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BEx クエリについて

4 クエリの作成

4.3 BEx クエリに基づくクエリの作成

4.3.1 BEx クエリについて

このオプションは BEx クエリでは使用できません。また、基になっているデータベースでサポートされていない場合も使用でき ません。

関連リンク

BEx クエリの定義 [ページ 68]

4.2.11.5 [ 空の行を無視しない ] クエリプロパティ

[空ではない行だけ返す] クエリプロパティは、データを含む行だけを返します。

このプロパティは、OLAP データソースを基にしたユニバースだけで使用できます。

BEx クエリ (Business Exchange クエリ) は、SAP BEx Query Designer で作成されたクエリであり、SAP NetWeaver

Business Warehouse (SAP NetWeaver BW) の SAP インフォキューブをベースにしています。BEx クエリでは、データソー

スからメタデータを取得します。Web Intelligence で BICS (BI コンシューマサービス) 接続を使用して BEx クエリに接続し、

BEx クエリを介してレポート用にデータを取得します。Web Intelligence は、ユニバースベースの階層クエリの場合と同様 に、BEx クエリのデータを自動的に階層、属性、ディメンション、およびメジャーにマップします。BICS 接続を介して SAP BEx クエリに直接アクセスする場合は、メタデータを名前変更、内容変更または追加することはできません。BEx クエリではユニバ ースは作成しません。BEx クエリの使用時には、以下の点に注意してください。

● アクセスできるのは、「このクエリへの外部アクセスを許可」フラグが有効になっている BEx クエリのみです。

● オブジェクトマッピングは必ずしも等価ではありません。クエリを正しく使用するために、等価および制約に関するページを 参照してください。

注記

Web Intelligence の [リッチインターネットアプリケーション] インタフェース (Java アプレット) または Web Intelligence リ ッチクライアントを使用して、BEx クエリをベースにしたドキュメントやレポートの作成、編集および最新表示をすることがで

きます。Web Intelligence の Web インタフェース (DHTML モード) では、ドキュメントの表示と最新表示のみを行えます。

4.3.1.1 BEx クエリの操作に使用できるインタフェース

クエリの作成、レポートの表示、編集、または最新表示を行うには、以下の節で説明するインタフェースを使用します。

クエリの作成

BEx クエリをベースにして、ドキュメントを作成したりクエリを作成したりするには、次のいずれかを使用する必要があります。

● BI 起動パッドからアクセスできるリッチインターネットアプリケーション。

● SAP Business Objects スイートからインストールされた Web Intelligence リッチクライアント。

レポートの操作

レポートの表示、編集、または最新表示を行うには、次のいずれかの Web Intelligence インタフェースを使用できます。

● Web インタフェース (BI 起動パッドからアクセス可能)

● リッチインターネットアプリケーション (BI 起動パッドからアクセス可能)

● デスクトップインタフェース (BI 起動パッドからアクセス可能)

● SAP Business Objects スイートからインストールされた Web Intelligence リッチクライアント。

4.3.1.2 BEx クエリの定義

BEx クエリは、異なるツールで作成されたクエリであり、SAP BW Business Warehouse の SAP インフォキューブをベースに しています。Web Intelligence は、ユニバースベースの階層クエリの場合と同様に、BEx クエリのデータを自動的に階層、属 性、ディメンション、およびメジャーにマップします。BEx クエリでは、ユニバースを作成しません。

Web Intelligence で 'BICS' (BI コンシューマサービス) 接続を使用して BEx クエリに接続します。結果のマイクロキューブは

オブジェクトのツリーとして [使用できるオブジェクト] 枠に表示されますが、ユニバースベースの階層クエリで提供される一部 機能を使用します。たとえば、Siblings、Parent、および Ancestor メンバー関数は BEx クエリ内のメンバーセレクタで は利用できません。これらの制限は、機能に関連するマニュアルに記載されています。

注記

Web Intelligence では、BEx クエリ接続認証が事前定義されている場合にのみ、BEx クエリでドキュメントを作成できま す。ドキュメント作成時に要求される認証モードは BEx クエリではサポートされていません。

関連リンク

BEx クエリに基づく新しいクエリを作成する [ページ 73]

4.3.1.3 サポートされる BEx クエリメタデータ

サポートされている NetWeaver BW メタデータ機能は次のとおりです。

BEx クエリのメタデータ サポートされる

特性 (時間と単位を含む) ○

階層 ○

基本的なキー数値 ○

ナビゲーション属性 ○

表示属性 ○

計算キー数値/式 ○

制限キー数値 ○

カスタム構造 ○

変数 ○

メタデータタイプは、クエリの作成およびレポートの実行に使用できるユニバースオブジェクトにマップされます。データマッピン グは次のとおりです。

表6: BEx クエリメタデータのマップ方法

BEx クエリのメタデータ マップ先の Web Intelligence 4.x オブジェクト

特性 ディメンション

階層 階層

BEx クエリのメタデータ マップ先の Web Intelligence 4.x オブジェクト 階層レベル 該当なし (レベルは [メンバーセレクタ] に表示されます)

属性 属性

特性プロパティ (キー、キャプション、短い説明、説明、長い 説明)

属性

キー数値 (単位/通貨なし) メジャー (数値)

プロパティ書式設定値 (文字列) キー数値 (単位/通貨あり) メジャー (数値)

プロパティ単位/通貨 (文字列) プロパティ書式設定値 (文字列)

SAP Business Warehouse のキー数値の Web Intelligence メジャーオブジェクトへのマ ッピング

BEx クエリをベースとするデータソースでは、BW のキー数値が Web Intelligence のメジャーオブジェクトにマップされます。

BW のキー数値のデータ型に応じて、これらのメジャーは文字列、日付、または数値が割り当てられる特定の型を持ちます。

ただし、BEx クエリ設計で、結果セット列に各行の異なるタイプのオブジェクトを含めるように、キー数値と特性オブジェクトを 列や行に配置している場合は、Web Intelligence レポート内のメジャーオブジェクトは「文字列」型として表示されます。Web

Intelligence では、型が分からなくても対応できるように、1 列に 1 つのデータ型というルールが適用されます。そのため、列

内で異なる種類のデータ型と判断されたときに「文字列」データ型が適用されます。キー数値構造が列軸上のみにある場合 が、これに該当します。BEx クエリの同じ軸上に両方の構造を設定することもできます。

注記

たとえば、集計を追加することで結果を操作する場合は、レポート内にマップされた Web Intelligence のメジャーを、式を 使用して異なるデータ型に変換することで変更できます。

4.3.1.4 BEx クエリを使用する場合の制限

注記

管理者は、BEx クエリが以下の表で説明するレポーティング制限に準拠していることを確認する必要があります。

BEx クエリの機能 Web Intelligence の制限

リンクされたノード リンクされたノードは表示されません。

下位レベルノード 下位レベルノードは常にメインノードの後に表示されます。

BEx クエリの機能 Web Intelligence の制限

小数 BEx クエリの小数の定義は Web Intelligence で使用できません。

レポートで正確な小数の設定を維持する必要がある場合は、書式 設定値を使用してください。レポートのテーブルおよびチャートに小 数の設定を適用することもできます。

クエリで使用できるオブジェクトの数 BEx クエリでは 50 を超えるオブジェクトを使用しないでください。

50 を超えると、エラーが発生します。

複合特性および親オブジェクトに依存する変数 複合特性とその親の変数間に依存関係がある場合、その依存関係 は保証されません。

行/列の階層としての表示 軸階層から階層全体を表示することはできません。階層を構成する 特性、階層、およびキー数値が保持されます。

デフォルト値の変数 BEx クエリのデフォルト値に変数を定義しないでください。変数にプ ロンプトを実行しても BEx クエリに対する効果はありません。代わり に、デフォルト値をフィルタに定義してください。

入力準備済み変数 BEx Query Designer で入力準備済み変数を定義すると、Web Intelligence の [プロンプト] パネルで文字列を手動で入力すること はできません。値の一覧から選択することしかできません。BEx ク エリでは、手動入力は現在サポートされていません。

デフォルト値としてのフィルタ サポートされていません。この機能は BEx クエリから削除されまし た。フィルタは無視されます。変数が使用された場合、変数プロンプ トは表示されますがユーザ応答は無視されます。変数に基づく制限 をレポーティングで有効にするには、その制限をフィルタゾーンに移 動します。

レベルへの展開 デフォルトで、階層が所定のレベルに展開されることはありません。

デフォルトレベルは常にレベル 00 です。この動作を再現するに は、レポートのテーブルおよびチャートを展開してからドキュメントを 保存します。IT 管理者は CMC インタフェースを使用してこのデフォ ルト値を再定義できますが、値を大きく設定しすぎると、Web

Intelligence は階層データ全体を取得することになり、システムの

パフォーマンスと安全性に重大な影響を与えることに注意してくださ い。レポート作成者は、レポートクエリ設計時、取得する階層レベル の数を常に明示的に指定する必要があります。

順位付けと階層 階層があるテーブルでの順位付けでは、データの階層構造が考慮

されません。階層を含むテーブルで順位付けを定義すると、順位付 けは平坦になります。

OLAP ビジネスオブジェクトのキーでの結合 同じソース (キューブまたは BEx クエリ) からの同じオブジェクトの

データ同期は、これらのオブジェクトの値の内部キーに基づきます。

BEx クエリのメジャー集計 SUM 関数で集計を行うメジャーでは、Web Intelligence で合計が 集計されます。他のタイプのメジャー集計は依頼されます。

クエリストリッピング .unv、OLAP、および BEx クエリソースで使用できます。その他のタ イプのソースでは使用できません。

クエリ例外 クエリ例外は、Web Intelligence では考慮されません。代わりに、

Web Intelligence の条件付き書式設定を適用してください。

複合選択 変数で複合選択のサポートが定義されている場合、これと同等の

機能はありません。この機能は範囲選択に限定されています。

ゼロの非表示 値がゼロの行は結果テーブルから削除されません。