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      4.3 授業の経過と生徒の反応

 また、図4.29に示すように、 「何をすればいいか分からなかった」

と答えた者が約49%あり、①の活動と同様に、学習の目標がすぐには 理解されなかったようである。実際の授業では、最初にこの活動を試み た5時問目においては、生徒の戸惑いがみられたが、6・7時間目には、

教師側の意図が理解されたようで、戸惑いはあまりみられなかった。

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図4.29

5D T5 100%

       「新しい問題を作れと言われても、何をすればいいのかわからなかった」の集計結果

③変換を用いた証明について

 図4.30に示したように、78%の者が変換を用いた証明を初めて 知って驚いたと答えている。また、図4.31に示したように89%の

者がこの証明は面白いと答えている。従って、この単元の主要な内容で ある変換を用いた証明に生徒の関心を引きつけることができたといえる。

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図4.30  「図形を動かして証明できることを初めて知り、驚いた」の集計結果

4.3 授業の経過と生徒の反応

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   図4.31  「移動(変換)を利用して図形の証明ができること」の集計結果

また、図4.32に示すように、約93%の者がコンピュータの画面上

で図形が動くのでイメージが掴みやすい答えている。このことによって、

生徒が変換のイメージをいだきやすくすることに成功したといえ、ソフ トウェア開発の目的の1つが達成された。

25 50 75 10D%

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   図4.32  「コンピュータの画面上で、図形が動くのでイメージがつかみやすかった」の集計結果

 イメージが掴みやすかったこともあり、図4.33に示すように、変 換を利用した証明は、合同を利用する普通の証明よりも高い支持をうけ た。合同による証明の方が分かりやすいという生徒も33%ほどいるが、

その原因は、次のように考えられる。

  (1)中学校以来、合同による証明に慣れている。

  (2)変換を利用した証明では、記述の仕方が難しい。

130 一

4.3 授業の経過と生徒の反応

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  図4.33

また、図4.

50 75 10D%

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         「図形を動かさない(合同や相似などを使う)普通の証明の方が、.わかりやすい」の集計結果

        34に示すように、半数の生徒が証明を考える時間が短

かったと答えている。そのように感じた理由として、次のようなことが 考えられる。

  (1)授業時間が絶対的に短かった。

  (2)1つの問題を解決するだけではなく、次々に問題を生成してい      く疫業を行ったために、生徒はその問題の解決に追われること

     になった。.

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短い(時間不足)

ちょうど良い

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図4.34  「移動を利用した証明を考える時間」の集計結果

131 一

4.3 授業の経過と生徒の反応

④ソフトウェアの操作感について

 図4,35に示すように、操作性については、約73%の生徒が使い

やすいと答えている。これは、ソフトウェア開発において、ユーザーイ

ンターフェースに配慮したことが評価されたといえる。使いにくかった という意見の約9割は、「1つ前に戻る」などのコマンドを選択した際 に、瞬時操作ができなくなる点を指摘していた。これは、これらのコマ

ンドが選択されると、システムが自動的に履歴用画像ファイルを保存す るために、フロッピーディスクにアクセスをすることに原因がある。操 作が止まる時間は僅かではあるが、生徒にはその時間がとても長く感じ られたようである。対策としては、ハードディスクで運用すれば、この 不具合はかなり軽減されると思われる。

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とてもそう思う

まあまあそう思う

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まったくそうは思わない

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図4.35  「操作がしゃすく、使いやすかった」の集計結果

25 se 75 100%

とてもそう思う

まあまあそう思う

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図4.36  「機能が不足していて、作図などを思うように進めることができなかった」の集計結果