3 フィールドバスカプラ
3.1 フィールドバスカプラ 750-337、750-338
3.1.7 LED 表示
56 フィールドバスカプラ
フィールドバスカプラ750-337、750-338
3.1.7.1 フィールドバスステータス
上部4個のLED(STOP、RUN、Tx-Overflow、Rx-Overflow)はCAN通信の動作状態を 表します。
STOP RUN Tx-Overfl
ow Rx-Overfl
ow 意味 対処方法
オフ オフ オフ オフ 動作不能または自己テス
ト前
電源をチェック(24V及 び0V)、
自己テストを待つ
オフ 遅い点滅 X X モジュールは
PRE-OPERATIONAL 状態である
オフ オン X X モジュールは
OPERATIONAL 状態で ある
オン オフ X X モジュールはSTOP状態
である、又はフィールド バスに無関係の重大なエ ラー(モジュールが除去 されたなど)、
不正なコンフィグレーシ ョン
フィールドバスに無関係 のエラー内容を調べる、
ノードをリセットする、
コンフィグレーションエ ラーの内容を調べる
X X X オン CAN 受信バッファがフ ル、データ欠損の可能性 あり
2 つのプロトコルの間の 時間間隔を伸ばす
X X オン X CAN 送信バッファがフ
ル、データ欠損の可能性 あり
バスシステムのデータ長 をチェックする、
モジュールの送信優先度 を上げる
X X 高速点滅、
Rx-Overflow 点滅を伴う
高速点滅、
Tx-Overflow 点滅を伴う
CAN コントローラが警 告レベルを超えた、
大量のエラーメッセージ
ボーレートとバス接続を 確認、ネットワークに最 低2モジュール設置する
オフ 高速点滅 X X モジュールは
PRE-OPERATIONAL 状態、Sync/Guardメッ セージまたはHeartbeat の故障
OPERATIONAL 状態に 変更し、Sync/Guard メ ッセージまたは Heartbeatを再スターア トする
高速点滅 高速点滅 X X モジュールは
OPERATIONAL状態、
Sync/Guard メッセージ またはHeartbeatの故障
Sync/Guard メッセージ またはHeartbeatを再ス ターアトする
高速点滅 オフ X X モジュールは STOP 状 態、Sync/Guard メッセ ージまたはHeartbeatの 故障
OPERATIONAL 状態に 変更し、Sync/Guard メ ッセージまたは Heartbeatを再スターア トする
58 フィールドバスカプラ
フィールドバスカプラ750-337、750-338
3.1.7.2 ノードステータス−I/O LEDの点滅コード
LED 色 意味
I/O 赤/緑/橙 「I/O」LEDはノードの動作状態と信号障害の発生を示す
電源をオンにするとコントローラが始動し、「I/O」LEDが赤く点滅します。コントローラが 正常に立ち上がると、「I/O」LEDは緑色に点灯します。異常が検出されると「I/O」LEDが 赤色に点滅し続けます。異常の内容は点滅パターンによって繰り返し表示されます。
詳細のエラーメッセージはI/O ERR LEDの点滅で表示されます。エラー内容は、3回まで の点滅シーケンスにより周期的に表示されます。
• 最初の高速点滅シーケンス(約10Hz)により、エラー表示のスタートが分かります。
• 2 番目の点滅シーケンス(約 1Hz)は休止の後に続いて行われます。点滅の回数により、
エラーコードが表示されます。
• 3 番目の点滅シーケンス(約 1Hz)は再度の休止の後に行われます。点滅の回数により、
エラー引数が表示されます。
I/O
OK?
I/O
1
I/O 2
I/O 3
2
I/O
図3-16:I/O ERR LEDによるノード状態の表示 g012111d
異常が解消されたら、電源を再投入してカプラを再起動します。
I/O LED 意味
緑 内部バスにデータあり
消灯 内部バスにデータなし
赤 カプラのハードウェア異常
赤 点滅
起動時:内部バスの初期化 動作中:一般的な内部バス異常 赤
周期的に点滅
内部バスリセットおよび内部異常時のエラーメッセージ エラーメッセージはI/O ERR LEDの点滅で表示されます。
エラーコードとエラー引数によってエラー内容が分かります。
I/O LEDのエラーコード
1回目の点滅シーケンス:エラーメッセージのスタート 2回目の点滅シーケンス:エラーコード
3回目の点滅シーケンス:エラー引数
エラーコード1:ハードウェア障害およびコンフィグレーションエラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
- パラメータデータのチェックサムエラー ノードの電源を切り、I/Oモジュール数を減らし、
その後電源を再立ち上げします。
1 インラインコード用内部バッファメモリの オーバーフロー
ノードの電源を切り、I/Oモジュール数を減らし、
その後電源を再立ち上げします。エラーがなくなら ない場合はカプラを交換します。
2 不明なデータタイプのI/Oモジュールあり エラーのI/Oモジュールは以下のように検出してく ださい。:
電源を切った後終端モジュールをノードの中間に 置きます。電源を再投入します。
―LEDがまだ点滅している場合電源を切り、終端モ ジュールをノードの前半分(カプラに向かって)の 中間に置きます。
―LEDが点滅しない場合は電源を切り、終端モジュ ールをノードの後ろ半分(カプラから離れて)の中 間に置きます。
―電源を再投入し、この手順を故障I/Oが検出され るまで繰り返します。
―故障モジュールを交換します。
―カプラに問題がある場合はファームウェアを更 新するよう要請してください。
3 フラッシュプログラムメモリのモジュール タイプが判断できない、または誤り
ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
4 フラッシュメモリに書き込み中のエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
5 フラッシュメモリの消去時のエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
6 AUTORESET後にI/Oモジュールのコンフ ィグレーション変更が検出された
電源を一旦切り、再投入することによりカプラを再 立ち上げしてください。
7 EEPROMへのデータ書き込み時のエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
8 ハードウェアとファームウェアのバージョ ンの不適合
ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
9 EEPROMのチェックサムエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
10 EEPROMの初期化エラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
11 EEPROMからのデータ読み出し時のエラー ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
12 EEPROMへのデータデータ書き込み時のタ イムアウト
ノードの電源を切り、カプラを交換した後電源を再 投入します。
14 ゲートウェイまたはメールボックスI/Oモ ジュールの接続最大数を超えた
ノードの電源を切り、ゲートウェイまたはメールボ ックスI/Oモジュールの数を減らした後電源を再投 入します。
エラーコード2:未使用
60 フィールドバスカプラ
フィールドバスカプラ750-337、750-338
エラー引数 エラー内容 対処方法
― 未使用 ―
エラーコード3:内部バスのプロトコルのエラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
― 内部バス通信上の動作不良:故障モジュー ルは検出されない
ノード内に750-613電源入力モジュールが使われて いた場合、このモジュールへの電源が正常に機能し ていることを最初に確認してください。これはLED の表示によって分かります。
全てのI/Oモジュールが正しく接続されているかノ ードに750-613が使用されていない場合はエラー I/Oモジュールを次のように検出することができま す。
―ノードの電源を切り、ノードの中間に終端モジュ ールを置きます。電源を再投入します。
―LEDがまだ点滅している場合電源を切り、終端モ ジュールをノードの前半分の中間に置きます。
―LEDが点滅しない場合は電源を切り、終端モジュ ールをノードの後ろ半分の中間に置きます。
―電源を再投入し、この手順を故障I/Oが検出され るまで繰り返します。
―故障モジュールを交換します。
―モジュールが1個だけ残り、LEDがまだ点滅して いる場合はこのモジュールまたはコントローラが 故障しているとみなされます。
―当該モジュールを交換してください。
エラーコード4:内部バスの物理的エラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
― 内部バスのデータ通信エラーまたはコント ローラにおける内部バスの中断エラー
ノードの電源を切ります。プロセスデータを持った I/Oモジュールをコントローラの後に置き、電源を 入れた直後のエラー引数を読みます。
I/O LEDでエラー引数が示されなかった場合はコン トローラを交換してください。
これ以外の場合は次のようにエラーI/Oを検出しま す。
―ノードの電源を切り、ノードの中間に終端モジュ ールを置きます。電源を再投入します。
―LEDがまだ点滅している場合電源を切り、終端モ ジュールをノードの前半分の中間に置きます。
―LEDが点滅しない場合は電源を切り、終端モジュ ールをノードの後ろ半分の中間に置きます。
―電源を再投入し、この手順を故障I/Oが検出され るまで繰り返します。
―故障モジュールを交換します。
―モジュールが1個だけ残り、LEDがまだ点滅して いる場合はこのモジュールまたはコントローラが 故障しているとみなされます。
―当該モジュールを交換してください。
n* (n>0) n番目のI/Oモジュールの後段にて内部バス が中断した
ノードの電源を切り、n+1番目のI/Oモジュールを 交換します。その後電源を再投入します。
エラーコード5:内部バスの初期化時エラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
n* 内部バスの初期化中にレジスタ通信でエラ ーが起きた
ノードの電源を切り、n番目のI/Oモジュールを交 換します。その後電源を再投入します。
エラーコード6:ノード設定時のコンフィグレーションエラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
n スペーサモジュールのマッピング時I/Oモ ジュールのコンフィグレーション間違い
スペーサモジュールのマッピングを調べてくださ い。
エラーコード9:CPUトラップエラー
エラー引数 エラー内容 対処方法
1 不正なオペレーションコード 2 スタック・オーバーフロー 3 スタック・アンダーフロー 4 NMI
プログラムシーケンス・エラー。
ワゴジャパン、オートメーションに連絡してくださ い。
8 プロセスイメージ作成時のエラー I/Oモジュール数を減らしてください。