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Apollo Twin USB Software Manual 94 Console Reference

Apollo Twin USB Software Manual 95 Console Reference

コントロールルーム・コラム

コントロールルーム・コラムでは、モニターアウトのための様々なオプションを 設定、選択することができます。

コラムの表示

デフォルトでは、コントロールルーム・コラムは表示されません。コラムを 表示するには、モニター・コラムの“SHOW”セクションで“CTRL ROOM”ス イッチをオンにしてください。

モニター・コラムの“Show CTRL ROOM”スイッチ

ALT トリム・コントロール

ALT トリム・コントロールの典型的な使用方法は、メイン・モニタースピーカーと 同じボリュームを持つように、モニタースピーカー間の異なるレベルを補正する ために使用します。

注: Console セッティング・ウィンドウのハードウェア・パネルで ALT アマウン トの値が 0 でない場合に、 ALT コントロールは、表示されます。

詳細については、“ALT モニタリングについて”を参照してください。

ALT レベル – ALT モニタリング機能を経由して Apollo の異なるラインアウト にメインミックスがルーティングされた時、そのアウトプット・レベルを調節しま す。使用可能なレンジは±30 dB でデフォルト値は、0dB です。

ALT 値 – 設定中の ALT レベルが dB 単位で表示されます。

ALT レベル

ALT

ALT 2

(Apollo ラック モデルのみ)

DIM レベル

DIM

DIM イネーブル

モニターソース セレクト

コントロールルーム・コラム

DIM コントロール

DIM は、設定した値に素早くコントロールルームのリスニング・ボリュームを減少させたり、前の音量に 戻すために使用することができます。

DIM アマウント – このコントロールは、DIM スイッチを使用した場合にメイン・モニターミックスに適用さ れるアッテネーション・レベルの量を調整します。デフォルトでは、-20 dB で、使用可能なレンジは dB

~ -60 dB までです。

DIM イネーブル – オンになった場合(点灯時)、モニターアウト(ALT アウトがアクティブ時)は、DIM アマウント値によって減衰されます。

Apollo Twin USB Software Manual 96 Console Reference

モニターソース・セレクト

これらのスイッチにより、Apollo のモニターアウトに送るミックスバスを選択します。選 択したスイッチが点灯します。

モニター

MONITOR を選択した場合、メイン・モニターミックスは、モニターアウトにアサインしたす べての DAW アウトをモニターアウトにルーティングします。

モニターソース セレクトスイッチ

HP, LINE 3/4

HP または LINE 3/4 が選択されている場合、それぞれの Cue ミックスは、各 HP、または LINE 3/4 アウトに アサインされたすべての DAW アウトプットがモニターアウトにルーティングされます。

CUE INACTIVE ダイアログ

CUE、HP、LINE 3/4 は、それぞれのソースが MON に設定さ れていない場合にのみ、Cue アウト・ポップオーバーでモニタ ー・ソースとして選択することができます。

モニターソースとして Cue を使用する時に CUE INACTIVE ダイアログが表示された場合、ダイア ログを閉じ、その後 CUE OUTPUTS ウィンドウを開き、Cue のソースを MON から Cue ミックスに 変更してください。

Apollo Twin USB Software Manual 97 Console Reference

Console セッション

セッションファイル・コントロールは、セッション・プリセットファイルとして Console の完全な設定を管理 するための方法を提供します。Console セッション・ファイルを保存すると使用中の Console の設定が ディスクに書き込まれます。

セッション・ファイルが再度ロードされると Console は、その間に行われた変更に関係なく、完全に同じ設 定に戻されます。

セッション・ファイルのコンテンツ

Console セッション・ファイルは、Console セッティングのほとんどを含みますが、すべてではありません。

保存される、または保存されないパラメーターのリストについては、以下のリストに記載します:

保存する – すべてのノブ、スライダー、メニューの値、すべての UAD プラグイン、プラグイン内の設 定と Console セッティング・ウィンドウ内のセッティング。(以下を除く)

保存しない – すべてのモニターゲイン、ラインアウト・リファレンスレベル、クロックソース、サンプルレート、

モニターアウト・デジタルミラー、Cue アウト、これらはセッション固有の設定ではなく、グローバルパラメ ーターです。これらの設定は、Console セッティング・ウィンドウで管理します。

デフォルトでのセッションファイルのロケーション

デフォルトでは、セッションファイルは、ユーザーのホームフォルダにセーブされ、そこからロードすること ができます。:

C:\Users\UserName\AppData\Roaming\Universal Audio\Sessions

セッションファイルのセーブ/ロード先は、ディスク上の任意の場所に設定することができますが、

Console は常に、OS によって提示されたこの場所をオープン/セーブ・ダイアログを使用するので、デフ ォルトの場所を使用することが利便性を高めます。

注: セッションファイルは、Console 内のセッションリストに表示されるデフォルトの位置に存在す る必要があります。

セッション・サブフォルダ

セッションファイル・フォルダは、さらにセッションの管理能力のためにもう一階層のサブフォルダを含 みます。SESSION コラムのフォルダを選択するとサブフォルダは SUB-FOLDER コラムに表示されま す。

セッションファイルの拡張子

Console のセッションファイルは、“.uadmix”という拡張子を持っています。 拡張子は、セッションファイルが ディスクに保存されると自動的に追加されます。しかし、拡張子は、ファイルセーブ・ダイアログには表示され ません。(セッションファイルを保存する時に拡張子を手動で書き込まないでください)

注: 拡張子“ .uadmix”が付いていないセッションファイルは、“Open”ファイルダイアログや、

セッション・メニューには表示されません。そして OS のファイルシステム上でダブルクリック しても開きません。

Apollo Twin USB Software Manual 98 Console Reference

セッションファイルへのアクセス

セッションファイルはいくつかの方法でセーブ、ロードすることができます。: 変更したセッション・ダイア ログ、アプリケーション・メニュー内のファイル・メニュー、またはセッション・メニュー

セッション・ネーム

セッション名は、右のスクリーンショットで“My Session”と記載されているよ うに、Console ウィンドウの上部にあるメーターブリッジに表示されます。ファ イルを保存した時にセッション名が作成されます。それらは、あた、 OS のフ ァイルシステム上で名称を変更することができます。

セッション・ネームの変更

セッションを保存した後に、Console の設定を変更した場合、セッション名の 後ろにアスタリスク(*)が表示されます。これは、セッションが変更され、保 存する必要があることを視覚的に表示します。アスタリスクをクリアするに は、セッションを保存します。

SYNC セッション・ネーム

Console リコールプラグインを含む DAW プロジェクトを開いた場合、そ れはシンク機能を持ち、

“-

Sync Session -”へとセッション名を変更され、

DAW が Console にセッション設定を送ったことを示します。関連した機 能の詳細については、SYNCを参照してください。

変更したセッションのダイアログ

現在の Console セッションが変更され、新しい Console セッ ションをロードしようとした場合、保存されていないことを示す ダイアログが表示されます。このダイアログの機能は以下で 詳述します。

重要: このダイアログは、Console セッションが Console リコール・プラグインの SYNC 機能を経由して読み込ま

れた時には表示されません。詳細については、 SYNCを参照してください。

Don’t Save – 現在の Console セッションのすべての変更は破棄され、新しいセッションがロードされます。

Cancel – 現在の Console セッションはアクティブのまま、新しくロードしようとした動作はキャンセルする。

Save – 現在のセッションがディスクに保存され、新しいセッションがロードされます。セッションがディ スクに保存されていない場合は“Save As...”ダイアログが表示されます。

Apollo Software Manual 90 Chapter 4: Console Reference

セッションマネージャー・ポップオーバー

セッションマネージャー・ポップオーバーは、Console セッションのプリセットファイルを管理しています。セ ッションマネージャー・ウィンドウは、SESSION と SUB-FOLDER コラムといくつかのファンクション・スイッ チが備えられています。コラムとスイッチは、セッションファイルをナビゲートしたり、管理するために使用 することができます。

このセクションの説明については、下図を参照してください。

セッション・コラム

(セッションとフォルダの最上位階層) サブフォルダ・コラム

(サブフォルダ内のセッション)

クローズ・ウィンドウ

セッション・ファイル

選択したセッション

(青)

選択したサブフォルダ

(青)

現在のセッション

(グレー)

その他のサブフォルダ (内 容を表示)

ファンクション・ボタン

新しい セッション

のロード

既存の セッション のロード

セッション のセーブ

新規 ファイル のセーブ

選択した セッション のロード セッションマネージャー・ポップオーバー

セッションのスイッチ

セッションマネージャー・ウィンドウにアクセスするには、モニター・コラムの下部にあ る SESSIONS メニューをシングルクリックしてください。

クリックして SESSIONS マネージャーを開く

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