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通知情報

ドキュメント内 コマンドリファレンス (ページ 125-185)

第 8 章 JSVRAX のリファレンス

8.12 通知情報

event属性 srcUrn

説明 一般属性。本HTCのURN。 returnValue

説明 一般属性

型 boolean型

jsvrax_targetElement

説明 独自属性

型 エレメントオブジェクト型

正常値 情報通知時にターゲットとなっていた入力部品エレメント。特定できない場合はnull。

jsvrax_id

説明 独自属性

型 string型

正常値 ID。詳細は「8.12 通知情報」を参照のこと。

jsvrax_type

説明 独自属性

型 string型

正常値 情報の場合は"INF"、警告の場合は"WRN"、エラーの場合は"ERR"。 jsvrax_message

説明 独自属性

型 string型

正常値 エラーの説明メッセージ。詳細は「8.12 通知情報」を参照のこと。

注意

プログラム等で通知を特定する場合は、jsvrax_idを使用し、jsvrax_messageは使用しないでください。

8.3.2.6 拡張スタイル

なし。

8.3.2.7 使用例

<HTML xmlns:JSVRAX> 1.

<HEAD>

<?IMPORT namespace="JSVRAX" implementation="/JSVRAX/Environment.htc" > 2.

<JSVRAX:environment /> 3.

...

1. 「JSVRAX」というnamespaceを宣言。

2. 宣言したnamespaceに実装モジュールをインポート。

3. namespace付きで本HTCをWebページに追加。

8.4.2 API

本HTCはエレメントビヘイビアであり、一般的なエレメントビヘイビアの機能に本HTCの独自実装を加えたものが、本HTCの全機能 となります。ここでは、本HTCの独自実装についてのみ説明します。

参考

「エレメントビヘイビア」とは、HTCをHTMLのカスタムエレメントとして扱えるInternet Explorerの技術で、idプロパティやsetAttribute() メソッドなど、DOMエレメントの基本的なインタフェースを持っています。

利用可能/不可能なインタフェースなどについて詳細は「8.11 エレメントビヘイビアのインタフェースについて」を参照してください。

注意

本HTCを動的に変更しないでください。

8.4.2.1 実装モジュールの URL

/%JSVRAX_PATH%/Default.htc

8.4.2.2 HTC 情報

◆namespace

JSVRAX

注意

・ タグおよびJSVRAXが拡張実装するプロパティ/イベントに付加してください。

・ 変更してはいけません。

◆name

jsvrax_default

注意

通常は不要です。使い方については、Internet ExplorerのHTCに関するドキュメントを参照してください。

◆urn

http://jsvr.fujitsu.com/client/jsvrax/default

注意

通常は不要です。使い方については、Internet ExplorerのHTCに関するドキュメントを参照してください。

◆tagName

default

◆コンテンツ

なし

8.4.2.3 拡張プロパティ

注意

ここで説明する各プロパティのパラメータは次のとおりです。

デフォルト undefined

判定/補正 値を使用する機能に従う。

◆TSFBootKey

TSFAttacher#TSFBootKey、Textarea#TSFBootKeyのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はTSFAttacher#TSFBootKeyを参照してください。

◆TSFAutoBoot

TSFAttacher#TSFAutoBoot、Textarea#TSFAutoBootのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はTSFAttacher#TSFAutoBootを参照してください。

◆TIPsBootKeys

TSFAttacher#TIPsBootKeys、Textarea#TIPsBootKeysのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はTSFAttacher#TIPsBootKeysを参照してください。

◆charBehavMap

TSFAttacher#charBehavMap、Textarea#charBehavMap、 イ ン ラ イ ン か な 漢 字 変 換TIP#charBehavMap、 文 字 検 索 ダ イ ア ロ グ

TIP#charBehavMapのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はインラインかな漢字変換TIP#charBehavMapを参照してください。

◆altChar

TSFAttacher#altChar、Textarea#altCharのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はTSFAttacher#altCharを参照してください。

◆useHistory

インラインかな漢字変換TIP#useHistoryのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はインラインかな漢字変換TIP#useHistoryを参照してください。

◆dicts

インラインかな漢字変換TIP#dictsのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はインラインかな漢字変換TIP#dictsを参照してください。

◆dictsChangeKey

インラインかな漢字変換TIP#dictsChangeKeyのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はインラインかな漢字変換TIP#dictsChangeKeyを参照してください。

◆yomiANChangeKey

インラインかな漢字変換TIP#yomiANChangeKeyのページ内デフォルト値を設定/返却します。

説明はインラインかな漢字変換TIP#yomiANChangeKeyを参照してください。

8.4.2.4 拡張メソッド

なし。

8.4.2.5 拡張イベント

なし。

8.4.2.6 拡張スタイル

なし。

8.4.2.7 使用例

<HTML xmlns:JSVRAX> 1.

<HEAD>

<?IMPORT namespace="JSVRAX" implementation="/JSVRAX/Environment.htc" > 2.

<JSVRAX:environment /> 3.

<?IMPORT namespace="JSVRAX" implementation="/JSVRAX/Default.htc" > 4.

<JSVRAX:default JSVRAX:TSFBootKey="alt 49" /> 5.

...

1. JSVRAX」というnamespaceを宣言。

2. 宣言したnamespaceに環境設定HTCの実装モジュールをインポート。

3. namespace付きで環境設定HTCをWebページに追加。

4. 宣言したnamespaceに、本HTCの実装モジュールをインポート。

5. namespace付きで本HTCをWebページに追加。同時に、TSF割り当てHTCおよび文字表示/入力部品HTCのTSFBootKey

プロパティのページ内デフォルト値を"alt 49"に設定。

・ キーによる文字入力

・ ペースト操作による挿入文字列

・ ドロップ操作による挿入文字列

本機能は、Textarea HTCの「◆文字表示」および、ペースト/ドロップ時の補正仕様と同等の機能です。ただし、サーバ字形による代替 表示は行わず、そのままのテキストが表示されます。

注意

・ 初期表示文字列やスクリプトなどからの設定値については、補正対象とはなりません。これらについては、別途チェックを行ってく ださい。

・ InputValidator HTCでは、利用者が入力不可文字を入力した際、altChar属性に指定した代替文字に自動補正します。入力抑止

は 行 い た い が 、 代 替 文 字 へ の 自 動 補 正 は 不 要(行 い た く な い)と い う 場 合 は 、InputValidator HTCは 使 用 せ ず 、

JSVRAX.Utility.CharBehavior.Parserクラスを使用し、アプリケーション側で文字列に対する入力抑止文字のチェックを行うように

してください。

・ TSFAttacher HTCとInputValidator HTCは、一つのエレメントに対して、同時に割り当てて使用してはいけません。TSFAttacher HTC

が組み込まれたエレメントで入力抑止をする場合は、JSVRAXのAPI(JSVRAX.Utility.CharBehavior.Parserクラス)を使用するな ど、アプリケーションで別途チェックを実施してください。

・ 自動補正に関する注意事項として、Textarea HTCの「◆文字表示」の注意事項もあわせて参照してください。

8.5.2 API

一般的なHTCの機能とターゲットエレメントの機能、および、本HTCの独自実装を加えたものが、本HTCの全機能となります。ここ では、本HTCの独自実装についてのみ説明します。

参考

・ HTCの組み込みなどに関するインタフェースについてはHTCの実装となります。

・ idプロパティやsetAttribute()メソッドなど、DOMエレメントの基本的なインタフェースについてはターゲットエレメントの実装となりま す。

・ 利用可能/不可能なインタフェースなどについて詳細は「8.11 エレメントビヘイビアのインタフェースについて」を参照してください。

注意

・ <INPUT type="text"><TEXTAREA>以外に割り当ててはいけません。

・ ターゲットエレメントのdisabled/readonly属性を変更する場合(上位エレメントのdisabled属性変更など、結果的にターゲットエレメ ントの属性が変更される場合を含む)、および、独自プロパティを変更する場合は、ターゲットエレメントにフォーカスのない状態で 変更してください。

・ 本HTCを割り当てたエレメントのコンテンツに対し、TextRangeを用いたアクセスをしてはいけません。

・ 本HTCを割り当てたエレメントのvalueを変更する場合(reset含む)は、フォーカスを落としてから行ってください。なお、本HTC を割り当てたエレメント上の[ESC]キー押下によるresetは抑止されます。

・ CSSのdirectionなどにより、文字列の流し込み方向を左から右以外にしてはいけません。

・ 本HTCを使ったとしても、何らかのトラブルによって、補正されない文字列がサーバに送信される可能性があります。送信情報の 確認画面を用意し、サーバ側で再チェックを行うなど、システムの各フェーズで必ず値をチェックするようにしてください。

・ 送信ボタン等を押させるなどのGUI操作を行わず、スクリプトなどにより任意のタイミングで値を送信した場合、入力途中の未補正 文字列を含んだままの値が送信される可能性があります。エレメントからフォーカスが外れているなど、文字入力中では無いことが 明らかな状態で値を送信するようにしてください。

・ 動的な文字列補正時、キャレットが補正文字列の末尾に移動することがあります。

例) 補正すべき文字を入力し、マウスで入力領域内をクリックすると、本来はクリックした場所にキャレットが移動すべきですが、入 力文字列の末尾に移動することがあります。

8.5.2.1 実装モジュールの URL

%JSVRAX_PATH%/InputValidator.htc

8.5.2.2 HTC 情報

◆namespace

JSVRAX

注意

・ タグおよびJSVRAXが拡張実装するプロパティ/イベントに付加してください。

・ 変更してはいけません。

name

jsvrax_inputvalidator

注意

通常は不要です。使い方については、Internet ExplorerのHTCに関するドキュメントを参照してください。

◆urn

http://jsvr.fujitsu.com/client/jsvrax/inputvalidator

注意

通常は不要です。使い方については、Internet ExplorerのHTCに関するドキュメントを参照してください。

◆tagName

なし

◆コンテンツ

なし

8.5.2.3 拡張プロパティ

◆charBehavMap

文字処理定義を設定/返却します。

説明はインラインかな漢字変換TIP#charBehavMapを参照してください。

◆altChar

文字処理定義により入力不可とされる文字の代替入力文字を設定/返却します。

シンタックス

HTMLの場合

<ELEMENT JSVRAX:altChar="_altChar"... >

Scriptの場合

element.setAttribute("JSVRAX:altChar", _altChar) 上記のような一般的なDOMアクセス

パラメータ _altChar

型 string型

正常値 代替文字あるいは文字列。undefined/nullの場合は、代替入力せず(入力不可文字をそのまま入力)、空文 字の場合は入力不可文字を入力しない。

デフォルト Default#altCharの値 判定/補正 なし/なし

注意

- ここで指定された文字列は、文字処理定義によるチェックを行わず、そのまま入力します。補正が必要な文字を指定しないよう にしてください。

- デフォルトの状態(指定がない状態 : undefined)では、代替入力しないことに注意してください。

8.5.2.4 拡張メソッド

なし

8.5.2.5 拡張イベント

なし

8.5.2.6 拡張スタイル

なし

8.5.2.7 使用例

<HTML xmlns:JSVRAX> 1.

<HEAD>

<?IMPORT namespace="JSVRAX" implementation="/JSVRAX/Environment.htc"> 2.

<JSVRAX:environment /> 3.

<SCRIPT>

ドキュメント内 コマンドリファレンス (ページ 125-185)