遅
11 1。 6 2。
1速
13 0。 2 0。 4
遅
13 0。 9 1。 0
4
‑107‑
2.
平凡 反 応 と個 人 反 応35刺 激 中
,平
凡 反応 の 認 め られ た25刺 激 (研 究1,表 1‑8に
も とづ く,そ
こで 28個 の 平 凡 反 応 語 が み られ た
)に
つ い て遅 ・ 速 連 想 者 そ れ ぞ れ の 平 均 連 想 数 を計 算 す る と表6‑3に
示 した よ うな結 果 が 得 られ た 。速 連 想 者 は どの 学 年 とも ほ とん ど連 想 で きて い た の に対 して,遅
連 想 者 で は低 学 年 につ いて 無 答 す る傾 向 が 若 干 強 く現 れ て い た 。 この 点 を明 らか にす る ため 学 年 別 に連 想 量 を比 較 した と こ ろ,2年
生(t=2.032,df=17)と 4年
生(t=1.756,df=22)
につ いて 遅 連 想 者 の 方 が速 違 想 者 よ りも連 想 数 が 少 な い とい う傾 向 が認 め られ た (。
1<P<.5)。
次 に25刺 激 語 中 で どの程 度 平 凡 反 応 の表 出 が 行 な わ れ て い た か を 比較 す る た め に
,平
均 平 凡反 応 数 を両 連 想 群 につ いて 調 べ た 。 そ の結 果 は 表6‑4に
示 し た通 りで あ る 。 そ れ に よ る と,速
連 想 者 は 学 年 にか か わ らず,常
に遅 連 想 者 よ りも平 凡 反 応 数 が 多 い と云 う もの で あ つ た 。 この 点 を分 散 分 析 で確 かめ た と こ ろ,速
連 想 者 の 平 凡 反 応 は遅 連 想 者 よ りも有 意 に多 い とい う結 果 が み られ た(F(1,64)=13.495,Pく
。01)。25刺 激 に対 す る連 想 総 数 か ら平 凡 反 応 を差 引 い た残 りを個 人 反 応 とみ な して,
そ の 平均 を求 め た の が 表
6‑5で
あ る 。遅 連 想 者 の 個 人 反 応 が 速 連 想 者 よ りも 多 い 。分 散 分 析 の 結 果,遅
連 想 者 の個 人 反 応 優 位 を示 す 連 想 の 遅 速 の主 効 果 の み 有 意 差 が 認 め られ た(F(1,63)=6.317,P<.01)。
次 に学 年 別 に平 凡 反 応 と個 人 反 応 の 出現 数 を比 較 した図
6‑1〜
図6‑3に
よ る と
,遅
連 想 者 にお け る個 人 反 応 は 学 年 に か か わ らず 常 に平 凡 反 応 数 を上 回 つて い る 。 そ して速 連 想 者 で は加 齢 と とも に平 凡 反 応 の表 出 と個 人 反 応 の表 出 間 の 差 が 消 失 し,等
し くな っ て い く傾 向 が うか が え る 。 ま た全 体 と して,平
凡 反 応 は速 連 想 者 で 多 く,個
人 反 応 は遅 連 想 者 で 多 い とい う傾 向 が み られ た 。 そ こで これ らの 点 を 明 らか にす る た め,次
に学 年 別 に分 散 分 析 を行 な つ た 。2年
生 に関 す る分 散 分 析 の 結 果 か ら,連
想 内 容 の 主 効 果 (平 凡 反 応 対 個 人 反 応)の
み 有 意 で あ っ た(F(1,34)=11.496,P<.01)。
つ ま り,こ
の学 年 で は 個 人 反 応 の 方 が 平 凡 反 応 よ りも数 に して有 意 に 多 い と云 う こ とが わ か つ た 。4年
生 と6年
生 につ いて は 分 散 分 析 の結 果,連
想 内 容 の 主 効 果(4年
生,F
表
6‑3 25束
嗽 に対する速運想者と遅連想者の平均連想数の平均学
年
連想グループ SD
速 遅
9
10
24。 9 23。
4
0.3 .
2。 1
速 遅
13 11
24。
9
24。4
0.4
0。
9
速 6 遅
13 13
24.9 2438
0。
4
0。 6
表
6‑4
速連想嗜 と遅連想者の平凡反応数の比較学 年
連想グループ SD
速 遅
11。
4
8。 7
4.3
2。
9
速 4 遅
11。
9
9。
9
2.5 3.4
速
6 遅
12。 9
8。
9
2.9
3。 7
表
6‑5
速連想者との比較
学 年
連想グ′ト プ SD
速 遅
13。
6
14。
3
4.4
2. 1
速 4 遅
12。
9
14。
5
2.6 3.3
速
6 遅
12。
0
15。
4
2。
8
3.3
‑109‑
遅 連 想 群
速 連 想 群 平
均 出 現 頻 度
平凡 反 応 個 人 反 応
図
6‑1
速 連 想 者 と遅 連 想 者 の平 凡 反 応 と個 人 反 応(2年
生)平 均 出 現 頻 度
遅 連 想 群 速 連 想 群
平 凡 反 応 個 人 反 応
図
6‑2
速 連 想 者 と遅 連 想 者 の平 凡 反 応 と個 人 反 応(4年
生 )‑111‑
平 均 出 現 頻 度
遅 連 想 群
速 連 想 群
平 凡 反 応 個 人 反 応
図
6‑3
速 連 想 者 と遅 連 想 者 の平 凡 反 応 と個 人 反 応(6年
生)(1,44)=10.64,P<.01);6年
生,F(1,48)=8。 747,P<.01)と
「 運 想 内 容 」 と「 連 想 の 遅 速 」の 交 互 作 用(4年
生,F(1,44)=4。 344,Pく
。05;6
年 生
,F(1,48)=17.106,P<.01)が
そ れ ぞ れ 有 意 で あ つ た 。つ ま り全 体 の 連 想 量 で は 遅 ・ 速 両 連 想 群 に は 差 が み ら れ な い が,遅
連 想 者 は 常 に 個 人 反 応 の 方 が 平 凡 反 応 よ り多 い 。 こ れ に 対 し速 連 想 者 で は 個 人 反 応 と平 凡 反 応 に 差 が み られ な い 。 この ため
4年
生 以 上 の 学 年 で 交 互 作 用 が 有 意 とな つ たの で あ る 。3.平
凡 反 応 と個 人 反 応 の 出 現 の 時 間 的 推 移平 凡 反 応 と個 人 反 応 が 連 想 の 時 間 的 な 流 れ に沿 っ て どの よ う に現 れ て い る か を 調 べ る た め に
,次
の よ うな 手 続 の も と で デ ー タ を 再 整 理 し た 。 つ ま り各 個 人 の 平 均RT値
に も と づ い て,そ
の 値 よ り早 く連 想 さ れ たか,遅
く連 想 さ れ た か で 連 想 反 応 を 前 半 と 後 半 に2分
割 し,そ
れ ぞ れ の 期 間 につ い て,平
凡 反 応 と個 人 反 応 を カ ウ ン トし た 。 こ の 結 果 は 表6‑6に
示 し た 通 りで あ る 。こ の 表
6‑6に
つ い て 最 も特 徴 的 な こ と を あ げ る と,ど
の 学 年 に つ い て もR
Tの
後 半 部 で は 平 凡 反 応 の 出 現 が ほ と ん ど み られ な くな る こ とで あ ろ う 。 この よ う にRTの
前 半 と 後 半 で そ の 様 相 が 全 く違 つ て い る の で,こ
の 後 は 前 半 と後 半 に分 け て 別 々 に 分 析 し て い く 。RTの
前 半 に つ い て 一 般 に 速 連 想 者 は 平 凡 反 応 の 出 現 が 優 勢 で あ る よ う に 見 え る の で,学
年 ご と に 検 討 し た と こ ろ,6年
生 に つ い て 連 想 の 遅 速 と連 想 内 容 の 交 互 作 用 に つ い て 有 意 差 が み られ た(F(1.50)=14.798,P<.01)。
つ ま り,速 連 想 者 で は 平 凡 反 応 が 個 人 反 応 よ り多 くみ られ
(t(24)=4.715,P<.001)
,遅
連 想 者 と比 べ て も 平 凡 反 応 は 多 く(t(25)=2,599,P<.02),か
つ 個人 反 応 は 少 な い
(t(25)=2.657,P<。
02)と い う結 果 で あ つ た 。ま た
RTの
後 半 に つ い て み る と,ど
の 学 年 につ い て も,連
想 の 遅 速 に 関 係 な く,個
人 反 応 が 平 凡 反 応 よ り も き わ め て 多 い と い う結 果 が 得 られ た(2年
生,F(1,34)=90.009,P<.01;4年
生,F(1,44)=69。 179,Pく
。01:6年
生,F(1,50)=75.392,Pく
。01).‑113‑
表
6‑6
個人のRTに
もとづ く連想前半と後半における 平凡反応 と個人反応連
想 学年 グループ
個人の平均
RTよ
り前半部 個人の平均RTよ
り後半部平凡反応 個人反応 平凡反応 個人反応
M SD M SD M SD M SD
速 遅
2 10.6 3。9 8.1 3.3 7.1 3.1 8.8 2.5
0。9 1.0 5。3 1.8
1.6 1.4 5.5 1。 2
速 遅
4 10.4 2.2 7.8 2.5
9。2 2.6 9。0 2.7
1.3 5.2 1.7
1.2 5。5 2.5 1.5
0。7
9 6 1 8
速 遅
6 2.6 7.5
3.6 10.5
4.5 1.9
4。9 1.6 1.9
3.3
1。0
0。8 1.8
1。0
考
察
以 上 の 結 果 が 示 す と こ ろ に よ る と
,速
連 想 者 は ど の 学 年 に つ い て も 無 答 す る こ とが 少 な い 。 一 方,遅
連 想 者 で は 低 学 年 で 連 想 で き な い こ とが 多 いが,加
齢 と と も に 次 第 に速 連 想 者 の 無 答 数,平
均 連 想 数 に 近 接 して い く とい う交 互 作 用 が 認 め られ た 。 こ の よ う に 低 学 年 の 遅 連 想 者 に無 答 す る 傾 向 が 強 い と云 う こ と が で き る 。ま た 平 几 反 応 と個 人反 応 の 出 現 に 関 し て 連 想 の 速 い 時 期 に は 平 凡 反 応 が 多 く, 遅 くな る と個 人反 応 が 増 え る だ ろ う と 予 想 を 立 て たが そ れ を 支 持 す る結 果 が 得
ら れ た 。つ ま り平 凡 反 応 は
RTの
前 半 部 で ほ と ん ど 出 つ く し て し ま い,RTの
後 半 で は 個 人 反 応 が 中 心 で あ っ た 。 こ の 点 を 連 想 の 遅 速 か ら検 討 し た と こ ろ,
速 連 想 者 は 遅 連 想 者 に 比 べ て 平 凡 反 応 す る こ とが 有 意 に 多 く
,そ
れ に 対 し個 人 反 応 に つ い て は 遅 連 想 者 が 速 連 想 者 よ り 多 い と い う こ とが 明 らか に され た 。 そ こ で こ の 傾 向 を学 年 を 軸 に比 較 して み る と,高
学 年 に な る に つ れ て,遅
連 想 者 に つ い て,平
凡 反 応 よ り個 人反 応 が 目 立 っ て 多 くな る と い う点 が 明 らか とな つ た 。この よ う に 連 想 の 遅 速 の 個 人 差 に よ っ て
,2つ
の 連 想 反 応 の 出 現 率 に 違 いが 認 め ら れ た こ と は 次 の よ うな 仮 説 を 支 持 す る も の で あ ろ う 。 速 連 想 者 は 言 語 ヒ エ ラ ル キ ー が 急 勾 配 で あ る の で,そ
れ だ け 連 合 強 度 の 大 き い 平 凡 反 応 の 表 出 が 起 りや す く,そ
れ を 中 心 に連 想 が な さ れ る 。 一 方,遅
い 連 想 者 は 勾 配 が ゆ るや か な の で 様 々 な 反 応 が 表 出 しや す い 。 こ の た め 速 連 想 者 の 連 想 的 処 理 は 平 凡 反 応 が 中 心 とな り,遅
連 想 者 で は 個 人 反 応 が 多 くな る 。 そ して この 種 の 個 人 差 は 研 究 結 果 が 示 す よ う に6年
生 頃 に顕 現 し て い る 。 こ の 時 期 速 連 想 者 は 違 想 処 理 様 式 に お い て 平 凡 反 応 優 位 で あ り,遅
連 想 者 は 個 人 反 応 優 位 と云 え る 。‑115‑
研 究
7
連 想 反応 語 の 特 性研 究
1に
お いて 刺 激 語 か ら連 想 され る反 応 語 の 中 に は非 常 に 多 くの人 に よ つ て共 通 に連 想 され る平 凡 反 応 語 が 存 在 す る こ とを示 した 。研 究
2に
お いてRTの
度 数 分 布 が 正 の 歪 度,強
い 尖 度 と云 う非 常 に偏 りの 大 き い特 徴 を持 つて い る こ とを 明 らか に し,多
くの 反 応 が 早 い時 期 に集 中 して 生 起 して い る と云 う反 応 語 の 興 奮 ポ テ ン シ ヤ ル の 階 層 的 な構 造 が 考 え られ た 。研 究
3で
は 34単 語 (心 配 を 除 く)に
関 す る連 想 反 応 語 出 現 頻 度 と対 応 す るR
Tの
間 に非 常 に高 い相 関 関 係(r=―
o。 851)を明 らか に し,そ
れ らの 一 次 回 帰 式 を 明示 した 。 しか も刺 激 語 の 品 詞 い か ん にか か わ らず,反
応 語 頻 度 と対 応 す るRTに
は 負 の 高 いr値
を得 て い る。 この ため 連 想 の され や す さは 刺 激 語 の 特 性 か ら独 立 して い る と云 う風 に考 え られ た 。な お連 想 基 準 表 に も とづ く反応 語 の 出 現 頻 度 とRTの
間 に も高 い相 関 関 係(r=―
o。718)を 認 め た 。 この よ う に これ らの 関 係 は,連
想 反 応 出 現 可 能性 の 高 い単 語 ほ ど連 想 潜 時 が短 く,逆
に そ の可 能性 の低 い単 語 ほ どRTが
長 くな る,と
云 う よ う に一 般 化 で き る こ とを示した 。
そ して これ らの 点 との 関 連 か ら
,研
究5,お
よび 研 究6に
お いて,共
有 性 の 高 い 平 凡 反応 語 は 個 人 的 な連 想 反 応 語 に比 べ て 連 想 潜 時 が 短 い と云 う事 実 を学 年 に か か わ らず 例 証 した 。Jり 上 の よ う に連 想 反 応 語 は そ の 出現 頻 度 にお い て 非 常 に多様 で あ り
,連
想 反 応 語 と して の 利 用 の さ れ や す さ と連 想 時 間 の速 さ に は強 い相 関 関 係 が 認 め られ た 。 しか もそ れ は 刺 激 語 の 特 性 とは独 立 した側 面 を持 つて い る と考 え られ た 。 この ため こ とば は 言 語 習 慣 強 度 (興奮 ポテ ン シ ヤ ル)に
応 じて 階 層 的 な 構 造 を な して い る と考 え られ る 。森 川
(1965)は
連 想 反応 語 につ いて,①
刺 激 語 に対 して 生 じる反 応 は 多様 で あ り,あ
る こ とば は非 常 に多 くの 種 類 の 連 想 語 を有 して い るが,他
の こ とば は あ る限 られ た連 想 反 応 しか な い,②
熟 知 した こ とば は 反応 語 と して 利 用 度 が 高 いの で連 想 語 と して数 多 く出 現 す る,と
述 べ て い る 。 そ して熟 知 度 の 高 い語 は 反 応 潜 勢 力 (興奮 ポテ ンシ ヤ ル)が
大 き い の で,特
定 の語 の 出 現 闘 値 を低 め, 少 しで も関 係 の あ る刺 激 の 反 応 語 と して 生 起 しや す い 。す な わ ち,熟
知 度 の 高い語 は反 応 と して非 常 に
availableな
状 態 に あ るの で,少
しの 契 機 で発 生 され るわ けで あ る (森 川,1965,P。
54〜76)と
した 。森 川 に従 う と
,連
想 語 の 中 で 出 現 頻 度 の 多 い単 語 は1度
しか 現 わ れ な い単 語 に比 べ て 熟 知 度 の 高 い こ とば と云 え る 。熟 知 度 が
,連
想 され や す さ と云 う点 で連 想 語 と非 常 に密 接 に関 係 す る と仮 定 す る と,非
常 に多 くの 連 想 反 応 語 の 中 で 刺 激 語 の い か ん に か か わ りな くよ く連 想 され る反 応 語 は,そ
うで な い刺 激 語 特 有 の連 想 語 に比 べ て熟 知 度 の 高 い単 語 とみ なす こ とが で き よ う 。 つ ま り,連
想 語 の 出 現 頻 度 の 大 き さ か らか な りの 確 率 で 熟 知 語 を想 定 す る こ とが 可 能 で あ る と思 わ れ る 。 そ こで 本 研 究 で は,熟
知 度 の 程 度 を,あ
る一群 の刺 激 語 か ら引 き出 され た 自 由連 想 反応 語 につ い て共 通 性 を指 標 と した と き,基
本 とな る連 想 反 応 語 の 出現 頻 度 と操 作 的 に定 義 す る こ と と した 。 したが って,よ
り高 い頻 度 の基 本 連 想 反 応 語 は低 い頻 度 の基 本 連 想 反応 語 に比 べ てず つ と よ く知 つて い る こ とば,つ
ま り熟 知 度 の 高 い単 語 とみ な す こ とが で き る 。 この よ う に して 測 定 され た連 想 反 応 出現 頻 度 表 は 個 人 の 言 語 習慣 を越 え た 言 語 の利 用 度 を表 わ す と考 え られ る 。と ころ で
,熟
知 度 と単 語 の 種 類 の 間 に対 数 関 係 が あ る こ とを 最 初 に発 見 した の はZipf(1935,1945)で
あ る 。彼 は文 学 作 品 や 新 聞 な どを 調 べ て,そ
れ ら に使 用 され て い る語 とそれ らの 出 現 頻 度 に は語 の 出 現 頻 度 順 位 が 下 が る ほ ど, その 順 位 に多 数 の 異 な る語 が 加 わ る とい う関 係 を見 出 した 。彼 は この 関 係 を縦 軸 に異語 数,横
軸 に語 の頻 度 を と リグ ラ フ に描 き,負
の消 極 的 加 速 曲線 を示 した 。 ま た語 の 出現 頻 度 の対 数 値 と語 の 出現 順 位 の 間 の 一 次 回 帰 直線 が描 け る こ とを示 した 。 この 後 この種 の 関 係 はZipfの法 則 と称 せ られ て い る 。
このZipfの 法 則 が 連 想 反 応 語 に つ い て も成 立 す る こ とを示 す 研 究 が
Kent&
Rosanoffリ ス トを用 い て い くつ か 報 告 され て い る。 た とえ ば
,Skinner(1937)
は最 多連 想 語 を引 出 しや す い刺 激 語 75語 につ い て1000名の 被 験 者 か らな され る 任 意 の連 想 反 応 語 の頻 度
fが
その 反 応 語 の 順 位Rの
関 数 と して 表 せ る こ とを,f=300/R・
・29,と
ぃ ぅ公 式 で示 して い る 。ま た
,Johnson(1956)と Howes(1957)は
連 想 反 応 語 の 出現 頻 度 とそれ ら のThorndike&Lorge表
で の 使 用 頻 度 との 間 に強 い相 関 関 係 が み られ る こ と を発 見 し,語
連 想 に用 い られ る反 応 語 は刺 激 語 との 特 別 な 連 合 に依 存 す る と い―‑ 117 ‑―