1 競争状況等に係る分析
① 市場規模
2017 年度末時点における MNO の卸契約数(MVN0 への提供に係る契約数)は 1,840 万(前 期比+4.3%、前年度末比+16.0%)、再卸事業者39が提供する再卸の契約数40は 718 万(前 期比+3.4%、前年度末比+29.1%)とともに増加傾向となっている。
なお、契約数が3万以上の MVNO(58 者)のうち、再卸事業者は 24 者(前期比▲1者、
前年度末比▲2者)と微減している。
【図表Ⅰ-25】MVNO(MNO である MVNO を除く)サービスの契約数の推移<再掲>
注:MNO からの報告を基に作成。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告
39 他の MVNO に対し、MVNO サービスを卸電気通信役務として提供する MVNO。
・主な再卸事業者:インターネットイニシアティブ、NTT コミュニケーションズ、
ネットワークコンサルティング、フリービット、丸紅無線通信、
楽天コミュニケーションズ
40 契約数が3万以上の MVNO のうち、再卸を行う事業者の再卸契約数。
742
958
1,269
1,586 1,636 1,687
1,764
1,840
599
791
1,102
1,409 1,454 1,501
1,575
1,652
143 166 167 177 182 186 188 188
0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000
14.3 15.3 16.3 17.3 17.6 17.9 17.12 18.3
携帯電話・PHS・BWA 携帯電話・PHS BWA
(単位:万契約)
(第4四半期) (第1四半期) (第2四半期) (第3四半期) (第4四半期)
75
【図表Ⅰ-77】MVNO サービス区分「再卸」の契約数の推移
(単位:万契約)
16.3 17.3 17.6 17.9 17.12 18.3
378 556 602 641 695 718
注:契約数が3万以上の MVNO からの報告を基に作成。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告
【参考】再卸事業者数の推移
(単位:者)
16.3 17.3 17.6 17.9 17.12 18.3
23(17) 26(19) 27(19) 25(19) 25(19) 24(19)
注1:契約数が3万以上の MVNO からの報告を基に作成。
注2:括弧内は一次 MVNO の事業者数。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告
76
② 市場シェア
2017 年度末時点における MNO の卸契約数における事業者別シェア(グループ別)は、
NTT ドコモが 50.5%(前期比+0.1 ポイント、前年度末比±0 ポイント)と横ばい、KDDI グループが 26.8%(前期比▲0.4 ポイント、前年度末比▲0.5 ポイント)と減少傾向、ソ フトバンクグループが 22.7%(前期比+0.3 ポイント、前年度末比+0.5 ポイント)と増 加傾向となっている。
また、HHI は 3,782(前期比+2、前年度末比▲6)と横ばいで推移している。
【図表Ⅰ-78】MNO の卸契約数における事業者別シェア及び市場集中度の推移(グループ別)
注1:MNO からの報告を基に作成。
注2:「KDDI グループ」には、KDDI、沖縄セルラー及び UQ コミュニケーションズが含まれる。
注3:「ソフトバンクグループ」には、ソフトバンク、ワイモバイル(15.3 まで)及び Wireless City Planning が含まれる。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告
26.5%
34.8%
46.4% 50.5% 50.4% 50.2% 50.3% 50.5%
39.1%
34.4%
29.2% 27.3% 27.7% 27.7% 27.3% 26.8%
34.4% 30.8% 24.4% 22.2% 22.0% 22.1% 22.4% 22.7%
3,414 3,343 3,602 3,788 3,784 3,776 3,780 3,782
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
14.3 15.3 16.3 17.3 17.6 17.9 17.12 18.3
(第4四半期) (第1四半期) (第2四半期) (第3四半期) (第4四半期)
77
最終利用者に提供する MVNO(契約数が3万以上の MVNO)に対する卸契約数における卸 元事業者別シェアは、再卸事業者のシェアの合計が 28.2%(前期比▲0.9 ポイント、前年 度末比+1.9 ポイント)と微増となっている。
HHI は減少傾向であったものの、2017 年度末は 1,653(前期比+65、前年度末比+3)
と増加に転じている。
当該事業者別シェアを詳細にみる(MNO を個社ごと、再卸事業者を利用する MNO の回線 ごとにみる)と、NTT ドコモ、UQ コミュニケーションズの回線を利用する再卸事業者及び 複数の MNO の回線を利用する再卸事業者のシェアが増加傾向となっている。
【図表Ⅰ-79】最終利用者に提供する MVNO の卸元事業者別シェア及び市場集中度の推移
(全体)
注1:契約数が3万以上の MVNO からの報告を基に作成。
注2:MNO のグループ内取引による契約数の重複を排除している。
出所:電気通信事業報告規則に基づく報告