4 OPCによる通信
4.2 OPCのコンフィグレーション
4.2.3 OPCクライアントとしてのHMIデバイスのコンフィグレーション
4.2.3.4 タグパラメータの設定
パラメータを設定するには、[プロジェクト]ウィンドウで[通信|接続]をダブルクリックしま す。 作業エリアの[通信ドライバ]列から[OPC]が選択されています。 これで、[プロパティ]
ウィンドウでプロトコルパラメータを入力または修正することができるようになります。
通信パートナー
[OPC サーバ]で、OPC クライアントがデータを交換する OPC サーバのアドレスを指定する 必要があります。
● [OPC サーバの名前]
OPC サーバの名前(ProgID)を定義します。 設定を簡単にするために、"OPC サーバ"ブラ ウザを使用します。
OPC サーバー OPC サーバ名
OPC DA サーバー OPC.SimaticHMI.HmiRTm OPC-XML サーバー OPC.Siemens.XML
● [リモートコンピュータの名前]
OPC サーバが動作するコンピュータの名前を定義します。
4.2.3.4 タグパラメータの設定 設定パラメータ
パラメータを設定するには、[プロジェクト]ウィンドウで[通信|タグ]をダブルクリックしま す。 OPC 経由で通信するには、[全般]グループの[プロパティ]ウィンドウで OPC クライア ントの[名前]と[取得のタイプ]を設定し、さらに以下のパラメータを設定します。
接続パラメータ
● [接続]
[通信接続]を定義します。
注記
OPC XML 接続に関して、次の事項に注意してください。
•
タグのサイクル時間を 1 秒以下に設定しないでください。 OPC XML 接続は小さなデ ータの交換を行うように作成されています。 そのため、データ交換リクエストは、タグを少量にして、各画面で c. 30 にする必要があります。
•
“文字列”タグの場合、16 進数の 0x20~0x7F の有効な ASCII 値のみがサポートされて います。● [データタイプ]
OPC サーバから読み取られ、また OPC サーバに書き込まれるタグのデータタイプを定 義します。
4.2 OPC のコンフィグレーション
注記
OPC 通信接続では、"SHORT"データタイプがデフォルトで使用されます。 OPC アイテ ムブラウザが自動的にタグのデータタイプ、名前およびアドレスパラメータを設定しま す。 OPC アイテムブラウザを使わずにタグにアクセスした場合、手動でデータタイプ を適用する必要があります。 OPC クライアント上のデータタイプは、OPC サーバ上の データタイプと同じでなければなりません。
注記
SIMATIC OPC-XML wrapper では、常に UTC (協定世界時)フォーマットの"DateTime"デ ータタイプの値を要求します。 “DateTime”タグが OPC クライアントで読み取られると
、戻される値は UTC の時刻を意味します。 タグへの書き込み操作では、値は UTC とし て処理されます。 時刻は"local Time"フォーマット(時間帯とサマータイムを含む)で HMI パネルに表示されます。
例:
HMI パネルに時間帯 GMT+1 とサマータイムが設定されます。
OPC DA クライアント(UTC 時間): 01.01.2005 16:00 h HMI パネルへの出力(OPC XML サーバ): 01.01.2005 18:00 h
データタイプ"文字列"のタグ
データタイプ"文字列"の OPC タグへのアクセスに I/O フィールドが使用され、設定された フィールド長が"長さ"タグを超過している場合、I/O フィールドのすべてのエントリは、
OPC 文字列タグの"長さ"に切り詰められます。
例
- I/O フィールドの長さが 20 文字
- OPC 文字列タグの文字列の長さが 10 文字
この設定では、ユーザーはこの I/O フィールドに 20 文字を入力することができます。 入力 した文字列は 10 文字の長さに切り詰められ、ユーザーが作成されたエントリを受け入れる と、この長さで文字列が OPC タグに書き込まれます。
アドレスパラメータ
[プロパティ]ウィンドウで[アドレス指定]をクリックして、アドレスパラメータを定義しま す。
● [アイコン]
[記号]を選択します。 OPC アイテムブラウザが開きます。 OPC アイテムブラウザで OPC サーバの[タグ]グループにある[アイテム]を選択します。
プロジェクトで多数のタグが作成されている場合、それらをフォルダに並べることがで きます。 次に OPC アイテムブラウザで[アイテム]に以下の構文が表示されます。
"Foldername(1-n)\Tagname"。
● [アイテム名]
[アイテム名]フィールドに OPC サーバのタグの名前を入力します。 OPC サーバのマニ ュアルからタグ名を付けてください。
OPC XML サーバーで、アイテム名は<prefix>:WinCC Flexible RT<@>Tag_1 です。
<prefix>はタグが割り付けられている OPC XML サーバーを定義します。 OPC XML Manager で、<prefix>を定義します。
WinCC flexible では、タグ名はタグのシンボル名です。
SIMATIC NET では、タグ名は次のとおりになります:
"S7:[CPU416-2DP|S7-OPC-Server|CP_L2_1:]DB100、REAL0、1"
または "S7:[CPU416-2DP|S7-OPC-Server|CP_L2_1:]MB0"
● [アクセスパス]
OPC サーバへのアクセス用のパスを入力します。 WinCC flexible の OPC サーバに接続 した場合、アクセスパスを指定する必要はありません。
外部 OPC サーバに接続する場合、アクセスパスが必要になることがあります。 詳しい 情報は、各 OPC サーバから提供されています。
4.2 OPC のコンフィグレーション