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インラインかな漢字変換 TIP の API

ドキュメント内 コマンドリファレンス (ページ 158-162)

第 8 章 JSVRAX のリファレンス

8.9 JSVRAX.IME

8.9.2 インラインかな漢字変換 TIP の API

◆無変換/英数変換状態の機能

本状態は、読みがなをカタカナや英数字に変換/確定する状態です。

8.6 JSVRAX.IME : 無変換/英数変換状態

本状態での機能および対応するキー操作は「表8.6 JSVRAX.IME : インラインかな漢字変換TIPの無変換/英数変換状態における 機能一覧」のとおりです。

8.6 JSVRAX.IME : インラインかな漢字変換TIP

の無変換/英数変換状態における機能一覧

機能 内容 キー操作

変換候補の確定 選択された変換候補を確定する。 ・ [Enter]

・ 文字キー(確定後、引き続き読み入力) かな漢字変換 現在の読みがなで現在の変換辞書を検索し、変

換候補をリスト表示する。

上下カーソルキー

読みがな入力状態に戻る 読みがな入力状態に戻る。 ・ [Esc]

・ [BackSpace]

参考

変換候補の確定では、文字列挿入にJSVRAX.TSF.Result.TextInputImplを使用します。

詳しくは「◆ターゲットエレメントへの処理」を参照してください。

パラメータ _map

型/正常値 HTMLの場合、JSVRAX.Utility.CharBehavior.DimensionMap配列型のインスタンス名。

Scriptの場合、同型のインスタンス

デフォルト Default#charBehavMapの値 判定/補正 実行時/なし

◆JSVRAX:useHistory

履歴有効モードを設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:useHistory="_use"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:useHistory", _use) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _use

型 boolean型

正常値 履歴を使用する場合はtrue、それ以外はfalse。

undefinedの場合は、Default#useHistoryの値を使用する。

デフォルト undefined 判定/補正 設定時/あり

◆JSVRAX:dicts

変換辞書モードを設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:dicts="_dicts"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:dicts", _dicts) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _dicts

/正常値 HTMLの場合は、JSVRAX.IMEIndicator.Mode型のインスタンス名。

Scriptの場合は、同型のインスタンス。

undefinedの場合は、Default#dictsの値を使用する。その上で、undefined/nullの場合は、

JSVRAX.IMEIndicator.defaultDictModeを使用する。

デフォルト undefined 判定/補正 実行時/なし

◆JSVRAX:dictsChangeKey

変換辞書切替キーを設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT dictsChangeKey="_key"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:dictsChangeKey", _key) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _key

型 string型

正常値 "alt shift 49"=「altキーとshiftキーを押しながら1キーを押す」のように、拡張キーとキーコードを半角空白

で区切った文字列。拡張キーは"ctrl"、"shift"、"alt"の組み合わせ。

undefinedの場合はDefault#dictsChangeKeyの値を使用する。

デフォルト undefined 判定/補正 実行時/なし

注意

数字キーや英字キーなどの通常の入力に使用するキーや、「F5」などのブラウザが使用するキーにバッティングしないように注意して ください。

◆JSVRAX:yomiANChangeKey

読みがなの英数変換キーを設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:yomiANChangeKey="_key"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:yomiANChangeKey", _key) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _key

型 string型

正常値 "alt shift 49"=「altキーとshiftキーを押しながら1キーを押す」のように、拡張キーとキーコードを半角空白

で区切った文字列。拡張キーは"ctrl"、"shift"、"alt"の組み合わせ。

undefinedの場合はDefault#yomiANChangeKeyの値を使用する。

デフォルト undefined 判定/補正 実行時/なし

注意

数字キーや英字キーなどの通常の入力に使用するキーや、「F5」などのブラウザが使用するキーにバッティングしないように注意して ください。

8.9.2.2 拡張スタイル

◆jsvrax--font-family

変換候補のフォント名を設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

{ jsvrax--font-family : _fontFamily }

Scriptの場合

element.style.setAttribute("JSVRAX:jsvrax--font-family", _fontFamily) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _fontFamily

型 string型

正常値 フォント名

デフォルト undefined 判定/補正 実行時/なし

注意

・ クライアントフォントで表示する候補文字にのみ有効です。

・ undefined/nullの場合は、font-familyを使用します。

MS明朝に設定

<JSVRAX:textarea style="jsvrax--font-family:MS 明朝"... >

◆jsvrax--font-size

変換候補のフォントサイズを設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

{ jsvrax--font-size : _fontSize }

Scriptの場合

element.style.setAttribute("JSVRAX:jsvrax--font-size", _fontSize)

上記のような一般的なDOMアクセス パラメータ

_fontSize

型 string型

正常値 pxあるいはpt単位のフォントサイズ デフォルト undefined

判定/補正 実行時/なし

注意

undefined/nullの場合は、font-sizeを使用します。

14pxに設定

<JSVRAX:textarea style="jsvrax--font-size:14px"... >

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