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SHH

の各樋ハイブリドーマ抗体産生に与える影響

1  ) 

ハイプリドーマ 親細胞 相対細胞数 相 対 抗 休

5 2

相対抗体生産量 クラス

H84C5 

N.A. T-~jO

1.26  2.82 

:2. 

23 

G4G7  NAT‑30  M  1.16  2.21 

1.  8 D 

AF11D2  HO‑323  M  1.05  1.16  1 .   1  1 

CD2C1G  HO‑323  M  1.29 

1.411 

1 .   1  1 

EMK‑F7  HO‑323  M  1.50  1 .  

f)

1. 

02 

EMK‑F7  HO‑323  G  1.50  1.61 

1. 

07 

D6  P3U1 

O.  94  1 .   67 

1. 

77 

F6  P3U1  M  0.91  1.52 

1.  6 G 

1 )   S  H  H

は、終濃度で

500μ g /ml

添加した。

7 S "  

った。 同 様 の 結 果 は 、 タ ン パ ク 質 性 1P S F に も 見 い だ さ れ て い る 。

第 4 節 考 察

実 験 に 供 し た

3

種 の 食 物 繊 維 の う ち 、 大 豆 種 皮 ヘ ミ

セ ル ロ ー ス ( S H H 

) は 強 い 抗 体 産 生 増 強 を 示 し た 。 タ ン パ ク 質 性 1 P S F  ( 抗 体 産 生 培 強 因 子 〉 は 、 こ れ ま で も 報 告 さ れ て い る が 、 そ の 活 性 増 強 に は 細 胞 数 の 顕 著 な 増 加 を 伴 う こ と が 知 ら れ て い る 。 し か し 、

S  H 

H の よ う な 食 物 繊 維 の 増 強 で は 顕 著 な 細 胞 増 殖 を 伴 わ な い 点 が 興 味 深 い 。

S H H の 添 加 量 別 経 目 的 細 胞 増 殖 及 び 抗 体 産 生 量 を 調 べ た と こ ろ 、 細 胞 密 度 の 低 い 時 点 で の 抗 体 産 生 増 強 が 著 し か っ た (500μg/ml添 加 〉 。 タ ン パ ク 性 1 P  S P  も 細 胞 密 度 の 低 い 時 に 、 特 に 抗 体 産 生 が 増 強 さ れ る と 報 告 さ れ て い る 69)  H B 4 C 5 細 胞 は 、 細 胞 自 体 が 細 胞 性 1 P S F を 産 生 す る た め 67)、 細 胞 外 1 P S F の 効 果 が 高 い 細 胞 密 度 で 検 出 す る こ と が 困 難 に な る と 考 え

ら れ る 。

S H H を 熱 処 理 し た と こ ろ 、 8 0 

O C

及 び 1 0 0 

O C

で 1 P S F 活 性 は 減 少 し 、 ト リ プ シ ン 処 理 で は 高 濃 度 添

加 で 活 性 が 低 下 し た 。 タ ン パ ク 質 性 1 P S F は熱、 ト リ プ シ ン に さ ら に 感 受 性 が 高 く 、 多 糖 類 で は 熱 、 ト リ プ シ ン 処 理 で の 活 性 低 下 は 考 え ら れ な い こ と か ら 、

H H の 1 P  S F は 多 糖 類 だ け で 構 成 さ れ て い な い こ と を 示 唆 し て い る 。 大 豆 に 含 ま れ る ヘ ミ セ ル ロ ー ス は 主 に ア ラ ビ ノ ガ ラ ク タ ン か ら 織 成 さ れ る と い う 報 告 も あ る。 レ ク チ ン 親 和 性 実 験 か ら 、 S H H が

0

ー ガ ラ ク ト ス 親 和 性 の 傾 向 を 示 し た こ と か ら 、 以 前 に 報 告 さ れ た よ う に S H H は

P

ー ガ ラ ク ト ー ス ボ リ マ ー で あ る と 考 え ら れ る 4 . 2 2)。 ゲ ル 溶 過 ク ロ マ ト グ イ ラ フ ィ ー の 結 果 か ら 、 S H  H の 1 P  S F は 分 子 量 32 1< D a の 多 糖 に 若 干 の タ ン パ ク 質 が 含 ま れ て い る と 推 察 さ れ 、 β ー ガ ラ ク

ト シ ダ ー セ 消 化 に よ り 活 性 が 消 失 し た こ と か ら 、

S  H 

H の 1 P  S F は ボ リ ガ ラ ク ト ビ ラ ノ シ ド 主 鎖 に タ ン パ ク 質 を 含 ん で い る と 考 え ら れ る 。

また、 い く つ か の 細 胞 株 を 用 い て S H H の 抗 体 産 生 へ の 影 響 を 調 べ た が 、 H 0 ‑ 3  2 3 系 細 胞 で は 活 性 は 認 め ら れ ず 、 N A  T ‑ 3 0 系 H B 4  C  5 細 胞 は 、 感 受 性 の 高 い 細 胞 で あ る こ と が 示 さ れ た 。

77 

第 5 節 小 括

無 血 清 培 養 H B 4  C 5 細 胞 を 用 い て 、 い く つ か の 食 物 繊 維 に つ い て 、 抗 体 産 生 増 強 因 子 ( 1 P S F ) を 検 索 し た 。 調 製 し た 米 ぬ か ヘ ミ セ ル ロ ー ス (

R B H 

)、 大 豆 種 皮 ヘ ミ セ ル ロ ー ス (S H H )、 大 麦 ガ ム 質 (B 

G ) の う ち 、 S H H は 強 い 1 P  S F 活 性 を 示 し 、 1  "'g /  ml 添 加 で 約 4 倍 増 強 し た 。 S H  H を

Sepharose CL‑4B 

よ る ゲ ル 減 過 ク ロ マ ト グ ラ フ ィ ー で 分 離 し た と こ ろ 、 1 P  S  F 活 性 は 炭 水 化 物 の 分 子 量 約 32kDa の ピ ー ク に 認 め ら れ 、 本 ピ ー ク は 少 量 の タ ン パ ク 質 を 含 ん で い た 。 また、 S H H の 1 P  S F 活 性 は 、 1 0 0 

O C

熱 処 理 、 ト リ プ シ ン や

P

ー ガ ラ ク ト シ ダ ー ゼ 消 化 に よ り 弱 め ら れ る こ と か ら 、 S H H の 1 P  S F は タ ン パ ク 質 を 含 ん だ 多 糖 類 で あ る と 推 定 さ れ た 。 さ ら に 、 他 の ハ イ ブ リ ド ー マ に つ い て も 調 べ た と こ ろ 、 S H H は、 N A  T ‑ 3 

0 系 ヒ ト 型 ハ イ ブ リ ド ー マ 及 び マ ウ ス 型 ハ イ ブ リ ド マ で 抗 体 産 生 を 増 強 し た が 、 別 の 親 細 胞 株 で あ る H 0 

‑ 3 2 3 由 来 の ヒ ト 型 ハ イ ブ リ ド ー マ の 抗 体 産 生 は 増 強 し な か っ た 。

7

τ

 

第 5 章 キ ト サ ン に よ る 抗 体 産 生 増 強

第 1節 緒 言

キ チ ン は 、 2 ー ア セ ト ア ミ ド ‑ 2 ー デ オ キ シ ‑

s ‑

D ー グ ル コ ビ ラ ノ シ ド (N ー ア セ チ ル グ ル コ サ ミ ン 〉 の (1

4 ) ー 結 合 し た 多 糖 類 で あ り 、 甲 殻 類 や 昆 虫 の 骨 格 素 材 と し て 自 然 界 に 広 く 分 布 し て い る 。 キ ト サ ン は 直 鎖 状 の ボ リ カ チ オ ン で 部 分 的 に 脱 ア セ チ ル 化 さ れ た キ チ ン 1 4 )である。 こ の キ ト サ ン に つ い て は た く さ ん の 生 理 活 性 が 現 在 ま で 報 告 さ れ て い る 、 例 え ば 、 コ レ ス テ ロ ー ル 低 下 作 用 57)、 免 疫 ア ジ ユ バ ン ド 活 性 4,  4 1 , <1)  感 染 に 対 す る 抵 抗 作 用 12 , 8)  マ ク ロ フ ァ ー ジ 活 性 化 作 用 4, 4 5)、 サ イ ト カ イ ン 産 生 促 進 43)、 抗 凝 集 性 作 用 1 3 ) ~等である。 また、 マ ウ ス (i n  viv o ) の 抗 体 産 生 増 強 64)に つ い て も 報 告 さ れ た よ う に さ ま ざ ま な 生 理 機 能 を 有 し 、 かっ、 第 2 章 で 非 常 に 強 い 1 P S F 活 性 を 示 し た キ ト サ ン に 注 目 し 、 そ の 特 性 を 追 求 す る 。

ドキュメント内 食品成分の抗体産生調節に関する研究 (ページ 77-82)

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