2 SIMATIC S7 コントローラとの通信
2.2 SIMATIC S7 通信ドライバの設定
2.2.4 PROFIBUS通信
2.2 SIMATIC S7 通信ドライバの設定
FM の MPI アドレス
HMI は、MPI アドレスを割り付けられた FM モジュールとだけ通信できます。 MPI アドレ スのある FM モジュールは、通信バス(K バス)に接続されているすべての FM に該当します
。
MPI アドレスのない FM は、P バスに接続されます。これには、FM 350 などがあります。
ソフトウェアの必要条件
PROFIBUS DP による通信には、次のソフトウェア構成エレメントが必要です。
● WinCC flexible エンジニアリングツール
● SIMATIC S7 PLC 向け STEP 7 ソフトウェア
2.2.4.2 PROFIBUS DPを使ったプロトコルパラメータの設定 設定パラメータ
パラメータを編集するには、HMI デバイスの[プロジェクト]ウィンドウで[通信] > [接続]をダ ブルクリックします。"SIMATIC S7-200"または"SIMATIC S7-300/400"は、作業エリアの"通 信ドライバ"列で選択します。 これで、[プロパティ]ウィンドウでプロトコルパラメータを 入力または修正することができます。
デバイス依存のパラメータ
HMI デバイスのネットワークパラメータを設定するには、[HMI デバイス]を選択します。 変 更はすべての通信パートナーに適用されます。
● [インターフェース]
[インターフェース]で、HMI デバイスを PROFIBUS ネットワークに接続する HMI インタ ーフェースを選択します。
● [転送速度]
[転送速度]で、ネットワークのデータ転送速度を選択します。 転送速度はネットワーク に接続されている一番遅い HMI デバイスによって決定されます。 この設定はネットワー ク全体で一定でなければなりません。
注記
OP 73 または OP 77A で 1.5 Mbaud の伝送速度を設定している場合、ステーションアド レスは最大 63 以下にする必要があります。
PROFIBUS DP で TP 170A を SIMATIC-S7 ステーションに伝送速度 1.5 MBaud で転送 する場合、値を最高ステーションアドレス(HSA)の 63 以下に設定します。
● [アドレス]
[アドレス]では、HMI デバイスの PROFIBUS DP アドレスを設定します。 PROFIBUS DP アドレスは、PROFIBUS ネットワーク上で一意でなければなりません。
注記
特定のモジュールを使用するときに、1 つ以上のフリーアドレスでアクティブな PROFIBUS ノードに中間アドレスを割り付ける必要があります。 この場合、STEP 7 V5.1 は自動的にこのルールに従ったアドレスを割り付けます。
ただし、これは ASPC2 から STEP D のバージョンの ASIC を備えたモジュールにのみ 影響します。GSD ファイルまたはマニュアルで現在のバージョンを確認してください。
2.2 SIMATIC S7 通信ドライバの設定
● [バス上のマスタのみ]
HMI デバイスがネットワークに接続するときにバスの妨害を防ぐ追加の安全機能が無効 になります。 パッシブステーション(スレーブ)は、アクティブステーション(マスタ)から 要求がある場合にだけデータを送信できます。 HMI デバイスに接続しているのがスレー ブだけの場合、[バス上にマスタのみ]チェックボックスをチェックして、この安全機能を 無効にします。
S7-200 では、HMI デバイスをマスタとして設定する必要があります。
ネットワークパラメータ
[ネットワーク]を選択して、HMI を接続する PROFIBUS パラメータを設定します。 これら のネットワークパラメータは、STEP 7 に内蔵 WinCC flexible があり、このネットワークに HMIdebaisu が接続されている場合に適用されます。
● [プロファイル]
[プロファイル]では、ネットワークで使用する対応するネットワークプロファイルを選択 します。 [プロファイル]で、[DP]、[ユニバーサル]、または[標準]を設定します。 この設 定はネットワーク全体で一定でなければなりません。
● [最大ステーションアドレス]
[最大ステーションアドレス]でステーションアドレスの最高値を設定します。 ステーシ ョンアドレスの最高値は、PROFIBUS アドレスの最高値以上でなければなりません。 こ の設定はネットワーク全体で一定でなければなりません。
注記
TP 170A で転送速度を 1.5 Mbps に設定する場合、ステーションアドレスの最高値は、
63 以下でなければなりません。
● [マスタの数]
[マスタの数]で、PROFIBUS ネットワークのマスタの数を設定します。 この情報は、バ スパラメータの正確な計算を保証するために必要です。
通信パートナー
[PLC]を選択して、HMI がデータをやり取りする S7 モジュールのアドレスを設定します。
各通信パートナに接続用の名前を割り当てます。
● [アドレス]
[アドレス]で、HMI デバイスが接続される S7 モジュール(CPU)の PROFIBUS アドレス を設定します。
● [スロット]
[スロット]で、S7 モジュールが挿入されるスロット番号を設定します。 この設定は、
SIMATIC S7-200 PLC には不要です。
● [ラック]
[ラック]で、S7 モジュールが挿入されるラック番号を設定します。 この設定は、
SIMATIC S7-200 PLC には不要です。
● [サイクリックオペレーション]
サイクリックオペレーションが有効な場合、PLC は HMI デバイスとのデータ交換を最適 化します。 これによりシステム性能が向上します。 複数の HMI デバイスを並行して操 作する場合は、サイクリックオペレーションを無効にします。 この設定は、SIMATIC S7-200 PLC には不要です。
"サイクリックオペレーション"選択の処理
"サイクリックオペレーション"が有効になっていると、HMI デバイスは、特定のタグを要求 する通信の開始時には常に、メッセージフレームを CPU に出力します。
CPU は、同一のサイクリック間隔で、常にデータを送信します。
これにより HMI デバイスは、データを新しく要求することを出力する必要がなくなります
。
サイクリックオペレーションが無効な場合、HMI デバイスは、情報が必要になったときに随 時、要求を送信します。
その他のプロパティ:
● サイクリックオペレーションは、HMI デバイスのデータ転送負荷を軽減します。 PLC リ ソースは、HMI デバイスの負荷を軽減するために使用されます。
● PLC は、特定数のサイクリックサービスのみをサポートします。 HMI デバイスは、PLC がそれ以上のリソースをサイクリックサービスに提供できない場合に、サイクリックオ ペレーションを処理します。
● HMI デバイスは、PLC がサイクリックモードをサポートしない場合に、サイクルを生成 します。
● 画面タグは、サイクリックオペレーションに統合されません。
● サイクリックモードは、ランタイムの再起動時にのみ設定されます。
● HMI デバイスは、PLC に応じて、サイクリックモードが有効になっていると、PLC に複 数のジョブを転送します。
● HMI デバイスは、サイクリックモードが無効になっていると、PLC に 1 つのジョブのみ を転送します。
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