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(1)高齢者世帯等住み替え家賃助成事 業

区内の民間 賃貸住 宅に居住 し、取り 壊し等 により現 在の住 宅に住み 続ける ことが困 難にな り、

転居するこ とが必 要となっ た高齢者 世帯、 障害者世 帯、ひ とり親家 庭に対 して、転 居後の家賃 の一部を助 成し、 住み慣れ た地域で の生活 の安定と 福祉の 増進を図 ること を目的と した制度で す。

対象世帯 ①60歳以上のひとり暮らし、または60歳以上の高齢者のみの世帯

②身体障害 者手帳4 級以上 、愛の手 帳3度 以上、精 神障害者 保健福 祉手帳3 級以 上のかた及びそのかたを含む世帯

③ひとり親家庭

・区内に引き続き2年以上居住している方

・取り壊しによる立退き要求を受けている住宅に居住していること

または、身体 障害者手 帳の交付を 受けてい る2級以上 の方が著 しい身体 機能の 低下により現在の住宅に住み続けることが困難であること

・世帯の前年の月額所得が158,000円以下の世帯であること

(特別区分に該当する場合は214,000円以下)

・生活保護法による保護を受けていないこと 家賃助成額 ・17年度以降の新規助成者は、月額15,000円を上限

・21年度改正以前は、転居後家賃と従前家賃の差額の一部を助成

・21年度改正以降は、転居後家賃と基準家賃の差額の一部を助成 助成期間 ・17年度の新規助成者は3年間

・18年度以降の新規助成者は5年間

図表2-4-13 高齢者住み替え家賃助成事業実績の推移

年度 新規助成 助成取消

年度末 助成者

(内訳)

高齢者 障害者 ひとり親

20年度 4 13 17 14 2 1

21年度 2 3 16 14 2 0

22年度 9 3 22 19 2 1

23年度 4 9 17 15 1 1

24年度 12 3 26 23 1 2

※助成取消には助成終了を含みます。

(2)高齢者等入居支援事業

引き続き区 内に居 住するこ とを希 望しなが らも、 民間賃 貸住宅へ の入居 が困難と なって いる 高齢者世帯 、障害 者世帯、 ひとり親 家庭の かたと区 内の家 主が、円 滑に賃 貸借契約 を結べるよ う、区と( 公社) 東京都宅 地建物取 引業協 会豊島区 支部及 び(公社 )全日 本不動産 協会豊島文 京支部が協定を結び、支援する事業です。

① 住宅情報の提供等

対象者 現に、区内に住所を有する次のかたです。

・60歳以上のひとり暮らし、または60歳以上の高齢者のみの世帯

・身体障害者手帳4級以上、 愛の手帳3度以上、精 神障害者福祉手帳3 級以上のか た及びそのかたを含む世帯

・ひとり親家庭

事業内容 (公社)東京都宅地建物取引 業協会豊島区支部、( 公社)全日本不動産 協会豊島文 京支部と連携し、次の事業を行います。

・本事業に協力する不動産店リストの作成、提供

・高齢者等の入居を受け入れる賃貸住宅情報の収集、提供

(国の高齢者円滑入居賃貸住宅登録、閲覧制度への登録促進)

・高齢者等の入居を受け入れる賃貸住宅物件の照会、情報提供

② 身元保証等

対象者 ・60歳以上の者で構成される 世帯、障害者世帯、ひ とり親家庭(障害者 世帯、ひと り親家庭は、家賃債務保証制度利用にかかる保証料の一部)

・区内の民間賃貸住宅へ転居又は継続して居住すること 助成対象者

上記に加え、次に当てはまる場合

・世帯の前年の月額所得が158,000円以下の世帯であること

(特別区分に該当する場合は、214,000円以下)

・区内に引き続き2年以上住所を有すること

・住宅に困窮していること

・新規の賃貸借契約(転居)の場合

・生活保護法による保護を受けていないこと

事業内容 身 元 保 証に 替 わる 制 度 を利 用 する か たに 対 して 利 用料 ・ 保証 料 の一 部 を 助成 し ま す。

・(公財)東京都防災・建築まちづくりセンターの「あんしん居住制度」利用料

(見守りサービスの利用料及び葬儀の実施のみを除く事務手数料)

・区と協定を結んだ民間保証会社による「家賃債務等保証制度」の保証料

・(一財)高齢者住宅財団の家賃債務保証制度の保証料

(3)子育てファミリー世帯への家賃助 成事業(平成21年度 新規事業)

区内の民間 賃貸住 宅に転入 ・転居 した場合 に、転 居後の 家賃と基 準家賃 との差額 の一部 を一 定期間助成 する制 度で、子 育てファ ミリー 世帯に対 して、 良質な賃 貸住宅 への誘導 を図り、居 住環境の改善を図ることを目的としています。

対象世帯 ・15歳以下の児童と、その児童を扶養する者が同居している世帯

・前年の月額所得が268,000円以下であること

・家賃を滞納していないこと

・住民税を滞納していないこと

・現在、他の制度により公的住宅扶助(生活保護等)を受けていないこと

・日本国籍または日本に永住する資格を有していること

・申込者が賃貸契約上の借主になっていること

・住み替え後の賃貸住宅が最低居住水準をみたすこと

・住み替え後の家賃が月額150,000円以下(共益費を除く)であること

・区内の民間賃貸住宅(区民住宅ソシエを含む)への転居であること

家賃助成額 転 居後 家賃 と基 準家 賃と の差 額の 一部 を助 成し ます 。た だし 、 15,000 円を 上 限 とし、4年目からは2分の1となります。

助成期間 5年間

図表2-4-14 子育てファミリー世帯への家賃助成事業実績の推移

年度 新規助成 助成取消

年度末 助成世帯数

21年度 3 0 3

22年度 12 0 15

23年度 25 5 35

24年度 24 7 52

(4)豊島区居住支援協議会

豊島区は、 平成24 年7月3 日、区 内関係団 体と連 携し、 「豊島区 居住支 援協議会 」を設 立し ました。

○ 目的

豊島区居住 支援協 議会は 、「住宅 確保要 配慮者 に対する 賃貸住 宅の供 給の促進 に関す る法 律」に基づ き、低 額所得者 、被災 者、高齢 者、障 害者、 子どもを 育成す る家庭、 外国人 その 他住宅の確 保に特 に配慮を 要する 者(以下 「住宅 確保要 配慮者」 といい ます。) に対す る賃 貸住宅等の 供給の 促進に関 し、住 宅確保要 配慮者 又は民 間賃貸住 宅の賃 貸人に対 する情 報の 提供等の支 援その 他の必要 な措置 について 協議す ること により、 豊島区 における 福祉の 向上 と豊かで住みやすい地域づくりに寄与することを目的とします。

○ 活動

豊島区居住支援協議会は、上記目的を達成するために、次の事業を行います。

1.豊島区 内の空 き家・ 空き室・ 空き店 舗等の 有効活用 による 住宅確保 要配慮 者への 住ま い及び居場所の提供の促進に関すること。

2.住宅確 保要配 慮者の 民間賃貸 住宅へ の円滑 な入居の 促進及 び居住の 安定方 策に関 する こと。

3.住宅確 保要配 慮者又 は民間賃 貸住宅 の賃借 人に対す る情報 の提供等 の支援 に関す るこ と。

4.住宅確 保要配 慮者の 民間賃貸 住宅へ の円滑 な入居の 促進に 関する啓 発活動 等住宅 市場 の環境整備に関すること。

5.その他目的達成のために必要な事業。

○ モデル事業

豊島区居住 支援協 議会で は、モデ ル事業 として 、居住場 所に困 ってい る方など に対し て空 き家・空き 室等の 活用や民 間賃貸 住宅等へ の円滑 な入居 を促進す るため の支援活 動を行 う団 体等にその活動に要する費用を助成します。

助成の対象 となる 事業は 、「高齢 者支援 活動」 「障害者 支援活 動」「 ひとり親 家庭支 援活 動」「その 他支援 活動(上 記に類 する支援 を必要 とする 世帯)」 に該当 し、空き 家・空 き室 等の活用や民間賃貸住宅等への円滑な入居を促進するための事業です。

平成24年7 月から 9月に 支援活動 実施団 体を公 募し、そ の結果 、3事 業を採択 し、活 動が 行われております。

①NPO法人コレクティブハウジング社

●事業目的

空き家が増 加する ことに ともなう 防犯・ 防災等 の諸問題 を、空 き家の 活用モデ ルを作 るこ とで解消につなげることを目的とします。

●事業内容

これまでの コレク ティブ ハウス運 営実績 を生か し、豊島 区内で 新たに コレクテ ィブハ ウス を展開しま す。「 地域との つなが りをもち ながら 暮らす 」という ことを 重要なテ ーマと して 事業を展開 したい と考える ため、 説明会の 開催等 により 、入居者 にもそ のテーマ を十分 に理 解したうえで入居していただくよう求めていきます。

入居者には 住宅弱 者全般を 想定し 、多世 代で多様 性に富 むことに 価値を 見いだし ていま す。

住まいの形 式とし て、共有 スペー ス住宅と なるコ モンハ ウスと、 その周 辺住宅と しての サテ ライトという構成にします。

②NPO法人クローバー

●事業目的

障害者本人 や家族 が「独 りで暮ら したい 」「自 立した生 活を送 りたい 」と思っ ても、 家族 と死別など の理由 で保証人 を確保 できない 、知的 に障害 があると の理由 等で、賃 貸住宅 への 入居が困難 である ケースが 少なく ありませ ん。ま た現在 、障害者 で住宅 に困って いる人 に居 住する場所 を紹介 する仕組 みが整 っていな いため 、障害 者のいる 世帯で は、家族 が自分 たち の生活を犠牲にしてまでも障害者を支えているという問題もあります。

そこで、そのような問題を解決するために、障害者居住支援活動を実施します。

●事業内容

住宅に困っ ている 障害者 が居住支 援を受 けて住 居を借り 、地域 生活を 送れるよ うに、 地域 生活のバッ クアッ プ・緊急 時のサ ポートな どの機 能を兼 ね備えた 住居を 整備しま す。具 体的 には、共有 スペー スの確保 、拠点 のコーデ ィネー ター配 置、24時 間のサ ポート体 制づく り等 により、地域にある支援付き住居としての役割を果たすことを構想しています。

③としまシングルマザーズシェア ライフ プロジ ェクト(河野敦子・NPO法人リトルワンズ)

●事業目的

ひとり親家 庭には 、小さ な子供を 持つた めに、 「フルタ イムで 働けな い」「キ ャリア アッ プのための勉強時間が取れない」などの理由で、経済的に弱者となるケースが見られます。

そこで、ひ とり親 家庭が 半共同生 活の形 態をと り、そこ へ自立 支援と 相互支援 のシス テム を提供する ことで 、当該ひ とり親 家庭が経 済的・ 社会的 ・精神的 自立を 果たすこ とがで きる ようにすることを目的とします。

●事業内容

小学校低学 年まで の子供 を持つシ ングル マザー の家庭を 支援の 対象と し、シェ アハウ スへ の入居形式 としま す。シェ アハウス の一部 を、入居 者と地 域のコミ ュニテ ィルーム とした り、

ボランティ アによ る子供へ の保育 ・食事提 供・補 習塾、 母親を対 象とし たファイ ナンシ ャル セミナーを開催する等の活動を予定しています。

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