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Cue バスは、メイン・モニターミックスとは異なるミックスを作るためのものです。Cue は、通常、メイン・モ ニターミックスから他の機材への個々のチャンネル、またはミックスをルーティングするため、異なるヘッド フォン・ミックスを聞きたいパフォーマーのために使用します。

Cue ミックスは、各インプットと、 AUX ストリップ上で Cue センド(“HP”または)“LINE3-4”とラベリング)を通 して調整することができます。メイン・モニターミックスの調整に影響を受けないよう、 Cue センドの全ては、

プリ・フェーダー、プリ・ミュートです。

ミックスバス・リターン

ステレオミックスバス・リターンは、使用可能なアウトにミックスをルーティングすることができます。

AUX

AUX ミックスは、AUX リターンにルーティングされます。Cue センドは、AUX リターンで Cue ミックス・バ スに AUX エフェクトをルーティングするために使用することができます。

詳細については、“Aux リターン” を参照してください。

Cue

Cue ミックスは、モニターコントロール・セクションで選択されたものを聞くことができます。Cue は、Cue アウ トプット・ウィンドウのマトリックスで使用可能な Apollo のアウトプットにルーティングすることができます。モ ニター・アウトプットを、モニター・ミックスの代わりに Cue ミックスに切り替えることが可能です。

Cue リターンの詳細については、“Cue アウトプット・ポップアップ”を参照してください。

Apollo Software Manual 50 Chapter 3: Console Overview

センドへのアクセス

センドの確認、調整を行うためには、オーバービュー、センド・ビューからアクセスします。

注: センドは、インプット、インサート・ビューには表示されません。

オーバービュー・ビュー

以下に示すように、インプット・センドの状態に関するオーバービューは、各インプット・チャンネル・スト リップに表示されます。このオーバービューをクリックすると、センド・ポップオーバーを開き、センドを調整 することができます。Console ウィンドウの上下に十分な高さがある場合は、個々のセンド・ノブが所定の位置に表 示されます。

センド・ポップオーバーをクリックすると開く

チャンネルセンドレベル・インジケーター

チャンネルセンドミュート・インジケーター

(バス名の上の四角形)

チャンネルセンドフェーダー・インジケーター

センドバス名とカラー

オーバービュー・ビュー内の各インプットチャンネル・ストリップにあるセンドを表示

Apollo Twin USB Software Manual 51 Console Overview

センド・ビュー

センド・ビューでは、1 系統のセンドをすべてのチャンネルで表示することができます。表示されたセンド は、ビュー・コラムの“SHOW”ボタンで選択することができます。センド・ビューは、より詳細なコントロー ルを行うためにロングスロー・フェーダーを提供しています。

ヒント: センド・コントロールの解像度を上げるには、Console ウィンドウの縦方向のサイズを大きく、ま たはビュー・コラムで“SHOW MONITOR”ボタンを無効にしてください。

センド・ビューでは、同じセンドがすべてのインプットに表示されます。

“SHOW”ボタンをクリックすると別のセンドを表示させることができます。

すべてのセンドを表示する

すべてのセンドを同時に表示するには、コンピューターのオプション・キーを押しながらセンドビュー の“SHOW”ボタンのどれかをクリックしてください。

オプション+“SHOW”ボタンのクリックですべてのセンドを表示

Apollo Twin USB Software Manual 52 Console Overview

ALT モニタリングについて

Apollo は、 ALT (オルタネイト)モニタリング機能を備えています。ALT モニタリングは、モニタースピーカーを 交互にコントロールする場合に使用でき、異なるスピーカー・セットでミックスがどのように聴こえるか比較する 場合に便利です。最高で 1 ペアの ALT モニターを使用することができます。

ALT モニタリングは、ALT カウント セッティングを“0”以外の値に増やすことによって、Console セッティング・ウ ィンドウ内のハードウェアセッティング・パネルで有効にすることができます。

ALT モニターの接続

ALT モニター・シグナルは、ライン・アウトプット 3-4 にルーティングされます。

注: ALT チャンネル・アウトプットのアサインを変更することはできません。.

ALT モニター・トリム

ALT アウトプットの各ペアには、それぞれにトリム(ゲイン)セッティングを備えており、

メインモニター・スピーカーのボリューム・レベルとのボリューム・レベルの違いをオフ

セットするために使用することができます。

ALT レベル

スピーカーを適切なボリュームで比較することができるようモニター・レベルを調 節するためにこのオフセットを使用します。 ALT トリムは、 コントロールルーム・

コラムに配置されています。

ALT モニター・セレクト

ALT モニターは、モニター・コラムの OUTPUT セレクターで選択します。ここに 表示される ALT アウトプット・スイッチの数は ALT カウント のセッティングによっ て変わります。

ALT トリム

ALT の値

Monitor Output Options

ALT モニター・ボリュームとミュート

モニターレベル・ノブは、ALT モニターとメインモニターのアウトプット・ボリューム の調節とミュートを行うことができます。

ALT モニター・ノブのカラー

右に示すようにモニターレベル・ノブの周囲のリングの色は、アクティ ブな ALT の選択状況を示します。

グリーン: メインモニター・アウトプット オレンジ: ALT アウトプットがアクティブ

ALT セレクター

Apollo Twin USB Software Manual 53 Console Overview

Console セッションについて

セッション・コントロールは、セッション・プリセットファイルとして Console の完全な設定を管理するため の方法です。Console セッション・ファイルを保存すると、現在の Console の設定をディスクに書き込み ます。

その後、セッションファイルが再度ロードされると、Console はその間に行われた変更と関係なくまった く同じ状態に戻されます。

注: モニター・セッティング、ハードウェア・セッティング、Console インプット・ラベルは、グローバル・

パラメーターなので、セッションファイルには保存されません。

詳細については、 “Console セッション”を参照してください。

セッション・コラム

(最上位のセッションとフォルダ)

サブフォルダー・コラム

(サブフォルダ内のセッション)

クローズ・ボタン

セッションファイル

セッションの選択

(青)

選択したサブフォルダ

(青)

現在のセッション

(グレー)

その他のサブフォルダ

(選択するとコンテンツを表示)

ファンクション・ボタン

新しい セッション

のロード

既存の セッション のロード

現在の セッション のセーブ

新しい ファイル の作成

選択した セッション

のロード

セッション・マネージャーのポップオーバー

Apollo Twin USB Software Manual 54 Console Overview

ポップオーバー・ウィンドウ

メインウィンドウに表示されない Console 機能の一部は、

ポップオーバー・ウィンドウによって表示されます。

ポップオーバーは、その枠外のどのエリアでもクリックすること で自動的にウィンドウを閉じる特別なウィンドウです。

注: ポップオーバー・ウィンドウの大きさを調整すること はできません。

ポップオーバーを閉じるには、ポップオーバーの外側の任意の場所をクリック、ウィンドウの右上にある

“X”スイッチを押す、コンピューター・キーボードの“ESC”キーを押してください。

ポップオーバー・ウィンドウを使用して以下の機能にアクセスすることができます。:

Cue アウトプット・アサイン プラグイン・インサート リネーム/リンク・チャンネルインプット チャンネル・プリセット センド(Aux & Cue) Console セッション・プリセット インサート・アサイン Console テンポ

複数回のアンドゥ / リドゥ

Console は、すべてのエディット操作の複数回アンドゥ / リドゥをサポートしています。セッションが開い ている間、エディットした内容をアンドゥ / リドゥを繰り返し行うことができます。

エディット操作を後ろ方向へ元に戻すには、Edit メニューの Undo を選択するか、ショートカ ット“コマンド + Z” をタイプしてください。

エディット操作を前方向へ再度実行には、Edit メニューの Redo を選択するか、ショートカット

“Ctrl + シフト + Z” をタイプしてください。

アンドゥ / リドゥ・キャッシュ

エディットした内容は、アンドゥ / リドゥ・キャッシュに保存されます。キャッシュがクリアされるまで特定の セッション内で行った編集をアンドゥ / リドゥを行うことができます。

これらの操作によってアンドゥ / リドゥのキャッシュをクリアすることができます。:

Console を終了する

異なる Console セッションをロードする

重要: アンドゥ / リドゥ・キャッシュをクリアした後、アンドゥ / リドゥ操作を行うことはできません。

Apollo Twin USB Software Manual 55 Console Overview

キーボード・フォーカスとコントロール

多くの Console の機能は、マウスを使用せずにコントロールすることができます。画面上のエレメント がキーボードのフォーカスを受けている時、これらはすぐにコンピューターの QWERTY キーボードでナ ビゲートすることができます。

フォーカスインジケーター

Console のキーボード・フォーカスはキーボード・コントロールのターゲットとなる画面のエレメントをまと めたオレンジ色のハイライト・ボックスで表示されます。

フォーカス・ナビゲーション

エレメント間のフォーカスは、コンピューターの TAB キーによって変更、またはマウスで画面の別のエリ アをクリックして行うことができます。

フォーカス・コントロール

フォーカスしたアイテムは、上下左右の矢印キー、またはリターン、エンター・キーを使用して選 択することができます。

典型的なフォーカスの表示。左側の PRESET コラムはフォーカスされ、コラム内をキーボー ドを上下矢印キーでナビゲートすることができます。TAB キーを使用すると 2 つのコラム間

を交互にフォーカスすることができます。

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