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ドキュメント内 コマンドリファレンス (ページ 133-139)

第 8 章 JSVRAX のリファレンス

8.6 TSFAttacher HTC

8.6.2 API

var myMap = [ {init:"0", def:"0000000000000..."}, ...]; 4.

</SCRIPT>

<HEAD>

<BODY>

<TEXTAREA style="behavior:url(/JSVRAX/InputValidator.htc)" 5.

JSVRAX:charBehavMap="myMap" JSVRAX:altChar="〓">今日はいい天気でした<TEXTAREA>

...

1. 「JSVRAX」というnamespaceを宣言。

2. 宣言したnamespaceに環境設定HTCの実装モジュールをインポート。

3. namespace付きで環境設定HTCをWebページに追加。

4. 文字処理定義を生成し、変数に代入。

5. <TEXTAREA>に本HTCを適用。同時に、charBehavMapプロパティに4.の変数名を設定し、altCharプロパティに「〓」を設

定。

・ idプロパティやsetAttribute()メソッドなど、DOMエレメントの基本的なインタフェースについてはターゲットエレメントの実装となりま す。

・ 利用可能/不可能なインタフェースなどについて詳細は「8.11 エレメントビヘイビアのインタフェースについて」を参照してください。

注意

・ 本HTCを<INPUT type="text"><TEXTAREA>以外に割り当てないでください。

・ TSFAttacher HTCとInputValidator HTCは、一つのエレメントに対して、同時に割り当てて使用してはいけません。TSFAttacher HTC

が組み込まれたエレメントで入力抑止をする場合は、JSVRAXのAPI(JSVRAX.Utility.CharBehavior.Parserクラス)を使用するな ど、アプリケーションで別途チェックを実施してください。

・ ターゲットエレメントのdisabled/readonly属性を変更する場合(上位エレメントのdisabled属性変更など、結果的にターゲットエレメ ントの属性が変更される場合を含む)、および、拡張プロパティを変更する場合は、ターゲットエレメントにフォーカスのない状態で 変更してください。

・ CSSのdirectionなどにより、文字列の流し込み方向を左から右以外に設定しないでください。

・ 本HTCを割り当てたエレメントのコンテンツに対し、TextRangeを用いたアクセスをしてはいけません。

8.6.2.1 実装モジュールの URL

/%JSVRAX_PATH%/TSFAttacher.htc

8.6.2.2 HTC 情報

◆namespace

JSVRAX

注意

・ タグおよびJSVRAXが拡張実装するプロパティ/イベントに付加してください。

・ 変更してはいけません。

◆name

jsvrax_tsfattacher

注意

通常は不要です。使い方については、Internet ExplorerのHTCに関するドキュメントを参照してください。

◆urn

http://jsvr.fujitsu.com/client/jsvrax/tsfattacher

注意

通常は不要です。使い方については、Internet ExplorerのHTCに関するドキュメントを参照してください。

◆tagName

なし

◆コンテンツ

なし

8.6.2.3 拡張プロパティ

TSFBootKey

JSVRAX.TSFの起動/終了トグルキーを設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:TSFBootKey="_key"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:TSFBootKey", _key) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _key

型 string型

正常値 "alt shift 49"=「altキーとshiftキーを押しながら1キーを押す」のように、拡張キーとキーコードを半角空白

で区切った文字列。拡張キーは"ctrl"、"shift"、"alt"の組み合わせ。

デフォルト Default#TSFBootKeyの値 判定/補正 実行時/なし

注意

数字キーや英字キーなどの通常の入力に使用するキーや、「F5」などのブラウザが使用するキーにバッティングしないように注意して ください。

キーを「alt+1」に設定

<INPUT type="text" JSVRAX:TSFBootKey="alt 49"... >

キーを「F12」に設定

<TEXTAREA JSVRAX:TSFBootKey="123"... >

◆TSFAutoBoot

フォーカスと同時にJSVRAX.TSFを起動するか否かを設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:TSFAutoBoot="_autoBoot"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:TSFAutoBoot", _autoBoot) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _autoBoot

型 boolean型

正常値 起動する場合はtrue、それ以外はfalse デフォルト Default#TSFAutoBootの値

判定/補正 設定時/あり

◆TIPsBootKeys

各TIPを起動するキー配列を設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:TIPsBootKeys="_keys"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:TIPsBootKeys", _keys) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _keys

型 string型

正常値 0番目のTIP,1番目のTIP... の順で、次の仕様に準拠した文字列をカンマで区切った文字列

・ "alt shift 49"=「altキーとshiftキーを押しながら1キーを押す」のように、拡張キーとキーコードを半角

空白で区切った文字列。拡張キーは"ctrl"、"shift"、"alt"の組み合わせ。

デフォルト Default#TIPsBootKeysの値 判定/補正 実行時/なし

注意

数字キーや英字キーなどの通常の入力に使用するキーや、「F5」などのブラウザが使用するキーにバッティングしないように注意して ください。

0番目のTIP起動キーを「alt+shift+1」、1番目のTIP起動キーを「alt+shift+2」に設定

<INPUT type="text" JSVRAX:TIPsBootKeys="alt shift 49,alt shift 50"... >

◆charBehavMap

本HTCおよびJSVRAX.IMEのインラインかな漢字変換TIPなどで使用する文字処理定義を設定/返却します。

シンタックス

JSVRAX.IMEのインラインかな漢字変換TIP#charBehavMapと同じ

◆altChar

文字処理定義により入力不可とされる文字の代替入力文字を設定/返却します。

シンタックス

InputValidator#altCharと同じ

8.6.2.4 拡張メソッド

◆jsvrax_bootTSF

JSVRAX.TSFを起動/終了します。

シンタックス

element.jsvrax_bootTSF(_boot) パラメータ

_boot

型 boolean型

正常値 起動する場合はtrue、それ以外はfalse

注意

自エレメントにフォーカスがある状態でのみ有効です。

◆jsvrax_isTSFBooting

JSVRAX.TSFが起動しているか否かを判定して返します。

シンタックス

_isBooting = element.jsvrax_isTSFBooting()

パラメータ _isBooting

型 boolean型

正常値 起動中の場合はtrue、それ以外はfalse

◆jsvrax_setScrollParent

ドキュメントの特殊な親スクロールエレメントを設定します。

シンタックス

element.jsvrax_getScrollParent(_element) パラメータ

_element

型 エレメント

正常値 ドキュメントのスクロールエレメントが<BODY>の上位エレメントの場合はそのスクロールエレメント、それ以外は null

注意

本メソッドは、以下の場合にのみ使用してください。

・ ターゲットエレメントがViewLinkなHTC上にあり、そのHTCドキュメントのスクロールをHTCの<BODY>や<HTML>ではなく、

その上位に存在するHTCフレームが行っていた場合

・ その他、ドキュメントのスクロール等により、JSVRAXのポップアップウィンドウの表示座標がズレる場合

8.6.2.5 拡張イベント

◆onbeforetsfperform

JSVRAX.TSFによるターゲットエレメントへの処理前に発生します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:onbeforetsfperform="handler"...>

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:onbeforetsfperform", handler) 上記のような一般的なDOMアクセス

event情報

キャンセラブル Yes

デフォルト処理 event.jsvrax_result.perform()を実行する。

event属性 srcElement

説明 一般属性。但し、変更不可。

srcUrn

説明 一般属性。本HTCのURN。

returnValue

説明 一般属性

型 boolean型 jsvrax_result

説明 独自属性

型 JSVRAX.TSF.Result型のインスタンス。値については、各TIPの仕様を参照のこと

8.6.2.6 拡張スタイル

なし。

8.6.2.7 使用例

<HTML xmlns:JSVRAX> 1.

<HEAD>

<?IMPORT namespace="JSVRAX" implementation="/JSVRAX/Environment.htc"> 2.

<JSVRAX:environment /> 3.

</HEAD>

<BODY>

<TEXTAREA style="behavior:url(/JSVRAX/TSFAttacher.htc)" JSVRAX:TSFBootKey="alt 49"> 4.

今日はいい天気でした</TEXTAREA>

...

1. 「JSVRAX」というnamespaceを宣言。

2. 宣言したnamespaceに環境設定HTCの実装モジュールをインポート。

3. namespace付きで環境設定HTCをWebページに追加。

4. <TEXTAREA>に本HTCを適用。同時に、TSFBootKeyプロパティ値を"alt 49"に設定。

ドキュメント内 コマンドリファレンス (ページ 133-139)