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EXECリソースの調整を行うには

ドキュメント内 CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.1 for Linux 設定ガイド (ページ 73-112)

セクション III リソース詳細

EXECリソースの調整を行うには

1. Builder の左部分に表示されているツリービューから、詳細情報の表示 / 設定変更を行

いたい EXEC リソースが所属するグループのアイコンをクリックします。

2. 画面右のテーブルビューに、グループリソースの一覧が表示されます。目的の EXEC リ ソース名を右クリックし、[プロパティ] の [詳細] タブをクリックします。

3. [詳細] タブで、[調整] をクリックします。[execリソース調整プロパティ] ダイアログ ボック

スが表示されます。

4. 以下の説明に従い詳細設定の表示 / 変更を行います。

パラメータタブ

[開始スクリプト]、[終了スクリプト]全スクリプト共通 同期

スクリプトの実行時にスクリプトの終了を待ちます。常駐しない(実行後に処理がすぐ戻る) 実行可能ファイルの場合に選択します。

非同期

スクリプトの実行時にスクリプトの終了を待ちません。常駐する実行可能ファイルの場合 に選択します。

EXECリソースの開始スクリプトを非同期で実行する場合は、PIDモニタリソースで監視で きます。

タイムアウト(1~9999)

スクリプトの実行時に終了を待つ場合([同期])のタイムアウトを設定します。[同期]を選択 している場合のみ入力可能です。設定時間内にスクリプトが終了しないと、異常と判断し ます。

第 4 章 グループリソースの詳細

CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.1 for Linux 設定ガイド 74

メンテナンスタブ

ログ出力先 (1023バイト以内)

EXEC リソースのスクリプトや実行可能ファイルの標準出力と標準エラー出力のリダイレ

クト先を指定します。何も指定しない場合、/dev/null に出力されます。[/] で始まる必要が あります。

[ローテートする]チェックボックスがオフの場合は無制限に出力されますのでファイルシス テムの空き容量に注意してください。

i686 版を利用している場合、ファイルサイズが2GBを超えると EXEC リソースの活性・

非活性が行えなくなるので、ファイルを定期的に削除する必要があります。

[ローテートする]チェックボックスがオンの場合は、出力されるログファイルは、ローテート します。また、以下の注意事項があります。

[ログの出力先] には 1009 バイト以内でログのパスを記述してください。1010 バイト

を超えた場合、ログの出力が行えません。

ログファイルの名前の長さは 31 バイト以内で記述してください。32 バイトを超える場 合、31 バイトでファイル名を切ります。

複数のカスタムモニタリソースでログローテートを行なう場合、パス名が異なってもログ ファイルの名前が同じ場合、(ex. /home/foo01/log/genw.log,

/home/foo02/log/genw.log) ローテートサイズが正しく反映されないことがあります。

ローテートする

EXEC リソースのスクリプトや実行可能ファイルの実行ログを、オフの場合は無制限の

ファイルサイズで、オンの場合はローテートして出力します。

ローテートサイズ (1~999999999)

[ローテートする]チェックボックスがオンの場合に、ローテートするサイズを指定します。

ローテート出力されるログファイルの構成は、以下のとおりです。

ファイル名 内容

[ログ出力先]指定のファイル名 最新のログです。

[ログ出力先]指定のファイル名.pre ローテートされた以前のログです。

仮想マシンリソースの設定

セクション III リソース詳細

仮想マシンリソースの設定

仮想マシンリソースの依存関係

既定値では、依存するグループリソースタイプはありません。

仮想マシンリソースとは?

仮想化基盤のホストOS上から仮想マシン(ゲストOS)の制御を行うためのリソースです。

仮想マシンの起動、停止を行います。

仮想マシンリソースに関する注意事項

仮想マシンリソースはCLUSTERPROを仮想化基盤(vSphere, XenServer, KVM)のホ ストOS上にインストールした場合のみ有効です。

仮想マシン リソースはグループタイプが仮想マシンのグループにのみ登録可能です。

仮想マシン リソースは一つのグループに一つのみ登録可能です

第 4 章 グループリソースの詳細

CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.1 for Linux 設定ガイド 76

仮想マシンリソースの詳細を表示 / 変更するには

1. Builder の左部分に表示されているツリービューから、詳細情報の表示 / 設定変更を行

いたい仮想マシンリソースが所属するグループのアイコンをクリックします。

2. 画面右のテーブルビューに、グループリソースの一覧が表示されます。目的の仮想マシン リソース名を右クリックし、[プロパティ] の [詳細] タブをクリックします。

3. [詳細] タブで、以下の説明に従い詳細設定の表示 / 変更を行います。

リソース詳細タブ (vSphere の場合 )

仮想マシンの種類

仮想化基盤の種類を指定します。

クラスタサービスインストール先

CLUSTERPRO をインストールする OS の種類を指定します。ゲスト OS を選択すると、

vCenter を使用するのチェックボックスも自動的にオンになります。

仮想マシン名(255バイト以内)

仮想マシン名を入力してください。VM構成ファイルのパスを入力する場合は設定不要です。ま た、仮想化基盤側で仮想マシン名を変更する可能性がある場合、VM構成ファイルのパス名を 設定してください。

データストア名 (255 バイト以内)

仮想マシンの設定情報を格納しているデータストア名を指定してください。

仮想マシンリソースの設定

セクション III リソース詳細

VM構成ファイルのパス(1023バイト以内)

仮想マシンの設定情報を格納しているパスを指定してください。

ホストのIPアドレス

ホストの管理 IP アドレスを指定してください。サーバ別設定を利用して、サーバごとに指定す る必要があります。

ユーザ名(255バイト以内)

仮想マシンを起動するために利用するユーザ名を指定してください。

パスワード(255バイト以内)

仮想マシンを起動するために利用するパスワードを指定してください。

vCenter を使用する

vCenterを使用するかどうかを指定してください。

vCenterのホスト名(1023バイト以内)

vCenterのホスト名を指定してください。

vCenterのユーザ名(255バイト以内)

vCenterに接続するためのユーザ名を指定してください。

vCenterのパスワード(255バイト以内)

vCenterに接続するためのパスワードを指定してください。

リソースプール名(80バイト以内)

仮想マシンを起動するリソースプール名を指定します。

調整

[仮想マシンリソース調整プロパティ] ダイアログ ボックスを表示します。仮想マシンリソースの

詳細設定を行います。

第 4 章 グループリソースの詳細

CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.1 for Linux 設定ガイド 78

リソース詳細タブ(XenServer の場合)

仮想マシンの種類(255バイト以内) 仮想化基盤の種類を指定します。

仮想マシン名(255バイト以内)

仮想マシン名を入力してください。UUID を設定する場合は不要です。また、仮想化基盤側で 仮想マシン名を変更する可能性がある場合、UUIDを設定してください。

UUID

仮想マシンを識別するためのUUID(Universally Unique Identifier)を指定してください。

ライブラリパス(1023バイト以内)

XenServerを制御するために利用するライブラリのパスを指定してください。

ユーザ名(255バイト以内)

仮想マシンを起動するために利用するユーザ名を指定してください。

パスワード(255バイト以内)

仮想マシンを起動するために利用するパスワードを指定してください。

調整

仮想マシンリソースの設定

セクション III リソース詳細

[仮想マシンリソース調整プロパティ] ダイアログ ボックスを表示します。仮想マシンリソースの

詳細設定を行います。

リソース詳細タブ (KVM の場合 )

仮想マシンの種類(255バイト以内) 仮想化基盤の種類を指定します。

仮想マシン名(255バイト以内)

仮想マシン名を入力してください。UUIDを設定する場合は不要です。

UUID

仮想マシンを識別するためのUUID(Universally Unique Identifier)を指定してください。

ライブラリパス(1023バイト以内)

KVMを制御するために利用するライブラリのパスを指定してください。

調整

[仮想マシンリソース調整プロパティ] ダイアログ ボックスを表示します。仮想マシンリソースの 詳細設定を行います。

第 4 章 グループリソースの詳細

CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.1 for Linux 設定ガイド 80

仮想マシンリソースの調整を行うには

1. 仮想マシンリソースタブ場面で[調整」をクリックします。

2. 仮想マシンリソース調整プロパティの画面を表示します。以下の説明に従い詳細設定の 表示 / 変更を行います。

仮想マシンリソース調整プロパティ

リクエストタイムアウト

仮想マシンの起動/停止などの要求の完了を待ち合わせる時間を指定します。

この時間内に要求が完了しなかった場合、タイムアウトと見なし、リソースの活性または非活 性は失敗します。

仮想マシン起動待ち時間

仮想マシンの起動要求を発行した後で、この時間だけ必ず待ちます。

仮想マシン停止待ち時間

仮想マシンの停止を待ち合わせる最大の時間です。仮想マシンの停止が確認できた時点で非 活性完了になります。

5 章 モニタリソースの詳細

本章では、CLUSTERPRO X SingleServerSafe で監視を実行する単位であるモニタリソースについての 詳細を説明します。

本章で説明する項目は以下のとおりです。

モニタリソース一覧··· 82 ディスクモニタリソースの設定··· 92 IPモニタリソースの設定··· 101 NIC Link Up/Downモニタリソースの設定··· 106 PIDモニタリソースの設定··· 112 ユーザ空間モニタリソースの設定··· 115 カスタムモニタリソースの設定··· 127 マルチターゲットモニタリソースの設定··· 134 ソフトRAIDモニタリソースの設定··· 141 仮想マシンモニタリソースの設定··· 144 外部連携モニタリソースの設定··· 148 プロセス名モニタリソースの設定··· 154 DB2モニタリソースの設定··· 158 FTPモニタリソースの設定··· 165 HTTPモニタリソースの設定··· 169 IMAP4モニタリソースの設定··· 173 MySQLモニタリソースの設定··· 177 NFSモニタリソースの設定··· 184 Oracleモニタリソースの設定··· 188 OracleASモニタリソースの設定··· 198 POP3モニタリソースの設定··· 204 PostgreSQLモニタリソースの設定··· 208 Sambaモニタリソースの設定··· 214 SMTPモニタリソースの設定··· 218 Sybaseモニタリソースの設定··· 222 Tuxedoモニタリソースの設定··· 228 Weblogicモニタリソースの設定··· 232 Websphereモニタリソースの設定··· 237 WebOTXモニタリソースの設定··· 241 JVMモニタリソースの設定··· 245 システムモニタリソースの設定··· 277 モニタリソース共通の設定··· 294

ドキュメント内 CLUSTERPRO X SingleServerSafe 3.1 for Linux 設定ガイド (ページ 73-112)