77
最終利用者に提供する MVNO(契約数が3万以上の MVNO)に対する卸契約数における卸 元事業者別シェアは、再卸事業者のシェアの合計が 28.2%(前期比▲0.9 ポイント、前年 度末比+1.9 ポイント)と微増となっている。
HHI は減少傾向であったものの、2017 年度末は 1,653(前期比+65、前年度末比+3)
と増加に転じている。
当該事業者別シェアを詳細にみる(MNO を個社ごと、再卸事業者を利用する MNO の回線 ごとにみる)と、NTT ドコモ、UQ コミュニケーションズの回線を利用する再卸事業者及び 複数の MNO の回線を利用する再卸事業者のシェアが増加傾向となっている。
【図表Ⅰ-79】最終利用者に提供する MVNO の卸元事業者別シェア及び市場集中度の推移
(全体)
注1:契約数が3万以上の MVNO からの報告を基に作成。
注2:MNO のグループ内取引による契約数の重複を排除している。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告
80.8%
73.7% 72.7% 72.0% 70.9% MNO
71.8%
19.2%
26.3% 27.3% 28.0% 29.1% 再卸事業者
28.2%
1,847
1,650 1,623 1,613 1,589
HHI
78
SIM カード型の卸契約数における卸元事業者別シェアについてみると、再卸事業者のシ ェアの合計が 43.6%(前期比▲1.7 ポイント、前年度末比+1.0 ポイント)と、2017 年度 末には減少したものの、概ね増加傾向となっている。
これに伴い、HHI も 2,378(前期比+114、前年度末比▲66)と概ね減少傾向となってい る。
当該事業者別シェアを詳細にみると、NTT ドコモ及び NTT ドコモの回線を利用する再卸 事業者のシェアが高いが、他社回線を利用する再卸事業者のシェアも増加傾向となって いる。
【図表Ⅰ-80】最終利用者に提供する MVNO の卸元事業者別シェア及び市場集中度の推移
(SIM カード型)
注1:契約数が3万以上の MVNO からの報告を基に作成。
注2:MNO のグループ内取引による契約数の重複を排除している。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告
65.6%
57.4% 56.4% 55.7% 54.7% MNO
56.4%
34.4%
42.6% 43.6% 44.3% 45.3% 再卸事業者
43.6%
3,027
2,443 2,363 2,318 2,264 HHI
2,378
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
16.3 17.3 17.6 17.9 17.12 18.3
79
通信モジュールの卸契約数における卸元事業者別シェアについてみると、再卸事業者 のシェアの合計が 2.4%(前期比▲0.1 ポイント、前年度末比▲0.3 ポイント)と減少傾 向となっている。
これに伴い、HHI は 4,802(前期比+113、前年度末比+196)と増加傾向となっている。
当該事業者別シェアを詳細にみると、2016 年度に引き続き MNO のシェアが高く、MNO の 回線を利用する再卸事業者のシェアは小さい。
【図表Ⅰ-81】最終利用者に提供する MVNO の卸元事業者別シェア及び市場集中度の推移
(通信モジュール)
注1:契約数が3万以上の MVNO からの報告を基に作成。
注2:MNO のグループ内取引による契約数の重複を排除している。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告
96.7% 97.3% 97.3% 97.4% 97.5% MNO
97.6%
3.3% 2.7% 2.7% 2.6% 2.5%
再卸事業者, 2.4%
4,451
4,606 4,618 4,667 4,689 HHI
4,802
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
16.3 17.3 17.6 17.9 17.12 18.3
80
③ 接続料
最新の接続料は、対前年度比で、音声は約 1~6%減少しており、データは約 11~19%
減となった。
【図表Ⅰ-82】モバイル接続料の推移
※1:2015 年度の音声接続料及び 2014 年度のデータ接続料の値は、2016 年 5 月の第二種指定電気通信設備接続料規則 施行後の届出値。
※2:2016 年度の音声接続料からソフトバンクは区域内外の区別を廃止した。
注:各算定期間年度に基づく接続料は、概ね算定期間年度の翌年度末に届出がなされ、原則、各算定期間年度の翌年度 期首以降の接続協定に適用し遡及精算される。ただし、2013 年度以降の算定期間に基づくデータ接続料は各算定期 間年度の翌年度ではなく、当該年度の期首以降の接続協定に適用し遡及精算される。従って、2014 年度の接続協定 は、最終的に、2013 年度を算定期間とする音声接続料及び 2014 年度を算定期間とするデータ接続料が適用され精 算される。