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es.紙出し
原料を布袋に入れ,きれいな水の中で さらに洗い流します。これで紙料(原 料)が出来上がります。
9.紙漉き(流し漉き)一〉
寸寸の中に,紙料とねりと水を入れ
よくかき混ぜた後,「 藍oですくい,前 後左右にゆすって繊維をからませ,紙 の層を作ります。
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(一11.圧搾(あっさく)
漉き終わったぬれ紙を何枚も重ねて,
布でおおい,天旧式に石の重さで水分 をしぼります。
12.板はり→
圧搾が終わった湿紙を,1枚つつ干し 板に刷毛で伸ばしながら張り付けます。
e13.乾燥
湿紙を張り付けた干し板は,日光で干 したり,乾燥室に入れて熱風で乾燥さ せたりします。
(今立町和紙の里会館編 『伝統工芸晶.越前和紙を知ろう』 1986pp.17−20)
資料⑨和紙づくりのおじさんの話
和紙づくりの仕事は,朝は4時頃から夜は8時頃まで,1日中紙づくりの準備や後始末に 追われます。どの仕事も多量の水を使用して.重い原料を1日中扱うので,どの工程を取り 上げても楽な作業はありません。
白い紙には一つのほこりが入ることさえ許されません,そこで,チリ取り作業を行います が,少なくとも同じ原料に3回目を通します。1日中座って少しつつ水の中に原料を浮かせ,
原料の傷や異物を取り除きます。非常に根気のいる作業です。
また,紙漉きは1日中立ちつぱなしで箕桁をゆすって紙を漉かねばなりません。鋼桁は上 から竹につるしてありますが,桁の中には汲み入れると10リットルほどの原料水が入りま す。その桁を水平に保ち,バランスを取りながら均一な厚さの紙を一枚一枚漉き上げていく ことは,非常に技術がいると同時につらい作業です。
国づくりの最後の工程,湿紙の乾燥では,薄い湿紙を乾燥板や三角乾燥機に刷毛で付ける とき,少しでも風が吹くと湿紙どうしが重なったりしわになったりします。そのため,スチ ームの通った無風状態のところで1日中作業をします。滝のように流れる汗をふきながらの 仕事は,本当に大変です。
また,仕事のほとんどは水仕事で,特に冬場は大変つらい作業が続きます。昔から「寒漉 きの紙」といって,冬場に漉かれた紙は質が良いと言われてきました。五箇の冬はきびしく,
紙を漉く船には氷の張っている朝が何日も続きます。誰もが両手を真っ赤にはらして紙を漉 きます。一枚漉いて指の感覚がなくなると,また温めて1減ずつ漉いていきます。
資料⑩ 越前和紙の種類
■越前和紙にはどんな種類があるでしょう。
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