第2章 基幹的設備改良工事
3. 灰処理設備
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⑤ 中央制御室及び現場から遠隔で変速操作が行えること。
⑥ ロードリミッタ動作の警報を中央制御室に表示する。
3.3 スプレッダ
装置全体が経年劣化しているため、更新する。駆動装置に高効率モータを採用し、省エネ化 を図る。
(1) 数量 2基(1炉1基)
(2) 設計基準
灰ピットへ焼却灰が適切に落下及び分散ができる装置とすること。
3.4 飛灰処理装置
本装置は、飛灰に薬剤を添加し、混練処理することにより、飛灰に含まれる重金属等を安定 化させるためのもので、飛灰貯槽、薬剤添加混練処理装置等から構成される。
定量フィーダ、飛灰混練機及び飛灰処理コンベヤは、電動機を高効率式に更新し、省エネ化 を図る。なお、飛灰混練機は型式を現在のパン式からより混練効率が良く、灰の飛散が少ない 形式(例えばパドル式等)に変更する。
また、液体キレート希釈槽は、経年劣化により単純更新する。
1) 定量フィーダ【更新】
飛灰貯槽からの定量切り出し装置である。
(1)形式 テーブルフィーダ式 (2)数量 2 基
(3)主要項目(1 基につき)
① 切出容量 400kg/h (4)整備範囲
① 装置本体 2 基【更新】
② シュート 2 基分【更新】
(5) 設計基準
① 飛灰貯槽の各レベルの間にて、定量フィーダの切出し量を調整する。HレベルとMレベ ルの間は高速運転、MレベルとLレベル間は低速運転の2段階運転を貯留量に応じて制 御する。
② 消費電力削減のため、電動機には高効率型(JIS C4212)を採用すること。
③ 定量フィーダは、閉塞しにくい形式のものを選定する。また、灰による閉塞が生じた 場合においても、灰の供給を停止し、復旧作業が容易にできる構造とすること。
- 50 - 2) 飛灰混練機【更新】
処理物を連続して、成型するためのものである。
(1) 数量 2 基 (2) 主要項目(1 基につき)
① 処理量 400kg/h (3)整備範囲
① 装置本体 2 基【更新】
② シュート 2 基分【更新】
(4) 設計基準
① 混練機の更新に当たっては、薬剤と完全に混錬され、粉塵の発生により作業環境が悪 化しない構造の装置とすること。
また、灰固化物を最終処分場へ搬入する際にも、灰の飛散がない形式の装置とする こと。
② 装置の腐食しやすい部分は、ステンレス鋼等を採用するなど材質を考慮したものとす るともに、灰が固く付着しやすい部分については、清掃が簡単に行えるようにする こと。
③ 消費電力削減のため、電動機には高効率型(JIS C4212)を採用すること。
3) 飛灰処理コンベヤ【更新】
飛灰混練機にて成型処理された固形物をピットへ養生しながら移送するコンベヤである。
(1) 数量 1 台 (2)主要項目(1 基につき)
① 処理量 1100kg/h(2 系同時運転時)
(3)整備範囲
① 装置本体 2基【更新】
② 排出シュート、カバー 1 式【更新】
③ 支持架台及び据付けボルト類 1 式【更新】
(4) 設計基準
① コンベアからの灰の飛散がない密閉された構造とすると
に、内部にローラー等の可動部分がある場合には、点検、整備が容易な構造とすること。
② 消費電力削減のため、電動機には高効率型(JIS C4212)を採用すること。
- 51 - 4) 液体キレート貯槽【更新】
(1)数量 1 槽 (2) 主要項目(1 基につき)
容量 2.1m3 以上(有効)
(3) 整備範囲
① 貯槽本体 1基【更新】
② レベル計(下々限,下限,上限) 1式【更新】
③ 液面計(透過式目盛付) 1式【更新】
④ マンホール 1式【更新】
(4) 設計基準
① 経年劣化により更新する。
② 貯槽本体の材質は、液体キレート等により経年劣化しない材質とすること。