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かし担保保証

ドキュメント内 犬山市都市美化センター (ページ 113-121)

第5章 試運転・引渡し

5.10 かし担保保証

設計、施工及び材質ならびに構造上の欠陥によるすべての破損及び故障等は受注者の負担にて 速やかに補修、改造、改善または取替を行わなければならない。

本施設は性能発注(設計・施工一体型契約)という発注方法を採用しているため、受注者は施工の かしに加えて設計のかしについても担保する責任を負う。

かしの改善等に関しては、かし担保期間を定め、この期間内に性能、機能、耐用等に関して疑 義が発生した場合、発注者は受注者に対しかし改善を要求できる。

かしの有無については適時かし検査を行い、その結果を基に判定するものとする。

1. 設計のかし担保

(1) 本工事の設計に係るかし担保期間は、全成果物の引渡し終了日から15年間とする。

この期間内に発生した設計のかしは、設計図書に記載した施設の性能及び機能、主要装置 の耐用に対して、すべて受注者の責任において、改善等すること。なお、設計図書とは、

第4章に規定する実施設計図書、施工承諾申請図書、工事関連図書、完成図書並びに発注仕 様書(発注仕様書等に関する質問、回答を含む)とする。

(2) 引渡後、施設の性能及び機能、装置の耐用について疑義が生じた場合は、発注者と受注者と の協議のもとに受注者が作成する性能確認試験要領書に基づき、両者が合意した時期に実施 するものとする。このかしの判定に要する費用は、受託者の負担とする。

(3) 性能確認試験の結果、受注者のかしに起因し所定の性能及び機能を満足できなかった場 合は、受注者の責任において速やかに改善すること。

(4) 見積設計図書(基本設計図書)、実施設計図書、竣工図書等に記載した施設の性能ならびに 機能は、すべて受注者の責任において保証されること。

(5) 設計図書及び実施設計図書に記載した施設の性能及び機能は、すべて請負者の責任において 保証する。

2. 施工のかし担保

(1) かし担保期間

① 建築工事関係(建築機械設備・建築電気設備含む) 引渡し後2年間とする。

② プラントエ事

引渡し後3年間とする。ただし、可動部分、耐火部分、煙突構造物は2年間とする。

ア) 可動部分とは、プラントを構成する各要素のうち、そのもの本来の機能を発揮さ せるために、機械的に連続して駆動する機構を有するものをいう。

イ) 耐火部分とは、焼却炉及びボイラの耐火物、各種ストーカ及び炉内点検設備を いう。

ウ) 煙突構造物とは、ノズル部ライニング以外のものをいう。

- 108 - (2) 修補

① かし担保期間中に生じたかし(職員等の運転取扱いの不備、過失、天災事変等不測の事故 によるものは除く。) 及び発注者が使用上適さないと判断したものについては、受注者が 無償で修補する。

また、かし判定に要する経費は、受注者の負担とする。

なお、修補に際しては手直し要領書を作成し、確認を得た後実施する。

修補後の機器等は全体計画の設計方針を遵守する。

③ かし担保の判定基準及び修補の方法

築炉、火格子部品等のかし担保の判定基準及び修補の方法は、下記「

基幹的設備改良

工事のかし担保並びに修補の方法」

を基準とする。

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基幹的設備改良工事のかし担保並びに修補の方法」

(1/2) かし担保基準並びに修補の方法を規定し例示する。なお、例示した設備以外にも 同様に準用する

1. 築 炉

(1) かし判定基準

引渡し後2年以内において

① 耐火レンガ壁内面の摩耗、剥離、化学的浸食等による損耗量が当初基準面(完 成時)より50mmを超えた場合。

② 耐火レンガ壁の一部のずね(せり出し、陥没)が当初基準面と50mm以上の差が 出た場合。

③ 運転上支障がある事態が発生した場合。

④ 構造・施工上の欠陥が発見された場合。

(2) 修 補

上記の基準によりかしと判定された場合(1)の各項に対し、組合の指定する時期 に修補する。

① (1)-①、②の場合、当初基準面と平滑な面になるよう積みなおす。

② (1)-③、④の場合、状況により、その後の安定した運転が確保できるよう修補 する。

なお、築炉完工時及び乾燥だき終了時に築炉部主要計測データ(スケッチ、写 真等を含む。)を提出する。

2. 火格子部品(火格子枠、火格子片) (1) かし判定基準

引渡し後、 2年以内において、火格子部品の腐食、摩耗、焼損、破損等による 重量の減少量が当初測定重量に対し、1年目10%以下、 2年目12%以下であること。

なお、火格子部品は、 1年以内に設置場所を移動させてはならない。

(2) 修 補

上記の基準により、かしと判定された場合には、指定する時期に、すべて新品 と交換する。

なお、ストーカ完工時、監督員が指定する範囲における火格子部品の重量計測 データを提出する。

3.クレーンバケット(ごみ) (1) かし判定基準

引渡し後2年以内において。

① 下記に例示する主要部品に亀裂、破損、脱落、曲り、摩耗等が発生し、著しく 機能が損なわれた場合。

主要部品

爪、シェル、軸、ブッシュ、支持金具、オイルタンク、油圧シリンダ、

油圧ポンプ、油圧バルブロック、ケーブルコンセント、ケーブルリール

② その他運転上支障のある事態が発生した場合。

(2) 修 補

上記の基準により、かしと判定された場合には、修補又は新品と交換する。

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(2/2) 4. ボイラ設備(ボイラ本体)

(1) かし判定基準

引渡し後3年以内において。

① 性能に著しい低下が認められた場合。

② 外観上異常磨耗、変形、漏れ、亀裂が認められた場合。

⑧ その他運転上支障ある事態が発生した場合。

(2) 修補

上記の基準により、かしと判定された場合には、状況により部分修補、全体修補、

交換等の措置をとる。

5. 集じん設備 (1) かし判定基準

引渡し後3年以内において。

① 性能に著しい低下が認められた場合。

② バグフィルタに破損、損傷及び適正なケーキ層が保持できない事態が発生した 場合。

③ 外観上に変形、亀裂等が認められた場合。

④ その他運転上支障ある事態が発生した場合。

(3) 修補

上記の基準により、かしと判定された場合には、状況により部分修補、全体修補、

交換等の措置をとる。

6. 煙突ノズル (1)かし判定基準

引渡し後3年以内において(3年目には請負者の負担でゴンドラ等を設置して内部 状況を確認する。)

① ライニングの表面が剥離、脱落、摩耗しラスが露出した場合。

② 亀裂がラスに達した場合。

③ その他使用上支障ある事態が発生した場合。

(2) 修補

上記の基準によりかしと判定された場合には、状況により部分修補又は全面 再ライニング修補する。

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3. かし担保保証期間における性能確認

かし担保の期限前に発注者と協議のうえ、本設計仕様書に記載された性能保証事項に基づく性 能を確認するため、「かし判定試験」を行う。

かし判定試験は、施工上のかし担保期間において1年目、2年目、3年目に受注者の負担にて実 施する。

その際、指定の性能が発揮されなかった場合には、受注者の責任において、その原因を調査・

究明し、その改善・対策を図り、指定の性能を満足するように受注者の責任において処理する。

ただし、運転管理上の不具合及び経年劣化及び台風、洪水、地震、落雷等の自然現象、火災そ の他、受注者の責任所掌外の不可抗力的事態に起因するものは対象外とする。

また、かし担保期間が過ぎて運転及び作業環境に支障のある重大な欠陥が発見された場合には、

受注者の責任において、全て受注者の負担として早急に対応すること。

なお、台風、洪水、地震、落雷等の自然現象、火災、海陸交通の途絶、その他、受注者の責 任所掌外の不可抗力的事態が発生し、プラントの納期、その他の契約内容の変更が必要な場合 は、受注者は発注者と協議をし、その対策方法を協議すること。この場合の対策方法及び経費 は発注者の負担とする。

4. かし担保期間中の定期点検整備等の経費分担

引渡し後、かし担保期間中に年一回実施する定期点検整備における経費の分担は、下記の通り とする。

(ア) 発注者の負担とするもの

法定点検の事務手続きに伴う費用 (イ)以外のものは受注者の負担とする。

5. 建築工事における施工上のかし担保(建築機械設備、建築電気設備を含む)

引渡し後2年間とするが、事前にかし担保期間完了検査を実施し、異常のないことを確認するこ と。

ただし、防水工事等については下記のとおりとし、保証書を提出すること。

A) アスファルト防水

① コンクリート(モルタル)保護アスファルト防水 10年 保証

② 断熱アスファルト防水 10年 保証

③ 露出アスファルト防水 10年 保証 B) 塗膜防水 5 年 保証 C) 塗布防水 5 年 保証 D) 合成高分子ルーフィング防水 5 年 保証 E) 仕上塗材吹き付け 5 年 保証 F) シーリング材 5 年 保証

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5.12 試運転及び運転指導・教育

1. 試運転

1) 工事完了後、工期内に試運転を行うものとする。この期間は無負荷運転、負荷運転、性能試 験、引渡し性能試験結果の確認を行うに必要な期間とすること。

2) 試運転は、受注者が発注者とあらかじめ協議の上作成した「試運転実施要領書」に基づき、

発注者と受注者の協議の上で行うこと。

3) 試運転の実施において支障が生じた場合は、発注者が現場の状況を判断し指示する。

受注者は、試運転期間中の運転記録を作成し提出すること。

4) この期間中に行われる調整及び点検は、発注者の立ち会いを要し、発見された補修箇所及び 物件については、その原因及び補修内容を発注者に報告しなければならない。

なお、補修に際して、受注者はあらかじめ「補修実施要領書」を作成し、発注者の承 諾を 得るものとすること。

2. 運転指導・教育

1) 受注者は本施設に配置される職員に対し、施設を円滑に操業するため、機器の運転、管理及 び取扱について、「教育指導計画書」に基づき、必要にして十分な教育と指導を行う。なお、

教育指導計画書等は、あらかじめ受注者が作成し、発注者の承諾を受ける。

2) 運転指導は、試運転期間中に行うものとすること。なお、運転指導期間以外であっても教育 指導を行う必要が生じた場合、または教育指導を行うことがより効果が上がると判断される 場合には、発注者と協議の上実施するものとすること。

5.12 試運転及び運転指導に係る経費

引渡し性能試験等の電気、ガス、水道等に必要な経費は発注者の負担とする。

ただし、薬品、その他の試運転に要する費用は受注者の負担とする。

5.13 正式引渡し

工事竣工後、本施設を正式引渡しするものとする。

工事竣工とは、工事範囲の工事をすべて完了し、引渡し性能試験により所定の性能が確認され ると共にCO2削減の検証試験に合格した後、契約書に規定する竣工検査を受け、これに合格した後、

正式引渡しを受けるものとする。

なお、本仕様書に定める各工事の完了にあたり、受注者は当該工事の動作確認及び性能確認を 行い、発注者に結果を報告すること。その報告を受け、当該工事の完成検査を行うこと。

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