第9節 火災予防計画
3 老朽ため池
農業用施設及び公共施設の災害を未然に防止し、国土保全に資するため、管理、点検 の一層の強化を図る中で、老朽化が著しく、緊急に整備を要する老朽ため池については、
必要に応じて耐震構造とした設計で、ため池等整備事業、中山間地域総合整備事業、農 村振興総合整備事業、中山間地域総合農地防災事業、県単独土地改良事業等により整備 を行う。
4
愛媛県農村災害支援協議会との協働活動
農地・農業用施設等の大規模災害発生時には、迅速かつ的確な技術支援が求められて いることに鑑み、愛媛県農村災害支援協議会との協働活動により、農村災害復旧専門技 術者の育成や体制づくり等を推進する。
第2章第 15 節 公共土木施設等の保安計画
第2 章 災害 予防 計画
第6
防災上重要な施設
庁舎、病院、学校、社会福祉施設等のうち、特に災害時に情報伝達、避難誘導及び救助等の 防災業務の中心となる公共建築物の耐震性の向上を図り、倒壊防止とともに、自家発電設備等 の整備により、停電時でも利用可能なものとするよう努める。
1
医療救護施設の整備
在院患者の安全と医療救護機能を維持するために必要な病院施設の耐震化の促進を 図る。
2
社会福祉施設の整備
社会福祉施設の収容者等を地震災害から守るため施設の耐震化を図る。
3
学校等施設の整備
児童、生徒の生命の安全を確保するとともに、円滑な避難等の災害応急対策を実施す るため、学校等の施設の耐震化を図る。
4
不特定多数が利用する公的建物の整備
教養文化施設、集会施設、スポーツレクリエーション施設等不特定多数の者が利用す る公共施設の耐震化を図る。
5
庁舎、消防施設、警察施設等の整備
庁舎、消防施設、警察施設、緊急物資集積場所となることが予想される施設等災害対 策の拠点となる施設の耐震化を図る。
6
地域防災拠点施設
地域の防災活動を円滑に実施するため、また平常時には防災に関する広報・訓練を実 施するための拠点となる施設の整備を図る。
地震災害時に災害応急対策及び応急復旧工事の拠点として、自動車駐車場、交通広場 等オープンスペースの整備を図る。
第7
文化財施設
建築物及びその他の文化財並びに文化財が収蔵されている建築物(以下「文化財等」という。)
の地震時の安全性を確保するため、文化財の所有者、管理責任者又は管理団体は、必要な次の対 策を講じるものとし、教育委員会は、所有者等に対して適切な指導助言を行う。
○ 文化財等の補強工事
○ 日常の維持管理による部分的・応急的な補修
○ 安全な公開方法と避難方法・避難場所
○ 地震発生時における連絡体制、関係機関に対する通報体制
○ 安全性の確保された他の施設等への文化財の搬出と復旧のための支援体制
○ 地震発生後の火災発生に対する防火対策及び防災訓練
第2章第 15 節 公共土木施設等の保安計画
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章 災害 予防 計画
第16節 危険物施設等の保安計画
基本方針
危険物施設等(危険物施設・高圧ガス施設・毒物劇物施設・火薬類貯蔵施設)は、各施 設とも複雑多様化の傾向にある反面、貯蔵タンク及び施設の維持管理については合理化・
省力化が進んでいる。
地震動や液状化によりその施設が損傷すると、飛散、漏えい、爆発、火災等により、付 近住民のみならず広範囲にわたる被害をもたらすおそれがある。
このため、これらの施設に対する自主保安体制の充実・強化の指導により、保安対策と 防災教育の推進を図る。
なお、石油コンビナート等特別防災区域の危険物施設等については、石油コンビナート 等災害防止法に基づき、県が別に計画を定める。
主な担当 保健福祉部、消防部
第1
危険物施設
大規模地震発生時においては、地盤被害の影響によるタンクの不等沈下やスロッシング、配 管の損傷、プラントの損傷が予想され、状況によっては、二次災害の発生危険がある。
このため、危険物施設の現況を把握するとともに、法令上の基準の遵守、自主的な定期点検 等による維持管理の強化及び自主保安体制の確立、訓練等の充実を図る。
※ 危険物施設の現況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・資料〔2・18・1〕
1
保安の確保
危険物施設の関係者、防火管理者及び危険物保安監督者の健全な育成と安全管理の向 上を図るため、講習会等の保安教育を実施するとともに、必要に応じて関係事業者に保 安教育に関する計画を作成させ、災害時に備えた教育や訓練の実施を指導する。
危 険 物 施 設 等 の 保 安 計 画
火 薬 類 貯 蔵 施 設 毒 物 ・ 劇 物 施 設 高 圧 ガ ス 施 設
放 射 性 物 質 保 有 施 設 危 険 物 施 設 第2章第 16 節 危険物施設等の保安計画
第2 章 災害 予防 計画 施設・設備等については、保安検査、立入検査のみならず、あらゆる機会を通じて、
危険物の事故防止の観点から、法令上の技術基準への適合、自主的な日常点検等による 維持管理の強化について指導を行う。
2
自衛消防組織等の充実強化
施設及び災害の特殊性から、専門的知識を有する事業所員で構成した自衛消防組織の 確立と質的な充実、実効性のある訓練の励行及び事業所間の相互協力体制を確立する。
3
防災資機材等の整備
多様化する危険物に対応して、化学消防車等の整備を図り、消防力の強化に努めると ともに、事業所等においては危険物災害の拡大防止を図るために必要な応急資機材の整 備、備蓄に努めるよう指導する。
第2
高圧ガス施設
高圧ガス事業所に対して大規模地震発生時における保安体制の確立を図るほか、関係防災機 関と連携し、防災訓練等を実施する。
※ 高圧ガス製造事業所一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・資料〔2・18・2〕
※ 高圧ガス貯蔵事業所一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・資料〔2・18・3〕
第3
毒物・劇物施設
市は県と協力して、次により保安対策の強化を推進する。
1
毒物劇物営業者施設の現況等
毒物劇物の製造量及び貯蔵量を定期的に調査し、その実態を把握する。
※ 毒物劇物製造所一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・資料〔2・18・4〕
2
立入検査の実施
県は毒物劇物製造施設、市は毒物劇物販売及び業務上取扱施設について、毒物及び劇 物取締法(昭和 25 年法律第 303 号)に規定されている構造設備の基準に適合するよう、
立入検査の際に構造設備に係る指導を強化する。
3
応急対策教育の徹底
毒物劇物の営業者がそれぞれ自主的に作成している「危害防止規定」を遵守するよう 指導する。
4
保護具の設置
保健所に、毒物劇物用保護衣、防毒マスク等の保護具一式を設置して、地域で緊急事 態が発生した場合、ただちに、消防機関等に協力できる体制を確立するとともに、保健 所の毒物劇物監視員の定期的な実地訓練を行う。
第4
火薬類貯蔵施設
火薬類は、地震時の衝撃あるいは火災等により、災害発生の危険が極めて高いので、関係機 関との連絡体制を確立し、安全性について検討を加え、保安対策を強化する。
※ 火薬類貯蔵・取扱所一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・資料〔2・18・5〕
第2章第 16 節 危険物施設等の保安計画
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章 災害 予防 計画
1
保安の確保
県は、火薬類販売所、火薬庫に立入検査を実施し、火薬類の保管について法令上の 技術基準への適合、自主的な点検等について指導
火薬類販売業者は、従業員等に対する保安教育計画を定め忠実に実行
火薬庫の所有者等は、定期的に保安検査を受けるとともに、年2回以上の定期自主 検査を行い県に報告
火薬類製造事業者は、災害の発生防止のために定めた危害予防規定を遵守し、保安 を確保
第5
放射性物質保有施設(医療機関・研究施設等)
放射性同位元素等使用事業所での核燃料物質や放射性同位元素等を原因とする事故(放射線 災害)予防対策、応急対策及び事後対策は、他の法令等によるべき旨のない範囲で、核燃料物 質の使用施設の設置者及び放射性同位元素取扱事業者(放射性同位元素等による放射線障害の 防止に関する法律(昭和32年法律第167号)第17条に規定する放射性同位元素の使用者、販売業 者、賃貸業者及び廃棄事業者をいう。)等が、必要な対策(施設の防災対策、防災業務関係者 に対する教育、防災訓練等)を講じるよう努める。
防災関係機関及び放射性同位元素に係わる施設の設置者は、施設の耐震、不燃化対策と ともに、放射線防災に関する知識の普及、防災訓練の実施等各種予防対策を推進する。
第2章第 16 節 危険物施設等の保安計画
第17節 海上災害予防計画
基本方針
海上における災害を防止するため、国の機関並びに県、市及びその機関等は、災害予防 活動について、次の予防措置を実施する。
主な担当 都市整備部、消防部
第1
関係機関の活動
四国地方整備局松山港湾・空港整備事務所、松山海上保安部、県、警察機関、市(消防機関 を含む。)は、相互に連携を図りながら、次に掲げる災害予防活動を実施する。
1
関係機関の協力体制の確立
日頃から情報交換を密にするとともに、海上災害を想定した防災訓練・参加等を通じ て、機関相互に緊密な協力体制の確立に努める。