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−57 一    帯5る表 挿筒10日後におけ−る炭水化物合嵐(生塵1g当たりmg)  

し,蛋白態窒素合星ほいずれの部位に  おいても乾燥区のはうが標準区に優つ   ていた巾 しかして−全窒素合嵐ほ茎のそ   れが乾燥区に.おいて大であったのを除   けぼ,他の部位においてはいずれも乾   燥区のはうが標準区に劣つていたい し   たがって前述のごきとC/N率がみられ   たものと解される 

いま甘藷の挿菌後憎くの期間におけ   る土塊乾燥が地上部の生育ならびに根   の発育に及ぼす影響を検した報告を参   照すれほつぎのごとくである… すなわ   ち秋田‖山本小野(2)が挿苗20日後よ   り22日間早魅処理した結果によれは,  

地上部塵,塊根重ともにかなり減少し   て−いる..また長谷川・中山(28)が挿苗   50日後より20日間給水を停止したとこ  

ろによれほ,地上部および地下部の重   体重ほ処理区で減少してこいるのに対  

し,それらの乾物率はむしろ処理区の   はうが高くなっている… さらに位田  

(44)は土壌水分を容水星のdO%に保っ   て挿苗し,10〜20日後から20%に乾燥   した場合の挿了卦40日後における根の発   育に及ぼす膨轡についで検し, る0%  

内外の場合に最もよく塊根が形成せら   れ,20%では殆んど結藷しなか′つたと   述べている.また児玉・鈴木(85)が乾   燥区(容水墨の50−8e%)と湿潤区  

(容水墨の80〜90%)について,挿苗   後50日目に検したところに.よれば,湿   潤区のはうが地上部重も茎長も大であ  

糖   分   澱   粉   仝炭水化物  

/       一 ̄、      、  /       ′\      、  /      ′人、      、  

乾燥区 棟準区 乾燥区 棟準区 乾燥区 標準区   菓   身 5…9占  4.05 5.4占  占い77 10.02 11..55   柴   柄 2…97  2.97 5.4▲9  5…78  9..07  9.59  

茎   7…12  7.78 10フ2 10い82 19…05 19.79   根   1鮎 1…占2  4.D5  5.94  占05  5け99   第57表 挿蔑10日後における窒素化合物含崖(生壷1g当たりmg)  

可溶態窒素   蛋白態窒素   金 堂 素   乾燥区 標準区 乾燥区 標準区 乾燥区 標準区   琴  身 2小1る 5小る5 る・74 占巾11 8・90 9=74   柴   柄 2..12  2.59  0.る7  0‖75  2..79  554  

茎   1…95  2小58 15占 1.42  5..51 4‖00   根   1い74 1.82 1.59 1.14  5..15  29占   第58表 挿苗4・0日後における炭水化物含鼠(生壷1g当たりmg)  

糖   分   澱   粉   金次水化物  

乾燥区 標準区   集   身17小20 15い占5 59..81 52‖90 dlい44 52.18   葉   柄17い89 2D小05 15小94 15.占8 55.48 55.25  

茎   29.19 27.29 117..鮎 94.221る0‖15151.97   細   根19‖08 17.57  45.る4 51.02 る7.57 74…0る   塊   根 48小る7 58‖18 127小24・122.72188.05174.54   第59衣 挿苗401ヨ後における窒素化合物合遺(生壷1g当たりmg)   

可溶態窒素  

ノr・【・−−一一/\−−−▼−−一 

\ 乾燥区 標準区  

蛋白態窒素   金 堂 素  

・、   ノ         ′\         「  

標準区 乾燥区 標準区   柴   身 2、89  4.20  4.49  4い1る  7.58  8…5る   張   柄 1…44 1.79  0小占1 0い55  2‖05  2 54  

茎   5.57 5る5 1.55  0.89  4い72  4.52   納   税 2.55  5‖95  2.12  2.10  4.る5  る…05  

塊   根 5..52  5.80 1,59 1,.14  4‖71 4.94   り,細根数も太根数も湿潤区に多く,乾燥区に少なか′つたことを報じている小 他方,戸苅(19さ)も挿頂後4ロ日間乾  

燥条件(標準区の半景潮水)を与えた場合,20日後ならびに40日後においても梗根を生ずる傾向のあることを報   告している…   

しかしてこれと類似の現象として興味あるのは,馬鈴聾の生育初期における土壌乾燥が馨数の減少を招くと報   ぜられている点である(69179)..これらは恐らく土塊乾燥による同化競の減少(821101381B9)ないしは地温の上昇(143   213)に基づく呼吸量の増大(343546)が関係しているものと解されるが,前述のごとき体内成分変異の上からみて−,  

そのC/N率が乾燥区で標準区よりも大となる傾向を示す点ほ注目に促する.すなわち土壌乾燥による体内水分の   不足が原凶して物肇転流が阻害され,成長が抑制される結果,地上部ならびに.地下部紅おけるC/N率の増加を招   いたものとノ思われる… しかしながらその後に.おける旺盛な肥大のためには地上部,地下部ともにC/N率がある程  

度低い状態にあることが望まれるもののどとく,挿苗後における土塊乾燥が地上部の生育,根の発育および塊根   形成に対し好ましくないことを示唆すると考えられるい   

ー58u  

小   路   

挿酋当初における土壌水分が塊根形成に及ばす影響を検するとともに,地上部の生育および体内成分との関係   を追求する目的で,護国藷を供試材料として,挿苗10日後ならびに40日彼の乾燥区(容水星の50%)における成   績を標準区(容水星の70%)のそれと比較し,つぎのどとき結果を得た…  

1..地上部の生育は挿苗10日後に乾燥区の重昆が標準区よりも若干劣っていたが,40日後には相当劣り,両区   の比は.約2:5であった.   

2… 地下部の発育では挿苗10日後における根の総長,総垂ともに乾燥区において層準区よりも少なく,40日後   における塊根の数,壷昆ともに腰準区に比してかなり劣つて:いた..   

5体内成分の状況をそのC/N率について検すると,挿苗101]彼の葉身および眼では大差なく,他の部位なら   びに40日後においてほいずれも乾燥区のはうが標準区におけるよりも大であった…   

4以上の諸点より挿苗後における土塊水分,とくにその乾燥ほ地上部の生育,根の発育および塊根形成に対   し好ましくないものと考えられる.  

第18章 土壌酸素と塊根の形成   

甘藷の挿苗当初における土壌酸瀦が地上部の生育ならびに塊根形成町及ぼす描響碇儲しては,僅かの報告があ   るに.過ぎず(さ381195),しかもその体内代謝について検討されたものは殆んどみられない.   

よって・本章においてはとくに体内成分との関係から追求し,土壌酸素の欠之が塊根形成に関連する藷点を検し   て,挿苺当初のニヒ儀通気に対する基礎蟄料を得ようとした…  

材料および方法   

実験材料の育成ならびにその調査,分析法などは第1占章に準じたが,土壌酸索の調節ほつぎのごとくした.す   なわら標準区の鉢には砂壌土を45kgずつ墳充したのに対して,酸素欠之区では450gずつの赦粉を標準区と等嵐   の土地に混和した一.しかして両区における土塊坐気組成の経過は第109図に示すごとくであった.  

成績ならびに考察   

まず地上部の建部犬況を述べると,第40表に」示すごとく,挿遁10日綾な   らびに.40日後における吏嵐は酸素欠乏区のはうが標準区よりも遥かに・小で   あった.また地下部の状況でほ,挿苗101三1後に.おける椒の総長,総或とも   に.酸素欠之区において檻準区よりもとくに少なく,さらに40」ヨ後において   も酸素欠之区では塊根の形成が全くみられなかった(第41,42表参照).   

つぎに体内成分の変異逐・そのC/N率について−みると,罪45,44表に示す   ごとく,挿苗10日後においては,いずれの部位でも駿東欠之区のはうが標   準区よりも大であったが,40日後の各部イ立においてほ,酸基欠乏区のはう   が標準区よりも小であつた.しかも炭水化物合嵐は挿苗10E】彼のいずれの   部位でも酸粟欠乏区において火であるに反し,40】]後にはいずれも標準区   に劣るとともに,窒素化合物含ぷは酸素欠乏区のはうが概して標準区に劣  

る傾向を有していた(罪45〜48表参照).   

他方,甘藷の抑盲箔当初におけるニヒ蟻酸素が,地上部の生育ならびに塊根   の形成に及ぼす影響を検した報告をみると,まず伊束・土屋(53)が素焼鉢   を二重にして,その間に粘土をこねでつめた通気不良な区を作り,普通素  

モ =醸米欠乏区  

○一−−○雷ポ 準 区  

○−−−・●放糸欠乏区  

○−−一一○書票 準 庄  

ー・一一一一一○−−・−  

醸殊心よび炭酸ガス漉皮  

′′′一人\ ′′  

−′′   

\\  

\  

\      、 

\       \  

ヽ● −−−−−−−−−・い一一一一一一一〃−−−−−一一−→  

10   20   30   401】  

第1〔19区l塊根形成過程における   土壌空気組成の経過  

焼鉢に挿他したものとの差異を追求したところによれば,普通鉢区ほ地上部の発育もよくて塊根歪も多く,した   がって土中の通気不良,空気の量の少ないことは根の肥大を邪げ,塊枇の形成に不良な諺轡を与えることを明ら   かにしている巾 しかして伊藤(60)も空気の供給状態を異にした場合における塊根形成の様子を追求した結果,順  

の−・部に同化養分の余剰を生じたものは,酸識が潤沢に供給せられる部分の粗相がプ吾=しく紬胞分裂を才Jな/・)て,  

貯蔵赦粉に還元某精し,酸謀の不充分な部分ではたとえ余剰赦粉があrっても肥大しないと解している.また小林   

−59→  

第40表 挿宙10日後および40」]後における  

地上部壷(1株当たり)   第亜表 挿宙10日後におけるC/N率  

酸素欠乏区  標 準 区  

柴   身    1・・45  

1・19  

柄  

4.るる   2巾81  

茎   949   495   根   2.70  

2…02  

酸素欠乏区  標 準 区   挿商10日後(g)    25・55   39 59  挿苗40日後(g)    5275   78い51  

罪41表 挿宙10日後における総根長および   総根塵(1株当たり)  

酸素欠乏区  標 準 区   総脱島(Cm)   105・・る7   554l85   揖根歪(g)    1‖08   8・25  

滞4・4表 挿酋4・0日後におけるC/N率   酸素欠乏区  標 準 区  

身   5‖71   る小24  

柄  14・49   15・・0る  

茎   22・00   29 20 

紬   根  11…54   12り24  

塊   根   慧・55  

難42表 挿苗40日後における塊根数および   塊根壷(1株当たり)  

酸素欠乏区  標 準 区  

塊根数   0   2 25 

塊根垂(g)   0   101る5  

(81)が挿薗後5日目より土塊に対する人為的換気とCO2注入を毎l三1続行し,挿苗後50日日に標準区と比校した結果   でほ,地上部重ならびに塊根数,塊根東のいずれも標準区に比し,人為的換気区がやや優れ,CO2注入区は劣る   傾向が認められた‖ さらに戸苅(195)ほ挿苗後20−ヨおよび40日間の環境条件による根の性状変異ならびに塊根形成   の差異について検し,還元lさ:(土地の  

10%に当たる微粉を混和)では組根の   発達過程をとり,塊根の形成がみられ   なかったことを報し,その理由として   ほ中心柱の水化が大で,形成層の活動   が小であることによるとしているい   

しかして本章における成精をみる   と,作物体の生育状況は上述の報嘗と  

節45衣 押韻101]後における炭水化物含昆(生重1g当たりIng)  

糖   分   澱   粉   全炭水化物  

′     ノヘ、     →・. ノ     ー ̄\  \   一一       − ■     、   ′′         ̄ ▼        、  −、  ′      一へ−  

標準区笑乏讃標準区  笑乏諾標準区   粟  身 544 4105 5・56 る・・7711・る211・55   柴  柄 4.95 2..97 る.55 5・・■7812・20 9・59   

茎    10.95 7‖78 18…89 10い82 51…92 19・79    根   159 1る2 ム14 5・94 8・・42 5日99   類似し,かつ体内成分変異の上からも  

ー・定の傾向が認められる..すなわち挿  =   苗101]後における根の総長,総連とも   に酸素欠乏区において標準区.よりもと  

くに少ないことほ,鎌谷(71)が甘藷儲の   発根に酸素の供給が必要なことを報じ   た点とも関連する.また菅原(173)が馬   鈴薯の生育に対する土地通気の諺響に  

第舶衷 抑苗10日後における窒素化合物合昆(生重1g当たりmg)  

可溶態窒素   蛋白態窒累   金 堂 素  

/\       、   −一−      ノ  ′      ノ\       →  

警雷雛枢笑窪郡区笑乏歪標準区  

欠乏 

4 4 0 ′0 7 ZJ nU 9  

9 5 4 2  

葉  身 2.55 5‖る5 5・57 &11 8い1D   葉    柄 1∫・94 2…59 0る8 0175 2・る2   

茎   2,58 2り58 1・14 1・42  51・52    根   2.15 1.82 0‖97 1.14 5・12   ついて枚し,土壌空気中における敗報  

濃皮の減少が生育瀾害,収墨低下を招   くのみでなく,塊茎内赦粉および仝安   素合昆の減少と糖分含最の増加が起こ  

ることを報じているのは参照すべき点  

である..さらに春日井・松本・・鶴岡(柑)  

によれば,甘藷の水耕において,養分   隕窒茶含量ならび催その吸収:吊ほ通気   により,また通気時間の増加に伴い増   大する傾向を明らかにしている点は,  

卿・7表+挿碓40日後における炭水化物合昆(生重1g当たりmg)  

糖  分  澱  粉  全炭水化物  

/      ′へ      、  /      ノ′\   〔  、  一    ′\−      −  

笑乏畜桝区  楢区笑乏讃標準区   乏  

柴  身150る15・る5 25‖亜・52リ90 41・‥57 52・18  

柴  柄 9…75 20・05104215い占8 21小50 55・25   

茎   25.84 27り29 る1い07 94=22 95・・70151い97   抑  根195017い57 50.7占 51LOZ 55・占8 74・0占  

塊  根 −   

58‖18 −   122・72 −   174一・54