3. 関連製品の事前設定
3.5.4. Hyper-V環境を構築するには
Hyper-V環境の構築を行います。以下の手順の流れに沿って構築してください。
関連情報: 各設定の詳細については、Microsoft社発行の各製品マニュアルを参照してくだ さい。
1. Windows Server 2008、もしくはR2のインストールと設定
2. Hyper-V役割のインストールと設定
3. Hyper-V クラスタの場合、フェールオーバークラスタリング機能のインストールと設定
4. DPMクライアント、およびESMPRO/ServerAgentのインストールと設定 5. OOB Managementの設定
注: クラスタ環境を構築する場合、ドメイン環境が必要になります。
▪ Windows Server 2008 R2の環境で、仮想マシンを大量に作成する場合は、あらかじめ MACアドレスの範囲を拡大してください。その際に、他のHyper-Vと範囲が重ならないよう にしてください。Hyper-V用に予約されているOUTは、"00-15-5d" になります。
(Hyper-V Manager-仮想ネットワークマネージャ-グローバルネットワーク設定)
▪ Hyper-VマシンのDNS、およびDNSの逆引きの設定を適切にしてください。
▪ 以下の条件に当てはまる場合、KB974930を別途適用してください。
http://support.microsoft.com/kb/974930/ja (条件)
▪ クラスタ環境を使用
▪ Windows Server 2008 R2を使用して、SP1を適用しない ▪ Windows Updateを使用しない
3 関連製品の事前設定
SigmaSystemCenter 3.0 コンフィグレーションガイド 62
3.6. DPM を利用するための設定を行う
SystemProvisioning は、DPM を利用して管理対象マシンへ OS、アプリケーション、パッチ
などのインストールやマシンの起動、停止を行います。そのため、SystemProvisioning で管 理対象とする物理マシンは、事前にDPMに登録しておく必要があります。
本節では、DeploymentManager の初期設定を行い、管理対象マシンを登録する手順につ いて説明します。
DPMは、Webコンソール (ブラウザ) を使用して操作します。Webコンソールの起動、およ び初期設定については、「3.6.1 DPMのWebコンソールを起動するには」から「3.6.4 DPM に管理対象マシンを登録するには」を参照してください。
DPM にマシンを登録するには、自動で登録する方法と手動で登録する方法があります。本 書では自動で登録する方法を記載します。「3.6.4 DPM に管理対象マシンを登録するには」
を参照してください。
関連情報: 初めてDPMを利用する場合、設定の詳細については、「DeploymentManager インストレーションガイド」の「5. DeploymentManager運用前の準備を行う」、および
「DeploymentManagerオペレーションガイド」の「2. DeploymentManagerへリソースの登 録をする」を参照してください。
3.6.1. DPMのWebコンソールを起動するには
DPMのWebコンソールを起動します。以下の手順に従って起動してください。
1. Webブラウザを起動します。
2. Web ブラウザのアドレス欄に以下の URLを入力します。ホスト名には、管理サーバの ホスト名、またはIPアドレスを入力してください。
http://ホスト名/DPM/Login.aspx
注: ホスト名にWindowsで推奨されていない文字列 (半角英数字と "-" (ハイフン) 以 外) が含まれる場合、ブラウザのアドレス欄には、IPアドレスを指定してください。ホスト 名を指定すると、DPMのWebコンソールの起動に失敗する可能性があります。
3. DPM のWebコンソールが起動します。「DeploymentManagerログイン」ウィンドウが 表示されます。ログインについては、「3.6.2 DPMにログインするには」を参照してくださ い。
DPMを利用するための設定を行う
セクション I SigmaSystemCenterの事前準備
63
3.6.2. DPMにログインするには
DPMへのログインを行います。
1. DPMのWebコンソールを起動すると、「DeploymentManagerログイン」ウィンドウが表 示されます。
2. ユーザ名とパスワードを入力します (入力必須)。
注: 初めてDPMにログインする場合は、以下のユーザ名、およびパスワードを入力し てください。
▪ ユーザ名 : admin
▪ パスワード : admin
関連情報: ログイン後は、必ずパスワードを変更してください。ログインしているユーザ の設定変更については、「DeploymentManagerリファレンスガイド」の「1.1.2 アカウン ト」を参照してください。
3. [ログイン] をクリックします。
3.6.3. DPMユーザを追加する
DPMを使用するユーザを追加します。以下の手順に従って追加してください。
1. DPMのWebコンソールを起動します。
2. タイトルバーの [管理] をクリックし、[管理] ビューに切り替えます。
3. [管理] ツリーから [ユーザ] をクリックします。
4. メインウィンドウに [ユーザ一覧] グループボックスが表示されます。
5. [設定] メニューから [ユーザ追加] をクリックします。
3 関連製品の事前設定
SigmaSystemCenter 3.0 コンフィグレーションガイド 64
6. メインウィンドウに「ユーザ追加」が表示されます。
7. [ユーザ名] テキストボックスにユーザ名を入力します (入力必須)。
8. [権限] プルダウンボックスから権限を選択します (選択必須)。
9. [パスワード] テキストボックス、および [パスワード(確認用)] テキストボックスにパスワ
ードを入力します (入力必須)。 10. [OK] をクリックします。
関連情報: 設定項目の詳細については、「DeploymentManagerリファレンスガイド」の
「2.3.1 ユーザ追加」を参照してください。
3.6.4. DPMに管理対象マシンを登録するには
DPM に管理対象マシンを登録します。以下の手順に従って登録してください。仮想マシンサ ーバ、または仮想マシンを DPM に登録する場合の注意事項については、「3.6.5 仮想マシ ンをDPMに登録するには」、および「3.6.6 仮想マシンサーバをDPMに登録するには」を参 照してください。
関連情報: 詳細については、「DeploymentManagerリファレンスガイド」の「3.3.1 マシング ループ追加」、および「3.9.2 新規マシン追加」を参照してください。
1. DPM の Web コンソールを起動します。DPM のWeb コンソールの起動については、
「3.6.1 DPMのWebコンソールを起動するには」を参照してください。
2. タイトルバーの [運用] をクリックし、[運用] ビューに切り替えます。
3. マシングループを作成します。登録するマシングループが既に存在する場合は、手順 10へ進んでください。
DPMを利用するための設定を行う
セクション I SigmaSystemCenterの事前準備
65 4. [リソース] ツリーから [マシン] をクリックします。
5. メインウィンドウに [グループ一覧] グループボックスが表示されます。
6. [設定] メニューから [グループ追加] をクリックします。
7. メインウィンドウに「グループ追加」が表示されます。
8. [名前] テキストボックスにグループ名を入力します (入力必須)。 9. [OK] をクリックします。
10. 続いてマシンの登録を行います。登録するマシンの電源を入れます。
しばらくすると、[リソース] ツリー配下に [新規マシン] が表示されます。
11. [リソース] ツリーから [新規マシン] をクリックします。
3 関連製品の事前設定
SigmaSystemCenter 3.0 コンフィグレーションガイド 66
12. メインウィンドウに [新規マシン一覧] グループボックスが表示されます。
13. 登録するマシンのチェックボックスをオンにし、[アクション] メニューから [マシン追加]
をクリックします。
DPMを利用するための設定を行う
セクション I SigmaSystemCenterの事前準備
67 14. メインウィンドウに「新規マシン追加」が表示されます。MAC アドレスと UUIDに値が設
定されていることを確認します。
注: 以下の場合、UUIDが自動登録されません。手動でUUIDを必ず登録してください。
UUIDが登録されていないと、SystemProvisioningでの電源操作が正常に行われない 場合があります。
▪ 管理対象マシンのPXEブートが有効でない、かつOS未インストールなどの理由に よりOSの起動ができない場合
15. 各項目を入力します。
16. [OK] をクリックします。
3 関連製品の事前設定
SigmaSystemCenter 3.0 コンフィグレーションガイド 68
3.6.5. 仮想マシンをDPMに登録するには
以下の場合に、仮想マシンをDPMに登録する必要があります。
仮想マシンに対して、アプリケーション、パッチなどのインストールを行う場合
HW Profile Clone、Differential Clone (vCenter Server管理を除く)、Disk Clone (vCenter Server管理を除く) 機能を使用する場合
障害対応 (仮想マシンサーバ障害時にDPM経由での仮想マシンシャットダウンを行う など)
関連情報:
▪ HW Profile Clone、Differential Clone (vCenter Server管理を除く)、Disk Clone
(vCenter Server管理を除く) では、DPMを使用してゲストOSの固有情報の設定を行いま
す。詳細については、「SigmaSystemCenterリファレンスガイド」の「2.2.1 テンプレート」を 参照してください。
▪ DPMで管理できるマシングループ数、および管理対象マシン数の上限については、
「DeploymentManagerリファレンスガイド」の「3.3.1 マシングループ追加」、および「3.5.5 管理対象マシンの追加」を参照してください。
作成済みの仮想マシンをDPMに登録するには
仮想マシンにDPMクライアントをインストールしてください。仮想マシンがDPMに登録 されますので、DPMのWebコンソールにて "新規マシン" から任意のグループへ登録 を行ってください。
仮想マシン稼働時にDPMに登録するには
カテゴリ、グループ、VM モデルのいずれかの設定で、[DPM サーバ] プルダウンボック スを設定すると、仮想マシンを運用グループで稼動 (リソース割り当て、新規リソース割 り当て、マスタマシン登録) する際に、DPMに自動で登録されます。
VMモデル、グループ、カテゴリの順に設定が優先されます。
3.6.6. 仮想マシンサーバをDPMに登録するには
以下の場合に、仮想マシンサーバをDPMに登録する必要があります。
仮想マシンサーバに対して、アプリケーション、パッチなどのインストールを行う場合
VM最適配置など仮想マシンサーバの起動操作を伴う運用を行う場合
仮想マシンサーバをDPMに登録する場合、Wake On LANで起動するNICの物理MAC アドレスと、UUID の両方を登録する必要があります。正しい値が設定されていない場合、仮 想環境管理ソフトウェアから取得したマシン情報と一致しなくなり、SystemProvisioningに別 マシンとして認識される可能性があります。ご使用の環境により登録手順が異なりますので、
本節に記載する手順を参照して登録してください。
DPMを利用するための設定を行う
セクション I SigmaSystemCenterの事前準備
69 DPMへの登録完了後に、DPMのWebコンソールから登録したマシンの起動・シャットダウ ンができることを確認してください。
<DPMクライアントを利用した登録手順>
ESX環境の場合
注: ESXiの場合は、DPMクライアントがインストールできないため、本手順を行うことは できません。
1. 物理MACアドレスの確認
Wake On LANで起動する物理MACアドレスを確認します。
ESXの場合は、通常 "vmnic0" のMACアドレスです。
- NIC名確認コマンド
# esxcfg-vswitch –l
- 物理MACアドレス確認コマンド ("vmcin0" のMACアドレス確認の場合)
# ifconfig | grep vmnic0
2. マシンをDPMの任意のグループに登録
DPMのWebコンソールを起動し、登録する対象のグループを選択し、[設定] メニ ューから [マシン追加] を選択します。[マシン名] テキストボックスに仮想マシンサ ーバのマシン名 (ホスト名)、および手順1で確認したMACアドレスを入力し、[OK]
をクリックします。
注: [マシン名] テキストボックスにホスト名を入力した場合、管理サーバと仮想マシ ンサーバ間で名前解決できるように設定をしてください。
3. DPMクライアントのインストール
はじめに、仮想マシンサーバにてファイアウォールの設定を行い、次にDPMクライ アントをインストールします。
4. マシンの登録情報確認
DPMのWebコンソールで、手順2で登録したマシンを選択し、「管理対象マシン詳 細」ウィンドウでMACアドレスとUUIDの欄に値が設定されていることを確認しま す。