第4章 設計・施工監理
4.4 施工監理
(1) 施工要領
① 改良工事の基本条件
本改良工事は、設計図書及び組合が承諾した実施設計図書に基づき施工する。ただし、工 事の施工が設計図書に適合しない場合は、実施設計の承諾後であっても、請負者の貴任にお いて改造しなければならない。この場合、請負金額の増額は行わない。ただし、建築工事に ついては、プラントの性能及び機能を確保する上で関わりのない部分においては、工事の施 工が設計図書に適合し設計及び施工上のかしがない場合は、この限りではない。
なお、実施設計についてその一部を先行して承諾したときは、その範囲内に限り請負者の 責任において工事を施工することができる。
別途工事及び関連工事との施工上の調整に当たっては全面的に協力する。
② 施工図等の提出
本改良工事の施工に当たっては、事前に仕様書、製作図、施工図、計算書、施工要領書、
検討書等を提出し、組合の承諾を得てから工事に着手する。
なお、提出部数は各3部とする。
③ 施工計画
④ 建築設備工事の施工業者の選定
建築設備工事の施工業者は、設計図書の区分により、組合組織市町村競争入札参加有資格 者名簿の内地元業者の中から選定する。
⑤ 工事責任者の選任及び常駐
本工事の施工にあたり施工業者の社員の中から担当責任者(工種別)を選任し、現場に常 駐させる。
⑥ 提出書類
工事着手届等の提出書類は監督員の指示に基づき作成する。
⑦ 工事記録書の提出
工事記録書は、監督員の指示に基づき作成し、その製本の提出部数は5部とする。
⑧ 工事記録写真の提出
工事記録写真は、監督員の指導に基づき作成し、提出部数は1部とする。
⑨ 日報及び月報の提出
工事期間中の日報及び月報を作成し提出する。(工事関係車両台数、作業員総数の集計も 含む。)
⑩ 建設廃棄物の処分
本改良工事で発生する廃棄物の処分は、「廃棄物の処理および清掃に関する法律-昭和45 年法律第137号-」及び平成2年4月に厚生省が策定した「建設廃棄物処理ガイドラインのマニ フェストシステム」に基づき、請負者の責任において処分する。また、「再生資源の利用の 促進に関する法律―平成3年10月25日施行」に基づき、建設廃棄物の再生利用に努める。
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⑪ 工事条件 ア. 工事用地
工事用地は「図8 タービン棟配置計画図」による。
資材置場等については、既設工場敷地及び近接地域内の借用地とし、条件等については、
地主との協議に協力する。
なお、使用料は組合用地は無償貸与とし、借用地については借用料を支払う。工事用地 及び資材置場等につては、整地を行い、必要な仮設道路等を設置する。
イ. 地中障害物
地中障害物は工事所掌とする。
ウ. 残士処分
切り土及び根切り土の内、埋戻し土として使用しない残士は自由処分する。
エ. 工事用車両の搬出入経路
工事用車両の工事用地への出入は、現在のごみ搬入道路を併用とするが、既設工場の運 転に支障のないようにする。なお、工事用車両の待機は用地内で行い、周辺道路に駐停車 してはならない。
オ. 仮設物
イ) 必要により工事用地の周辺に仮囲いを設ける。
ロ) 組合と協議の上用地内の適切な場所に監督員事務所を設ける。
カ. 施工方法及び建設公害対策
イ) 地質調査資料、その他関係資料を入念に検討の上、必要に応じて適切な処置を行う。
ロ) 工事用地に接する搬入道路や市道及び近接する建物等へ支障のないよう留意する。また、
既設建物側に対する土留等については、十分な強度のものを設置 する。
ハ) 場内のほこりの発生を防止するため適時散水を行う。
キ. 安全・保守
工事用車両の出入口には必要により交通整理員等を配置して車両の誘導を行い、一般車 両及びごみ搬入車の安全を図る。
ク. 作業日及び作業時間
イ) 夜間及び休日の工事は、騒音、振動を発生するおそれの少ない作業及び止むを得ない作 業を除き、極力避けるものとする。
ロ) 作業時間については午前8時から午後6時までとする。
ハ) 前2項について緊急作業、中断が困難な作業・交通規制上止むを得ない作業、並びに騒 音、振動を発生するおそれの少ない作業については適用しない。
- 92 - ケ. 他請負者との協調
別途施工される工事がある場合は、他工事の請負者と必要により現場管理組織をつくり 相互協力して現場管理を行う。
また、工事上の取合いが生じた場合は、相互協調して工事進行に支障のないようにする。
コ. 施工管理
建設工事に伴い近接構造物に及ぼす影響を正確に判断する資料を得るため必要に応じ て計測管理を行う。
(2) 施工範囲
① 建築工事関係(建築機械設備及び建築電気設備を含む)
「表4 基幹的設備改良工事実施設計図書一覧表」の範囲とする。なお、本改良工事の施工
範囲は、下記のとおりとする。ア. 上水の引き込み配管は、本改良工事所掌とする。
イ. 汚水の排水管は、本改良工事所掌とする。
ウ. 利用しない雨水の排水溝は組合が指定する下流水路まで本改良工事とする。
エ. 湧水の引き込み配管は、湧水場所から雑用水受水槽までとする。
オ. 外構工事の外灯及び動力設備配管並びに配線は、「第6章 建築電気設備工事 第7節 そ の他設備」による。
カ. 外構工事の管理設備は、「建築電気設備工事 使用量管理設備」による。
キ. 農村環境改善センターへの給湯配管の変更がある場合は工事所掌とする。
②プラント工事関係
「表4 基幹的設備改良工事実施設計図書一覧表」の範囲とする。
タービン棟電線の配線は、工事所掌とする。
(3) 材料検査
工事に使用する材料の検査は次のとおり行う。
① 検査
監督員が指示する材料の検査は、監督員立会いのうえ行う。ただし、請負者の提出する検査・
試験成績書をもって代えることができる。
② 検査の実施
検査は、請負者が材料検査願を提出し、監督員の承諾を得た後に実施する。
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図 9 タービン棟敷地
旧
( 杭 が 残 っ て い る
。 )
タービン棟
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図 10 既存ユーティリティー図
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表4 基幹的設備改良工事実施設計図書一覧表
1. タービン棟等建築工事関係
(1) 建築意匠設計図 5部(内縮印版 3部) (2) 建築構造設計図 5部(内縮印版 3部) (3) 電気設備設計図 5部(内縮印版 3部) (4) 機械設備設計図 5部(内縮印版 3部) (5) 電話設備設計図 5部(内縮印版 3部) (6) 外構設計図 5部(内縮印版 3部)
(7) パース 2部(異なる2視点から各1葉) (8) 各工事計算書 3部
(9) 各工事仕様書 3部 (10) 契約金額内訳書 3部 (11) 原図 1部
(提出範囲は上記(1)~(7)とし、第2原図も可。また、縮印版も含む)
2. プラント工事関係
(1) 工事仕様書 3部 (2) 設計図 5部 (3) 計算書 3部 (4) 契約金額内訳書 3部 (5) 建設工事工程表 3部
(6) 原図 1部
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