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防疫及び食品衛生監視

ドキュメント内 Taro-00 3編表紙.jtd (ページ 153-156)

第9章 災害救助法の適用計画

第1節 防疫及び食品衛生監視

(ウ) 健康管理・防疫班は、健康福祉センター所長(保健環境部長)から防疫措置についての応援要 請にかかる連絡を受けた場合は、直ちに次の措置をとる。

・ 区域外の健康福祉センター(環境保健所)等で編成する県直轄防疫班及び検病調査班の派遣

・ 区域外の市町に対する応援の指示又は応援の調整

(エ) 被災地を管轄する健康福祉センター所長(保健環境部長)の指揮のもとに、それぞれ次の業務 実施基準に従い、迅速かつ的確に行うものとする。

① 浸水家屋、下水その他不潔場所の消毒を実施する。

② 避難場所の便所その他不潔場所の消毒を実施する。

③ 井戸の消毒を実施する。

防 疫 班 ④ 感染症患者の住居の消毒を実施する。

⑤ ねずみ族昆虫等の駆除について地域、期間を定めて実施する。

⑥ 生活用水の停止期間中、生活用水の供給の指示を市町に対して行う。

⑦ 被災地域の清掃を実施する。

⑧ 感染症発生予防の広報(ポスターの掲示・チラシの配布・広報車の活用 により行う。)

① 災害状況により、被災地の検病調査を実施する。

・滞水地域……週1回以上

・避難所等……状況に応じた適切な回数

② 被災地の全井戸について細菌検査を実施し、その結果に基づき、使用の 検 病 調 査 班 禁止又は許可をする。

③ 一類及び二類感染症患者に対し、入院の勧告をする。

④ 健康診断を実施する。

⑤ 就業制限を実施する。

⑥ 災害の状況及び感染症発生状況により、種類、対象、期間を定めて予防 接種を実施する。

ウ 市町に対する指示及び命令 (ア) 法に基づく指示

・感染症の病原体に汚染された場所の消毒に関する指示(第27条第2項)

・ねずみ族、昆虫等の駆除に関する指示(第28条第2項)

・物件に係る措置に関する指示(第29条第2項)

・生活用水の供給の指示(第31項第2項)

(イ) 予防接種法に基づく命令

・ 臨時予防接種に関する命令(第6条)

エ 代執行

市町における被害が甚大であるため又は市町の機能が著しく阻害されているため、知事の指示、

命令により市町長が行うべき業務が実施できないか、実施しても不十分であると認めるときは、知 事は、代執行を行うものとする。

オ 健康診断の実施

検病調査の結果、必要に応じて健康診断を実施する。(法第17条)

(3) 記録の整備

災害による防疫活動を実施した場合は、関係書類を整備保管するものとする。

2 市町の防疫措置

市町は、災害の種類、程度に応じた防疫活動として、飲料水の消毒、避難所及び被災家屋等の消毒、

ねずみ族昆虫駆除等を行う。

(1) 防疫活動組織

市町は被災地の防疫活動を迅速に実施するため、県に準じ防疫班及び検病調査班を編成する。

この場合、市町の実情により、検病調査班は、防疫班と兼ねて編成することができるものとする。

(2)防疫活動の内容

県が実施する業務内容に準じる。

(2)防疫・保健衛生用資機材の備蓄・調達

ア 県及び市町は、防疫及び保健衛生用資機材の備蓄及び調達計画をたてておくものとする。

イ 資機材の保有状況の把握

健康管理・防疫班は、毎年、市町の防疫用資機材等の保有状況を把握し、所要の資料を整備する ものとする。

資料編[6-9]……県の防疫体制及び防疫機械器具の保有状況 [6-8]……市町の 〃

4 防疫薬剤の使用

(1) 防疫薬剤の使用に当たっては、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規 則」第14条及び15条に定めるところによるものとする。

なお、消毒及び駆除のための薬剤の散布にあたっては、実施する者の安全並びに対象となる場所の 周辺住民の健康及び環境への影響に留意するものとする。

使用薬剤及び方法(参考)

防疫箇所 使用薬剤等

井戸水 水質検査で使用可能となるまで使用しない。やむを得ず使用する場合 は、汲み取った水を煮沸するか、次亜塩素酸ナトリウムを規定の量加え る。

浸水家屋内 水洗又は水拭き後、必要により適度に希釈した逆性石けんの噴霧又は 浸した布で清拭する。

乾燥しにくい床下 必要により適度に希釈したクレゾール石けん液を噴霧又は散布する。

汚水が付着した壁面 水洗後、適度に希釈した逆性石けん又はクレゾール石けん液を浸した 布で清拭する。

なお、水洗、日光消毒で十分と思われる箇所は、薬剤による消毒は必 ずしも必要はない。

汚物の堆積した場所 できるだけ汚物を除去した後、必要によりねずみ族・昆虫等の駆除の ため、殺そ剤・殺虫剤を散布する。

(2) 所要薬剤の状況把握

健康福祉センター(環境保健所)は、災害発生時の防疫活動に備えて、管内業者の薬剤在庫量を把 握し、所要の資料を整備しておくものとする。

第2項 食品衛生監視

災害時には停電、断水等により、食品の保存性の低下、飲料水の汚染等を招くことから、飲食に起因す る危害の発生が、被災直後から危惧される状況となる。

このため、県は必要に応じて食品衛生監視班による監視指導を行い、食品の安全確保を図る。

1 食品衛生監視班の編成

1班あたりの構成は、2名とし、状況に応じて増員する。

2 食品衛生監視班の活動内容

食品衛生監視班は、健康福祉センター所長(保健環境部長)の指揮のもとに、次の活動を行う。

(1) 救護食品の製造、運搬、保管、喫食等における衛生管理指導及び検査

(2) ライフラインに被害のあった地区の食品関係営業施設の監視指導及び使用水の簡易検査 (3) 継続的に食料供給が必要な施設(特に老人ホーム、病院等)の食品衛生指導

(4) その他必要と判断される食品衛生指導

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