• 検索結果がありません。

(1)住宅修繕資金助成事業(平成2 5年度モデル事業)

豊島区内の住宅の修繕工事(リフォームを除く)を行う社会的弱者に対して工事代金の一部 を負担することにより、住み慣れた地域での生活の安定や住宅ストックの適切なメンテナンス を図る事業です。

対象 修繕工事

個人住宅及 び賃貸住 宅が対 象となり ます。 居住の用 に供する 部分、 家屋及び 付属 設備が対象 で、倉庫 、車庫 、店舗、 外構等 は除きま す。また 、以下 の修繕工 事は 対象外となります。

・建築確認申請が必要であるもの

・修繕工事の結果、建築基準法違反になる可能性があるもの

・他の住宅改修等に関する助成制度等の対象となるもの

・助成承認前に着手したもの

・住宅の修繕工事を伴わない、簡易な器具設置のみのもの

・住宅の所有権の共有者及び賃借人との同意が見込めないもの

※施工業者 は、豊島 区住宅 相談連絡 会の会 員であり 、修繕工 事を行 う区内に 主た る事務所を有する民間業者とします。

対象者 次に掲げる要件を全て満たしている方が対象となります。

・豊島区内の現在の住宅に引き続き2年以上居住していること

・前年の世 帯の月額 所得が 、公営住 宅法施 行令第1 条第3号 に規定 する収入 の例 により算出した額が、158,000円(条件により214,000円)以下であること

・対象住宅の所有権を有している者又は同居親族であること

・住民税を滞納していない世帯であること

・暴力団員 による不 当な行 為の防止 等に関 する法律 に規定す る暴力 団員でな いこ と

助成額 助成対象工事に要した経費(消費税を除く)の30%以内で、10万円が限度です。

(2)高齢者自立支援住宅改修助成事業

住宅内の段差解消、手すりの取り付けなど、身体機能の低下に対応した住宅改修を促進する ことにより、高齢者等の安心・快適で自立した生活を支援する事業です。

① 予防的助成事業

65歳以上、介護保険で認定結果が「非該当」となり、住宅改修について必要と認められる かたに助成します。

図表2-4-15 予防的助成事業

対象となる住宅改修工事 助成額

①手すりの取り付け

助成対象工事金額の9割(上限180,000円)

ただし、生活保護受給者は10割(上限200,000円)

②段差の解消

③ 滑 り の 防 止 、 移 動 の 円 滑 化 等 のた め の 床材の変更

④引き戸等への扉の取替え

⑤洋式便器等への取替え

⑥上記の改修に付帯して必要な工事

②-1 設備改修助成事業

65歳以上、介護保険で「要支援」・「要介護」と認定され、住宅改修について必要と認め られるかたに助成します。

図表2-4-16 設備改修助成事業

対象となる住宅改修工事 助成額

①浴槽の取替え

※ 身 体 障 害 者 手 帳 の 下 肢 又 は 体 幹に 係 る 障 害 が 1 ~ 3 級 。 既 存 設 備 で の 使 用 が 困難なかた

助成対象工事金額の9割(上限341,100円)

ただし、生活保護受給者は10割(上限379,000円)

②流し等の取替え

※ 身 体 障 害 者 手 帳 の 下 肢 又 は 体 幹に 係 る 障 害 が 1 ~ 2 級 。 又 は 補 装 具 と し て 車 いすの交 付を受 けた内 部障害の 1級で、

家事に従事するかた

助成対象工事金額の9割(上限140,400円)

ただし、生活保護受給者は10割(上限156,000円)

②-2 設備改修助成事業

65歳以上、介護保険で「要支援」・「要介護」と認定され、介護保険で洋式便器等への取 替え工事助成を受けていないかた、又は認定結果が「非該当」となり、「①予防的助成事業」

による洋式便器等への取替え工事助成を受けていないかたに助成します。

図表2-4-17 設備改修助成事業

対象となる住宅改修工事 助成額

便器の洋式化

助成対象工事金額の9割(上限95,400円)

ただし、生活保護受給者は10割(上限106,000円)

(3)介護保険による住宅改修費支給事 業

介護保険の要介護認定で「要支援」・「要介護」と認定されたかたで、住宅改修が必要と認 められるかたに保険給付として住宅改修費を支給する事業です。

図表2-4-18 介護保険事業

対象となる住宅改修工事 助成額

①手すりの取り付け

各工事合計20万円が上限 1割は本人負担

②段差の解消

③滑りの防止、移動の円滑化等のための床材の変更

④引き戸等への扉の取替え

⑤洋式便器等への取替え

⑥上記の改修に付帯して必要な施設改修工事

(4)重度身体障害者(児)住宅設備改 善費給付事業

身体障害者手帳をお持ちのかたなどで、住宅改修が必要と認められる場合は住宅改修費が給 付されます。ただし、介護保険対象者は介護保険制度が優先されます。

図表2-4-19 重度身体障害者(児)住宅設備改善費給付事業

対象となる住宅改修工事 助成額

居 宅 生 活 動 作 補 助 用具

①手すりの取り付け 助成対象工事金額の9割、

当分の間9.7割

(上限194,000円)

ただし、生活保護受給者、

住民税非課税世帯は10割

(上限200,000円)

②段差の解消

③滑りの防止、移動の円滑化等のための床材の変更

④引き戸等への扉の取替え

⑤洋式便器等への取替え

⑥上記の改修に付帯して必要な施設改修工事

中規模改修(玄関等の住宅設備の改修を伴うもの)

助成対象工事金額の9割、

当分の間9.7割

(上限622,400円)

ただし、生活保護受給者、

住民税非課税世帯は 10 割

(上限 641,000 円)

屋内移動設備

助成対象工事金額の9割、

当分の間9.7割

(上限1,313,400円)

ただし、生活保護受給者、

住民税非課税世帯は 10 割

(上限 1,332,000 円)

(5)分譲マンションの管理に関する支 援

分譲マンシ ョンの 良好な管 理を支 援するた め、専 門家の 派遣や助 成など の事業を 実施し てい ます。

① マンション専門家派遣事業

分譲マンシ ョン管 理組合 に、マン ション 管理の 専門家で あるマ ンショ ン管理士 、建築 士、

税理士等を 無料で 派遣し、 マンシ ョンの維 持管理 ・大規 模修繕・ 建替え などの疑 問やご 相談 について、情報提供や助言を行います。

派遣対象 区内に所在する分譲マンションの管理組合

(管理組合が組織化されていない場合はご相談ください)

派遣時間 1回につき2時間まで

派遣回数 1つのマンションにつき、同一年度内で4回まで

(利用者多数の場合は、年度途中で受付を終了する場合があります。)

派 遣 す る マ ン シ ョンの専門家

マンション管理士、建築士、税理士(原則として、2名1組で訪問)

派遣料 無料

(ただし、会場費や資料代が発生した場合は管理組合の負担になります。)

派遣対象外業務 耐震診断の実 施、長期修 繕計画の作 成、修繕 工事等の設 計書作成 、係争中の 事案、測定器による建物の精密検査

(上記の業務 でも、進め 方や合意形 成等につ いてのアド バイスは 対象となり ます。)

② マンション管理相談

職員が窓口 ・電話 ・メー ル等にて 相談を 受け付 け、アド バイス や関係 機関の紹 介を行 いま す。

③ 分譲マンション管理セミナー

マンション 管理に 役立つ 情報を専 門家が わかり やすく解 説する セミナ ーを、各 回のテ ーマ に沿った関連団体の協力を得て、年2回開催しています。

参加者の募 集は、 広報と しま及び 豊島区 ホーム ページで お知ら せする ほか、区 内の分 譲マ ンションの管理組合へ開催案内を郵送しています。

④ 分譲マンションの計画修繕調査費助成

築8年を経 過した 分譲マ ンション の管理 組合を 対象に、 長期修 繕計画 の作成・ 見直し や大 規模修繕工 事のた めに行う 建物診 断(劣化 診断) の費用 の2分の 1(上 限20万円 )を助 成し ます。

対象者・

対象建築物

・区内に所在する分譲マンションの管理組合

・建築後8年を経過したマンションであること

・管理規約が整備されていること

・管理組合の 集会におい て、計画修 繕調査の 実施につい て決議が なされてい ること

・過去10年以内に、この助成制度を利用していないこと

対象経費 共用部分に関 して、長期 修繕計画の 作成や大 規模修繕工 事のため に行う調査 業務に委託して実施する次の調査委託経費が対象です。

・ 構 造 : 外 壁 ( 塗 装・ タ イ ル ) 、 防水 ( 屋 上 ・ ル ーフ バ ル コ ニ ー・ 開 放 廊 下・屋外階段)、鉄部塗装、外構

・設備:給排水設備、電気設備、消防設備、エレベーター、機械式駐車場

・計画修繕調査とあわせて行う長期修繕計画の作成または見直し

⑤ 分譲マンション建替え・改修アドバイザー制度利用助成

建 替 え か 改 修 か の 検 討 等 を 行う 際 に 、 ( 公 財 )東 京 都 防 災 ・ 建 築 まち づ く り セ ン タ ー の

「東京都分 譲マン ション建 替え・ 改修アド バイザ ー制度 」を利用 した場 合に、派 遣料の 3分 の2を助成します。

※テキスト代や消費税、利用を取り消した際の違約金等については助成対象外です。

対象者 区内に所在する分譲マンションの管理組合及び区分所有者 東京都分譲マン

ション建替え・

改修アドバイザ ー制度の概要

建替えか改修 かの判断が 定まってい ないマン ションの管 理組合に 、「マンシ ョン建替え・ 改修アドバ イザー」が 情報提供 及びアドバ イスを行 うことによ り、勉強会等の支援をすることを目的としたものです。

平成25年度よ り、Bコー ス検討書の 作成の際 に共同化に よる建替 え計画案の 項目が追加されました。

・Aコース 入門編(1回2時間)

建替えか改修かの 検討を進めて いくために必 要な法律、 税制、公的な支 援等についてアドバイスします。

・Bコース 検討書の作成

建替えか改修かの 比較検討がで きるように、 当該マンシ ョンの現況や法 規制に関する確認を 行い、検討書 (簡易な平面 図や立面図等 、費用概算な ど理解を促進するための参考資料)を作成して説明します。

・Cコース

検討書作成をご利 用後に、建替 えもしくは改 修の検討を さらに進めるた めに、当該マンショ ンの現況を把 握しているア ドバイザーに 引き続きご相 談できます。今後、 専門家に業と して契約する までの橋渡し として定額で ご相談できるコースです。

関連したドキュメント