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設計の前提条件

ドキュメント内 犬山市都市美化センター (ページ 31-35)

第2章 基幹的設備改良工事

2.4 設計の前提条件

1) 設計方針

基幹的設備改良工事を実施するに当たっては、周辺環境との調和を図り、地元区と 協定している東山クリーンセンター公害防止条件を厳守するとともに、施設の運営管 理の効率性等を図るため、次の事項に留意する。

(1) 周辺環境に対する配慮

設備はできる限り工場棟内におさめ、タービン棟の外観は材質や色彩等を考慮 して、周囲との調和を図る。

建物は、現施設及び北信濃の風士と歴史に調和し、周囲の景観と違和感のない よう配慮した外観デザインとする

(2)タービン棟のコンパクト化

タービン棟が周辺環境へ与える圧迫感を軽減するため、高さを低くするなどで きるだけコンパクト化に努める。

(3) 災害に対する安全性

労働安全衛生法、建築基準法、消防法等の関係法令に準拠するとともに、災害 要因(特に地震、火災、台風)に対する安全に十分留意する。

(4) 公害防止

公害防止関係法令を遵守するとともに、周辺環境に悪影響を与えないための必 要な措置を講じて、工場周辺住民から苦情の出ないよう十分配慮する。

(5) ごみ処理の安定性

年間を通じ季節、気候、昼夜の別なく、支障なく運転稼働できる施設とする。

(6) 運営管理の効率性

工場は、必要最小限の人員で運営管理できるようにする。

プラント操業及び建築設備運転は、中央集中管理方式とし、出来るだけ自動化を はかる。

(7) 運転管理の信頼性

プラント設備及び建築設備は信頼性の高い設備とする。

計装・制御設備に対しては外乱による機能の毀損防止を考慮した信頼性の高い設 備とする。

(8) 運転管理等の安全性

運転管理上の安全確保(保守の容易性、作業の安全性、各種保安装置の設置等) 及び見学者の安全確保には十分留意する。

(9) 経済性

全体的に、初期コスト及び運転維持管理コストの両面からみて、経済効率の高い 施設とする。

- 26 - (10) 作業環境

関係法令に準拠して安全・衛生設備を完備するとともに、作業環境を良好な状態 にに保つよう換気、騒音・振動防止、粉じんの飛散防止、必要な照度の確保及び適 切なスペースの確保に心がける。

また、作業中のダイオキシン類濃度は、「ダイオキシン類による健康障害防止の ための対策要綱」(環境省)に定められている管理濃度である2.5pg‐TEQ/㎥以下と する。

各種設備の音源による騒音は、下表を目途とする。

「各室騒音基準値」

(11) 省資源・省エネルギー

できるだけ消費エネルギーの低減及び省資源化を図るとともに、工場より発生 する熱エネルギーの有効利用に努める。

(12) 設備更新

将来におけるプラント等の更新を考慮して、タービン棟を計画する。

(13) 維持管理の容易性

タービン棟はプラント等設備機器の取替・補修が容易となるよう考慮して、機 器配置及び機材搬入動線等を計画する。

(14) 施設見学者への対応

国内外の施設見学者への対応として、見学者動線に十分配慮する。

(15) 寒冷地対策

寒冷地に立地するため、寒冷地対策を施すこと。

2) プラント主要諸元 (1) 炉の種類

全連続燃焼式火格子焼却炉(ボイラ付) (2) 炉の規模

130t/日(65トン/日・炉× 2 基) (3) 炉の数

2基

(4) 基幹的設備改良工事プラントシステム

「図5 基幹的設備改良工事のプラントシステムフロー」を参照のこと。

室 名 騒音基準値 一般居室 PNC45 職員控室 PNC40

- 27 - 3) 設計対象人員

居室面積、給排水設備等の規模・容量の算定は、下表「設計対象人員」を参考 とする。

「設計対象人員」

区 分 人員

工場長 1名

工場長補佐 1名

管理係

管理係長 1名

管理係 3名

業務第一係

業務第一係長 1名

電気主任技術者 1名

ボイラタービン主任技術者(代務者) 1名 運転操作職員 3名×4班=12名 12名

合 計 21名

4) ごみの搬入 (1) 搬入経路

「図8 タービン棟配置計画図及びごみ・灰搬出入経路」参照 (2) 搬入量及び搬入台数

① 搬入量 平均 70トン/日、最大 100トン/日(週6日平均)

② 搬入台数 約65台/日

5) 焼却灰等の搬出 (1) 搬出経路

「図8 タービン棟配置計画図及びごみ・灰搬出入経路」参照

(2) 搬出量及び搬出台数

①搬出量 約7 t/日(週 6日平均)

②搬出台数 約7 台/週(6 t車)

6) 車両の最大仕様(参考)

車両の最大仕様は下表「車両の最大仕様」による。

「車両の最大仕様」

全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) 総重量(kg) 軸距離(mm) 最小回転半径(mm) ごみ搬入車 8,400 2,500 3,400 20,000 4,500 6,000

灰搬出車 6,000 2 300 2,700 8,000 2,500 5 200

- 28 - 7) 配置計画

(1) タービン棟等施設配置計画

タービン棟の配置に当たっては、以下の各項によるほか、「図8 タービン棟配置計 画図及びごみ・灰搬出入経路」を基本とする。

タービン棟に付属する施設は、清掃車の動線計画に支障のないよう、かつ、利便性 を考慮して配置する。

(2) 外構

① 構内道路

タービン棟外周に、構内の必要箇所に出入できる道路を設ける。この際、駐車場 及び市道等との関係を考慮し利便性・安全性を考え計画する。

② 駐車場

空地を有効に活用し、タービン棟との動線を考えた駐車スペースを配置する。

③ 囲障

敷地周囲の必要箇所に囲障を設ける。

④ 構内緑地

タービン棟の外周部に、緑地を設ける。

8) ユーティリティ条件 (1)上水道

① 取水可能量 135㎥/日

既存設備を利用し、必要に応じ改修する。

本管管径 既存施設に同じ

(2) 下水道(分流式)

① 汚水排水

ア.排水可能量 40㎥/日

イ.排水接続位置 既存設備を利用し、必要に応じ改修する。

(3) ガス

① ガスの種類 プロパンガス (4)電力

① 受電電圧 6,60O V(引込済)

既存設備を利用し、必要に応じ改修する。

(5)電話

① 回線数 3回線(引込済)

既存設備を利用し、必要に応じ改修する。

- 29 - 9) 余熱利用の現状

ごみの焼却熱は、ボイラ設備で回収し、場内プラント・建築関係での利用と場外 の工場搬入路の融雪対策及び農村環境改善センター給湯用として使用している。

給熱先

①場内建築関係 ア. 工場棟給湯 イ. 工場棟暖房 ウ. 工場棟冷房

エ. 構内搬入路(プラットホーム全面を含む)融雪

③場外

○農村環境改善センター給湯

○搬入道路融雪

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