1. 見積りを怠るべからず
1.14. テンポラリログ不足事象の原因調査方法
Symfoware Server べからず集
Symfoware Server べからず集 のレポートファイル名で出力されます。
Symfo_RDBシステム名_[ロググループ名_]templogshort_ファイル通番.txt RDBシステム名をつけない運用の場合、“RDBシステム名”はRDBIIとなります。
スケーラブルログ運用をしている場合には、“[ロググループ名_]”の部分にロググル ープ名が付加されます。
ファイルはロググループごとに最大200個まで作成されます。200個まで作成する と、次は最も古い通番1のファイルを上書きします。
例) レポートファイルの出力例
[Transactions] に出力された内容を、「終了し忘れたトランザクションがない
か」、「同時間帯に実行されるはずのないトランザクションが実行されているこ とはないか」 どの観点で確認することで、テンポラリログ不足の原因となった トランザクションを調査することができます。
テンポラリログ不足の原因となったトランザクションの確認方法の代表例は、
以下のとおりです。詳細はマニュアル(“セットアップガイド”、“トラブルシュ ーティング集”)を参照してください。
終了し忘れたトランザクションは、[Idle Time(sec)](Symfowareサーバ プロセスでのアプリケーションからのSQL 文実行の依頼待ち時間) が大 きい場合に可能性がある。
同 時 間 帯 に 実 行 さ れ る は ず の な い ト ラ ン ザ ク シ ョ ン は 、[Module
Name](アプリケーションのモジュール名、コネクション名、IPアドレス
等)、[Client Info](Webサーバ情報(*))、 [Module Info](IJServer名(*)) で 業務を特定し、同時間帯で実行すべき業務なのかシステムの運用を確認す る。
(*) Interstage Application Serverと連携している場合に表示します。
テンポラリログの循環使用を止めているトランザクションは、[BI First
LSN] (トランザクションが最初に出力した BI ログの通番)の値で確認す
る。
この値を昇順で並び替えることで、更新処理を始めた順(BI ログ域を使 用し始めた順)にトランザクションの詳細情報を並び替えることができま す。先頭に現れるトランザクションが、テンポラリログファイルの循環使 用を直接止めているトランザクションとなります。トランザクションの終 了し忘れがないか、テンポラリログファイルの見積りに誤りがないかを確 認します。
Symfoware Server べからず集
※2)RDB構成パラメタファイルに以下を指定します。本機能の指定形式は以下のとおり。
[記述形式]
テンポラリログが枯渇した場合に、Symfoware/RDB が原因と判断したコネクションを 強制回収するか否かを指定します。省略した場合は、[NO](強制回収しない)。
[YES] を指定すると、未完了なトランザクションの中で最も古い更新を行ったトランザ
クションを実行しているコネクションを特定し、強制回収します。
同基準で、Symfoware/RDBが、コネクションを自動的に強制回収しても問題がないシ ステムでは、[YES] を設定することを推奨します。
1.14.2. 未対処時の影響 (1) 現象分類
アプリケーションの異常 (2) 現象/原因
【現象】
テンポラリログの満杯または、しきい値を超えた場合、以下のエラーメッセージを 出力してアプリケーションがエラー復帰する場合があります。
出力例)
・ しきい値を超えた場合
qdg14220w:テンポラリログファイルの’BI’ログ域の使用量が85%に達しました 使用
状況をファイル’/var/core/Symfo_RDBSYS1_templogshort_001.txt’に出力しました RDBTMPFULLTERM = YES|NO
Symfoware Server べからず集
・ 満杯の場合
【原因】
長トランザクションの実行によってテンポラリログファイルが不足しています。
テンポラリログファイルの見積り誤りです。
1.14.3. 備考
Symfoware Server セットアップガイド
4.1 RDB構成パラメタファイルによる定義
Symfoware Server トラブルシューティング集
3.6 アプリケーション実行時の異常 …「テンポラリログファイルの空き領域が不足 した」
JYP5004E テンポラリログ域の領域が不足しました.
qdg12826u: テンポラリログファイルの領域が不足しました
qdg14221w: テンポラリログファイルの’BI’ログ域が満杯となりました 使用状況を ファイル’/var/core/ Symfo_RDBSYS1_templogshort_002.txt’に出力しました
Symfoware Server べからず集