第4章 被災者の保護・救護のための活動
第5節 被服寝具その他生活必需品給与
- 263 -
- 264 - から調達確保し給与又は貸与を実施する。
(3)県における給与又は貸与の実施
市町村のみでは被服寝具その他の生活必需品の給与又は貸与が困難と判断される場合は、県 は以下の措置をとる。
イ 所要品目、量、運搬ルート等の情報管理
支援物資部支援物資班は、被服寝具その他の生活必需品の給与又は貸与に関する情報を集 約し、必要に応じて関係課に協力を求める
とともにその進行管理を行う。
なお、情報の集約に当たっては、自衛隊、消防、避難所、ボランティア、運送業者等と連 携して被災者のニーズを迅速に把握するよう努めるとともに、集約した情報は関係機関で共 有する。
ロ 給与又は貸与
(イ)備蓄物資による給与又は貸与
地区災害対策本部支援物資班が、備蓄している物資により実施する。
(ロ)(イ)以外の物資の給与又は貸与
以下により実施するものとし、必要に応じて第4章第13節に定める義援物資の受け入 れ及び日本赤十字社又は民間団体が行う支援との調整を図る。
① 流通在庫による給与又は貸与
県があらかじめ流通業者と締結した協定等に基づき、支援物資部支援物資班が実施す る。
② 県内市町村、九州・山口各県、他都道府県への応援要請
「第2章第8節 広域的な応援要請」に準ずる。
ハ 給与又は貸与の体制(集積・輸送・交付)
救助物資の給与又は貸与活動は、おおむね次の基準により実施する。
(イ)支援物資部支援物資班、通信・輸送部輸送・調整班
① 救助物資の給与又は貸与活動の総合的な連絡調整及び指導を行うこと。
② 救助物資の配分及び輸送に関すること。
③ 備蓄救助物資の放出と物資集積場(輸送計画による場所)までの輸送を行うこと。
④ 調達した物資の物資集積場までの輸送を行うこと。
(ロ)地区災害対策本部被災者救援班・支援物資班、通信・輸送班
① 指示に基づく不足物資の調達を行うこと。
② 救助物資の配分及び輸送に関すること。
③ 備蓄救助物資の放出、所管物資調達地における救助物資の調達及び物資集積場までの 輸送を行うこと。
④ 所管町村の要請により、救援物資の給与及び貸与について支援を行うこと。
3 災害救助法が適用された場合の措置
(1)実施体制
イ 災害救助法が適用された場合、地区災害対策本部は市町村と連携して、被災者に対する給 与又は貸与の必要品目及び必要量を把握し、福祉保健部地域福祉推進室に情報提供する。
ロ 福祉保健部地域福祉推進室は、2(2)に基づく給与又は貸与を実施する。
(2)給与又は貸与の基準
救助物資の給与又は貸与の基準は、おおむね次のとおりとする。
イ 給与又は貸与の対象者
(イ)災害により住家に被害を受けた者(住家の被害は全壊、全焼、流失、半壊、半焼及び床 上浸水をいう。)
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(ロ)被服、寝具、その他生活上必要な最小限度の家財をそう失した者
(ハ)被服、寝具、その他生活必需物資がないため、直ちに日常生活を営むことが困難な者 ロ 給与又は貸与品目
(イ)被服、寝具及び身の回り品
洋服、作業着、下着、毛布、布団、タオル、靴下、サンダル、傘等
(ロ)日用品
石けん、歯みがき、ティッシュペーパー、トイレットペーパー等
(ハ)炊事用具及び食器
炊飯器、鍋、包丁、ガス器具、茶碗、皿、箸等
(ニ)光熱材料
マッチ、プロパンガス等 ハ 給与物資の配分基準
それぞれの物資の価格に応じて定めるものとする。
ニ 給与又は貸与の限度額
1 世帯あたりの救助物資の給与又は貸与額は、内閣総理大臣が定める基準の範囲内とする。
ホ 給与又は貸与の期限
特別な事情のない限り災害発生の日から 10 日以内に給与又は貸与を終るものとする。
4 その他災害時の救助物資の給与又は貸与
災害救助法の適用を受けない災害の発生時においては、おおむね次の基準により被災者に対し 救助物資を給与する。
(1)給与の対象者
災害により住家が全壊、全焼、流失、半壊、半焼及び床上浸水の被害を受けた者
(2)給与実施基準
イの災害を受けた世帯が市町村の人口に応じて、次の数に達する場合とする。
(3)給与の限度額
「災害救助法による救助の程度、方法及び期間並びに実費弁償の基準」(平成 25 年度内閣府 告示第 228 号)第 1 章第 4 条 3 のイ及び口に定める支出できる費用の範囲内とする。
(4)その他必要な事項は、災害救助法の規定による救助物資の給与又は貸与の基準に準ずる。
5 市町村が実施する救助物資の給与又は貸与
市町村が実施する救助物資の給与又は貸与は、市町村地域防災計画に定めるところにより実施 するが、特に災害救助法の規定による救助物資の給与又は貸与については、市町村長は知事の委 任に基づき次の活動を行うものとする。
(1)知事の示す基準に従い、救助物資を被災者に給与又は貸与すること。
(2)交通途絶等特別な事情のため、知事において救助物資を輸送することができない場合は、知 事の指示する範囲で被災者に救助物資を給与又は貸与すること。
6 その他の防災関係機関が実施する救助物資の給与又は貸与 市 町 村 の 人 口
1 5 , 0 0 0 人
未 満
1 5 , 0 0 0 人 以 上 3 0 , 0 0 0 人 未 満
3 0 , 0 0 0 人 以 上 5 0 , 0 0 0 人 未 満
5 0 , 0 0 0 人 以 上 1 0 0 , 0 0 0 人 未 満
1 0 0 , 0 0 0 人 以 上
備 考
被 災 世 帯 10 17 20 26 33 被災市町村の実情により 世帯数の増減を行うこと ができる。
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(1)日本赤十字社大分県支部は、その保管する救援物資を被災者に対して配付するものとする。
イ 保管場所
大分市千代町 2 丁目 3 番 31 号 日本赤十字社大分県支部倉庫 ロ 対象者
(イ)災害により住家が全壊、全焼、流失、半壊、半焼及び床上浸水等の被害を受けた被災者
(ロ)避難所に避難した被災者 ハ 保管品名
毛布、タオル、タオルケット(夏期)、バスタオル、緊急セット、ブルーシート
(2)陸上自衛隊は、知事の要請に基づき、その保管し、管理する次の救助物資を緊急事態の場合、
被災者に貸与し、知事による救助物資の給与又は貸与が実施されるまでの間の被災者の保護を 図るものとする。
寝具(毛布) 外衣(作業服上下)
(3)その他の防災関係機関においても、当該機関が保管し、管理する救助物資を積極的に放出し て県又は市町村が実施する被災者の保護に協力するものとする。
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