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エージェントの導入

ドキュメント内 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド (ページ 77-81)

(1) 探索の条件

2.5 エージェントの導入

JP1/IT Desktop Managementでコンピュータを管理する場合、対象のコンピュータにエージェン トを導入することをお勧めします。エージェントを導入することで、操作画面からコンピュータの 状況を把握したり、動作を制御したりするなど、JP1/IT Desktop Managementのすべての機能を 利用して効率良く管理できます。

参考 エージェントを導入しなくても(エージェントレスでも)コンピュータを管理できますが、セキュリティ の自動対策やメッセージの通知機能、ソフトウェアやファイルの配布など、一部の機能が利用できません。な お、コンピュータ以外の機器は、エージェントレスで管理します。

コンピュータにエージェントを導入するには、次の方法があります。

• 管理者がインストールする方法 次の二つの方法があります。

◦ 管理用サーバからプログラムを配信して利用者のコンピュータに自動的にインストールす る方法

◦ 管理者がインストールセット(エージェントのプログラムおよびセットアップ情報を含んだ インストーラーファイル)を作成し、ドメインコントローラにログオンスクリプトを登録し ておく方法

利用者がWindowsにログオンすると、自動的にエージェントがインストールされます。

• 利用者がインストールする方法

管理者がインストールセットを作成し利用者へ展開します。そのあと、利用者がインストール セットを実行することでインストールする方法です。

参考 エージェントを導入するとコンピュータが自動的に管理対象になるため、1台につき製品ライセンスを一 つ使います。

2.5.1 エージェントの配信

管理用サーバからコンピュータにエージェントを配信してインストールできます。

エージェントの配信方法には次の二つがあります。

• 探索と同時にエージェントを自動配信する

探索で発見した、OSがWindowsのコンピュータに対して、エージェントを自動的に配信でき ます。発見したコンピュータに順次エージェントが配信されるので、組織内のすべてのコン ピュータにエージェントを自動配信したい場合は、この方法を選択してください。

• エージェント未導入のコンピュータに個別配信する

管理対象のコンピュータ、および発見したコンピュータに対して、エージェントを個別に配信で きます。エージェントを配信するコンピュータを選択できるので、組織内にエージェントをイン ストールしたくないコンピュータがある場合は、この方法を選択してください。

なお、サイトサーバを設置している場合、環境に応じてエージェントはサイトサーバからも配信さ れます。このため、サイトサーバを設置することで、管理用サーバとサイトサーバ間のネットワー クの負荷を軽減できます。

エージェントを配信するための詳細な条件については、「2.5.2 エージェントを配信するための条件」

を参照してください。

2.5.2 エージェントを配信するための条件

エージェントを配信するためには、配信先のコンピュータが次の条件を満たす必要があります。

OS

エージェントを配信できるのは、次の表に示すWindowsのOSだけです。表にないWindowsの OSや、UNIX、Linux、Mac OSのコンピュータには、エージェントは配信できません。

OS エディション

Windows 7 Ultimate

Enterprise Professional Home Premium Starter Windows Server 2008 R2 Datacenter

Foundation Enterprise Standard

Windows Server 2008 Enterprise without Hyper-V Standard without Hyper-V Enterprise

Standard

Windows Vista Ultimate

Enterprise Business Home Premium Windows Server 2003 R2 Enterprise x64 Edition

Standard x64 Edition

78 機能の紹介

OS エディション Enterprise Edition

Standard Edition Windows Server 2003 Enterprise x64 Edition

Standard x64 Edition Enterprise Edition Standard Edition

Windows XP Professional(Service Pack 2、3)

Windows 2000 Advanced Server(Service Pack 4)

Server(Service Pack 4)

Professional(Service Pack 4)

OSの設定

配信先のコンピュータに必要なOSの設定の条件は、エージェントレスでセキュリティ管理をする 場合(大部分の機器情報を取得する場合)の、Active Directoryを利用しないときの条件と同じで す。条件については、「(2) エージェントレスで管理するための条件」の、セキュリティ管理をする 場合(大部分の機器情報を取得する場合)にある、Active Directoryを利用しないときの条件を参 照してください。

2.5.3 エージェント設定の割り当て

エージェントのセットアップ内容は、管理用サーバで設定できるエージェント設定で管理します。

エージェント設定の内容を変更すると、そのエージェント設定が適用されたすべてのコンピュータ の設定を一括して変更できます。これによって、エージェントのセットアップ内容を効率良く変更 できます。

エージェント設定は、デフォルトではデフォルトエージェント設定が自動的に割り当てられます。

ただし、グループに対してエージェント設定が割り当て済みの場合、新規に管理対象になったコン ピュータが自動的にそのグループに登録されると、グループに対して割り当てられたエージェント 設定がデフォルトで適用されます。例えば、OSのグループ「Windows XP Professional」にエー ジェント設定「XP用設定」を割り当てておくと、Windows XPのコンピュータが管理対象になる と自動的に「XP用設定」が割り当てられます。

コンピュータ単位またはグループ単位で異なるエージェント設定を適用したい場合は、任意のエー ジェント設定を作成して、コンピュータまたはグループに割り当てます。エージェント設定をコン ピュータに割り当てた場合、対象のコンピュータにエージェント設定が適用されます。エージェン ト設定をグループに割り当てた場合、そのグループに属するすべてのコンピュータにエージェント 設定が適用されます。エージェント設定の割り当てられ方を次の図に示します。

コンピュータへの割り当てとグループへの割り当てが重複する場合は、コンピュータに割り当てた エージェント設定が適用されます。また、エージェント設定が直接割り当てられているグループは、

上位のグループにエージェント設定を割り当てても、そのエージェント設定は適用されません。割 り当てが重複する場合にエージェント設定がどのように割り当たるかを次の図に示します。

エージェント設定の割り当てを解除すると、上位のグループに割り当てているエージェント設定が 適用されます。

なお、複数のネットワークカードを利用している場合など、コンピュータが複数のIPアドレスのグ ループに登録されてしまうことがあります。コンピュータが複数のグループに登録されている場 合、各登録先のグループに異なるエージェント設定が割り当てられているときは、そのコンピュー タにはデフォルトエージェント設定が適用されます。

80 機能の紹介

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