2. 物理設計を怠るべからず
2.5. ローデバイスの構成変更によるデータ破壊の危険性について
2.5.1. 留意点
【概要】
データベーススペースを配置しているローデバイスの構成(シリンダ開始位置、終了位置、
サイズ)を変更しないでください。ローデバイスの構成を変更する場合は、事前にデータベ ーススペースを削除する必要があります。データベーススペースを削除せずにローデバイス の構成を変更した場合、データ破壊または、Symfoware起動時に以下のエラーとなりデー タベーススペースがアクセス禁止となります。
やむを得ずローデバイスまたはスライス構成を変更する場合は、データをrdbunlコマンド で退避してから構成変更し、rdbsloaderコマンドでデータを再創成してください。
【詳細】
ローデバイスまたはスライス構成を変更する場合の手順詳細を以下に示します。
(1) 運用を停止します。
(2) rdbunl コマンドにより、対象データベーススペースに配置されているDSI のデータ
を全て退避します。
rdbunl -i データベース名.表のDSI名 出力ファイル名
rdb: ERROR: qdg12354e データベーススペース'xx.XXX'のデバイスの容量が小さく変更され ています デバイス名='/dev/FJSVmphd/rdsk/XXXXXXX'
または
rdb: ERROR: qdg12355e:データベーススペース'xx.XXX'のデバイスの容量が大きく変更され ています デバイス名='/dev/FJSVmphd/rdsk/XXXXXXX'
Symfoware Server べからず集
※変更対象のローデバイスに含まれるデータベーススペース内の全 DSI について実施 してください。
(3) 対象データベーススペースに配置されているDSIを削除します。
SQL文:
コマンド:
(4) 対象データベーススペースを削除します。
SQL文:
コマンド
(5) スライス構成またはローデバイス構成を変更します。
(6) データベーススペースを作成します。
SQL文:
コマンド:
(7) 前述(3)で削除したDSIを再定義します。
SQL文:
※スライスまたはローデバイスのサイズが小さく変更された場合、配置するDSI のサイズにも注意が必要です。
コマンド:
(8) rdbsloaderコマンドにより、データを創成します。
DROP DSI DSI名
rdbddlex -d データベース名 ファイル名(DROP文を記述したファイル)
DROP DBSPACE データベーススペース名
rdbddlex -d データベース名 ファイル名(DROP文を記述したファイル)
CREATE DBSPACE データベーススペース名 ALLOCATE RAWDEVICE ローデバイス名
rdbddlex -d データベース名 ファイル名(CREATE文を記述したファイル)
CREATE DSI DSI名 ...
rdbddlex -d データベース名 ファイル名(CREATE文を記述したファイル)
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(9) インデックスのDSIがある場合は、インデックスのDSIの創成も行います。
各RDBコマンドの指定方法およびオプションの詳細は、マニュアル“Symfoware Server コ マンドリファレンス”を参照してください。
2.5.2. 未対処時の影響 (1) 現象分類
ユーザファイル破壊 (2) 現象/原因
事前にデータベーススペースを削除せずにローデバイスの構成を変更したためです。
2.5.3. 備考 なし
rdbsloader -x -i データベース名.インデックスのDSI名
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