5..後期において:ほ各部位を通じ可溶儲窒素にそれぞれ高い傾がみられ,とくに泊部の黄身および葉柄に應け る含克とは.かなり大になるとともに,蛋白態窒素にも増加の傾向を認めたが,これほ成長停.1上に伴う相対的合鼠の 増加と考えられる..
4い 肥大過程を通じ全寮素含鼠としては渡部の薬身が最大で,同輩柄がこれにつぎ,続いて茎の頂部,基部の 順紅小なる値を示すが,細眼と塊根は最低で両者の間に領著な差異がみられなかった,.しかして∴殆んどすべての
部位においてその合鼠が前親と後期に高く,中期に低くなる傾向が認められたことほ,中期における栄養成長が 旺盛で,これら窒素が新細胞恥瀾の構成濫用いられることによると思われる.
第12章 分化発達の程度を異にする根の生理的差異
甘藷匿永ける根の生育ならびにその肥大に関してはすでに多数の報告があるが,内的条件として重補すべき体 内成分,とくに主貯蔵物質たる炭水化物の蓄精常関与する諾酵素ならびにア.スコノレビン酸と根の肥大との調係に
ついてほ,櫻かの稚告をみるに過ぎないく1略183184)い よ′つて本章においては根の分化発達程度とフォスフォリラ
−ゼ,フォスファタ−ゼならびにアミラ−ゼ活性との相互王凋係,さらにはアスコルピン酸および炭水化物合昂と の関連について検討した(127)
−54≠
材料および方法
生育後期の沖縄100号における柵根,種板,肥大皮の異なる塊根を試料としたが,前記5稗の酵素滴性の測定 は中村ら(1331鋸)の方法濫準L,lて.行なうとともに,アスコルビン俄ほ藤田のIndophenol法,炭水化物は第1式壬と 同様にMicro−BERrRAND法によって検した..
成績ならびに考察
まずフォスフォリラ」−ゼおよびフォスファタ−ゼの活性は細般において鼠小で,横取でほこれにつぎ,塊根で ほ最大であったが,とくにその肥大皮の増加に伴って活性も大となる傾向が認められた‖ またアミラ−ゼの活性 は細根において最小であるに対し,梗根でほ故大を示すとともに,塊根においてほ両者の中間にイ立し,かつ肥大 皮と逆の関係がみられた(第59図参照).つぎにアスコルビン酸の含二量を検すると,郡占0図に示すごとく還元型 ほ納税において−最小で,梗根,塊般の順に大となり,しかも塊根でほ肥大皮に比例して−増加する.他方,酸化型
ほ横根よりも細根のはうが低く,塊根でほ両者の中間に撞し,かつその肥大度と相反する傾向が認められた.し かして総量についてほ概して還元型の様相と類似していた.さらに炭水化物の合見よりみれば,糖分,澱粉とも に細椒において般小で,枚根,塊根の順に大であったが,塊根では肥大皮が進むに従い糖分が減少し,澱粉が増 大する傾向がみられた(第る1図参照).
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第59図 分化発達の程度な異にす 節占0図 分化発達の程度を異に
る根の酵素活性の差異 する根のアスコルビン
酸合霜・の差異
第占1図 分化発達の程度を異にする 根の炭水化物含売主′の差異 元来,フォスフォリラーゼとアミヲ−ゼの活性が措抗的であることほ一般に知られているが∴甘藷についても 同様な成潰が若干報ぜられている(11B41B5165183).しかして本実験においては前述のごとくフカ・スフォリラ−・ゼ
とアミラ−ゼの活性が梗根および塊根ではぼ相反する様相を示したのに対し,細椒では両酵基の活性がともに小 である点は注目に佃するい また ̄鋸譜においてはフォスファタ−ゼの活性がとくに強く(183135),しかも塊根の肥大 に伴って増加すること(183)ほ炭水化物の蓄私,さらに朋叔の肥大桂皮と関連して興味深いところである..しかし てフォスファターゼの活性は還元型アスコルピン酸によって賦消されること(1¢1)が知られているが,本実験にお
いてもまた両者の間に同様な関係が認められる.さらにアスコルビン酸ほ饉体内の酸化還元に関ぢするものであ るが,炭水化物の蓄精に対してアスコルビン酸の生理的関連が種々報ぜられている.甘藷についても同様なこと
(198)が報告されているとともに,還元型あるいは散化型アスコルピン敢がアミラーーゼの活性を阻害すること(9165 184202)もすでに認められている小 しかして本実験においても還元型あるいは総アスコルピン酸の含鼠とアミラ・−
ゼの活性とが相反する傾同にあることほ明らかである,.
上述の謂点より甘藷における根の肥大皮の差異に関連する生理的特性の一朝がうかがわれるが,すでに報告さ れている他の成緋(165183184)に敬しても,甘藷の塊根肥大中にほ本実験の塊根聞における差異と類似の傾向が認め
られる点は誠に興味深く,さらに今後の研究をまつ次第である.
綱55一 小 括
甘藷における板の分化発達程度とフォスフォリラ−ゼ,フォスファターゼならびにアミラ−ゼ活性との相互関 係,さらにはアスコルビン酸および炭水化物含遠との関連について検討するため,生育後期の沖縄100号を用い
て∴,細根,種板,肥大皮を異にする塊根間の生理的差異を追究した.
1… フォスフォリラ−ゼならび紅フォスファクーゼの活性ほ細棍において最小で,梗根でほ.これにつぎ,塊根 で最大であったが,とくにその肥大皮の増加に伴って活性も大となる傾向が認められた.
2アミ.ラーゼの活性は細根において最小であるに対し,横板では最大を示すとともに,塊根においては.両名 の中間に.位し,かつ肥大皮と逆の関係がみられた
5い アスコルビン他の還元型は細根において最小で,杖根,塊根の順に大となり,しかも塊ノ限でほ肥大皮に比 例して増加するい 他方,酸化型は横根よりも細根のはうが低く,塊根でほ両者の中間に位し,かつその肥大皮と 相反する傾向が認められた
4.炭水化物の含量では糖分,澱粉ともに細根紅おいて最小で,梗根,塊根の順に大であ/)たが,塊根でほ肥 大皮が進むに従い糖分が減少し,赦粉が増大する傾向がみられた
155 −l
Ⅱ 甘藷の生理,生態的特性の発現に及ぼす 環境条件の影響
〔.V〕育苗過程における環境条件と体内代謝との関係
第13章 催芽温度と萌芽の発育
廿譜の貯様ならびに育苗過程における稗藷内成分の消長に関しては,すでに多くの研究がなされている(2937 38120122128199201).しかして−稀藷の催芽温度と萌芽発育との関係については,すでに若干の報彗があるが(1961
100167218),体内代謝との関連について検討されたものは殆んどみ当たらない.
よつて本章においては,梓譜僻芽の適温とみなされる高温区と催芽限界に近い低温区とを設け,繭芽の発育状 況を検するとともに,種藷および朋芽内成分を追求し,育孤過程における催芽温度と諏芽発育との相互関係を明
らかにしようとした.
材料および方法
供試材料としては冬期問地下庭貯蔵した護国譜(80g前後)を用い,100ccのど−カ一に川砂を満たし,容水墨 の55%に当たる水な・ちえたものに種訝を1個ずつ下方%伏込み,温度の異なる電気定温器内に置いた.しかして 催芽温度ほそれぞれ270C(高温区)と210C(低温区)に保って,1958年5月191]より実験を開始したが,伏込 み後8日目と12日目に当たる5月27日と5月51日の2回にわたり,中畑な5〜4個体を採取して萌芽の発翻犬況 を調査するとともに,体内成分の定員な而なった.なお分析に際してほ種譜の中央部における髄と皮屑の両部な
らびに)萌芽について,炭水化物はSoMOGYI変法(83)により還元糖,非還元糖および搬粉の合≦孟を,また窒素化 合物は第1茸に準じて,可溶態ならびに蛋白態窒素の含量を測雇し,それぞれ生頚1g当たりのmg数を求めた.
成績ならびに考察
まず柄芽の発育状況について述べると,節9,10表に示すごとく,鯛芽数および舶芽粛は高温区のはうが低温 区に優つていた… また萌芽長ならびに萌芽節数でも高温区■>低温区であり,全般的に高温区における成硫のはう
が低温区におけるよりも良好であることがわかる(図版エー2参照)目
しかしてこれらの傾向ほ藤井 椎名(19),井捕白坂(61),McGINTY&MIuER(100),坂井丸峯(157)らが甘 藷種藷の朗芽と渦放との関係について二実験した成損に敬してもうなずかれる… すなわち藤朴・椎名(19)によれば,
第9表 酎・i過程の初期における諏芽数および 一般に荊芽数ほ高温となるにつれて増加するが,護国 諏芽歪の排移(1個体当たり) 藷ほ250Cにおいて叔高の数字を示すと述べ,さらに
高温区 低温区 McGINTY&MIuER(100),坂井1丸峯(157)らによれ ば,温度の高いはうが萌芽が早く,勅芽数も大となる ことを和しているのは,本命の成借ともその傾向が−・
致する1.
つぎに稀藷の炭水化物含鼠について検すると,高温 区では髄軌 皮屑部を・通じ還元糖,非還元糖ならびに 微粉がいずれも減少する傾向な示し,したがって仝炭 水化物合畳としても漸減したい また低温区では還元枇 および非還元糖が服部,皮屑部とも漸減したのに対 し,搬粉は両部において増減の傾向が相反していた が,全炭水化物含景としてみれば,日時の経過に伴い 概して漸減した.さらに両区の髄部,皮屑部を通じて 還元糖,毅粉および全炭水化物含最ほ高温区のはうが 5月27日〈芸
5月51日〈芸
芽数 1555 7 00 芽蓮(g) 420 005
芽数
15‖る7
8.25芽議(g)1485 O 89 第10表 育苗過程の初期における萌芽長および
胡芽節数の推移(1本当たり)
高温区 低温区