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初期消火

ドキュメント内 松山市地域防災計画 (ページ 42-48)

第9節 火災予防計画

2 初期消火

地震時においては、同時多発火災が予想され、家庭や事業所などで地域住民が行う初 期消火が極めて有効であることから、住民による初期消火能力を高めるための活動体制 を確立する。

(1)家庭、地域における初期消火体制の整備

 地域単位で自主防災組織の育成を図り、初期消火等に関する具体的な活動要領の作 成

 防火思想の普及徹底を図るため、組織づくりの推進、育成

 幼稚園児、保育園児、小学生及び中学生を対象とした防火教育の実施

(2)事業所における初期消火体制の整備

 事業所における自衛消防組織の育成強化

 従業員及び周辺住民の安全確保のため、初期消火等について具体的な対策マニュア ル等の作成

(3)地域ぐるみの防災訓練等の実施

 住民参加による地域ぐるみの防災訓練の実施と、初期消火に関する知識、技術の普 及

 家庭、自主防災組織及び事業所等の協力・連携強化と、地域における総合防災体制 の充実

第2

消防力(消火)の強化

地震発生時には、同時多発火災、交通障害、消防水利の破損等が想定されることから、現有 消防力を迅速かつ効果的に活用し、被害を最小限に軽減するため、消防計画を策定し、消防力 の充実強化に努める。

総合的な消防計画の策定

「消防組織法」(昭和 22 年法律第 226 号)に基づき、より実効性のある消防計画を策 定し、大規模地震発生時における消防活動計画を次のとおり定める。

(1)震災警防計画

震災時において、消防機関が迅速かつ効果的な警防活動を行うために、活動体制、活 動要領の基準を定める。

第2章第9節 火災予防計画

(2)火災警防計画

火災が発生し、又は発生するおそれがある場合における消防職団員の非常招集、出動 基準、警戒体制等について定める。

また、地震災害が発生した場合に、現有消防力を迅速かつ最大限に活用し、被害を最 小限に軽減するために総合的な警防計画を策定する。

(3)危険区域の火災防ぎょ計画

木造建築物や老朽構造物等の密集地域、消防水利の未整備等、火災の拡大が予想され る区域について火災防ぎょ計画を策定する。

消防力の強化

適正な消防力を確保するため、地域の特性や消防力の整備指針等に基づき消防施設、

装備及び人員の確保を図るとともに、消防力の機動化、防災情報機器の高度化を図り、

有事即応体制の確立を図る。

(1)消防施設等の整備

 消防局は、消防庁舎や施設設備、消防ポンプ自動車・救助工作車・水槽車等の消防 車両の維持更新・機能強化を図るとともに、通信指令をはじめとする高度防災情報 システムの整備を進める。また、救急業務の高度化を推進する。

 消防団は、小型動力ポンプ及び小型動力ポンプ付積載車を中心に整備するとともに、

ポンプ蔵置所の耐震化・高機能化を推進する。

 建築物の密集地域には、移動が可能な可搬式動力ポンプを重点的に整備する。

(2)消防団の育成

 消防団は、震災時には消防局と連携した活動を行うとともに、地域の実情に応じた 活動が期待される。今後とも、消防団員のさらなる確保に努め、組織の活性化対策 を積極的に推進する。

 災害活動能力のさらなる向上を目指し、実践的な教育訓練を実施する。

 消防団員による地域住民への防災指導を徹底する。

第3

消防水利の整備

震災時には、水道施設の被害や水圧の低下等により消火栓の使用が困難になり、防火水槽の 破損等も予想されるため、消火栓に偏らない計画的な水利配置を行うとともに、新設消防水利 の耐震化及び自然水利等の確保を図る。

耐震性貯水槽等の整備促進

火災の延焼拡大の危険性が高い地域や消防活動の困難な地域等を中心に、耐震性貯水 槽の整備を推進する。

自然水利等の確保

河川やプール等の自然水、常備貯水を活用した消防活動の展開に向け、自然水利等の 確保に努める。

第2章第9節 火災予防計画

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家庭及び事業所の貯留水の活用

家庭における風呂水、ビルの貯留水の活用等について啓発・指導する。

※ 消防水利の状況・・・・・・・・・・・・・・・・資料〔3・8・5〕

※ 耐震性貯水槽の整備状況・・・・・・・・・・・・資料〔3・8・6〕

第2章第9節 火災予防計画

第10節 市民生活の確保計画

基本方針

大規模地震災害時における住民の安全を確保するため、あらかじめ避難生活等も含めた 避難計画、避難所設置等の規定を作成する。生活物資、食料等の確保に向けた備蓄計画及 び医療救護、防疫体制等、災害時医療・保健に関する計画を策定するなど、事前の対策を 講ずる。

主な担当 保健福祉部、環境部、都市整備部、

教育委員会事務局部、公企管理部、消防部

第1

避難計画

安全かつ迅速な避難を実施するため、次のとおり避難計画を定める。

避難計画の作成にあたっては、津波が発生する場合としない場合などのケース別に、避難情 報等の確実な伝達手段の確保のほか、あらかじめ避難所、主要避難路を指定するとともに、避 難所に必要な設備、資機材の配備を行う。

なお、避難所等については、外国人や旅行者等への周知にも配慮して、避難標識等の設置に 努める。

避難場所の指定

住民の生命、身体の安全を確保するため、次の基準により、避難場所を「指定緊急避 難場所」、「広域避難地」及び「指定避難所」に区分し、その選定と整備を行う。なお、

避難場所は、災害の種類によって異なることに留意する。

また、避難場所及びその周辺に避難場所標識、避難誘導標識等を設置し、平常時から 関係地域住民に対し周知を図り、夜間及び休日等においても速やかな避難に努める。な お、高齢者、障がい者等の要配慮者に配慮した福祉避難所の指定を行うほか、民間事業 所等の空社宅活用や宿泊施設と協定等を締結し、避難所として指定するなど、プライバ

市 民 生 活 の 確 保 計 画 避 難 計 画 食 料 及 び 生 活 必 需 品 等 の 確 保 飲 料 水 の 確 保 医 療 救 護 体 制 の 確 保 防 疫 ・ 保 健 衛 生 体 制 の 確 保 清 掃 活 動 体 制 の 確 保 防災上重要な施設の管理者の留意事項

第2章第 10 節 市民生活の確保計画

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シーの確保や、男女のニーズの違いにも配慮し、多様な避難場所の確保に努める。さら に、動物飼養者が動物の同行避難が可能な避難場所の設置も検討する。

(1)指定緊急避難場所の指定

指定緊急避難場所は、災害から一時的、緊急的に避難する場所で、指定の基準は、お おむね次のとおりである。

なお、指定緊急避難場所となる都市公園等のオープンスペースについては、必要に応 じ、火災の輻射熱に対して安全な空間となるよう整備を進めるとともに、防災用ヘリポ ート等との共用化を図るものとする。

 災害発生時に迅速に避難場所の開設を行うことが可能な管理体制を有するもので あること。

 被災が想定されない安全区域内に立地していること。

 安全区域外に立地する場合は、災害に対して安全な構造を有し、想定される洪水等 の水位以上の高さに避難者の受入れ部分及び当該部分への避難経路を有するもの であること。

 要避難地区のすべての住民(昼間人口も考慮する。)を収容できるよう配置するこ と。なお、避難場所の必要面積は、避難者 1 名につき1㎡を目安とする。

 地区分けをする場合は、町内会、自治会等の単位を原則とするが、主要道路、鉄道、

河川等を境界とし、住民がこれを横断して避難することはできるだけ避けること。

※ 指定緊急避難場所一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・資料〔2・12・1〕

(2) 広域避難地の指定

災害に伴う市街地火災から、避難者の生命、身体を保護するため、避難計画人口や周 辺市街地の状況に対応し、次のような構造・規模を有する広域避難地を確保する。

また、広域避難地周辺の不燃化、市街地整備、防災緑化等を推進し、避難有効面積の 拡大に努める。

【広域避難地の規模・構造】

既成市街地の区域又はその周辺地域における公園、緑地、広場その他の公共空地で、

地震災害時に主として市民の広域的な避難の用に供する公共空地であって、次のいずれ かに該当するもの

 面積が 10ha 以上のもの

 面積が 10ha 未満の公共空地で、当該公共空地に隣接、又は近接してこれと一体的 に避難地としての機能を有する公共施設、その他の施設の用に供する土地の区域と 合計面積が 10ha 以上となるもの

 土地利用の状況その他の事情を勘案して、地震災害時における避難上必要な機能を 有すると認められるもの(上記に該当するものを除く)

(3)指定避難所の指定

指定避難所は、被災者等を必要な期間滞在させるための施設で、指定の基準は、概ね 次のとおりである。

 被災者等を滞在させるために必要かつ適切な規模を有すること。なお、避難者の必 要面積は 1 名につき2㎡以上を目安とする。

第2章第 10 節 市民生活の確保計画

ドキュメント内 松山市地域防災計画 (ページ 42-48)

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