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高齢者の尊厳の保持・見守り体制の充実

第5章 施策の展開

8 高齢者の尊厳の保持・見守り体制の充実

高齢化の進展とともに、認知症高齢者数も増加していく中で、高齢者やその家族 が安心して住み慣れた地域で暮らし続けるために、認知症等により自らの判断や意 思表示が困難な高齢者に対して支援する権利擁護体制の充実がますます必要とされ ています。

また、高齢者ひとり暮らし世帯や高齢者のみの世帯も増加していくと見込まれる ことから、高齢者の見守りを推進します。併せて、本市においては豪雪という地理 的な特徴もあることから、相談体制の充実を図ることで、生活環境を考慮した地域 包括ケアシステムを構築していきます。

高齢者の尊厳の保持という観点からは、高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対 する支援等に対する法律が施行された平成 18年度以降、高齢者虐待件数が増加傾 向にあるため、高齢者虐待防止に取り組んでいきます。

(1)権利擁護体制の充実

<施策の概要>

認知症高齢者に対して、必要に応じて成年後見制度を活用するための相談、支援 を行っています。身寄りがなく、認知症等で判断能力が不十分な高齢者等の財産管 理等を成年後見人等が行うことができるよう、成年後見制度の利用手続き等の必要 な支援を実施しています。

成年後見制度は、認知症や知的障がいなどの理由で判断能力が不十分なため、財 産管理や身上監護についての契約や遺産分割などの法律行為を自分で行うことが困 難であったり、悪徳商法などの被害にあう恐れがある判断能力の不十分な方を保護 し支援する制度です。

本市では、成年後見申立が必要な方で、親族等によって申立を行うことが困難な 方について、市長が審判の請求を行います。後見人等への報酬の支払が困難な方に ついては、その報酬の一部又は全部を助成しています。

<課題>

・認知症高齢者の増加に伴い、成年後見制度の利用が増えていることから、これまで 後見人になり得る親族がいない場合に後見人となっていた司法書士、弁護士、社会 福祉士等だけでは対応できなくなることが懸念されています。

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(3)敬老事業

<施策の概要>

長寿を祝福するとともに、多年にわたり社会に尽くしてこられた方々に対する敬 愛の精神と、高齢者自らの生活意欲の向上を目指しています。

<施策において実施する事業>

事業名 事業概要

2017 年度

(平成 29 年度) 実績(見込み)

2020 年度

(平成 32 年度) 見込み

敬老会

各 地 区 に お い て 、 当 該 年 度 に お いて満 77 歳以上となる方々をご 招 待 し 、 長 寿 を 祝 う 会 を 開 催 し ます。

対象者数 8,931 人

対象者数 8,200 人

敬老祝金

高 齢 者 の 長 寿 を 祝 福 す る と と も に 敬 老 の 意 を 表 す た め 、 満 年 齢 85 歳、90 歳、95 歳の方を対象に 5 千円を贈呈しています。

支給者数 934 人

支給者数 950 人

百歳祝金

高 齢 者 の 長 寿 を 祝 福 す る と と も に 敬 老 の 意 を 表 す た め 、 満 100 歳になった方を対象に 20 万円と 賀状を贈呈しています。

支給者数 30 人

支給者数 30 人

8 高齢者の尊厳の保持・見守り体制の充実

高齢化の進展とともに、認知症高齢者数も増加していく中で、高齢者やその家族 が安心して住み慣れた地域で暮らし続けるために、認知症等により自らの判断や意 思表示が困難な高齢者に対して支援する権利擁護体制の充実がますます必要とされ ています。

また、高齢者ひとり暮らし世帯や高齢者のみの世帯も増加していくと見込まれる ことから、高齢者の見守りを推進します。併せて、本市においては豪雪という地理 的な特徴もあることから、相談体制の充実を図ることで、生活環境を考慮した地域 包括ケアシステムを構築していきます。

高齢者の尊厳の保持という観点からは、高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対 する支援等に対する法律が施行された平成 18年度以降、高齢者虐待件数が増加傾 向にあるため、高齢者虐待防止に取り組んでいきます。

(1)権利擁護体制の充実

<施策の概要>

認知症高齢者に対して、必要に応じて成年後見制度を活用するための相談、支援 を行っています。身寄りがなく、認知症等で判断能力が不十分な高齢者等の財産管 理等を成年後見人等が行うことができるよう、成年後見制度の利用手続き等の必要 な支援を実施しています。

成年後見制度は、認知症や知的障がいなどの理由で判断能力が不十分なため、財 産管理や身上監護についての契約や遺産分割などの法律行為を自分で行うことが困 難であったり、悪徳商法などの被害にあう恐れがある判断能力の不十分な方を保護 し支援する制度です。

本市では、成年後見申立が必要な方で、親族等によって申立を行うことが困難な 方について、市長が審判の請求を行います。後見人等への報酬の支払が困難な方に ついては、その報酬の一部又は全部を助成しています。

<課題>

・認知症高齢者の増加に伴い、成年後見制度の利用が増えていることから、これまで 後見人になり得る親族がいない場合に後見人となっていた司法書士、弁護士、社会 福祉士等だけでは対応できなくなることが懸念されています。

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<第7期計画期間における取り組み>

・成年後見制度を利用した権利擁護支援の対象としては、認知症高齢者のみならず知 的障がいや精神障がいを有する方も想定されるため、成年後見制度利用促進計画の 策定にあたっては福祉関係部局間で連携して策定します。

・成年後見制度は、市民の権利を守る重要な制度であるため、継続して制度の周知の 徹底を図っていきます。

・地域包括支援センターや専門職等と情報を共有しながら地域ネットワークづくりや 市民後見人養成を進めていきます。

・関係する機関と協力しながら、悪徳商法等の消費者被害防止のための啓発活動等の 取り組みを進めます。

<施策において実施する事業>

事業名 事業概要

2017 年度

(平成 29 年度) 実績(見込み)

2020 年度

(平成 32 年度) 見込み

権利擁護事業

認 知 症 に よ り 自 ら 判 断 や 意 思 表 示 が 困 難 な 認 知 症 高 齢 者 に 対 し 、 市 や 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー に お い て 随 時 相 談 を 受 け 付 け 、 対応しています。

実施件数 160 件

実施件数 180 件

成年後見制度利用 支援事業

身 寄 り が な く 、 認 知 症 な ど で 判 断 能 力 が 不 十 分 な 高 齢 者 等 の 財 産 管 理 な ど を 成 年 後 見 人 等 が 行 う こ と が で き る よ う 成 年 後 見 制 度 の 利 用 手 続 き な ど の 必 要 な 支 援 を 市 が 行 う こ と に よ り 、 権 利 擁護を図っています。

選任件数 後見人 8 件 保佐人 0 件 補助人 0 件 8 件

選任件数 後見人 8 件 保佐人 2 件 補助人 0 件 10 件

(2)見守り・相談体制の充実

<施策の概要>

高齢者の方が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域における高齢者の 見守りを推進します。また、本市は特別豪雪地帯・豪雪地帯であることから、冬期 は外出が少なくなり孤立状態となる懸念があるため、安全な生活を確保するため相 談体制の充実を図ります。

<課題>

・本市においては、高齢者世帯(ひとり暮らし世帯、夫婦のみ世帯)が増加傾向にあ ります。特に高齢者ひとり暮らし世帯数については、全国・県平均に比べ高い水準 にあることから、見守り体制の充実が一層重要となっています。

<第7期計画期間における取り組み>

・認知症の人の行方不明を未然に防ぐ取り組みとして、見守り・SOS体制の基盤を つくっていきます。地域と協力しながら見守り体制について構築していくとともに、

警察や消防との協力体制や広域で行方不明者を早期発見するための近隣自治体と の協働した仕組みについても検討していきます。

・認知症の人が安心して外出できる支援として、高齢者身元確認QRコード事業を推 進していきます。

・緊急時要援護登録制度の周知を図り、必要とする高齢者の登録を促します。また、

登録した高齢者に対して、平成 29 年度より実施している救急医療情報キットの配 布を新規対象者に対しても継続していきます。救急医療情報キットは、ひとり暮ら しの高齢者が病状等を説明できない状態であっても、緊急連絡先や疾病・かかりつ け医等の情報を記載して定められた場所に置いておくことで、救急隊員が医療情報 等を迅速に把握し、医療機関と連携することを可能にし、迅速な救急活動につなげ ます。

・災害時において高齢者の安否確認や避難の確保を図るため、消防・防災関係部局と の連携を推進します。

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