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レポートデータを選択する

ドキュメント内 SAP BusinessObjects Web Intelligence ユーザーズガイド (ページ 191-198)

5 レポートの作成

5.4 レポートデータのフィルタ処理

5.4.1 レポートデータを選択する

5.4.1.1 定義済みのレポートフィルタ演算子

レポートフィルタを適用し、表示される結果を関心のある特定の情報だけに限定することができます。たとえば、特定の顧客や 期間の情報だけを表示することができます。フィルタで隠されたデータは、レポートのテーブルやチャートに表示されていない だけで、ドキュメント内に残っています。したがって、ドキュメントの元となるクエリの定義を変更しなくても、レポートフィルタを 変更、削除すると隠されていたデータが表示されます。

レポートのさまざまな部分に異なるフィルタを適用することができます。たとえばレポート全体の結果を特定の商品区分に限 定し、さらにテーブルやチャートに表示するデータを特定の地域や顧客層に限定することができます。

レポートフィルタを作成するには、次の要素を指定することが必要です。

● フィルタ適用オブジェクト

● 演算子

● フィルタ値

● フィルタ対象のレポート要素 (レポート全体、セクション、またはブロック)

インタフェースの左側のパネルでは、[ドキュメント構造とフィルタ] タブで、フィルタの特殊なビューを表示できます。これによ り、ドキュメントの構造とフィルタされるレポート要素、および使用される演算子と値を照会できます。

関連リンク

セクションへのフィルタの適用 [ページ 155]

5.4.1.2 クエリフィルタとレポートフィルタの比較

フィルタは2つのレベルで適用できます。

● クエリフィルタ - クエリに定義するフィルタで、データソースから取得してドキュメントに返すデータを制限します。

● レポートフィルタ - このフィルタはドキュメント内のレポート、テーブル、チャート、セクションに表示する値を制限しますが、

データソースから取得するデータを変更するのではなく、単にレポートレベルで値を隠すだけです。

5.4.1.3 レポートフィルタの演算子

5.4.1.3.1 Equal To 演算子

ある値と等しいデータを取得するには、Equal To 演算子を使用します。

たとえば、US のデータのみを返すには、“国 Equal To US”フィルタを作成します。

5.4.1.3.2 Not Equal To 演算子

ある値と等しくないデータを取得するには、Not Equal To 演算子を使用します。

たとえば、US 以外のすべての国のデータを返すには、“国 Not Equal To US”フィルタを作成します。

注記

この演算子は OLAP unx ユニバースの親子階層や BEx クエリには使用できません。

5.4.1.3.3 Greater Than 演算子

ある値よりも大きいデータを取得するには、Greater Than 演算子を使用します。

たとえば、60 を越える年齢の顧客のデータを取得するには、“[顧客の年齢] Greater than 60”フィルタを作成します。

注記

この演算子は OLAP unx ユニバースの親子階層や BEx クエリには使用できません。

5.4.1.3.4 Greater Than Or Equal To 演算子

ある値以上のデータを取得するには、Greater Than or Equal To 演算子を使用します。

たとえば、売上げが 150 万ドル以上のデータを取得するには、“[売上げ] Greater than or equal to 1500000”フィルタを作 成します。

注記

この演算子は OLAP unx ユニバースの親子階層や BEx 階層には使用できません。

5.4.1.3.5 Less Than 演算子

Less Than 演算子は、ある値よりも小さいデータを取得する場合に使用します。

たとえば、試験結果が 40 点より低いデータを取得するには、“[試験結果] Less Than 40”フィルタを作成します。

注記

この演算子は、OLAP unx ユニバース、およびフィルタ内の階層 (BEx クエリの階層) では使用でません。

5.4.1.3.6 Less Than Or Equal To 演算子

ある値以下のデータを取得するには、Less Than Or Equal To 演算子を使用します。

たとえば、年齢が 30 歳以下の顧客のデータを取得するには、“[年齢] Less Than Or Equal To 30”フィルタを使用します。

注記

この演算子はフィルタの OLAP unx ユニバースおよび階層、または BEx クエリの階層には使用できません。

5.4.1.3.7 Between 演算子

2 つの境界値の間のデータ (2 つの境界値を含む) を取得するには、Between 演算子を使用します。1 つ目に宣言する値は 2 つ目の値より下の値である必要があります。

たとえば、第 25 週から第 36 週までの週 (第 25 週と第 36 週を含む) のデータを取得するには、"[週] Between 25 and 36" フィルタを作成します。

注記

この演算子はフィルタの OLAP unx ユニバースおよび BEx 階層には使用できません。

5.4.1.3.8 Not Between 演算子

2 つの値の範囲に含まれないデータを取得するには、Not Between 演算子を使用します。

たとえば、第 25 週から第 36 週までの週を除くすべての週 (第 25 週と第 36週を含まない) のデータを取得するには、“[週] Not between 25 and 36”フィルタを作成します。

注記

この演算子はフィルタの OLAP unx ユニバースおよび BEx 階層には使用できません。

5.4.1.3.9 In List 演算子

In List 演算子は、値の一覧の値に対応するデータを取得する場合に使用されます。

たとえば、US、UK、および Japan のデータのみを取得する場合、[国] In List フィルタを作成します。このフィルタでは、[値を 入力] フィールドに値を入力するときに「US;UK;Japan」と入力する必要があります。

クエリフィルタで階層型の値の一覧とともに使用する場合は、それが階層型の値の一覧か階層オブジェクトのいずれに関連 付けられているディメンションの値であっても、In List 演算子は階層の任意のレベルから複数のメンバーを選択できます。た

とえば、In List 演算子を使用した "地理" 階層のプロンプトでは、プロンプトの "市" レベルで "パリ" を、"国" レベルで "カナ ダ" を選択することができます。

レポートフィルタで使用する場合、In List は値のフラットリストを作成します。

5.4.1.3.10 Not In List 演算子

複数の値に対応しないデータを取得するには、Not In List 演算子を使用します。

たとえば、US、UK、および Japan のデータを取得しない場合、[国] Not In フィルタを作成し、[値の入力] フィールドの値が入 力可能なとき、「US;UK;Japan」と入力する必要があります。

階層型の値の一覧とともに使用する場合は、それが階層型の値の一覧か階層オブジェクトかレベルオブジェクトのいずれに 関連付けられているディメンションの値であっても、In List 演算子は階層の任意のレベルから複数のメンバーを選択できま す。たとえば、Not In List 演算子を使用する "地理" 階層のプロンプトでは、プロンプトの都市レベルで "パリ、国レベルで "カ

ナダ" を選択することができます。

注記

この演算子は、レベルベースの階層など、特定の種類の階層でのみ使用できます。

5.4.1.3.11 Is Null 演算子

データベースに値が含まれないデータを取得するには、Is Null 演算子を使用します。

たとえば、子供のいない顧客、つまりデータベースの子供の列に値のない顧客を取得するには、[子供] Is Null フィルタを作 成します。

5.4.1.3.12 Is Not Null 演算子

データベース内に値が存在するデータを返すには、Is Not Null 演算子を使用します。

たとえば、子供のいる顧客を返すには、[子供] Is not Null フィルタを作成します。

5.4.1.4 レポートフィルタの種類

レポートフィルタは、さまざまなレポート要素 (レポート、セクション、テーブル、グラフ) に適用できるフィルタです。レポートフィ ルタには、以下の 2 つのタイプがあります。

● 標準レポートフィルタ

標準レポートフィルタは、レポートフィルタの中で最も柔軟性があります。このレポートフィルタでは、任意のフィルタ演算子 を使用でき、単一の値または値の一覧に対してフィルタを適用できます。

● 単純なレポートフィルタ

単純レポートフィルタでは、Equal To 演算子を使用して容易にフィルタを作成できます。このレポートフィルタは、1 つの値 のみをフィルタでき、(ドキュメント全体やレポート要素ではなく) レポート全体に適用されます。

5.4.1.5 標準レポートフィルタを作成、編集、および削除する

1. フィルタするレポート要素を選択します。

a) Web インタフェース (DHTML インタフェース) では、 フィルタ フィルタの追加 をクリックします。

b) リッチインターネットアプリケーションインタフェースおよび Web Intelligence リッチクライアントでは、 分析 フィル タ を選択してから、[フィルタ] リストボックスをクリックします。

2. ダイアログボックスで [フィルタの追加] をクリックして、フィルタを適用できるオブジェクトを表示します。

3. フィルタを適用するオブジェクトを選択して、[OK] をクリックします。

複数のオブジェクトを選択している場合、フィルタ適用オブジェクトは AND 関係で表示されます。AND 演算子をダブルク リックして OR 演算子に変更します。

4. フィルタごとに、一覧からフィルタ演算子を選択します。

5. オブジェクトの値の一覧の上にあるボックスに値を直接入力するか、一覧から値を選択し [>] をクリックして、右側のフィ ルタ適用値の一覧に追加します。

入力または選択できる値は、演算子によって異なります。たとえば、Equal To 演算子を選択した場合、入力または選択 できる値は 1 つのみです。

フィルタ適用オブジェクトが階層である場合、値は階層で表示されます。レポート内で折りたたまれているメンバーを含 め、階層のすべてのメンバーが表示されます。階層メンバーは階層から選択する必要があります。手動で入力することは できません。クエリパネルで選択されたすべてのメンバー値が最終レポートに含まれていない場合、それらの値はメジャ ーにリンクされていないため灰色で表示され、選択できません。正しい値を選択できるよう、キーアイコンをクリックし、メン バーのテキストとキー ID 値を両方とも照会することもできます。

フィルタ適用オブジェクトがレベルである場合、値は一覧で表示されます。値は入力できません。

6. [OK] をクリックして、要素にレポートフィルタを適用します。

7. レポートフィルタを編集するには、レポート要素を選択して、 分析 フィルタ フィルタの編集 を選択し、ダイアログ ボックスを使用してフィルタを編集します。

8. レポートフィルタを削除するには、レポート要素を選択して、 分析 フィルタ フィルタの削除 を選択します。これを 使用して、選択したレポート要素のすべてのフィルタを削除します。ダイアログボックスをポップアップする必要がある 1 つ のフィルタのみを削除するには、フィルタを選択し、[フィルタの削除] アイコンをクリックします。

5.4.1.5.1 一覧から値を選択する

クエリでは、オブジェクトに応じて、値の一覧を 1 列、複数列、または階層で表示することができます。複数列の一覧では、2 列目以降の列にメインの値に関連する値が表示されます。階層の一覧では、値が階層関係で表示されます。

レポートでは、値は複数の列を持たないフラットリストで表示されます。

1. ダイアログボックスを開いたときに値の一覧が表示されない場合は、一覧を最新表示するか一覧を検索して値を取得し ます。値の一覧の検索の詳細については、このトピックの後半で説明します。

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