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介護予防・生活支援の基盤整備

第5章 施策の展開

4 介護予防・生活支援の基盤整備

単身や夫婦のみの高齢者世帯、認知症高齢者が増加するなか、高齢者が地域との つながりや生きがいを持ちながら暮らしていくためには、医療・介護サービスの充 実 を 図 る と と も に 、 日 常 生 活 を 支 え て い く 生 活 支 援 サ ー ビ ス の 体 制 整 備 を 同 時 に 図っていくことが不可欠です。また、地域の中で役割を持って活動・生活すること が生きがいや介護予防にもつながっていきます。

そのため本市では、地域内で支え合い、高齢者が安心して在宅で生活できるよう 介護予防・生活支援の基盤を整備していきます。また、第6期計画期間に引き続き、

地域の体制整備を推進する生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)の配 置を進め、その活動を支える協議体の設置などの体制整備を推進します。

生活支援サービスや社会参加へのニーズは、地域の高齢化や社会資源等の状況に 応じて様々なものが想定されるため、できるだけ多様な主体(NPO、民間企業、

協同組合、社会福祉法人、ボランティア等)の参画を得ながら連携体制を構築し、

それぞれの主体の持ち味を活かした地域の支援体制の充実・強化を図ります。

また、これまで福祉サービスは、高齢者・障がい者・子どもといった対象者ごと に、典型的と考えられるニーズに対して専門的なサービスを提供されてきた経緯が ありますが、人口減少、家族・地域社会の変容などにより、既存の縦割りのシステ ムには課題が生じています。具体的には、制度の対象としない生活課題への対応や 複合的な課題を抱える世帯への対応など、ニーズの多様化・複雑化に伴って対応が 困難なケースが増加しています。本市においても、将来的には高齢化率が上昇する 一方で、高齢者人口自体は減少することが予想され、行政的なコストやサービスを 担う人材確保の面から、従来通りの方式でサービスを提供することが困難となる可 能性があります。そういった背景から、福祉分野においても、福祉は与えるもの、

与えられるものといったように、「支え手側」と「受け手側」に分かれるのではな く、地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる地 域コミュニティを育成し、公的な福祉サービスと協働して助け合いながら暮らすこ とのできる「地域共生社会」の実現が求められています。

第7期計画期間においては、本市においても福祉関係部局間で連携し、地域福祉 計画を策定するとともに、地域住民が主体となった「我が事」の地域づくりの取り 組みの支援と、公的な福祉サービスへのつなぎを含めた「丸ごと」の総合相談支援 の体制整備について検討していきます。

(1)生活支援コーディネーターの配置

<施策の概要>

生活支援コーディネーターは、多様な主体による多様な取り組みのコーディネー ト機能を担い、一体的な活動を推進することを目的としています。

本市では、高齢者の生活を支えるサービス等の充実及び支え合いの推進のために、

平成 28 年 4 月から高齢福祉課内に第1層の生活支援コーディネーターを 1 名配置 しています。

<課題>

・地域において生活支援サービスのニーズや活動している団体、社会資源を把握し、

必要なサービスや活動(社会参加・活動の場・居場所等)の開発につなげ、情報提 供 や 利 用 者 と サ ー ビ ス を 結 び つ け る 役 割 を 担 う 第 2 層 の 生 活 支 援 コ ー デ ィ ネ ー ターを設置する必要があります。

<第7期計画期間における取り組み>

・第1層の生活支援コーディネーターは、生活支援サービスの資源把握、不足するサー ビスや担い手の創出、高齢者の活躍する場の確保等、主に資源開発を中心に行って いきます。

・市民に身近な単位に設定する第2層の生活支援コーディネーターを設置します。第 2層の範囲としては日常生活圏域を想定し、各圏域に1 名ずつ計7 名配置するこ とを目指します。

・第2層の生活支援コーディネーターは、関係者間の情報共有やサービス提供主体間 の体制づくりの役割を担います。ネットワーク構築やニーズと取り組みのマッチン グの面からも、コーディネートを推進していきます。

第1章第2章第3章第4章第5章第6章第7章第8章

4 介護予防・生活支援の基盤整備

単身や夫婦のみの高齢者世帯、認知症高齢者が増加するなか、高齢者が地域との つながりや生きがいを持ちながら暮らしていくためには、医療・介護サービスの充 実 を 図 る と と も に 、 日 常 生 活 を 支 え て い く 生 活 支 援 サ ー ビ ス の 体 制 整 備 を 同 時 に 図っていくことが不可欠です。また、地域の中で役割を持って活動・生活すること が生きがいや介護予防にもつながっていきます。

そのため本市では、地域内で支え合い、高齢者が安心して在宅で生活できるよう 介護予防・生活支援の基盤を整備していきます。また、第6期計画期間に引き続き、

地域の体制整備を推進する生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)の配 置を進め、その活動を支える協議体の設置などの体制整備を推進します。

生活支援サービスや社会参加へのニーズは、地域の高齢化や社会資源等の状況に 応じて様々なものが想定されるため、できるだけ多様な主体(NPO、民間企業、

協同組合、社会福祉法人、ボランティア等)の参画を得ながら連携体制を構築し、

それぞれの主体の持ち味を活かした地域の支援体制の充実・強化を図ります。

また、これまで福祉サービスは、高齢者・障がい者・子どもといった対象者ごと に、典型的と考えられるニーズに対して専門的なサービスを提供されてきた経緯が ありますが、人口減少、家族・地域社会の変容などにより、既存の縦割りのシステ ムには課題が生じています。具体的には、制度の対象としない生活課題への対応や 複合的な課題を抱える世帯への対応など、ニーズの多様化・複雑化に伴って対応が 困難なケースが増加しています。本市においても、将来的には高齢化率が上昇する 一方で、高齢者人口自体は減少することが予想され、行政的なコストやサービスを 担う人材確保の面から、従来通りの方式でサービスを提供することが困難となる可 能性があります。そういった背景から、福祉分野においても、福祉は与えるもの、

与えられるものといったように、「支え手側」と「受け手側」に分かれるのではな く、地域のあらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら、自分らしく活躍できる地 域コミュニティを育成し、公的な福祉サービスと協働して助け合いながら暮らすこ とのできる「地域共生社会」の実現が求められています。

第7期計画期間においては、本市においても福祉関係部局間で連携し、地域福祉 計画を策定するとともに、地域住民が主体となった「我が事」の地域づくりの取り 組みの支援と、公的な福祉サービスへのつなぎを含めた「丸ごと」の総合相談支援 の体制整備について検討していきます。

(1)生活支援コーディネーターの配置

<施策の概要>

生活支援コーディネーターは、多様な主体による多様な取り組みのコーディネー ト機能を担い、一体的な活動を推進することを目的としています。

本市では、高齢者の生活を支えるサービス等の充実及び支え合いの推進のために、

平成 28 年 4 月から高齢福祉課内に第1層の生活支援コーディネーターを 1 名配置 しています。

<課題>

・地域において生活支援サービスのニーズや活動している団体、社会資源を把握し、

必要なサービスや活動(社会参加・活動の場・居場所等)の開発につなげ、情報提 供 や 利 用 者 と サ ー ビ ス を 結 び つ け る 役 割 を 担 う 第 2 層 の 生 活 支 援 コ ー デ ィ ネ ー ターを設置する必要があります。

<第7期計画期間における取り組み>

・第1層の生活支援コーディネーターは、生活支援サービスの資源把握、不足するサー ビスや担い手の創出、高齢者の活躍する場の確保等、主に資源開発を中心に行って いきます。

・市民に身近な単位に設定する第2層の生活支援コーディネーターを設置します。第 2層の範囲としては日常生活圏域を想定し、各圏域に 1 名ずつ計 7 名配置するこ とを目指します。

・第2層の生活支援コーディネーターは、関係者間の情報共有やサービス提供主体間 の体制づくりの役割を担います。ネットワーク構築やニーズと取り組みのマッチン グの面からも、コーディネートを推進していきます。

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<施策において実施する事業>

事業名 事業概要

2017 年度

(平成 29 年度) 実績(見込み)

2020 年度

(平成 32 年度) 見込み 生 活 支 援 コ ー デ ィ

ネーター(第1層) 配置

本 市 の 高 齢 者 の 各 種 団 体 の 取 り 組 み や 支 え 合 い 活 動 を 把 握 し 、 生 活 支 援 等 を 話 し 合 う 場 ( 協 議 体)をコーディネートします。

1 名配置

(高齢福祉課)

1 名配置

(高齢福祉課)

生 活 支 援 コ ー デ ィ ネーター(第2層) 配置

日 常 生 活 圏 域 ( 中 学 校 区 ) の 高 齢 者 の 各 種 団 体 の 取 り 組 み や 支 え 合 い 活 動 を 把 握 し 、 生 活 支 援 等を話し合う場(協議体)をコー ディネートします。

配置なし 3 名配置

(2)協議体の設置

<施策の概要>

協議体は、生活支援コーディネーターと生活支援・介護予防サービスの提供主体 等が参画し、定期的な情報共有及び連携強化の場として中核となるネットワーク構 築を目的としています。生活支援・介護予防サービスの提供主体は、地域、ボラン ティア、民間企業、社会福祉法人、協同組合、NPO等を想定しており、様々なサー ビス提供主体が参画することで、協議体において地域課題やニーズに対応した、サー ビスや資源開発等の創出を目指します。

高齢者や障がい者の生活を支えるためには、地域での支え合いやボランティア、

民間事業所のサービス、介護保険サービス、障がい福祉サービス、社会福祉協議会 や地域包括支援センターなどの関係機関によるサービス等、様々な支えが必要です。

<課題>

・第2層の協議体を設置するためには、それぞれの地域の実状が異なることを踏まえ たうえで、可能な地区から展開していく必要があります。

<第7期計画期間における取り組み>

・第2層の協議体の検討により、地域で支え合い、高齢者が安心して在宅で生活でき る地域づくりを構築していきます。第7期計画期間においては、協議体設置のモデ ル地区を選定して展開していきます。

・第2層の協議体が設置できれば、第2層の生活支援コーディネーターを配置してい きます。

<施策において実施する事業>

事業名 事業概要

2017 年度

(平成 29 年度) 実績(見込み)

2020 年度

(平成 32 年度) 見込み 協議体(第1層)の

設置

市 全 体 の 高 齢 者 を 支 え る 活 動 や 取 り 組 み 等 、 生 活 支 援 を 話 し 合 う場(協議体)を設置します。

協議体(第1層) の設置に向け準備 します。

1 か所設置

協議体(第2層)の 設置

日 常 生 活 圏 域 ( 中 学 校 区 ) の 高 齢 者 を 支 え る 活 動 や 取 り 組 み 等 、 生 活 支 援 を 話 し 合 う 場 ( 協 議体)を設置します。

協議体(第2層) の設置に向け準備 します。

3 か所設置

(3)介護予防・日常生活支援総合事業の充実

<施策の概要>

本市では、平成 29 年 1 月から介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)を 開始しました。総合事業は「介護予防・生活支援サービス事業」と「一般介護予防 事業」で構成されています。

総合事業のサービス事業の提供は、直接実施や委託だけではなく、指定事業者に よるサービス提供や、NPO等住民主体の支援実施者に対する補助(助成)といっ た様々な提供体制を整備していきます。

また、サービス事業の実施にあたっては、事業の適切かつ効率的な実施の観点か ら、サービスの種類ごとに支援等を提供する事業者等が遵守すべき基準やサービス 単価、利用者負担(利用料)を定めています。

<課題>

・緩和した基準のサービスや住民主体のサービスを整備していくためには、事業提供 者となりうる社会福祉法人、NPO、民間企業、ボランティア、協同組合へ情報を 提供し働きかけをするとともに、育成を進める必要があります。

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