形式:
PDEF(<式1>)=<式2>,<式3>[,<式4>]
<式1>の値は、0〜19である。
<式 2 >、<式 3 >、<式 4 >の値は、1〜32767である。
ただし、<式 2 > * <式 3 > * <式 4 > ≦32767とする。
意味:
この命令文はパレット移動命令を実行するためのパレットを定義します。
P[5]
P[3] P[4]
P[2]
P[1]
NZ
NX NY
4
7 10
1 16
19 22
13
2 5
8 11
3 6
9 12 14
17
20 23
15 18
21 24
<式1> :パレット定義番号 (0〜 19)
<式2> :P[1]−P[2]間のポイント数 <式3> :P[1]−P[3]間のポイント数 <式4> :P[1]−P[5]間のポイント数 例:PDEF(1)=3,4,2
--- パレット定義1を3×4×2に定義します。
n
要点パレット定義で使用するポイント データは、以下のようなデータ領 域を使用します。
パレット定義0 :P[1]−P[5]
--- P3996−P4000 パレット定義1 :P[1]−P[5]
--- P3991−P3995
:
パレット定義19 :P[1]−P[5]
--- P3901−P3905
PMOVE文(パレット移動命令)
形式:
PMOVE(パレット定義番号,パレット位置番号)[,オプション[,オプション] ] 意味:
この命令は、メインロボット軸のパレット移動命令を実行します。
したがって、メインロボット軸として設定されている軸はすべて対象となりま す。サブロボット軸や付加軸設定されている軸は、この移動命令で移動しませ ん。
移動の種類 :PTP パレット定義番号 :数値式 パレット位置番号 :数値式
オプション :速度指定、アーチモーション指定、STOPON条件指定
移動の種類
PTP(Point to Point)移動
すべての移動対象軸の動作が完了後(公差範囲以内に軸到着後)、PTP移動を 開始し、すべての移動対象軸がアウト有効位置範囲以内に入ると命令を終了しま す。移動対象軸は、同時到着します。このときの経路は、保証されません。
PMOVE 命令に続く次の命令の注意点
PMOVE 命令の次の命令が信号出力命令などの実行可能な命令の場合、移動対 象軸がアウト有効位置範囲以内に入ると次の命令を開始します。つまり、目標位 置の公差範囲以内に軸が到着する前に次の命令を開始することになります。
例:
信号出力(DOなど)
DELAY
HALT
HOLD
アウト有効位置範囲以内に入ると、信号が出力されます。
アウト有効位置範囲以内に入ると、DELAY命令が実行され、時間の待ちが 始まります。
アウト有効位置範囲以内に入ると、プログラムが停止し、かつリセットさ れます。そのため、移動が停止します。
アウト有効位置範囲以内に入ると、プログラムを一時停止します。そのた め、移動が停止します。
n
要点・パレット文の実行は、指定するパ レット定義番号が設定されている ことが必要です。
・XYZ軸は、その都度計算された 値に移動しますが、R軸は、各パ レットポイントデータのP[1]
で指定された位置への移動となり ます。
・各パレット定義におけるパレット 位置番号は、下記のような関係と なります。
P [1]
NZ P [5]
NX*(NY-1)+1 NX+1
2 1
NX
NX P [2]
NX*2 NX*NY
P [4]
NX*NY*(NZ-1)+NX NX*NY*(NZ-1)+NX NX*NY*(NZ-1)+NX NX*NY*NZ
NY
NX*NY*(NZ-1)+1 NX*NY*(NZ-1)+1 NX*NY*(NZ-1)+1 P [3]
P [3]
P [3]
...
P1
DO(20)をオン PMOVE(0,1)
WAIT ARM DO(20)=1
DO(20)をオン PMOVE(0,1)
DO(20)=1
公差 目標位置
アウト有効位置
HOLD実行
(プログラム一時停止)
PMOVE(0,1) WAIT ARM HOLD PMOVE(0,1)
HOLD
公差
アウト有効位置 目標位置
HOLD実行
(プログラム一時停止)
例:
PMOVE(1,16)
--- 現在位置からメインロボット軸をパレット定義番号1のパレット 位置番号16で指定された位置へ移動
パレット定義番号 形式:
<式1>
<式1>の値は、0〜19である。
意味:
パレット定義番号を指定します。
パレット位置番号 形式:
<式2>
<式2>の値は、1〜32767である。
意味:
パレット位置番号を指定します。
オプションの種類 速度指定
形式1:
SPEED =<式>
S
<式>の値は、1〜100である。(単位:%)
意味:
プログラム移動速度を<式>で指定します。移動速度は、自動移動速度とプログ ラム移動速度の積によって決まります。
指定されたPMOVE文に対してのみ有効です。
例:
PMOVE(1,3),S=10
--- 現在位置からパレット定義番号1のパレット位置番号3で指定さ れた位置へプログラム速度10%で移動
アーチモーション指定 形式:
x=<式>[,x=<式> ] xは、Z,R,A,Bの軸指定です。
<式>の値は、整数値の場合はパルス単位と判断し、実数値の場合はミリ/度単 位と判断します。
意味:
第1に、xで指定された軸を<式>で指定された位置に移動します。第2に、指 定軸がアーチ位置範囲以内に入ると、指定軸以外の軸が目標位置に移動します。
第3に、指定軸以外の軸がアーチ位置範囲以内に入り、かつ、指定軸が<式>で 指定された位置の公差範囲以内に入ると、指定された軸が目標位置に移動し、指 定軸がアウト有効位置範囲以内に入ると命令を終了します。
例:
n
要点最高速を規定するもので、指定速 度を保証するものではありませ ん。
STOPON条件指定 形式:
STOPON <条件式>
意味:
移動中に条件式が成立した(真になった)場合、移動を停止します。このときの 停止動作は、減速停止なので、条件成立後(条件式が真になった後)に減速移動 距離が発生します。
移動開始時に条件式が成立している(真になっている)場合、移動せずに命令を 終了します。
プログラム実行のみ有効です。
例:
PMOVE(A,16),STOPON DI(20)=1
--- 現在位置からパレット定義番号Aのパレット位置番号16で指定 された位置へ移動。途中でDI(20)=1の条件が成立したら、
移動を減速停止する。
n
要点STOPON条件指定で使用する条件式 が数値を表す式である場合、下記 ソフトバージョンのコントローラ では、その他のパラメータの
True ジョウケン で「真」、「偽」
になる条件を変更することができ ます(-1・・・「真」、0・・・「偽」
または 0以外・・・「真」、0・・・
「偽」)。詳しくは、コントローラ 取扱説明書を参照してください。
RCX14x Ver. 8.63以上 RCX22x Ver. 9.08以上 上記より古いバージョンのコント ローラでは、-1のとき「真」と し、-1以外のとき「偽」とします。
PMOVE2文(パレット移動命令)
形式:
PMOVE2(パレット定義番号,パレット位置番号)[,オプション[,オプション] ] 意味:
この命令は、サブロボット軸のパレット移動命令を実行します。
したがって、サブロボット軸として設定されている軸はすべて対象となります。
メインロボット軸や付加軸設定されている軸は、この移動命令で移動しません。
移動の種類 :PTP パレット定義番号:数値式 パレット位置番号:数値式
オプション :速度指定、アーチモーション指定、STOPON条件指定
移動の種類
PTP(Point to Point)移動
すべての移動対象軸の動作が完了後(公差範囲以内に軸到着後)、PTP移動を 開始し、すべての移動対象軸がアウト有効位置範囲以内に入ると命令を終了しま す。移動対象軸は、同時到着します。このときの経路は、保証されません。
PMOVE2 命令に続く次の命令の注意点
PMOVE2 命令の次の命令が信号出力命令などの実行可能な命令の場合、移動対 象軸がアウト有効位置範囲以内に入ると次の命令を開始します。つまり、目標位 置の公差範囲以内に軸が到着する前に次の命令を開始することになります。
例:
信号出力(DOなど)
DELAY
HALT
HOLD
アウト有効位置範囲以内に入ると、信号が出力されます。
アウト有効位置範囲以内に入ると、DELAY命令が実行され、時間の待ちが 始まります。
アウト有効位置範囲以内に入ると、プログラムが停止し、かつリセットさ れます。そのため、移動が停止します。
アウト有効位置範囲以内に入ると、プログラムを一時停止します。そのた め、移動が停止します。
n
要点・パレット文の実行は、指定するパ レット定義番号が設定されている ことが必要です。
・XYZ軸は、その都度計算された 値に移動しますが、R軸は、各パ レットポイントデータのP[1]
で指定された位置への移動となり ます。
・各パレット定義におけるパレット 位置番号は、下記のような関係と なります。
P [1]
NZ P [5]
NX*(NY-1)+1 NX+1
2 1
NX
NX P [2]
NX*2 NX*NY
P [4]
NX*NY*(NZ-1)+NX NX*NY*(NZ-1)+NX NX*NY*(NZ-1)+NX NX*NY*NZ
NY
NX*NY*(NZ-1)+1 NX*NY*(NZ-1)+1 NX*NY*(NZ-1)+1 P [3]
P [3]
P [3]
...
P1
DO(20)をオン PMOVE2(0,1)
WAIT ARM2 DO(20)=1
DO(20)をオン PMOVE2(0,1)
DO(20)=1
公差 目標位置
アウト有効位置
HOLD実行
(プログラム一時停止)
PMOVE2(0,1) WAIT ARM2 HOLD PMOVE2(0,1)
HOLD
公差
アウト有効位置 目標位置
HOLD実行
(プログラム一時停止)
例:
PMOVE2(1,16)
--- 現在位置からサブロボット軸をパレット定義番号1のパレット位 置番号16で指定された位置へ移動
パレット定義番号 形式:
<式1>
<式1>の値は、0〜19である。
意味:
パレット定義番号を指定します。
パレット位置番号 形式:
<式2>
<式2>の値は、1〜32767である。
意味:
パレット位置番号を指定します。
オプションの種類 速度指定
形式1:
SPEED =<式>
S
<式>の値は、1〜100である。(単位:%)
意味:
プログラム移動速度を<式>で指定します。移動速度は、自動移動速度とプログ ラム移動速度の積によって決まります。
指定されたPMOVE2文に対してのみ有効です。
例:
PMOVE2(1,3),S=10
--- 現在位置からパレット定義番号1のパレット位置番号3で指定さ れた位置へプログラム速度10%で移動
アーチモーション指定 形式:
x=<式>[,x=<式> ] xは、Z,Rの軸指定です。
<式>の値は、整数値の場合はパルス単位と判断し、実数値の場合はミリ/度単 位と判断します。
意味:
第1に、xで指定された軸を<式>で指定された位置に移動します。第2に、指 定軸がアーチ位置範囲以内に入ると、指定軸以外の軸が目標位置に移動します。
第3に、指定軸以外の軸がアーチ位置範囲以内に入り、かつ、指定軸が<式>で 公差範囲以内に入ると、指定された軸が目標位置に移動し、指定軸がアウト有効 位置範囲以内に入ると命令を終了します。
n
要点最高速を規定するもので、指定速 度を保証するものではありませ ん。