第 5 章 ドロップケーブルの障害点を調べる
5.3 ドロップケーブルを測定する
5.3.1 DCFLを起動する
トップメニュー画面でDCFLを選択して起動します。
5.3.2 出力パワーを確認する
DCFLを起動すると,パワーメータ画面が表示されます。
ドロップケーブルから十分な光が出力されているか確認します。
図5.3.2-1 パワーメータ画面 (DCFL)
パワーメータ画面 (DCFL) では,以下の項目を設定ができます。
表5.3.2-1 パワーメータ画面 (DCFL) の設定項目
項目名 機能 設定範囲 初期値
波長 測定する光の波長帯域 (nm) 1310,1490,1550,
1625,1650 1310
しきい値 入力パワーの合否判定 (dBm) –50.00~26.00 オフ (–26.00) 測定条件 OTDRの測定条件を設定 「4.2 測定条件を設定する」を参照 左記 ゼロオフセット ゼロオフセット処理の実行 なし なし
パワーメータ測定値
光パワー測定値が絶対値 (dBm),または差分値 (dB) で表示されます。測 定値が,測定レベルの上限より高いときは [Over Range] が,下限より低い ときは [Under Range] が表示されます。
良否判定
光パワー測定値としきい値 (dBm) を比較して判定します。
OK:光パワーがしきい値以上 NG:光パワーがしきい値未満
5.3 ドロップケーブルを測定する
5
ド ロ ッ プ ケ ー
ブ ル の 障 害 点 を 調 べ る
ゼロレベルの校正
測定開始前に,本器内部のゼロレベルを校正します。
1. を押すと,メニューが表示されます。
2. で [トップメニュー] を選択し, を押してトップメニュー画 面を表示します。
3. で,[DCFL] を選択します。
4. を押します。
5. 本器から光ファイバを取り外します。
6. スライドカバーを閉めます。
7. (ゼロオフセット) を押します。ゼロオフセットの確認画面が表示されま す。
8. で [開始] を選択して, を押します。
ゼロオフセット実行中は,[Zeroing...] が表示されます。
9. 次が表示されたら,ゼロレベルの校正は終了です。
dBm表示: [Under Range]
dB表示: [---]
オフセット実行中は, だけが操作できます。
ゼロレベルの校正が正しくできなかった場合は,次のメッセージが表示されます。
ゼロオフセットを再度実行する場合は,スライドカバーがしっかり閉まっていることを 確認して [リトライ] を選択します。 を押すとゼロオフセットを実行します。
[OK] を選択して を押すと,PONパワーメータ画面に戻ります。
ゼロオフセットが繰り返し失敗する場合は,当社または販売代理店に連絡してくだ さい。
パワーメータ測定条件の設定
5-6
しきい値の設定
光パワー測定値を良否判定する場合は,しきい値を設定します。
1. DCFLを起動します。
2. (しきい値) を押します。
3. で [しきい値を有効にする] を選択します。
4. で,チェックを付けます。
5. で テキストボックスに移動します。
6. で,しきい値とするレベルを設定します。
7. を押すと,しきい値の設定を終了します。
8. パワーメータ画面に [OK],または [NG] が表示されます。
パワーメータを終了する場合は, を押してトップメニューを表示します。
十分な出力パワーが検出できなかったときは, を押して OTDR 測定を開始し ます。
5.3 ドロップケーブルを測定する
5
ド ロ ッ プ ケ ー
ブ ル の 障 害 点 を 調 べ る 5.3.3 OTDR測定をする
十分な出力パワーを検出できなかった場合は,パワーメータ画面で を押して OTDR測定を開始します。OTDR測定すると,パワーメータだけでは分からない障 害点の位置やドロップケーブルの損失を測定することができます。
パワーメータ画面で を押すと,波形解析画面が表示されます。
注:
測定機能設定画面で [接続チェックを有効にする] をチェックした場合,接 続チェック画面が表示されます。接続チェック画面については,「4.3.1 接 続をチェックする」を参照してください。
図5.3.3-1 波形解析画面 (DCFL)
波形解析画面 (DCFL) では,以下の項目を設定ができます。
表5.3.3-1 波形解析画面 (DCFL) の設定項目
項目名 機能 設定範囲 初期値
測定条件設定 OTDRの測定条件を設定 「4.2 測定条件を設定する」を参照 左記 解析しきい値 障害点として検出する
しきい値(dB) 「4.5.2 イベント検出条件を設定する
(解析しきい値)」を参照 左記 良否判定しきい値 計算結果に対する
良否判定しきい値 (dB)
「4.5.3 判定条件を設定する (良否 判定しきい値)」を参照 左記
波形表示 測定波形を表示 なし なし
5-8
測定条件の設定
1. DCFLを起動します。
2. 以下のいずれかの画面から測定条件画面を表示します。
・ パワーメータ画面で (測定条件) を押す
・ 波形解析画面で (測定条件設定) を押す
・ 波形表示画面で (その他) を押し,測定条件設定を選択する 3. 測定条件を設定します。
詳しくは,「4.2 測定条件を設定する」を参照してください。
4. 設定が完了したら, (終了) を押します。
OTDR測定の開始
1. DCFLを起動します。
2. パワーメータ画面または接続チェック画面で を押すと,波形解析画面 が表示されます。
3. 測定が完了すると,解析結果が表示されます。
詳しくは,「4.5 波形を解析する」を参照してください。
5.3 ドロップケーブルを測定する
5
ド ロ ッ プ ケ ー
ブ ル の 障 害 点 を 調 べ る
解析しきい値の設定
1. 測定完了後,以下のいずれかの画面から解析しきい値画面を表示します。
・ 波形解析画面で (解析しきい値) を押す
・ を押し,解析しきい値設定を選択する 2. 障害点と判定するしきい値を設定します。
詳しくは,「4.5.2 イベント検出条件を設定する (解析しきい値)」を参照してく ださい。
3. しきい値を設定したら, (設定) を押します。
設定が完了すると,自動的に再解析します。
良否判定しきい値の設定
1. 測定完了後,以下のいずれかの画面から良否判定しきい値画面を表示しま す。
・ 波形解析画面で (良否判定しきい値) を押す
・ を押し,良否判定しきい値設定を選択する 2. 良否判定したい項目のしきい値を設定します。
詳しくは,「4.5.3 判定条件を設定する (良否判定しきい値)」を参照してくだ さい。
3. しきい値を設定したら, (設定)を押します。
設定が完了すると,自動的に再判定されます。
リアルタイム測定の開始
1. 測定完了後,波形解析画面で (波形表示) を押し,波形表示画面を表 示します。
2. (リアルタイム) を押すと,リアルタイム測定が開始されます。
3. リアルタイム測定中に (モード) を押すと,高速/高SNを切り替えられ ます。高SNにするとノイズが抑圧されますが,測定時間が長くなります。
4. を押すと,測定が停止します。
OTDR測定を終了する場合は, を押してトップメニューを表示します。
を押すと,再度,パワーメータ画面が表示されます。