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6.夏 7.腫

ドキュメント内 甲南女子大学学術情報リポジトリ (ページ 30-41)

8。

9。

 

子ども

10。 たばこ 11.Jヽさい 12.恐ろしい

13.むずか しい

14。 青い

15。  デ 彗 い

16.暗い

17。 日旨い

18。  澤 著 い

19。 長 い

20。 誦許い

21.慾

る 22.におう

23.歩

24.死

25。 ロロく 26. 泄壺ヨド

27.作

28.読

くだもの 女

三角 まるい あつい 冬

こわい きれい 想 吸 う

大きい こわい テス ト 空

"卜

い 明るい 夜 低い

短い おそい

ま5い1ン

くさい 走る 生きる 痛 い 楽 しい

工作 本

42.0 23.0 25.4 33.6 20.2 48.4

35。

2

41.6 34.4 26.4 32.0 42.6 22.8 39.0 20.8 34.0 21. 0 32.6 32.6 32.8 24.8 32.6 48.2 26.0

39。

4 24.4 43.2

59。

4

‑29‑

1‑10 

平凡反応語の特徴

中鼎跛と応 の品詞の関係

束鼎敗と跡

間の意味

反意―対立

男―女

,夏

一冬

,子

ども一大人,

小さい一大きい

,青

い一赤い,

暗い一明るい

,高

い一低い, 長い一短い

,速

い一おそい,

死ぬ一生きる

,歩

く―走る, 等 質 連 合

 

の 他

バナナーくだもの

,恐

ろ しい一 こわい

,四

角一三角,

′館情―側 犬

ポールー丸い

,夏

―あつい, 地震―こわい

,む

ずかしい―テ

ス ト

,星

―きれい

,青

い―空,

暗い一夜

,食

べる一おいしい,

におう一くさい

,叩

く―痛い, 遊ぶ―楽 しい,

異 質 連 合

そ の 他

たばこ―吸う

,読

む一本, 作る一工作,

1‑11 

平凡反応語の品詞か らみた利用度 平凡反応語

名 言司

   

形容詞

   

動 詞 等質連合

異質連合 Total

15 10

3.性

次 に連想 反 応 を分 析 す る ため に使 用 した指 標 に も とづ い て 性 差 を 比 較 して い く。

1)無 連 想 数

(N)

別 表

1に

も とづ い て35語の 無 連 想 に お け る性 差 を サ イ ンテ ス トしたが

,有

意 差 はみ られ な か つ た

(CR=0。

36)。 ま た個 々の 刺 激 語 につ い て検 討 し た と こ ろ

,「

叩 く 」の 無 連 想 価 につ い ての み 女 子 が 男子 よ り有 意 に高 い とい う結 果 が 得 られ た

2=5.68 P<.05)。

この 結 果 か ら

,一

般 的 に 連 想 の 表 出の 程 度 につ い て性 差 は み られ な い と云 う こ とが で きる 。

2)種 類 数

(K)

1〜 3か

ら連 想 反 応 の 種 類 にお け る性 差 をみ て み る と

,男

子 の 種 類 数 が 一 般 に女 子 を上 回 つ て い る (35語 中 29語 で 男 子 が 多 く

,5語

につ い て女 子 が 多 く,

1語

は変 らな い )。 そ こ で 性 差 につ い て サ イ ンテ ス トした と こ ろ

,CR=4.06,

P<。 01で

男 子 の 連 想 反 応 の種 類 が 有 意 に 多 い と い う こ とが 明 らか にな つ た 。 つ ま り っ連 想 反 応 に つ い て 男子 の方 が 豊 か で あ る と云 え る 。 この よ うに種 類 数 にお い て性 差 が み られ た の で

,更

にそ の 差 が どの よ うな 面 に表 われ て い るか を 見 る ため に

,連

想 内 容 を上 位10語に限 っ て 男女 間 で そ の 出現 頻 度 の 相 関 を調 べ た (表

1‑3)。

そ の 結 果

,0.9以

上 の

rが

27個 (平 均0。

965),0.8〜

0。89の

rは 4個

(0。842)み られ た 。相 関 値 の 信 頼 度 が

5%の

時 の

r値

0.632で

あ る の で

,こ

れ以 下 の

3語

r値

に つ い て 信 頼 で きな い 。

r値

が 低 い と い う点 か ら 性 に よ つて特 に連 想 内容 の 偏 りが み られ た単語 に は

,「

動 物 」「 け ん か 」「 音 楽 」が あ る 。 た と えば

,「

動 物 」 に対 す る連 想 と して 男子 は 猛 獣 事 例 (ラ イオ

,ト

ラな ど

)が

多 く

,女

子 で は 愛 玩 事 例 (う さ ぎ

,キ

リン

,犬 ,猫 )が

多 い。

ま た「 けん か 」 に対 して 男 子 は 行 動 的

,積

極 的 な 連 想 反 応

(強

い 。な ぐる

,負

け る

,勝

)が

目立 ち

,女

子 で は 感情 的

,受

身 的 な 連 想 反応 (痛い 。けが

,こ

わ い

)が

多 い 。「 音 楽 」 につ い て は「 楽 し い っ歌

,歌

う 」 と い つ た好 感 的 な 反 応 が 女 子 に多 く

,男

子 で は「 嫌 い

J反

応 に 代表 され る よ う に消 極 的 な 反 応 が 多

くみ られ る 。

      '

以 上 の よ う に連 想 反 応 上 位10語と云 う連 想 強 度 の 強 い反 応 に限 つ てみ る と,

‑31‑

大 部 分 の 連 想 の 内容 につ い て性 差 は無 視 で きる よ うに思 われ た 。 しか し性 差 が 認 め られ た

3語

の よ うに 反応 語 が 性 に よ つ て規 定 され て い る面 も否 定 で きな い。

(3)平

凡反 応 語

平 几 反応 語 28語 に つ い て連 想 頻 度 を 男 女 で比 較 した と こ ろ

,18語

は 女 子 の 連 想 頻 度 が 大 き く

,9語

は 男 子 が 大 き く

, 1語

は差 が み られ な い 。 この 関 係 につ

い て サ イ ンテ ス トし たが

,性

差 に有 意 差 が 認 め られ な か つ た

(CR=1.7,P

<.1)。

そ こで 平 凡 反 応 語 別 に検 討 し た と こ ろ

,4語

につ い て性 差 を 見 出 した。

1‑12に

性 差 の み られ た平 凡 反応 語 と そ の χ

2検

定 の 結 果 を 示 した 。 い ず れ も男 子 よ りも女 子 の 平 凡 反応 語 の 頻 度 が 高 い と云 うも の で あ っ た 。 つ ま り,

「 青 い 」に対 して「 空 」

,「

地 震 」に 対 して「 こ わ い 」

,「

長 い 」 に 対 して

「 短 い 」

,「

読 む 」 に対 して「 本 」 と云 う連想 の 仕 方 は女 子 が 男子 に比 べ て常 に 多 い と云 え る 。そ して ま た 。最 多 連 想 反 応 につ い て も 男女 の 出現 頻 度 を比 較 し たが

,女

子 が 多 い ケ ー スが 22例

,逆

に 男 子 が 多 いケ ー スが 12例 み られ た 。そ の

CRは

1.69を 示 し たの で

,5%水

準 で 女 子 の 最 多連 想 反 応 の 出現 頻 度 が 男子 に比 べ て高 い と云 う こ とが で き た 。 この よ うに

,女

子 は 男 子 に比 べ て平 凡 反 応 語 や 特 定反 応 へ の集 中 傾 向

,つ

ま り紋 切 型 反 応 が 多 い と云 え る 。

(4)′

心情 反 応

連 想 反 応 の 中 で 主 に形 容 詞 反 応 につ い て

,も

の の性 質 や 機 能 を現 わす 性 状 語 を 除 く反 応 を 心 情 反 応 (心情 語

)と

呼 ぶ 。 この 心 情 語 は別 表

2か

ら57語 (種類)

み られ た 。 また その 出 現 頻 度 の総 計 は2846頻度 で あ り

,全

反 応 数 の

17.3%に

当 た る 。男 子 の 連 想 は1303頻度

,女

子 で 1543頻 度 み られ

,女

子 の 方 が 心 情 反 応 す る頻 度 が 高 い と云 え る 。

この 57心 情 語 の うち

,出

現 頻 度 上 位 20語 を示 す と表

1‑13の

よ うで あ る 。最 大 は「 こわ い 」の

754頻

度 で あ る 。 こ れ は被 験 者 総 数 が

500名

で あ る こ とを考 え る と

,一

人 の 被 験 者 の 中 で く り返 し反 応 語 と して利 用 され や す い 単 語 と云 え る 。既 にみ た よ うに

,「

こ わ い 」は

7刺

激 語 にわ た つ て重 複 出現 して い る 。

この 表 につ い て心 情 語 を快 と不 快 に分 け る と

,快

反 応

(H63頻

)よ

り不快 反 応

(1540頻

)の

方 が 多 い 。

ま た この57心情 反 応 に つ い て性 差 を

Tテ

ス トを 用 い て検 証 した 。 その 結 果,

CR値

3.35(P<.01)で

あ り

,女

子 の 心 情 語 表 出が 男 子 よ りも有 意 に 多 い と

1‑12 

平凡反応語の出現頻度と性差 刺激語

 

平凡反応語

   

    

χ2 澤事い

順 長い

・読む

"

こわい 短い 本

86 74 70 137

109 102 93 160

447*

874**

815*

387*

*P<。 05 *Pく .01

1‑13

心情語上位20語とその出現頻度 男

    

    

計 こわい

きれい(だ,な) 痛い

楽しい 13い1ノい くさい い蠣0 (′)

おもしろい かわいい 嫌い

いい4コい おそろしい 好き(だ)

か っ こい い

かわいそう あぶない やさしい むずかしい 悪い うれしい

424  754 187  343 109  234 138  225 107  209 95  209 96  160 69  134 73  104 33   64

36   53 27   52 21   35 7   28 10   24 14   20 10   18

9    17 7    15 2    14

‑33‑

云 う こ とを明 らか にで きた 。女 子 に特 徴 的 にみ られ た心 情 反 応 と して

,「

こわ

い 」「 きれ い (だ

,な )」 ,「

楽 しい 」「 いや (だ

)」

「 い い匂 り 」が み られ た 。

さ ら に また35刺 激 語 そ れ ぞ れ につ い て上 位 10語 の 連 想 反 応 につ い て心 情 語 を 調 べ た とこ ろ (別表

1に

よ る

),55組

み られ た 。 これ につ い てサ イ ンテ ス トで 性 差 を 検 討 し た とこ ろ

,こ

こで も女 子 の 心 情 語 連 想 が 男子 よ り多 い こ と を明 ら か にで きた 。

(CR=3.78,P<.01)。

こ の よ う に

,心

情 反 応 の 表 出 と云 うこ

と につ い て女 子 は男 子 よ リー貫 して有 意 に 多 い と云 う こ とが で きる 。

 

小学 生

500名

に も とづ い て35単 語 に対 す る連 想 基 準 表 を作 成 した 。 そ の 結 果, 連 想 に関 して全 体 に無 連 想 す る こ とが 少 な か っ た 。 こ れ は刺 激 語 と して有 意 味 語 を用 い た た め であ る 。 また35単 語 そ れ ぞ れ の 連 想 内 容 も多 様 で あ り

,連

想 内 容 には比 較 的 偏 りが 少 な か っ た 。

この 連 想 基 準 表 の 特 徴 を

,①

連想 種 類 数

(K),②

無 連 想 数

(N),③

最 多 連 想 反 応 頻 度

(F)の 3指

標 か ら検 討 し た 。その 結 果

,明

らか にな っ た こ とは

Kと Nに

は 高 い正 の 相 関

(0.821)が

み られ

,Fと K(‑0。 638),お

よび

N(―

0.488)に

それ ぞ れ 負 の 相 関 が み られ た こ とで あ る 。 したが つ て

,こ

の相 関 の 大 きさ と方 向 か ら

,連

想 基 準 表 につ い て云 え る こ とは連 想 種 類 数 の 多 さが 連 想 の しに くさ と強 く関 係 す る と と も に

,最

多 反 応 語 の 頻 度 の 大 きさ と逆 の 関 係 に

あ る と云 うこ とが で きる 。

この 表 を 大 学 生 に つ い て ま とめ た梅 本 の 連 想 基 準 表

(1969)と

比 較 す る と, これ らの

3っ

の 指 標 に も とづ く

r値

の 正 負 の 方 向 にお い て 両 基 準 表 に違 いが み

られ な い 。そ の意 味 で 子 ど も と大 人 の 連 想 の機 能 につ い て大 きな違 いが み られ な い と云 え る 。 しか し個 々 に

r値

を比 較 検 討 して み る と

,大

学 生 で は

Fと Kの

間 が 最 大

(‑0.81)で

あ っ たが

,小

学 生 で は

Nと Kの

間 が 最 大

(0.82)で

あ っ た。

この こ とは反 応 種 類 数 の 大 きさ に関 して

,大

学 生 で は 反 応 の 集 中の しや す さ と 負 の 強 い関 係 にあ つ たの に対 し

,小

学 生 で は連 想 の しに くさ と強 く関 係 して い た と云 え よ う 。な お 梅 本 の

Nと Kで

0.66,Nと Fで

‑0.55の r値

で あ う た。

‑ 34 ‑―

この よ うに小 学 生 と大 学 生 で 連 想 反 応 の 指 標 間 の 相 関 強 度 に違 いが 認 め られ たが

,そ

の 理 由 と して 次 の 点が 考 え られ る 。小 学 生 の 場 合

,連

想 で きるか で き な いか の 個 人 差 が 直 接 に連 想 反 応 に影 響 す る 。 こ の た め 連 想 の 有 無 と連 想 の 広 が り (種

)に

強 い正 の 相 関 関 係が み られ た 。 こ れ に 対 し大 学 生 の 場 合

,連

で きな い と云 うこ とが 非 常 に少 な い (刺激 語 と し て有 意 味 語 が 用 い られ た こ と に よ る

)の

,連

想 反 応 か ら直 接 導 か れ る指 標 ど う しの 関 係 が それ だ け密 接 に 働 い た結 果 で あ る と思 わ れ る 。 この よ うな 小 学 生 と大 学 生 の 考 え られ る違 い に つ い て

,梅

本 連 想 基 準 表 と共 通 す る 16刺 激 語 を 用 い て 検.言寸した 。無 連 想 価 は 小 学 生 が 有 意 に高 く

,大

学 生 は連 想 種 類 数 が 有 意 に 多 い と云 う結 果 が み られ

,こ

の 点 を確 認 す る こ とが で きた 。 か くして

,大

学 生 の 場 合 には 連 想 反 応 の 個 人 差 が 少 な い と連 想 の 広 が り (種

)も

少 な く

,特

定 の 反 応 へ の 集 中が み られ る 。 逆 に連 想 反 応 の 個 人 差 が 大 きい と連 想 の 種 類 数 も増 え るが

,反

,特

定 反 応 ヘ の 集 中や 一般 的 な 連 想 反 応 が み られ な くな る と云 う関 係 が 成 り立 ち

,相

関 関 係

が 負 の 値 にな つ た と思 わ れ る 。

梅 本 基 準 表 と共 通 す る 16刺 激 語 の 連 想 反 応 につ い て の 相 関 表 (表 1‑7)か ら, 小 学 生 と大学 生 で量 的 な 違 いが 期 待 で き た 。検 討 した と こ ろ

,小

学 生 は 大学 生

に 比 べ

,無

連 想 価 が 多 く

,種

類 数 が 少 な く

,名

詞 反 応 率 が 少 な い と云 う結 果 で あ っ た 。 ま た

,表

で は名 詞 と形 容 詞 反 応 の 連 想 率 が 無 相 関 と云 う関 係 で あ つ た。

こ の こ とか ら連 想 の 品 詞 的 な 反 応 (名 詞 と形 容 詞

)に

つ い て は小学 生 と大学 生 で 質 的 な相 違 が 期 待 で き るの で あ る 。

そ こで 連 想 内容 につ い て発 達 的 な 比 較 を 行 つ た 。 そ の ため 第

1〜

5反

応 を 小 学 生 と大学 生 で対 比 させ た表

1‑8を

分 析 し

,次

の 諸 点 を 明 らか に し た 。

① 年 齢 に関 わ りな く

,連

合 強 度 の強 い

,紋

切 的 な

,固

定 した連 想 反 応 が み ら れ る 。 これ は 最 多反 応 語 の 中 で 小 学 生 と大 学 生 で 同 一 で あ る

S― R連

合 に も と づ い たが

,次

の通 りで あ る 」男 ―女

,作

る 一工 作

,読

む 一本

,小

さ い 一大 きい, 長 い 一短 い

,速

い 一遅 い1.

② 連 想 内容 か らみ て

,小

学 生 と大学 生 が 質 的 に 違 う点 が い くつ か 見 出 せ た 。

a.反

応の 品 詞 か ら子 ど もは 形 容 詞 反 応 が 多 く

,名

詞 反 応 が 少 な いが

,大

学 生 は逆 に名 詞 反 応が 中心 とな る 。

b。 最 多 反 応 と次 多反 応

,そ

れ は意 味 的 に異 な る

,の

順 位 が

,大

学 生 と小 学

―‑ 35 ‑―

ドキュメント内 甲南女子大学学術情報リポジトリ (ページ 30-41)

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