9. アプリケーション開発時の注意を怠るべからず
10.2. DB ミラーリングシステムの起動手順と留意点( Linux/Solaris のみ)
10.2.1. 留意点
【概要】
DBミラーリングシステムは、Symfoware/RDBの動作状況を確認したうえで、起動する必 要があります。
【詳細】
DBミラーリングシステムの起動は、以下の手順で実施します。
(1) モニタデーモンの起動 (両ノード共通の操作。どちらのノードから実行しても可) モニタデーモンの起動時は、Symfoware/RDB が停止している必要があるため、
Symfoware/RDBが起動されていないことを確認します。
(終了ステータスに3が返却されれば、Symfoware/RDBは未起動状態です)
モニタデーモンを起動します。
(2) データベースサーバの起動 (両ノード共通の操作。どちらのノードから実行しても可) データベースサーバの起動では、Symfoware/RDBを起動します。Symfoware/RDBは、
DBミラーリングサービス開始前に起動しておく必要があります。
(3) 監視プロセスの起動 (両ノード共通の操作。どちらのノードから実行しても可) ノードの監視を開始するため、Connection Managerの監視プロセスを起動します。
[注意]
この時点でアプリケーションからのコネクション接続は可能ですが、SQL文の実行は DBミラーリングサービスの開始まで待たされます。
(4) Symfoware/RDB の状態を確認 (両ノード共通の操作。どちらのノードから実行して
も可) apcspv rdbstart dxstart
rdbchksanity -c 1
Symfoware Server べからず集 態は異常となるため、Symfoware/RDBの状態を確認しておく必要があります。
状態の詳細は、マニュアル“Symfoware Server コマンドリファレンス”の“rdbinf”を 参照してください。
閉塞状態からの復旧方法は、マニュアル“Symfoware Server RDB運用ガイド”の“シ ステムファイルおよびデータベース異常のリカバリ”を参照してください。
(5) DBミラーリングサービスの開始(正系ノード、副系ノードの順に実行すること)
[正系ノードの操作]
正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
[副系ノードの操作]
副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
[注意]
以下の場合、DBミラーリングサービスの開始コマンドが異常終了するため対処 が必要です。
一部のロググループのDCUに対してDBミラーリングサービスの緊急停止 が行われた場合
DBミラーリングサービスの緊急停止が行われているかの確認は、rdbbcdcu コマンド(Vオプションおよびbオプション) で行います。
詳細は、マニュアル“Symfoware Server コマンドリファレンス”の
“rdbbcdcu”を参照してください。
DBミラーリングサービスを緊急停止した後、DBミラーリングサービスを 再起動するためには、DCUを再構築する必要があります。
DCUの再構築は、マニュアル“Symfoware Server データベース二重化導 入運用ガイド”の“DCUの再構築”を参照してください。
閉塞状態のRLPが存在する場合
閉塞状態のRLPが存在するかの確認は、rdbbcrlpコマンド(Vオプション およびOオプション)で行います。詳細は、マニュアル“Symfoware Server コマンドリファレンス”の“rdbbcrlp”を参照してください。
RLPの閉塞状態からの復旧方法は、マニュアル“Symfoware Server デー タベース二重化導入運用ガイド”の“RLP閉塞”を参照してください。
dxsvstart -r dxsvstart -c rdbinf -l inh -a
Symfoware Server べからず集
DB ミ ラ ー リ ン グ 動 作 環 境 フ ァ イ ル の GCM_FAILOVER、 お よ び
GCM_ADDRESSの指定は、正系ノードと副系ノードで同じ内容を指定する必要
があります。
異なる内容を指定すると、DB ミラーリングサービスの開始コマンドは異常終了 します。
(6) DBミラーリングサービスの開始状態の確認(どちらのノードから実行してもよい)
[正系ノードの操作]
DBミラーリングサービスが正常に動作していることを確認します。
(返却情報の "Status" に、正系ノードは"C"、副系ノードは"R" が表示されていれば正 常に動作している状態)
DCUが正常な状態であることを確認します。(返却情報の "ConStat" に、"connection"
が表示されていれば正常な状態)
[副系ノードの操作]
DCUが正常な状態であることを確認します。(返却情報の "ConStat" に、"connection"
が表示されていれば正常な状態)
10.2.2. 未対処時の影響 (1) 現象分類
サブシステムの起動/停止不可 (2) 現象/原因
【現象】
以下の場合、DBミラーリングシステムの起動ができません。
1) Symfoware/RDBが起動中の状態で、モニタデーモンを起動(dxstart)する 出力メッセージ:
32012: Abnormality occurred by an internal command. Search information='dxmomo_lgrpnum_get 2776 rdbbcdcu 1 rdb: ERROR:
qdg02812u:RDBIIシステムが運用中または起動/停止途中です'
2) 一部のロググループのDCUに対してDB ミラーリングサービスの緊急停止 rdbbcdcu -V
rdbbcdcu -V dxinf
Symfoware Server べからず集 出力メッセージ:
32108: DBミラーリングサービスが緊急停止しているためDBミラーリ
ングサービスを開始することができません
3) 閉塞状態のRLPが存在する状態で、DBミラーリングサービスの開始コマン ド(dxsvstart)を実行する。
出力メッセージ:
32211: dxsvstart s*コマンドが異常終了しました
4) DB ミ ラ ー リ ン グ 動 作 環 境 フ ァ イ ル の GCM_FAILOVER、 お よ び
GCM_ADDRESSの指定が、正系ノードと副系ノードで異なる状態で、DB
ミラーリングサービスの開始コマンド(dxsvstart)を実行する。
出力メッセージ:
32301: ノード間でDBミラーリング動作環境ファイルのs*の指定が一
致していません
5) モニタデーモンの起動コマンド(dxstart)が未実行の状態で、DB ミラーリ ングサービスの開始コマンド(dxsvstart)を実行する。
出力メッセージ:
32003: モニタデーモンが起動されていません
【原因】
DBミラーリングシステムの起動手順を誤ったためです。
10.2.3. 備考
Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド
7.1 通常運用
8.1 DBミラーリングシステムの起動
9.2.1.2 主系RLPおよび従系RLPの情報表示
11.1 起動・停止時の異常
11.7.5.3 RLP閉塞 11.9 DCUの再構築
Symfoware Server RDB運用ガイド
11.1 システムファイルおよびデータベース異常のリカバリ
Symfoware Server コマンドリファレンス 2.31 rdbinf
4.3 dxinf 4.17 rdbbcdcu 4.25 rdbbcrlp
Symfoware Server べからず集