する必要があります。

● 通信パートナーに固有の MPI アドレスがある場合、MPI アドレスだけを定義する必要が あります。

● 通信パートナーが個別の MPI アドレスを持たない場合は、接続に使う通信パートナーの MPI アドレスを指定します。 さらに、固有の MPI アドレスを持たない通信パートナーの スロットとラックを定義します。

SIMATIC S7-400 の通信パートナーの MPI アドレス

MPI コネクタのある S7 モジュールだけが MPI アドレスに割り付けられます。 MPI コネク タなしのモジュールには間接的にアドレスが割り付けられます。

● HMI が接続されているモジュールの MPI アドレス。

2.2 SIMATIC S7 通信ドライバの設定

FM の MPI アドレス

HMI は、MPI アドレスを割り付けられた FM モジュールとだけ通信できます。 MPI アドレ スのある FM モジュールは、通信バス(K バス)に接続されているすべての FM に該当します

MPI アドレスのない FM は、P バスに接続されます。これには、FM 350 などがあります。

ドキュメント内 WinCC flexible 2008 Communication Part 1 (ページ 54-58)