リモートコントロール機能を利用する際の注意事項を次に示します。また、接続先のコンピュータ のOSごとの注意事項についても説明します。
• コンピュータでMS-DOSプロンプトをフルスクリーンで表示すると、コントローラではコン ピュータの画面を参照できません。リモートコントロール機能を使用する場合、コンピュータで
はMS-DOSプロンプトをフルスクリーン表示ではなくウィンドウで表示させてください。
• コンピュータでDirect X(Direct Draw)、OpenGLを使用して作成された画像は、コントロー ラでは参照できない場合があります。
• アニメーションは、データ量が多く送信に負荷が掛かるため、リモートコントロール機能を使用 している間はコンピュータで表示させないでください。
• コントローラからの切断をコンピュータが認識していないとき、コントローラが再接続しようと すると[二重接続]ダイアログが表示されます。このダイアログでコンピュータとの接続を切断 すると、再接続できるようになります。
• 画面の色(カラーパレット)は、256色以上を使用してください。
• コンピュータでWindowsの[コントロールパネル]-[マウス]-[ポインタ]の[ポインタ の影を有効にする]をチェックしている場合、コントローラ上でマウスカーソルが二重表示さ れ、コンピュータとコントローラとでマウスカーソルの形状が不一致になるときがあります。こ のようなときは、次のどちらかの方法で対処してください。
◦ コンピュータでWindowsの[コントロールパネル]-[マウス]-[ポインタ]の[ポイ ンタの影を有効にする]のチェックを外す。
◦ [リモートコントロール]ウィンドウの[環境の設定]ダイアログの[高速化]タブで、[ウィ ンドウのアニメーション表示などを抑止する]をチェックする。
• コンピュータが監視モードの場合、次の操作または事象が発生したときはコンピュータのモード が共有モードに変わります。
◦ コンピュータで[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押したとき
◦ ハードウェアエラーまたはシステムエラーのメッセージが表示されたとき、およびそのメッ セージを閉じたとき
◦ WindowsのMessengerサービスからメッセージが表示されたとき、およびそのメッセージ を閉じたとき
• コンピュータが監視モードの場合、キーボード入力を擬似的に実行するアプリケーションや、
キーの割り当てを変換するアプリケーションは正常に動作しません。
• コントローラが制御モードで接続している場合に、コンピュータの画面を非表示にするときは、
次の点に注意してください。また、テスト環境で動作を十分に確認してから実行してください。
◦ 対象のコンピュータのディスプレイボードとディスプレイが省電力モードに対応している 必要があります。
◦ リモートコントロール時に、対象のコンピュータでCPU使用率が100%になったり、数秒 間隔で画面に残像が残ったりすることがあります。
◦ コンピュータの画面の非表示は、強制的に解除されることがあります。画面の非表示が強制 解除される要因を次の表に示します。
強制解除の契機 内容
通信の切断 • 管理者がリモートコントロールを切断または終了した。
• 利用者によってリモートコントロールが切断または終了され た。
• 通信障害によってリモートコントロールが切断された。
制御モードの解除 • 対象のコンピュータで[Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーが押 された。
• 対象のコンピュータでハードウェアエラー、システムエラーの メッセージが表示された、または表示されたメッセージを閉じ た。
• 対象のコンピュータでWindows Messengerサービスからメッ セージが表示された、または表示されたメッセージを閉じた。
Windows 7、Windows Server 2008、およびWindows Vistaのコンピュータと接続する場合の注 意事項
• リモートコントロール中は、ウィンドウの半透明表示、タスクバーのサムネイル表示、Windows フリップ3DなどのWindows Aeroの機能は無効になります。
• Windows Aeroのマウスポインタを使用する場合、リモートコントロール時のマウス操作のパ
フォーマンスが低下します。マウス操作のパフォーマンスを低下させないためには、マウスポイ ンタのデザインを「なし」に変更してください。マウスポインタのデザインを変更する手順を次 に示します。
a. Windowsの[コントロールパネル]-[マウス]をクリックします。
b. [マウスのプロパティ]ダイアログの「ポインタ」タブを表示します。
c. [デザイン]に[(なし)]を選択します。
d. [OK]ボタンをクリックします。
Windows 7およびWindows Vistaのコンピュータと接続する場合の注意事項
• コントローラとの接続中に次の操作が実行されると、接続が切断されます。
◦ ユーザーのログオフ
◦ ユーザーの切り替え
◦ リモートデスクトップ機能によるリモート接続
Windows Server 2008のコンピュータと接続する場合の注意事項
• コントローラとの接続中に次の操作が実行されると、接続が切断されます。
◦ ユーザーのログオフ
◦ ユーザーの切り替え
◦ リモートデスクトップ機能によるコンソール接続
152 機能の紹介
Windows Server 2003のコンピュータと接続する場合の注意事項
• Windows Server 2003のリモートデスクトップ機能によるコンソール接続には対応していませ ん。リモートデスクトップ機能によるコンソール接続が実行されると、以降、コントローラから の接続は拒否されます。コントローラと接続中であれば、コントローラからの接続は切断されま す。
再度接続するには、リモート接続先のWindows Server 2003のロックを解除してください。
Windows XPのコンピュータと接続する場合の注意事項
• Windows XPのユーザーの切り替え機能とリモートデスクトップ機能には対応していません。
Windows XPによるユーザーの切り替えやリモートデスクトップ機能によるリモート接続が実
行されると、以降、コントローラからの接続は拒否されます。コントローラと接続中であれば、
コントローラからの接続は切断されます。
再度接続するには、次の操作が必要です。
◦ ユーザーの切り替え操作によって接続が拒否された場合
Windows XPですべてのユーザーをログオフし、最初のユーザーでログオンし直してくださ
い。
◦ リモートデスクトップ機能によって接続が拒否された場合 リモート接続先のWindowsのロックを解除してください。
注意 OSがWindows 7でWindows XP Modeのコンピュータは、リモートコントロールできません。
2.7.14 ファイルの転送
リモートコントロール中に、接続先のコンピュータとファイルの送受信ができます。
接続先のコンピュータのファイルをメンテナンスする際に、接続先のコンピュータのファイルを管 理者のコンピュータにコピーして作業したり、トラブルシュートの際に対策ツールを転送して接続 先のコンピュータで実行したりするような場合に活用できます。
注意 RFBでコンピュータに接続している場合は、ファイルを転送できません。 また、接続先のコンピュータに 割り当てられているエージェント設定で、[リモートコントロールの動作]の[ファイル転送を許可する]が選 択されている必要があります。
ファイルの転送は、コントローラから起動できる[ファイル転送]ウィンドウを利用します。
[ファイル転送]ウィンドウでは、Windowsのエクスプローラと同様の操作でファイルを参照した り、ドラッグ&ドロップの簡単な操作でファイルを転送したりできます。また、複数の接続先に一 括でファイルを転送することもできます。
参考 コントローラに表示されているコンピュータの画面に、ファイルをドラッグ&ドロップしてファイルを転 送することもできます。この場合、[ファイル転送]ウィンドウが起動したあとすぐにファイルの転送が開始さ れます。転送したデータは、コンピュータのデスクトップに保存されます。